3 / 23
3人目
しおりを挟む
悩みを探し→見つけ→考え→答えを導き出す。これは算数や数学と同じ計算式になるのだろうか?
導き出した正解は、間違えではないのか?もしも、全ての悩みや問題に正解があるのなら。もしも、全ての悩みや問題に正解がないのなら。
全ての悩みに正解がないのなら、私たちは正解のない問題を永遠に解き続ける。恐ろしく愚かな知的生命体であることを宇宙に知られることになるだろう(笑)
だからこそ、やらなければならない。ある人が言った。「神様はいるか、いないか」
ある人は答えた。「いない」と。また、ある人は答えた。「いる」と。そして、私の父は答えた。「いるなら、いる。いないなら、作れ」
✉️
さて、3人目の悩み相談を始めよう。私が悩みを選ぶ基準は、文章量が多いか、少ないか。次に、前に似たような内容を見つけ、答えを導き出したもの以外だ。
最初、この悩みを見つけた時に感じ、思ったことは、「凄いレベルが違う。何故?プロの作家がいる」といった、文章の持つ力、世界観に惹きつけられてしまったことだ。
全文を書くのは、やはり問題があると思いつつ、書かなくていいだろう部分も見つからない。無駄のない文章があるとしたら、この文章ではないだろうか?
彼は16歳の時に右手の4本の指を失い、現在は屋根から落ちるという事故で脊椎を損傷して下半身麻痺の状態だ。そして、それは治ることがない。さらに不幸は続くもので、奥さんも彼から離れてしまったらしい。
(離婚したのかは不明)
キーワードを見つける前に、想像してみよう。下半身が動かない身体。右手の指が4本無い自分の姿を……。
想像した人の中に、「嫌だ!想像できない、したくない。耐えられない!死にたくなる」と思った人がいるのなら、失格である。
何故なら、想像した人と、想像したつもりでは、明らかに結果が違う。私はこう想像した。「ベットから出て車椅子に乗れば、左手と右手で移動できる。左手があれば、本が読める。口があり、話せるなら意思を伝えられる。目があれば、耳が聞こえるなら、テレビも、映画も楽しむことができる」と。
出来ることから想像する人と、出来ないことから想像する人がいる。どちらも順番が違うだけで大した違いはないが、私は好物は先に食べる派である。
経営者は、まずは最悪の結果を想像してから、それを回避・解決する方法を考えると聞いたことがあったが、何度も書かないが、順番の違いで大した違いはない。
(失格と書いたことは、この場で謝罪する)
✉️
キーワードは[身体障害]と[離婚]と[感情]と[必要性]である。
[離婚]とは、これは愛する者と別れることを意味すると思う。私も愛する物達との別れを経験したことがある。
中学生の時から集めていたマンガ本や書籍など、約千冊以上の本をはした金で売り払ったことだ。
売り払った時の[感情]は、不必要な物[思い出]を売り、本当に必要な[お金]を得たといったものだった。
生き続けるには、[お金]が必要だ!生き続けるのに、[思い出]は不要だ。と言い切れるだろうか?
必要なもの、不必要なもの。例えば、酒とタバコ、違法薬物や犯罪、戦争や貧困など、今書いたもので貴方にとって必要なものはあっただろうか?それを決めるのは貴方の自由だ。
全ての選択肢は貴方が自由に決められる。けれども、自由=契約だ!
契約を破れば、その代償を支払うことになる。契約書には、違反行為に該当する項目があり、それに違反した者は、罰を受ける事になる。その罰は違反行為の内容によって、軽くも重くもなる。
✉️
彼は文章の中で、忘れられた時計と電池が切れた時。誰もいない真っ暗な机の中で昼も夜も、動き続ける。持ち主から忘れられた時計。ささやかな夢を見たくなる日。人の笑顔が見たいと思う日。もう一度誰かに時を刻む時計として見つけてもらえる日。と書いてある。
時計とは?電池とは?持ち主とは?ささやかな夢=希望、人の笑顔が見たい=他人を祝福する気持ち、だと私は判断した。
時計=人として、電池=やる気・喜び、持ち主=妻・必要としてくれる人、だと判断すると、彼は[単極性うつ病]と診断されるだろう。
いまの彼には[感情]が足りない。人形と会話するのと同じだ。人の笑顔が見たいと思う日が来るのだろうか?貴方は自分を不要なものと捉えているが、他人も不要なものと感じている。
自分も他人も全てのものが不要と感じたことはあるか?自分や他人、全てのものに価値がないと思ったことはないか?
