13 / 32
第二章 無人島で処女を奪われる
第12話 岩山の台座【リュドミラ視点】
「アーニャ! 死ぬ気で走りなさい!」
「はぁ、はぁ、はぁっ、ひゃい!」
足の遅いアーニャを叱った。アーニャは靴を履いている。
裸足で走っている私と違って、もっと速く走れるはずです。
身体を張って逃してくれたノーラの為にも、絶対に捕まるわけにはいきません。
「ここってやっぱり……リュドミラ様! このまま森の真ん中まで行けば、家があると思います!」
「はい? どうして、そんなことが分かるんですか? ここに来たのは初めてでしょう?」
私もアーニャも村の外に出たことがない。
私が知らない森をアーニャが知っているはずがない。
だから、不思議に思って聞いてみた。
「そうですけど……前に本で読んだことがあるんです! 重要な建物は森の真ん中にあるって!」
「本で読んだって……まあ、他に行く当てもないです。あなたを信じてみます。遅れないでくださいね!」
本の情報というのが当てになるのか分かりませんが、遺跡の扉を開けたのはアーニャです。
ここはアーニャを信じてみます。足裏の痛みを我慢して、森の真ん中を目指して走ります。
「あれは……?」
暗い森の中を15分ぐらい走ったところで、目の前にゴツゴツした茶色の岩山が見えてきました。
私には、あれは家には見えません。やっぱり本の情報は当てになりませんね。
「アーニャさん、あれが家なんですか? 私には岩山のようにしか見えませんよ」
「あのぉ……そのぉ……」
「はぁ……とりあえず洞穴ぐらいはあるかもしれません。一周してみましょう」
私の質問にアーニャが困った顔をして答えられない。
ため息を吐きつつ、岩山を回ることに決めました。岩山を左回りに進んでいきます。
凹凸のある岩山の高さはそこまでないので、登ることは出来そうです。
でも、大して高くもない頂上から見ても、大したものは見えないでしょう。
「もしかして……やっぱり! アーニャさん、台座がありました!」
岩山の壁に丸い台座が見えた。嬉しくて台座に駆け寄った。
周囲に扉は無いようですが、台座の土台に文字が刻まれているのを見つけました。
台座には【台座に光を捧げよ】と刻まれています。
「アーニャさん、お願いします」
何と言えばいいのか分からないので、アーニャに任せることにした。
アーニャは台座に手を置くと『ホーリー』と言って、光って消えてしまった。
他の場所に移動したみたいです。私も台座に触れると『ホーリー』と言ってみた。
シュン!
「えっ⁉︎ ここは……?」
見ていた景色が一瞬で明るい部屋に変化した。
小さな円形の部屋には、岩山と同じ色の壁や天井が見える。
足元には柔らかな緑色の草の絨毯が生えている。
部屋の中は暖かく、冷えた身体が温められていく。
「リュドミラ様、この場所なら安全そうです。もう大丈夫ですね」
「アーニャ、ここは一体何処なんですか?」
「中に入れば分かります。まだ全部見てないですけど、ここで生活できますよ」
岩壁に一つだけ開いた通路から、アーニャがやって来た。
通路の先に何か良いものでも見つけたようです。
言われるままに付いて行くと、広い円形の部屋に辿り着いた。
部屋には今通って来た通路を含めて、三つの通路と木扉が一つだけ見える。
「これは凄いですね。これだけ広ければ皆んなで暮らせます。他には何があるんでしょう?」
この部屋だけでも50人は入れます。
何とかここまで避難できれば、盗賊達に襲われる心配はありません。
誰か住んでいる人がいないか、アーニャと一緒に扉や通路を調べていきます。
残念ながら誰も住んでいませんでした。
「大広間が四つ、玄関、お風呂、トイレ、道具部屋、空き部屋だけですか……食糧は置いてないんですね」
広い建物でしたが何とか調べ終わりました。
お湯が湧き出ている大きな岩風呂があったので、男に触られた身体の汚れを落とすことが出来ます。
道具部屋には衣服や靴、短剣があったので、着替えることが出来ます。
そして、短剣があれば男を殺せます。
「食糧は森の中にあるはずです。でも、まずはあの男を殺して、ノーラを助けるのが先ですね」
「危険ですよ! 短剣があっても、あの男には勝てませんよ!」
「そんなことは分かっています。ですが、あの男が遺跡の出口にいるんです。このままだと、お母様達が捕まってしまいます。あの男だけは絶対に殺さないと駄目なんです!」
アーニャは私の身を心配して反対します。危険なのは分かっています。
だけど、あの男を殺さないと危険なままです。
アーニャの小柄な体格で殺すのは無理です。だったら、私がやるしかありません。
「アーニャも疲れたでしょう。もう休んでいいですよ。私も寝ますから」
アーニャにそう言うと、お風呂場に向かいました。
このままだと、中途半端な状態で弄られたオマンコが疼いて眠れません。
身体の汚れと一緒に気持ち良く落とさないと……。
「はぁ、はぁ、はぁっ、ひゃい!」
足の遅いアーニャを叱った。アーニャは靴を履いている。
裸足で走っている私と違って、もっと速く走れるはずです。
身体を張って逃してくれたノーラの為にも、絶対に捕まるわけにはいきません。
「ここってやっぱり……リュドミラ様! このまま森の真ん中まで行けば、家があると思います!」
