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第4話 紅茶の検査
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「私、ティエラ様の気持ちよく分かります」
「はい?」
小さな鞄を持って、王子の部屋を出ると、前を歩くナターシャが話しかけてきた。
「私も最初はエース様の前だと凄く緊張したんですよ。今は優しい人だと分かって、平気なんですけどね。ティエラ様もすぐにそうなると思いますよ」
「大丈夫です。王子様とナターシャさんが優しいのは見れば分かります。お二人には是非幸せになって欲しいです」
「そう言ってくれると嬉しいです。反対する人は多いですが、ティエラ様のような心強い味方が出来て頼もしい限りです」
確かに王子の言う通り、会えば良い人だと分かる。逆に言えば良い人だと思ってしまう。
ナターシャは共感性が高そうで、心地良く感じる会話が出来るように誘導させられている気がする。
この国に亡命した理由も、身分の高い年上と無理矢理に結婚させられるのが嫌だったかららしい。
だから、お城でも通用する高い教養を持っていると王子が馬車の中で話していた。
「こちらの部屋です。鍵は一つだけしかないので、無くさないようにしてくださいね」
「はい、ありがとうございます」
後ろからじっくりとナターシャを観察していたけど、もう目的地に到着したようだ。
ナターシャがクルリと軽やかに振り返ると左手で茶色い扉を指した。
小さな扉は一人ぐらいは余裕で通れそうだ。その扉をナターシャが鍵を使って、開けてくれた。
「どうですか? 自白剤は作れそうですか?」
「そうですね。材料があれば……作れると思いますよ」
部屋の中に入るとナターシャが聞いてきた。
部屋の中は意外と広くて、器具や材料も名前付きの札でしっかりと分類されている。
部屋を見れば王子の本気が伝わってくる。凄腕の錬金術師ならば、多分作れると思う。
「それは良かったです。エース様も喜ぶと思います。いつ頃、出来そうか分かりますか?」
「副作用の少ない自白剤だと、一ヶ月……」
本当は三ヶ月と言いたいけど、チラッとナターシャの反応を見ながら言ってみた。
簡単なのは、三時間もあれば私でも作れる。
「凄い! そんなに早いんですね!」
「ええ、まぁ……」
……良かった。一ヶ月は身の安全が保証された。
素人には遅いか早いか分からないみたいだ。
これなら、錬金術関係はそこまで警戒する必要はなさそうだ。
「ナターシャさん、しばらく部屋で眠りたいので、もう王子様の部屋に戻っていいですよ」
そろそろハンカチの紅茶を調べたいので、ナターシャを自然に部屋から追い出す理由を作った。
「はい、分かりました。困った事があれば、近くのメイドに言ってくださいね」
「はい、そうします。案内、ありがとうございました」
ナターシャが迷わずに部屋の扉を開けて、出て行こうとしている。
これでゆっくりと調べる事が出来ると思ったのに、ナターシャが思い出したようにピタッと止まった。
「ああ、そうでした! ティエラ様のハンカチ、紅茶を拭いて汚れましたよね? 洗濯しますね」
「えっ? いえいえ、いいですよ。安物だし、ボロボロだから捨てようと思っていたんです」
「だったら、私が貰っていいですか? 捨てるなら問題ないですよね?」
「えっ、いや……」
……ヤバい。圧が凄い。
ナターシャが目の前までやって来ると、笑顔で右手を差し出したまま待っている。
ハンカチを渡すまで帰らないという意思がヒシヒシ伝わってくる。
下手に怪しまれたくないので、ハンカチを渡してしまった。
「はい、どうぞ……」
「ありがとうございます。これなら、まだ全然使えますよ。綺麗に洗ってから、お部屋にお持ちしますね」
「はい、ありがとうございます」
ハンカチは奪われたけど、着ている服の袖にも紅茶は付いている。
それにハンカチを入れたポケットには契約書がある。紙に紅茶が染み込んでいれば、まだ何とかなる。
でも、それも難しいかもしれない。
「いえ、お洗濯は好きなんです。それとティエラ様が今着ている服も洗いましょうか? ハンカチをポケットに入れていたから、服にも紅茶が付いています。着替えの服なら寝室のタンスの中にありますよ。さあ、脱いでください」
「えっ、目の前でですか?」
「あっ、そうですよね。女性同士でも恥ずかしいですよね。ごめんなさい」
「そうですね。ちょっと寝室で着替えて来ますね」
私の着ている服まで洗おうとするナターシャに警戒心が跳ね上がった。
鞄を持って、部屋の中にあるもう一つの扉を開けて、中に入ると扉を閉めた。
……証拠隠滅しようとしている⁉︎
疑いたくはないけど、小瓶の所為でそう思ってしまう。
とりあえず、ポケットの中の契約書は奪われなかった。
黒のロングスカートのポケットから契約書を取り出して、確かめて見る。