貴方の書いた文章には、真っ暗闇の中の小さな光という希望は見えない。
私に見えるのは木漏れ日の中に小さな木製の机が置かれ、その引き出しを開けると中には腕時計がある。高級ではないが、安物でもない。
私はその時計を見て穏やかな気持ちになる。けれども、そっと、引き出しを戻すと、私は穏やかな気持ちで、その場所を立ち去るだろう。
私は貴方の持ち主にはなれない。時計の第2、第3の正式な持ち主はいずれ現れるだろう。けれども、いまの貴方では時計の音が小さ過ぎて誰も、そこに時計があることに気づかないだろう。
貴方の心には闇がある。けれども、その闇はまだ温かく、穏やかで、優しさが残っている。貴方の文章には、それを感じる。貴方の書いた小説を読みたいと思った。
✉️
全てのものを手に入れた者が言った。「私はこの世の全てを手に入れた。金・銀・財宝、知識や名誉や尊敬に、沢山の妻と子供を」と。
私はこう答えるだろう。「過去の誰も一つのものさえ、手に入れたものはいない。誰もが手に入れたと思っているだけだ。その証拠に貴方に今から水を飲んでもらいたい。毎日、コップ1杯だけの水だ。簡単なことだ」と言って、貴方から去っていく。
月日が流れて、私が1年後に来た時に言った。「貴方が1年間に飲んだ水を全て出して欲しい」と彼はコップ1杯の水しか身体から出すことは出来なかった。
貴方の身体が不老不死だとしても、貴方が数々の名誉を手にしようと、貴方の栄光を知るものが死ぬのなら、意味はない。
時間と共に手に入れたものは、少しずつ離れていく。誰もが平等に手離すことになる。けれども、誰かに引き継がれる。貴方の経験や悩みも含めて、引き継がれるものは千年の時を超えて、引き継がれる。
貴方の存在は私と、これを読んだ人に引き継がれた。それは千年ではないかもしれない。けれども、確かに貴方の[思い出]=[過去]は引き継いだ。契約を保証しよう。
導き出した正解は、間違えではないのか?もしも、全ての悩みや問題に正解があるのなら。もしも、全ての悩みや問題に正解がないのなら。
全ての悩みに正解がないのなら、私たちは正解のない問題を永遠に解き続ける。恐ろしく愚かな知的生命体であることを宇宙に知られることになるだろう(笑)
だからこそ、やらなければならない。ある人が言った。「神様はいるか、いないか」
ある人は答えた。「いない」と。また、ある人は答えた。「いる」と。そして、私の父は答えた。「いるなら、いる。いないなら、作れ」
✉️
さて、3人目の悩み相談を始めよう。私が悩みを選ぶ基準は、文章量が多いか、少ないか。次に、前に似たような内容を見つけ、答えを導き出したもの以外だ。
最初、この悩みを見つけた時に感じ、思ったことは、「凄いレベルが違う。何故?プロの作家がいる」といった、文章の持つ力、世界観に惹きつけられてしまったことだ。
全文を書くのは、やはり問題があると思いつつ、書かなくていいだろう部分も見つからない。無駄のない文章があるとしたら、この文章ではないだろうか?
彼は16歳の時に右手の4本の指を失い、現在は屋根から落ちるという事故で脊椎を損傷して下半身麻痺の状態だ。そして、それは治ることがない。さらに不幸は続くもので、奥さんも彼から離れてしまったらしい。
(離婚したのかは不明)
キーワードを見つける前に、想像してみよう。下半身が動かない身体。右手の指が4本無い自分の姿を……。
想像した人の中に、「嫌だ!想像できない、したくない。耐えられない!死にたくなる」と思った人がいるのなら、失格である。
何故なら、想像した人と、想像したつもりでは、明らかに結果が違う。私はこう想像した。「ベットから出て車椅子に乗れば、左手と右手で移動できる。左手があれば、本が読める。口があり、話せるなら意思を伝えられる。目があれば、耳が聞こえるなら、テレビも、映画も楽しむことができる」と。
出来ることから想像する人と、出来ないことから想像する人がいる。どちらも順番が違うだけで大した違いはないが、私は好物は先に食べる派である。
経営者は、まずは最悪の結果を想像してから、それを回避・解決する方法を考えると聞いたことがあったが、何度も書かないが、順番の違いで大した違いはない。
(失格と書いたことは、この場で謝罪する)
✉️
キーワードは[身体障害]と[離婚]と[感情]と[必要性]である。
[離婚]とは、これは愛する者と別れることを意味すると思う。私も愛する物達との別れを経験したことがある。
中学生の時から集めていたマンガ本や書籍など、約千冊以上の本をはした金で売り払ったことだ。
売り払った時の[感情]は、不必要な物[思い出]を売り、本当に必要な[お金]を得たといったものだった。
生き続けるには、[お金]が必要だ!生き続けるのに、[思い出]は不要だ。と言い切れるだろうか?
必要なもの、不必要なもの。例えば、酒とタバコ、違法薬物や犯罪、戦争や貧困など、今書いたもので貴方にとって必要なものはあっただろうか?それを決めるのは貴方の自由だ。
全ての選択肢は貴方が自由に決められる。けれども、自由=契約だ!
