没落令嬢カノンの冒険者生活〜ジョブ『道具師』のスキルで道具を修復・レベルアップ・進化できるようになりました〜

もう書かないって言ったよね?

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13日目

牧場増設・動物実験

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 伝説の実を手に入れたカノンは、海中洞窟を飛行船で戻りながら、伝説の実を食べた。
 きゅうり味だから、塩を振りかけて食べたら美味しそうだ。

「ふぅー。これはお腹がキツイです。今度のレベル上げは大変ですね」

 2個食べただけで、両手を合わせた大きさの神樹の星に飽きた。
 ステータスを見る限り、最低でも70個は食べた方が良さそうだ。

【名前=カノン・ネロエスト 種族=人間(女) 
 レベル=30(必要経験値0/1110) 進化レベル=100 HP=720/720 MP=320/320
 力=24 体力=24 知性=28 精神=32 器用さ=20 素早さ=20】

「まずは牧場を増やしますか。経験値がいっぱい必要です」

 カノンは外に出た後に、何をするのか考えている。
 一年後の忘れられた頃に腕相撲を挑んでも意味がない。再戦するなら早い方がいい。
 一つの氷フライム牧場でレベル上げしたら、どうしても時間がかかってしまう。
 牧場を増やすことに決めた。

「あっ! パトラッシュを忘れてました!」

 大きなクリスタル飛行船に帰還したカノンは、岩山の牧場に向かっていた。
 その途中でアイテムポーチに封印したパトラッシュを思い出した。
 死んだフリから、死んだ状態になっているかもしれない。
 急いでアイテムポーチから、アイテムポーチを出していく。

「ふぅー。危なかったです!」
「死、死ぬかと思ったワン‼︎」

 パトラッシュは緊急修復で無事に帰還した。
 二度とアイテムポーチに入りたいとは言わないだろう。

「今度は何処に連れて行くんだフラッ‼︎」

 岩山に到着すると、まずは氷フライムを捕まえていく。
 四角いクリスタルの檻を作って、5匹ずつ入れていく。
 あとはパトラッシュに飛行船に運んでもらう。
 ここでは大活躍だ。

 近場の岩山に第二、第三牧場を作り、50匹ずつ放していく。
 全部で第十二牧場まで作ると、氷フライム牧場作りは終わりだ。
 あとは増えるまで待って、経験値を収穫するだけでいい。
 
「はぁー、疲れました。今日はここに泊まりますか」
「クゥーン」

 牧場作りは夜までかかった。
 疲れたカノンは安全な飛行船の中に泊まることにした。
 父親に怒られる朝帰りだ。でも寝る前にやることがある。
 神樹の星を明日までに、もっと食べないといけない。

「はい、パトラッシュも食べてください」
「クゥ~ン」

 カノンは自分だけ頑張って食べるのが嫌だ。
 100個の山盛りの神樹の星をパトラッシュにあげた。
 パンは克服したが、果物という名の生野菜には抵抗がある。

「好き嫌い言ったら大きくなれませんよ」
「ク、クゥ~ン」

 だけど無理矢理に口に押し込まれていく。
 その結果、パトラッシュのステータスに変化が現れた。

【名前=パトラッシュ(オス) 種族=魔犬 損傷率=0%
 レベル=30(必要経験値0/1110) 進化レベル=45 HP=492/492 MP=185/185
 力=92 体力=92 知性=55 精神=55 器用さ=55 素早さ=74】

「あっ、やっぱりです! 動物にも効きました! ドラゴンにもあげないと!」

 動物実験が成功して、カノンは喜んでいる。
 飛行船から出て、豪邸に隠れている巨大トカゲの元に向かった。
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