『私、シン・デレラさん。今から、継母と2人の義姉を殺しに行くの』

もう書かないって言ったよね?

文字の大きさ
13 / 84
第2章 ゴブリン編

『このオネエゴブリン、なかなかに手強いなಠ_ಠ』

しおりを挟む
 戦闘開始と共に魔法使いゴブリンのピンクが魔法の詠唱を始めた。ゴブピンク(レベル20)「我はしもべ。従順なるものに光の導きを『🔥エクスプロージョン(炎の爆発)』」とデレラから30㎝ほど先の地面に直径1mほどの魔方陣が出現すると『どおぉぉ~ん💥💥』と小爆発が起きました。

 真・デレラ(レベル18)「チッಠ_ಠ」と魔方陣の出現と同時に素早く後方に両腕で顔をガードして飛び退きました。「💥ぐっ_:(´ཀ`」 ∠):」と完全には回避出来なかったようで、爆風に煽られると着地の瞬間に膝をついてしまいました。

 ゴブイエロー(レベル21)「あなたぁ~(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾休憩には早いわよぉ~♡」と金属製の短弓に三本の矢をつがえて発射しました。『🏹連射(三本の矢)‼︎』された木の矢が膝をついたデレラに向かって襲い掛かります。

 真・デレラ「チッ。『ガァン💥ガァン💥グッサ💥』ウゥッ_:(´ཀ`」 ∠):」と2本の矢を木刀で叩き落しましたが、最後の1本は左腕を盾にして顔に当たるのを防ぎました。

 ゴブピンク「誰が休憩していいって言いましたか?荒々しき水の精霊よ。怒りの本流で全てを洗い流せ『💧スプラッシュ(噴き上がる水流)』」と次々に範囲攻撃魔法でデレラを攻撃して行きます。どうやら嬲り殺しにする作戦のようです。魔法使いと弓使いの隣には、戦士ゴブリンのレッドと武闘家ゴブリンのグリーンが待機し、さらに後ろの方ではヒーラーゴブリンのブルーが魔法剣士のゴブマスターに守られていました。容赦ない攻撃と鉄壁の守りによってデレラの敗北は決定的でした。

 真・デレラ「💧ぐぅはぁ💥。💧きゃあ💥。💧あっは💥。………_:(´ཀ`」 ∠):まだまだ負けない。負けられないんだ‼︎」と足元から凄い勢いで噴き出して来る三本の水柱が直撃しても決して倒れようとしませんでした。

 ゴブレッド(レベル23)「なんなんだコイツはΣ(゚д゚lll)なんで倒れない?それよりも、何故これだけの攻撃を喰らって生きていられるんだぁ😱」と未だにピンクとイエローの🔯魔法と🏹弓矢の攻撃を回避したり、直撃したり、しながらも徐々に回避出来る確率が上がって行きます。そして、魔法の使い過ぎで精神力が落ちてきたピンクに狙いを定めて向かって行きました。

 ゴブレッド「死に損ないのお前に何が出来る‼︎俺の剣でさっさとくたばれ💢『🗡空破絶掌撃(くうはぜっしょうげき)』」とブロードソードを片手に構えて攻撃対象の前方と後方を瞬時に狙える高速の2連突進突きをデレラの腹の真ん中と背中の真ん中を狙って繰り出しました。

 ⚔️ゴブレッド対デレラ
『🗡空破絶掌撃』 《🗡瞬迅剣》
「ガァギィィ~ん💥」と両者の剣技がぶっかると激しい衝突音と共にデレラの木刀は弾かれました。続いて背中を狙ったレッドのもう一つの空破絶掌撃が襲い掛かって来ました。

 《ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄その技は何度か受けた事があります》と右太ももにベルトで固定して隠していた黒い短剣を引き抜いて、素早い動作で後ろに振り返ると、レッドの攻撃を回避して、その腹に短剣を『グゥッサァ💥』と突き刺しました。

 『ゴブッゴブゥ_:(´ཀ`」 ∠):クソッタレの阿婆擦れがぁ‼︎』と短剣が深々と突き刺さってしまい瀕死の重傷です。

 《ಠ_ಠ先に地獄で仲間が来るのを待っているんだなぁ!🗡虎牙破斬💥💥》と短剣を突き刺したままで剣技を発動して、ゴブレッドの腹を縦に大きく割いて倒しました。

 次回もあります。作者の1人『(>_>)バトルは苦手です。そもそも喧嘩した事もないのに分かりません。』

 
しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

老聖女の政略結婚

那珂田かな
ファンタジー
エルダリス前国王の長女として生まれ、半世紀ものあいだ「聖女」として太陽神ソレイユに仕えてきたセラ。 六十歳となり、ついに若き姪へと聖女の座を譲り、静かな余生を送るはずだった。 しかし式典後、甥である皇太子から持ち込まれたのは――二十歳の隣国王との政略結婚の話。 相手は内乱終結直後のカルディア王、エドモンド。王家の威信回復と政権安定のため、彼には強力な後ろ盾が必要だという。 子も産めない年齢の自分がなぜ王妃に? 迷いと不安、そして少しの笑いを胸に、セラは決断する。 穏やかな余生か、嵐の老後か―― 四十歳差の政略婚から始まる、波乱の日々が幕を開ける。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...