契約を破れば、その代償を支払うことになる。契約書には、違反行為に該当する項目があり、それに違反した者は、罰を受ける事になる。その罰は違反行為の内容によって、軽くも重くもなる。
✉️
彼は文章の中で、忘れられた時計と電池が切れた時。誰もいない真っ暗な机の中で昼も夜も、動き続ける。持ち主から忘れられた時計。ささやかな夢を見たくなる日。人の笑顔が見たいと思う日。もう一度誰かに時を刻む時計として見つけてもらえる日。と書いてある。
時計とは?電池とは?持ち主とは?ささやかな夢=希望、人の笑顔が見たい=他人を祝福する気持ち、だと私は判断した。
時計=人として、電池=やる気・喜び、持ち主=妻・必要としてくれる人、だと判断すると、彼は[単極性うつ病]と診断されるだろう。
いまの彼には[感情]が足りない。人形と会話するのと同じだ。人の笑顔が見たいと思う日が来るのだろうか?貴方は自分を不要なものと捉えているが、他人も不要なものと感じている。
自分も他人も全てのものが不要と感じたことはあるか?自分や他人、全てのものに価値がないと思ったことはないか?
貴方の書いた文章には、真っ暗闇の中の小さな光という希望は見えない。
私に見えるのは木漏れ日の中に小さな木製の机が置かれ、その引き出しを開けると中には腕時計がある。高級ではないが、安物でもない。
私はその時計を見て穏やかな気持ちになる。けれども、そっと、引き出しを戻すと、私は穏やかな気持ちで、その場所を立ち去るだろう。
私は貴方の持ち主にはなれない。時計の第2、第3の正式な持ち主はいずれ現れるだろう。けれども、いまの貴方では時計の音が小さ過ぎて誰も、そこに時計があることに気づかないだろう。
貴方の心には闇がある。けれども、その闇はまだ温かく、穏やかで、優しさが残っている。貴方の文章には、それを感じる。貴方の書いた小説を読みたいと思った。
✉️
全てのものを手に入れた者が言った。「私はこの世の全てを手に入れた。金・銀・財宝、知識や名誉や尊敬に、沢山の妻と子供を」と。
私はこう答えるだろう。「過去の誰も一つのものさえ、手に入れたものはいない。誰もが手に入れたと思っているだけだ。その証拠に貴方に今から水を飲んでもらいたい。毎日、コップ1杯だけの水だ。簡単なことだ」と言って、貴方から去っていく。
月日が流れて、私が1年後に来た時に言った。「貴方が1年間に飲んだ水を全て出して欲しい」と彼はコップ1杯の水しか身体から出すことは出来なかった。
貴方の身体が不老不死だとしても、貴方が数々の名誉を手にしようと、貴方の栄光を知るものが死ぬのなら、意味はない。
時間と共に手に入れたものは、少しずつ離れていく。誰もが平等に手離すことになる。けれども、誰かに引き継がれる。貴方の経験や悩みも含めて、引き継がれるものは千年の時を超えて、引き継がれる。
貴方の存在は私と、これを読んだ人に引き継がれた。それは千年ではないかもしれない。けれども、確かに貴方の[思い出]=[過去]は引き継いだ。契約を保証しよう。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
薬師だからってポイ捨てされました~異世界の薬師なめんなよ。神様の弟子は無双する~
黄色いひよこ
ファンタジー
薬師のロベルト・シルベスタは偉大な師匠(神様)の教えを終えて自領に戻ろうとした所、異世界勇者召喚に巻き込まれて、周りにいた数人の男女と共に、何処とも知れない世界に落とされた。
─── からの~数年後 ────
俺が此処に来て幾日が過ぎただろう。
ここは俺が生まれ育った場所とは全く違う、環境が全然違った世界だった。
「ロブ、申し訳無いがお前、明日から来なくていいから。急な事で済まねえが、俺もちっせえパーティーの長だ。より良きパーティーの運営の為、泣く泣くお前を切らなきゃならなくなった。ただ、俺も薄情な奴じゃねぇつもりだ。今日までの給料に、迷惑料としてちと上乗せして払っておくから、穏便に頼む。断れば上乗せは無しでクビにする」
そう言われて俺に何が言えよう、これで何回目か?
まぁ、薬師の扱いなどこんなものかもな。
この世界の薬師は、ただポーションを造るだけの職業。
多岐に亘った薬を作るが、僧侶とは違い瞬時に体を癒す事は出来ない。
普通は……。
異世界勇者巻き込まれ召喚から数年、ロベルトはこの異世界で逞しく生きていた。
勇者?そんな物ロベルトには関係無い。
魔王が居ようが居まいが、世界は変わらず巡っている。
とんでもなく普通じゃないお師匠様に薬師の業を仕込まれた弟子ロベルトの、危難、災難、巻き込まれ痛快世直し異世界道中。
はてさて一体どうなるの?
と、言う話。ここに開幕!
● ロベルトの独り言の多い作品です。ご了承お願いします。
● 世界観はひよこの想像力全開の世界です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる