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どうやら魔法の力がレベルアップしたみたいだ
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さて、問題発生だ。刑事2人のフィギュアを持つと院長室を出た。
人間フィギュア化の力を使って、『呪○廻○』の渋谷事変みたいに大騒ぎするつもりはない。
バレないようにちょっとだけ女の子を拝借するだけだ。
まずは事務所に戻って私服に着替えた。
もう使わないだろう制服はロッカーに捨てて、リュックの中を空にした。
刑事2人を入れると、事務所にいた女性職員1人も入れた。
名前は柊志帆。20代の黒髪ロング。確か新婚だと聞いている。
身長168センチぐらいの長身で、スッとした身体付きをしている。
胸と尻は綺麗に引っ込んでいるが、間違いなく美人の分類に入る。
「さて、ウサギ狩りを始めようか」
優香のロッカーから財布を取ると三階の廊下に立った。目標は30人だ。
俺がいるこの建物は三階建てで、看護師、清掃員、事務職の休憩室と更衣室がある。
三階には大きな休憩室があり、昼休み近くになると病院関係者が大勢利用する。
つまり部外者は絶対来ないので、待ち伏せしてフィギュア化するには絶好の場所だ。
特に事務職は私服の若い女が多いので、いつも気になっていた可愛い子を誘拐するならここしかない。
1人2人とやって来た人間を次々にフィギュアに変えていく。
おばちゃんと男は事務所に放り込んで、それ以外の可愛い子はリュックだ。
店売りの量産型フィギュアと違って、全てが一点限りの限定品だ。
しかもタダだ。時間が許す限り集めたい。
『見事だ』
「へぇっ?」
順調に可愛い子を集めていると、突然声が聞こえた。
『名も知らぬ童貞よ。よくぞここまで力を鍛え上げた。お前の力は進化した。人形の力は解放され、命じることが可能になった。さあ、次はその呪われし運命を解放せよ』
「……え? はい?」
一体どういうことだ。あのジジイの声じゃねえか。何で病院にいるんだよ。
俺に取り憑いてんじゃねえのか。地縛霊じゃなくて、憑依霊じゃねえか。
とりあえず地縛霊か憑依霊かは置いておいて。考えるべきは進化した力だ。
ジジイの言う通りだとしたら、人形に命令できるようになったということだ。
つまり『俺を守れ』と実体化させて命令すれば、俺の身の安全が守れるということだ。
「へへっ、へへへっ、最高じゃねえか!」
本当だとしたら最高だ。笑いが止まらない。
だとしたら、こんな所で遊んでいる暇はない。
俺を守る最強のボディガードを手に入れる必要がある。
目指す店は中古フィギュアも売られている『ブッグオフ&ボビーオフ』だ。
俺の家には美少女しかいない。死んでもいい男が必要だ。
建物から急いで出るとバス停に向かった。
リュックの中の人間フィギュアは40人以上だ。
この人数を一度に誘拐したのは俺が初めてだろう。
つまりは『超凶悪犯罪者』だ。
「人間のやることじゃねえ!」と罵られる存在だ。
さて、そんな凶悪な俺がバスに揺られて目的地に向かっている。
バスの乗客の中には可愛い子も何人かいる。
だが、ここで摘み食いして騒がれる馬鹿な真似はしない。
馬鹿な真似をするのは俺の身の安全が確立した後だ。
バスに揺られること10分。近くに百貨店もあるボビーオフに到着した。
立て篭もるなら食料品も置いてある、ここが良さそうだ。
可能ならフィギュア達を街にゾンビみたいに解き放ってやる。
『木を隠すなら森の中。犯罪を隠すなら、更なる大犯罪と決まっている』
「いらっしゃいませ」
店に入ると一階の女性店員が言ってきた。あれもお持ち帰りだ。
客の男達はフィギュア化して、店の棚に並べてやる。
俺のリュックは美少女専用だ。お前達には1ミリのスペースもない。
刑事2人も置いていこう。人質なら美少女がいれば十分だ。
「おっ、これは……」
量産型の海賊フィギュアを解き放てばいいと思っていたが、もっと良さそうなものを見つけた。
『○○の巨人』と『ゴ○ラ』だ。大型巨人とゴ○ラを街に放てばパニック間違いなしだ。
行方不明者が何人出ようと、街を破壊するゴ○ラに比べれば小さな問題だ。