しっかりと契約書の一部が紅茶で濡れていた。これなら使えそうだ。
……さっさと着替えないと怪しまれる。
寝室だと言われた部屋にはベッドとタンスがある。
ベッドの上に鞄を置くと、急いで替えの服を取り出していく。
着ている黒のロングスカート、白のフリルシャツを急いで脱いでいく。
「ティエラ様、タンスの中に替えの服はありましたか?」
「は、はい、大丈夫です。ちょっと待ってください……」
コンコン、コンコンと寝室の扉を叩いて、ナターシャが服を渡せと急かしてくる。
まだ下着のままだけど仕方ない。
脱いだ服を持って、扉を少しだけ開けると、隙間から手と服だけを出してナターシャに渡した。
「よ、よろしくお願いします」
「はい、お預かりしました。ゆっくりとお休みくださいね」
「はい、お休みなさい」
服を受け取るとナターシャは満足したようだ。
パタンと寝室の外の扉の閉まる音が聞こえたので、寝室から出て、扉の鍵を閉めた。
これで紅茶の成分が調べられる。
寝室に戻ると鞄から出した服を着て、契約書を持って研究室に戻った。
「検査薬もありますね。これなら、すぐに調べられそうです」
紅茶に小瓶の液体が混ざり合っているから、通常は調べるのがちょっと難しい。
でも、調べる液体が分かっているなら、ピンポイントで狙って調べられる。
もちろん、調べる液体が違う場合もあるので、その時は通常通りに難しくなってしまう。
「やっぱり……」
三つのフラスコ(ガラス瓶)に別々の検査薬を入れて、水と一緒にグツグツと煮込んでいく。
そこに切った契約書を投入する。透明だったフラスコの液体が青色、薄茶色、ピンク色に変わっていく。
私の知っている興奮作用、精力作用がある薬品と同じ反応だ。
問題はどうして、王子にエロ薬を入れたのかだ。
……そういう事がしたい日の合図かな?
「ひぃ!」
「錬金術師様はいらっしゃいますか?」
コンコンと扉が急に叩かれたので驚いてしまった。
ナターシャが本当に寝ているのか確認しに戻って来たのかと思ったけど、ナターシャとは違う女性の声だ。
今は寝ている事になっているから、少しだけ間を置いて返事をした。
「……は、はい! どちら様ですか?」
「錬金術師様ですね。国王様と王妃様がお会いになりたいそうです。わたくしは案内するように仰せつかりました、使用人のコリンナです」
「国王様と王妃様が私に……」
「今すぐにお会いする事は出来るでしょうか?」
「は、はい! す、すぐに用意します!」
呼び出される理由は分からないけど、行かないと駄目なのは誰だって分かる。
使用人に急かされたので、髪を手櫛で軽く整えると扉を開けた。
「はい?」
小さな鞄を持って、王子の部屋を出ると、前を歩くナターシャが話しかけてきた。
「私も最初はエース様の前だと凄く緊張したんですよ。今は優しい人だと分かって、平気なんですけどね。ティエラ様もすぐにそうなると思いますよ」
「大丈夫です。王子様とナターシャさんが優しいのは見れば分かります。お二人には是非幸せになって欲しいです」
「そう言ってくれると嬉しいです。反対する人は多いですが、ティエラ様のような心強い味方が出来て頼もしい限りです」
確かに王子の言う通り、会えば良い人だと分かる。逆に言えば良い人だと思ってしまう。
ナターシャは共感性が高そうで、心地良く感じる会話が出来るように誘導させられている気がする。
この国に亡命した理由も、身分の高い年上と無理矢理に結婚させられるのが嫌だったかららしい。
だから、お城でも通用する高い教養を持っていると王子が馬車の中で話していた。
「こちらの部屋です。鍵は一つだけしかないので、無くさないようにしてくださいね」
「はい、ありがとうございます」
後ろからじっくりとナターシャを観察していたけど、もう目的地に到着したようだ。
ナターシャがクルリと軽やかに振り返ると左手で茶色い扉を指した。
小さな扉は一人ぐらいは余裕で通れそうだ。その扉をナターシャが鍵を使って、開けてくれた。
「どうですか? 自白剤は作れそうですか?」
「そうですね。材料があれば……作れると思いますよ」
部屋の中に入るとナターシャが聞いてきた。
部屋の中は意外と広くて、器具や材料も名前付きの札でしっかりと分類されている。
部屋を見れば王子の本気が伝わってくる。凄腕の錬金術師ならば、多分作れると思う。
「それは良かったです。エース様も喜ぶと思います。いつ頃、出来そうか分かりますか?」
「副作用の少ない自白剤だと、一ヶ月……」
本当は三ヶ月と言いたいけど、チラッとナターシャの反応を見ながら言ってみた。
簡単なのは、三時間もあれば私でも作れる。
「凄い! そんなに早いんですね!」
「ええ、まぁ……」
……良かった。一ヶ月は身の安全が保証された。
素人には遅いか早いか分からないみたいだ。
これなら、錬金術関係はそこまで警戒する必要はなさそうだ。