「はい? どうして、そんなことが分かるんですか? ここに来たのは初めてでしょう?」
私もアーニャも村の外に出たことがない。
私が知らない森をアーニャが知っているはずがない。
だから、不思議に思って聞いてみた。
「そうですけど……前に本で読んだことがあるんです! 重要な建物は森の真ん中にあるって!」
「本で読んだって……まあ、他に行く当てもないです。あなたを信じてみます。遅れないでくださいね!」
本の情報というのが当てになるのか分かりませんが、遺跡の扉を開けたのはアーニャです。
ここはアーニャを信じてみます。足裏の痛みを我慢して、森の真ん中を目指して走ります。
「あれは……?」
暗い森の中を15分ぐらい走ったところで、目の前にゴツゴツした茶色の岩山が見えてきました。
私には、あれは家には見えません。やっぱり本の情報は当てになりませんね。
「アーニャさん、あれが家なんですか? 私には岩山のようにしか見えませんよ」
「あのぉ……そのぉ……」
「はぁ……とりあえず洞穴ぐらいはあるかもしれません。一周してみましょう」
私の質問にアーニャが困った顔をして答えられない。
ため息を吐きつつ、岩山を回ることに決めました。岩山を左回りに進んでいきます。
凹凸のある岩山の高さはそこまでないので、登ることは出来そうです。
でも、大して高くもない頂上から見ても、大したものは見えないでしょう。
「もしかして……やっぱり! アーニャさん、台座がありました!」
岩山の壁に丸い台座が見えた。嬉しくて台座に駆け寄った。
周囲に扉は無いようですが、台座の土台に文字が刻まれているのを見つけました。
台座には【台座に光を捧げよ】と刻まれています。
「アーニャさん、お願いします」
何と言えばいいのか分からないので、アーニャに任せることにした。
アーニャは台座に手を置くと『ホーリー』と言って、光って消えてしまった。
他の場所に移動したみたいです。私も台座に触れると『ホーリー』と言ってみた。
シュン!
「えっ⁉︎ ここは……?」
見ていた景色が一瞬で明るい部屋に変化した。
小さな円形の部屋には、岩山と同じ色の壁や天井が見える。
足元には柔らかな緑色の草の絨毯が生えている。
部屋の中は暖かく、冷えた身体が温められていく。
「リュドミラ様、この場所なら安全そうです。もう大丈夫ですね」
「アーニャ、ここは一体何処なんですか?」
「中に入れば分かります。まだ全部見てないですけど、ここで生活できますよ」
岩壁に一つだけ開いた通路から、アーニャがやって来た。
通路の先に何か良いものでも見つけたようです。
言われるままに付いて行くと、広い円形の部屋に辿り着いた。
部屋には今通って来た通路を含めて、三つの通路と木扉が一つだけ見える。
「これは凄いですね。これだけ広ければ皆んなで暮らせます。他には何があるんでしょう?」
この部屋だけでも50人は入れます。
何とかここまで避難できれば、盗賊達に襲われる心配はありません。
誰か住んでいる人がいないか、アーニャと一緒に扉や通路を調べていきます。
残念ながら誰も住んでいませんでした。
「大広間が四つ、玄関、お風呂、トイレ、道具部屋、空き部屋だけですか……食糧は置いてないんですね」
広い建物でしたが何とか調べ終わりました。
お湯が湧き出ている大きな岩風呂があったので、男に触られた身体の汚れを落とすことが出来ます。
道具部屋には衣服や靴、短剣があったので、着替えることが出来ます。
そして、短剣があれば男を殺せます。
「食糧は森の中にあるはずです。でも、まずはあの男を殺して、ノーラを助けるのが先ですね」
「危険ですよ! 短剣があっても、あの男には勝てませんよ!」
「そんなことは分かっています。ですが、あの男が遺跡の出口にいるんです。このままだと、お母様達が捕まってしまいます。あの男だけは絶対に殺さないと駄目なんです!」
アーニャは私の身を心配して反対します。危険なのは分かっています。
だけど、あの男を殺さないと危険なままです。
アーニャの小柄な体格で殺すのは無理です。だったら、私がやるしかありません。
「アーニャも疲れたでしょう。もう休んでいいですよ。私も寝ますから」
アーニャにそう言うと、お風呂場に向かいました。
このままだと、中途半端な状態で弄られたオマンコが疼いて眠れません。
身体の汚れと一緒に気持ち良く落とさないと……。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科
空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する
高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体
それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった
至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する
意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク”
消える教師
山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!