この願いは叶わない

二つ星

パパ？僕は悪い子なの？

　ママのお葬式が終わっても、パパは平気なようで、いつものようにスーツを着てネクタイを締めると会社に向かいました。残された秀星くんはパパの妹の結星叔母さんと一緒に朝食を食べていました。

　結星「叔母さんじゃなくて、お姉ちゃんかお姉さんね‼︎私はまだピチピチの28歳の恋人募集中の女の子なんだから！秀星も本当はお姉さんの魅力にドキドキして意地悪しているんでしょう？さあ、白状しなさい⁈♬うりぁ～うりぁ～うりぁ～」と背後から秀星くんに抱き着くと、両手で脇の下をくすぐり始めました。

　秀星「💬はぁ～。叔母さん、僕、学校に遅刻したくないから行くね⁉︎」と結星叔母さんが『行ってきますのキスは♡』と左頬っぺたを向けて来ましたが、遅刻したくないので無視しました。