「すみません、あれが欲しいんですけど」
「ありがとうございます」
ゴ○ラが入っているショーケースを指差して、二階の男性店員に言った。
鍵を開けてくれたら、フィギュアになってもらう。
3万円超えのゴ○ラを買う金はない。最高手取り月収18万だ。
「こちらで間違いないでしょうか」
お前はもう死んでいる。鍵を開けた店員が聞いてきたが、光る手で背中に触れた。
「今日からお前もフィギュアだ」
ゴジラを取り出すと店員の『山根』を代わりに置いた。
胸の名札に『山根』と書かれているから間違いないだろう。
値段は200円だな。まあ、その値段でも俺は絶対に買わない。
さっきの女性店員なら寝てくれるなら2万は出す。
さて、問題だ。店の客と店員はフィギュア化させてもらった。
問題なのはゴ○ラと巨人だ。もしも小さなゴ○ラが実体化したら計画破綻だ。
大迫力から低迫力になってしまう。
その場合は200~300はあるフィギュアを手当たり次第に実体化させる。
戦闘特化型のフィギュアが本来と同じ力を出せるなら、問題ないはずだ。
違うならこっちも計画破綻する。動きの遅い雑魚フィギュア出しても脅威にはならない。
まずはそれを調べるのが最優先だ。
「これにするか」
強い場合は俺がヤバイ。女子高生アイドルグループの1人を手に取った。
腕試しの相手にはちょうどいい。俺とどの程度戦えるか見させてもらう。
実体化させると命じた。
「俺を倒してみろ」
「……」
寝転がっていた美少女が目を開けるとスッと立ち上がった。
この時点で寝たきり状態から進化している。問題はこの後だ。
立ち上がった美少女が店に置かれている赤いカゴを手に取ると、俺に向かって無言で振り回してきた。
「危ねぇ! う、動くな!」
実力は十分分かった。もう見る必要も我が身で知る必要もない。
急いで命じた。美少女がカゴを持った状態で止まってくれた。
「ふぅー、これなら問題ないな」
これなら安心してボディガードを頼める。
とりあえず何十体か外で暴れるように命令……
「いや、美少女を連れてくるように命令することも出来るのか」
命令といっても色々できそうだ。
美少女誘拐や食糧調達、仲間のフィギュア集めも頼めそうだ。
俺は苦労せずに何処かの豪邸でも見つけて、そこで引き篭もり生活を楽しめる。
人間フィギュア化の力を使って、『呪○廻○』の渋谷事変みたいに大騒ぎするつもりはない。
バレないようにちょっとだけ女の子を拝借するだけだ。
まずは事務所に戻って私服に着替えた。
もう使わないだろう制服はロッカーに捨てて、リュックの中を空にした。
刑事2人を入れると、事務所にいた女性職員1人も入れた。
名前は柊志帆。20代の黒髪ロング。確か新婚だと聞いている。
身長168センチぐらいの長身で、スッとした身体付きをしている。
胸と尻は綺麗に引っ込んでいるが、間違いなく美人の分類に入る。
「さて、ウサギ狩りを始めようか」
優香のロッカーから財布を取ると三階の廊下に立った。目標は30人だ。
俺がいるこの建物は三階建てで、看護師、清掃員、事務職の休憩室と更衣室がある。
三階には大きな休憩室があり、昼休み近くになると病院関係者が大勢利用する。
つまり部外者は絶対来ないので、待ち伏せしてフィギュア化するには絶好の場所だ。
特に事務職は私服の若い女が多いので、いつも気になっていた可愛い子を誘拐するならここしかない。
1人2人とやって来た人間を次々にフィギュアに変えていく。
おばちゃんと男は事務所に放り込んで、それ以外の可愛い子はリュックだ。
店売りの量産型フィギュアと違って、全てが一点限りの限定品だ。
しかもタダだ。時間が許す限り集めたい。
『見事だ』
「へぇっ?」
順調に可愛い子を集めていると、突然声が聞こえた。
『名も知らぬ童貞よ。よくぞここまで力を鍛え上げた。お前の力は進化した。人形の力は解放され、命じることが可能になった。さあ、次はその呪われし運命を解放せよ』
「……え? はい?」
一体どういうことだ。あのジジイの声じゃねえか。何で病院にいるんだよ。
俺に取り憑いてんじゃねえのか。地縛霊じゃなくて、憑依霊じゃねえか。
とりあえず地縛霊か憑依霊かは置いておいて。考えるべきは進化した力だ。
