19 / 52
フィオナ編
第18話 新しい名前
しおりを挟む
マリア「この建物の周りには見張りが何人もいるわけじゃないの。建物の周囲に監視カメラを設置して外から進入する者と、中から逃げ出す者を警戒しているだけ!客のプライバシーを守る為に正門にはカメラは1台もないわ。当然、部屋の中と廊下にも1台もないわ。」とこの話が本当ならば、正門から出ないとたちまち警報が作動して、監視している奴ら全員に取り囲まれる事になります。
フィオナ「だったら正門にいる見張りを倒すしか脱出する方法がないのね?一度だけだけど、ここにいる男の1人が戦っている所を見たけど、簡単に倒せる相手じゃないわよ!」とバーンズと呼ばれている剣士と、カイルが戦っているのを見ましたが、明らかに手加減しているのに、実力差がそれでもかなりありました。ハッキリ言えば私でも勝てません。
マリア「私1人だったら、外出許可があるから出られるけど、あなた達2人は許可が無いから通れないわね……普通はね(笑)!あんたの名前はフィオナだったわね?今からは私の仕事の相棒としてクロエと名乗りなさい。そうすれば、あんたも出られるから、そしてアンナは、付いて来てくれれば大丈夫だと思うわ。」とどうやら性奴隷以外の仕事で外に出ているようです。話を聞く限りでは、ただの泥棒のようです。スタスタと並んで正門に近づいて行きます。見たところ2人の門番がキチンと左右に分かれて立っているようですが、金属製の頑丈な正門扉は閉まったままです。あれでは通れません。
トーラス「おっ(〃ω〃)これから仕事か、マリア?」と左側に立っている門番が聞いて来ました。
マリア「(-_-)さぁ~どうかしら?私が何をしているかは話せないのよ!どうしても聞きたいならベットの上で私を満足させないと無理かもね♬」
ラット「(〃ω〃)ぐっぷ(笑)。」
トーラス「何笑ってんだよ、ラット(怒)‼︎てめぇ~喧嘩売ってんのか?」と右側に立っているもう1人の門番に笑われた事で怒り出しますが、門番の1人とも肉体関係がある事の方が驚きです。私もバーンズやゴングにそのような事をされると想像するだけで死にたくなります。
ラット「(-_-)今のは思い出し笑いだ、気にするな(笑)!」
トーラス「(`0`)そんな訳ないだろうが!あとでぶっ飛ばすからな!」と2人のくだらない喧嘩を後どのくらい見ていればいいのでしょうか?
マリア「ちょっと、私が居るのを忘れてない⁉︎今日の仕事は大きな仕事なのよ‼︎失敗しないように2人も連れて来ているんだから、さっさと通してくれないと失敗した時は一緒に罰を受けてもらうからね!」と以前に失敗した時は何人もの男達に代わる代わる抱かれました。女ならばそれで済みます。男の場合は何人もの男達に代わる代わる殴られ続けます。場合によってはそのまま死ぬ事もありました。
トーラス「おっと∑(゚Д゚)悪い悪い。そこの2人は……そっちの小さい方はアンナだったな?そいつは外出許可はないよな!そっちの女は誰だか分からないから名前を言ってくれないか!」とそう簡単には通してくれないようです。
マリア「安心していいわよ。アンナは外出しても二度と此処には戻って来ないんだから、だって囮に使う消耗品なんだから(笑)!捕まって拷問されても、絶対に私達の事を一言も喋らない信頼出来る娘よ♬」
トーラス「酷えこと考えるなぁ~、でも(〃ω〃)確かにその通りだな(笑)!アンナは通っていいけど、そっちは誰なんだ?変装されていたら分からないなぁ~?」と嘘が上手いと思うけど、嘘か本当なのか分からないから怖いです。もしもそうなったら、アンナを連れて逃げる事も考えないといけません。
マリア「こっちの娘はクロエよ!最近、新しく神に選ばれた娘で正体は秘密なの、知られれば馬鹿な門番の1人が連れ去るかもしれないでしょう?」
ラット「だってよ(-_-)トーラス!連れ去るのか?」
トーラス「(`0`)する訳ねぇだろうが(怒)‼︎へぇ~コイツが新しい盗賊仲間かよ⁉︎邪神に選ばれてラッキーなのか、不運なのか、まあ、いいさぁ!クロエだったな、帰って来るのは3人か2人なのか?」
マリア「多分、2人だけよ。」
トーラス「……分かった。今扉を開けるからちょっと離れていろよ!」と扉の鍵を外すと、門番二人掛かりでゆっくりと内側に扉を押して、人が通れるだけのスペースを作ってくれました。
