『私、シン・デレラさん。今から、継母と2人の義姉を殺しに行くの』

もう書かないって言ったよね?

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第5章 海賊編

『(OvO)勇者よ!よくぞここまで、やって来た!』

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 11人の魚人達が自然豊かな火山島の森の中を歩いて進みます。食べられる木ノ実や果物がなってないか探して見ますが、見つかりませんでした。島の中心を目指して進んで行くと、目的の地下洞窟の入り口が見えて来ました。

 ウツボ(レベル32)「(´Д` )アーロン船長、やっぱりこの洞窟の中は外よりも温度が高いようです!入り口でこうなら、奥の方はもっと熱くなると思います!」と試しに1人の魚人が洞窟の中に入ってから、外に出ると温度の差がハッキリと感じられました。

 アーロン元船長(レベル52)「(-_-;)あの女からフレアマントと水龍の宝珠を借りたから、俺1人ならば火と水の加護で奥までは容易に進めると思うが、いざ戦いになるとお前達を守りながら戦う事は出来ないだろう!」と仲間の魚人達を見て話し始めました。

 アーロン元船長「ಠ_ಠここから先は俺1人で行く!お前達はここに残って、俺が帰って来なかったら、あの女に報告するんだ!失敗したからといって、命までは取らないだろう(笑)!」と言いたい事を言うと、1人で洞窟の中に入って行きました。けれども⁈

 魚人達『👣ザァザァザァザァ(付いて来る)』

 アーロン元船長「(・・?)お前達、何をしている?俺は残っていいと言ったんだぞ!」

 クラゲ(レベル34)「ಠ_ಠ俺達は残るとも残りたいとも言ってない(怒)!アンタが1人でそう思ってただけだろう!それに俺達はこの先にいる魔神をぶっ倒して宝珠を手に入れないと船には帰れない。アーロン元船長、怖いならアンタが入り口に残っても良いんだぜ(笑)!」

 魚人達『(*゚∀゚*)ギァハッハッハッ(爆笑)‼︎』

 アーロン元船長「(*⁰▿⁰*)この馬鹿ちんがぁ~(笑)!どがんなってもワイは知らんけんなぁ(博多弁)!」と長い間、バッドオーシャン号で一緒に荒波を乗り越えた仲間です。今回の相手が強敵なのは経験で分かります。アーロン船長の最後の戦いになるかもしれません!そんな大事な戦いに参加しないで、入り口で黙って待つ事は出来ません。さあ、行くぞぉ~‼︎

    ーーーー火山島最深部・炎の試練ーーーー

 炎の魔神「(・・?)お前が今回の勇者か?魚人とは珍しい!しかも1人とは?まあよい。さあ、勇者よ、かかって来い‼︎」と誰か別の勇者が来るのを待っていたようです。ランプの精のような見た目の、赤い身体の魔神が長刀を持って待ち構えていました。

 アーロン元船長「ಠ_ಠ炎の宝珠を渡して貰おう!そうすれば、無駄な戦いをしなくて済む。渡してくれないか?」

 炎の魔神「(*゚∀゚*)ワッハッハ(笑)!それでも試練にはならない!ワシを倒せる力を持たない者に宝珠は渡せん。それにワシを倒さないと宝珠は手に入らん!」とやはり、戦いは避けられないようです。覚悟を決めて戦うしかありません。

 クラゲ「(*⁰▿⁰*)行くぞぉ~!『👓スペクタクルズ(鑑定アイテム)』見えるぞ、見えるぞ‼︎」

 ●炎の魔神。レベル38。種族・精霊。状態・正常。

 クラゲ「∑(゚Д゚)船長、レベル38のクソ雑魚です。ブッチ殺せます‼︎」と隠れていた魚人の1人がアイテムを使って、魔神を調べました。レベルが分かると他の魚人達も試練の間にゾロゾロと入って行きました。

 炎の魔神「Σ(゚д゚lll)お前達、世界を救う勇者ではないのか?何者だぁ!」

 アーロン元船長「(*⁰▿⁰*)俺の名はキャプテン・ゴールド・∞(インフィニティ)・アーロン、元船長だ(笑)!」と1対11の激戦が始まった。炎の魔神は数とレベルの差を地形の理を活かして、なんとか凌ぐが、周囲を囲まれると水魔法の集中砲火で敢え無く撃沈した。

 炎の魔神「∑(´ཀ`)ぐぅっ、相手を間違えてしまった。勇者達よ、すまない(泣)!」と魔神の身体が消えると、その場所に炎の宝珠が転がっていました。

 次回もあります。作者の1人『魔王を倒すのは勇者の仕事。でも、村人が倒したらどうなるのだろう?勇者の冒険に予定外の邪魔が入りました!』
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