ジジイの言う通りだとしたら、人形に命令できるようになったということだ。
つまり『俺を守れ』と実体化させて命令すれば、俺の身の安全が守れるということだ。
「へへっ、へへへっ、最高じゃねえか!」
本当だとしたら最高だ。笑いが止まらない。
だとしたら、こんな所で遊んでいる暇はない。
俺を守る最強のボディガードを手に入れる必要がある。
目指す店は中古フィギュアも売られている『ブッグオフ&ボビーオフ』だ。
俺の家には美少女しかいない。死んでもいい男が必要だ。
建物から急いで出るとバス停に向かった。
リュックの中の人間フィギュアは40人以上だ。
この人数を一度に誘拐したのは俺が初めてだろう。
つまりは『超凶悪犯罪者』だ。
「人間のやることじゃねえ!」と罵られる存在だ。
さて、そんな凶悪な俺がバスに揺られて目的地に向かっている。
バスの乗客の中には可愛い子も何人かいる。
だが、ここで摘み食いして騒がれる馬鹿な真似はしない。
馬鹿な真似をするのは俺の身の安全が確立した後だ。
バスに揺られること10分。近くに百貨店もあるボビーオフに到着した。
立て篭もるなら食料品も置いてある、ここが良さそうだ。
可能ならフィギュア達を街にゾンビみたいに解き放ってやる。
『木を隠すなら森の中。犯罪を隠すなら、更なる大犯罪と決まっている』
「いらっしゃいませ」
店に入ると一階の女性店員が言ってきた。あれもお持ち帰りだ。
客の男達はフィギュア化して、店の棚に並べてやる。
俺のリュックは美少女専用だ。お前達には1ミリのスペースもない。
刑事2人も置いていこう。人質なら美少女がいれば十分だ。
「おっ、これは……」
量産型の海賊フィギュアを解き放てばいいと思っていたが、もっと良さそうなものを見つけた。
『○○の巨人』と『ゴ○ラ』だ。大型巨人とゴ○ラを街に放てばパニック間違いなしだ。
行方不明者が何人出ようと、街を破壊するゴ○ラに比べれば小さな問題だ。
「すみません、あれが欲しいんですけど」
「ありがとうございます」
ゴ○ラが入っているショーケースを指差して、二階の男性店員に言った。
鍵を開けてくれたら、フィギュアになってもらう。
3万円超えのゴ○ラを買う金はない。最高手取り月収18万だ。
「こちらで間違いないでしょうか」
お前はもう死んでいる。鍵を開けた店員が聞いてきたが、光る手で背中に触れた。
「今日からお前もフィギュアだ」
ゴジラを取り出すと店員の『山根』を代わりに置いた。
胸の名札に『山根』と書かれているから間違いないだろう。
値段は200円だな。まあ、その値段でも俺は絶対に買わない。
さっきの女性店員なら寝てくれるなら2万は出す。
さて、問題だ。店の客と店員はフィギュア化させてもらった。
問題なのはゴ○ラと巨人だ。もしも小さなゴ○ラが実体化したら計画破綻だ。
大迫力から低迫力になってしまう。
その場合は200~300はあるフィギュアを手当たり次第に実体化させる。
戦闘特化型のフィギュアが本来と同じ力を出せるなら、問題ないはずだ。
違うならこっちも計画破綻する。動きの遅い雑魚フィギュア出しても脅威にはならない。
まずはそれを調べるのが最優先だ。
「これにするか」
強い場合は俺がヤバイ。女子高生アイドルグループの1人を手に取った。
腕試しの相手にはちょうどいい。俺とどの程度戦えるか見させてもらう。
実体化させると命じた。
「俺を倒してみろ」
「……」
寝転がっていた美少女が目を開けるとスッと立ち上がった。
この時点で寝たきり状態から進化している。問題はこの後だ。
立ち上がった美少女が店に置かれている赤いカゴを手に取ると、俺に向かって無言で振り回してきた。
「危ねぇ! う、動くな!」
実力は十分分かった。もう見る必要も我が身で知る必要もない。
急いで命じた。美少女がカゴを持った状態で止まってくれた。
「ふぅー、これなら問題ないな」
これなら安心してボディガードを頼める。
とりあえず何十体か外で暴れるように命令……
「いや、美少女を連れてくるように命令することも出来るのか」
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