「ナターシャさん、しばらく部屋で眠りたいので、もう王子様の部屋に戻っていいですよ」
そろそろハンカチの紅茶を調べたいので、ナターシャを自然に部屋から追い出す理由を作った。
「はい、分かりました。困った事があれば、近くのメイドに言ってくださいね」
「はい、そうします。案内、ありがとうございました」
ナターシャが迷わずに部屋の扉を開けて、出て行こうとしている。
これでゆっくりと調べる事が出来ると思ったのに、ナターシャが思い出したようにピタッと止まった。
「ああ、そうでした! ティエラ様のハンカチ、紅茶を拭いて汚れましたよね? 洗濯しますね」
「えっ? いえいえ、いいですよ。安物だし、ボロボロだから捨てようと思っていたんです」
「だったら、私が貰っていいですか? 捨てるなら問題ないですよね?」
「えっ、いや……」
……ヤバい。圧が凄い。
ナターシャが目の前までやって来ると、笑顔で右手を差し出したまま待っている。
ハンカチを渡すまで帰らないという意思がヒシヒシ伝わってくる。
下手に怪しまれたくないので、ハンカチを渡してしまった。
「はい、どうぞ……」
「ありがとうございます。これなら、まだ全然使えますよ。綺麗に洗ってから、お部屋にお持ちしますね」
「はい、ありがとうございます」
ハンカチは奪われたけど、着ている服の袖にも紅茶は付いている。
それにハンカチを入れたポケットには契約書がある。紙に紅茶が染み込んでいれば、まだ何とかなる。
でも、それも難しいかもしれない。
「いえ、お洗濯は好きなんです。それとティエラ様が今着ている服も洗いましょうか? ハンカチをポケットに入れていたから、服にも紅茶が付いています。着替えの服なら寝室のタンスの中にありますよ。さあ、脱いでください」
「えっ、目の前でですか?」
「あっ、そうですよね。女性同士でも恥ずかしいですよね。ごめんなさい」
「そうですね。ちょっと寝室で着替えて来ますね」
私の着ている服まで洗おうとするナターシャに警戒心が跳ね上がった。
鞄を持って、部屋の中にあるもう一つの扉を開けて、中に入ると扉を閉めた。
……証拠隠滅しようとしている⁉︎
疑いたくはないけど、小瓶の所為でそう思ってしまう。
とりあえず、ポケットの中の契約書は奪われなかった。
黒のロングスカートのポケットから契約書を取り出して、確かめて見る。
しっかりと契約書の一部が紅茶で濡れていた。これなら使えそうだ。
……さっさと着替えないと怪しまれる。
寝室だと言われた部屋にはベッドとタンスがある。
ベッドの上に鞄を置くと、急いで替えの服を取り出していく。
着ている黒のロングスカート、白のフリルシャツを急いで脱いでいく。
「ティエラ様、タンスの中に替えの服はありましたか?」
「は、はい、大丈夫です。ちょっと待ってください……」
コンコン、コンコンと寝室の扉を叩いて、ナターシャが服を渡せと急かしてくる。
まだ下着のままだけど仕方ない。
脱いだ服を持って、扉を少しだけ開けると、隙間から手と服だけを出してナターシャに渡した。
「よ、よろしくお願いします」
「はい、お預かりしました。ゆっくりとお休みくださいね」
「はい、お休みなさい」
服を受け取るとナターシャは満足したようだ。
パタンと寝室の外の扉の閉まる音が聞こえたので、寝室から出て、扉の鍵を閉めた。
これで紅茶の成分が調べられる。
寝室に戻ると鞄から出した服を着て、契約書を持って研究室に戻った。
「検査薬もありますね。これなら、すぐに調べられそうです」
紅茶に小瓶の液体が混ざり合っているから、通常は調べるのがちょっと難しい。
でも、調べる液体が分かっているなら、ピンポイントで狙って調べられる。
もちろん、調べる液体が違う場合もあるので、その時は通常通りに難しくなってしまう。
「やっぱり……」
三つのフラスコ(ガラス瓶)に別々の検査薬を入れて、水と一緒にグツグツと煮込んでいく。
そこに切った契約書を投入する。透明だったフラスコの液体が青色、薄茶色、ピンク色に変わっていく。
私の知っている興奮作用、精力作用がある薬品と同じ反応だ。
問題はどうして、王子にエロ薬を入れたのかだ。
……そういう事がしたい日の合図かな?
「ひぃ!」
「錬金術師様はいらっしゃいますか?」
コンコンと扉が急に叩かれたので驚いてしまった。
ナターシャが本当に寝ているのか確認しに戻って来たのかと思ったけど、ナターシャとは違う女性の声だ。
今は寝ている事になっているから、少しだけ間を置いて返事をした。
「……は、はい! どちら様ですか?」
「錬金術師様ですね。国王様と王妃様がお会いになりたいそうです。わたくしは案内するように仰せつかりました、使用人のコリンナです」
「国王様と王妃様が私に……」
「今すぐにお会いする事は出来るでしょうか?」
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