マリア「ありがとう(*^o^*)トーラス。仕事が終わったら、マッサージよろしくね♡」とニタニタ顔の門番の横を通り過ぎて建物からの脱出は成功しました。
フィオナ「だったら正門にいる見張りを倒すしか脱出する方法がないのね?一度だけだけど、ここにいる男の1人が戦っている所を見たけど、簡単に倒せる相手じゃないわよ!」とバーンズと呼ばれている剣士と、カイルが戦っているのを見ましたが、明らかに手加減しているのに、実力差がそれでもかなりありました。ハッキリ言えば私でも勝てません。
マリア「私1人だったら、外出許可があるから出られるけど、あなた達2人は許可が無いから通れないわね……普通はね(笑)!あんたの名前はフィオナだったわね?今からは私の仕事の相棒としてクロエと名乗りなさい。そうすれば、あんたも出られるから、そしてアンナは、付いて来てくれれば大丈夫だと思うわ。」とどうやら性奴隷以外の仕事で外に出ているようです。話を聞く限りでは、ただの泥棒のようです。スタスタと並んで正門に近づいて行きます。見たところ2人の門番がキチンと左右に分かれて立っているようですが、金属製の頑丈な正門扉は閉まったままです。あれでは通れません。
トーラス「おっ(〃ω〃)これから仕事か、マリア?」と左側に立っている門番が聞いて来ました。
マリア「(-_-)さぁ~どうかしら?私が何をしているかは話せないのよ!どうしても聞きたいならベットの上で私を満足させないと無理かもね♬」
ラット「(〃ω〃)ぐっぷ(笑)。」
トーラス「何笑ってんだよ、ラット(怒)‼︎てめぇ~喧嘩売ってんのか?」と右側に立っているもう1人の門番に笑われた事で怒り出しますが、門番の1人とも肉体関係がある事の方が驚きです。私もバーンズやゴングにそのような事をされると想像するだけで死にたくなります。
ラット「(-_-)今のは思い出し笑いだ、気にするな(笑)!」
トーラス「(`0`)そんな訳ないだろうが!あとでぶっ飛ばすからな!」と2人のくだらない喧嘩を後どのくらい見ていればいいのでしょうか?
マリア「ちょっと、私が居るのを忘れてない⁉︎今日の仕事は大きな仕事なのよ‼︎失敗しないように2人も連れて来ているんだから、さっさと通してくれないと失敗した時は一緒に罰を受けてもらうからね!」と以前に失敗した時は何人もの男達に代わる代わる抱かれました。女ならばそれで済みます。男の場合は何人もの男達に代わる代わる殴られ続けます。場合によってはそのまま死ぬ事もありました。
トーラス「おっと∑(゚Д゚)悪い悪い。そこの2人は……そっちの小さい方はアンナだったな?そいつは外出許可はないよな!そっちの女は誰だか分からないから名前を言ってくれないか!」とそう簡単には通してくれないようです。
マリア「安心していいわよ。アンナは外出しても二度と此処には戻って来ないんだから、だって囮に使う消耗品なんだから(笑)!捕まって拷問されても、絶対に私達の事を一言も喋らない信頼出来る娘よ♬」
トーラス「酷えこと考えるなぁ~、でも(〃ω〃)確かにその通りだな(笑)!アンナは通っていいけど、そっちは誰なんだ?変装されていたら分からないなぁ~?」と嘘が上手いと思うけど、嘘か本当なのか分からないから怖いです。もしもそうなったら、アンナを連れて逃げる事も考えないといけません。
マリア「こっちの娘はクロエよ!最近、新しく神に選ばれた娘で正体は秘密なの、知られれば馬鹿な門番の1人が連れ去るかもしれないでしょう?」
ラット「だってよ(-_-)トーラス!連れ去るのか?」
トーラス「(`0`)する訳ねぇだろうが(怒)‼︎へぇ~コイツが新しい盗賊仲間かよ⁉︎邪神に選ばれてラッキーなのか、不運なのか、まあ、いいさぁ!クロエだったな、帰って来るのは3人か2人なのか?」
マリア「多分、2人だけよ。」
トーラス「……分かった。今扉を開けるからちょっと離れていろよ!」と扉の鍵を外すと、門番二人掛かりでゆっくりと内側に扉を押して、人が通れるだけのスペースを作ってくれました。
マリア「ありがとう(*^o^*)トーラス。仕事が終わったら、マッサージよろしくね♡」とニタニタ顔の門番の横を通り過ぎて建物からの脱出は成功しました。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる