51 / 108
第5章 ラブリーさまーばけーしょん
51 秘境の楽園? 1 〔誰とめざす…〕
しおりを挟む
「メグちゃんや……今日はここを登るのか?」
「そうよ、ここは標高525メートルの簡単なハイキングコースよ!」
「それでも、わしにはこたえるなあ~」
それほどの準備なしでも登れるところを選んだメグミだったが、鎌田の体力は計算外だった。
「大丈夫よ……いざとなったら私が負ぶっていくから安心して」
ベルが、笑顔で背中を押した。確かにベルの体力なら、人間の一人や二人は、平気で担いで登れるだろう。
「じゃあ、技師長はベルとメグミに任せるから頼んだぞ!」
そう言うと、岸川は、一人先頭でハイキングコースを自分のペースで登って行った。
「あーあ、ベルちゃん、キッシーが行っちゃったよー」
「大丈夫よ、すぐに追いつくし、総司だってどこかできっと待っているわ」
それでもメグミは、ベルと岸川を一緒に登らせようと画策していたので、少し残念だった。
「でもね……昨日、海から上がってから、総司がちょっと変なのよねー」
ベルが、鎌田の背中を押しながら、首を傾げていた。
「ひょっとして、あいつベルちゃんの顔をまともに見られてないんじゃないか?」
「……ん~ん、私がね近づくとね~、顔を真っ赤にするんだよね~」
「やっぱりね~、ベルちゃんは、人魚姫だったからなあ~」
「まったく……あいつは……いつまでも小学生じゃあるまいし」
「大丈夫よ、おっちゃん。今晩は、えへへへへ………」
メグミは、不敵な笑みを浮かべながら、楽しそうにベルと一緒に鎌田の背中を押していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これだけ、離れれば大丈夫だろう!……まだ、ベルを見ると、思い出すんだよな……昨日の……あれ?」
岸川の目の前で2人の老人が座り込んでいた。
「どうしたんですか?」
「……ああ、すみませんねえ~。わしの連れがもう疲れたというもので、少し休んでいるんですわ」
背の高い方のおばあちゃんが、もう一人のおばあちゃんを気遣いながら教えてくれた。
「そうですか……ああ、それじゃあ」
岸川は、理由がわかったので、そのまま通り過ぎようとした。
「わしゃ、早く頂上へ行きたいんじゃ~……早く行かないと……」
ところが、急にしゃがみ込んでいたおばあちゃんが、大きな声を出して、立ち上がろうとした。そして、杖を突きながら、踏ん張るがうまくいかず、泣きだしてしまった。
「すまないね~、実は、頂上にはこの人の孫が来ていてな~。先に行って待っておるんじゃ」
岸川は、“先に行って”と、いう言葉を聞いて、妙に自分と重なってしまい、置いて来たベル達のことを思い出してしまった。
ここは、観光地ではないので、人はあまり通らない。人里離れた隠れた秘境と呼ばれるような場所だ。風光明媚、自然が豊かな森に囲まれたハイキングコース。きっと頂上まで登れば、きれいな景色が見られるはずである。
「(お孫さんは何歳なのか知らない……今は、そんなことは関係ない)……俺が負ぶってやろう」
岸川は、しゃがんで背中を見せた。
「おーおー、すまないねー」
そのおばあさんは、喜んで岸川の背中に乗ってきた。
「じゃあ、わしは一足先に行って、お前さんの孫を呼んでくるから、後は頼みましたよ……」
背の高いおばあさんは、少し急ぎ足で頂上を目指して、先に行ってしまった。
ゆっくりと、岸川は一歩一歩登った。背中には、70歳前後のおばあさんを背負った。 しばらく歩いたら、おばあさんの方から話しかけてきた。
「お兄さんは、さっき下で若い女の人達と一緒にいたじゃろ?」
「ええ……見てたんですか?」
「ん、まあ。どうして、一緒に登らなかったんだ? 喧嘩でもしたのかい?」
「いいえ……喧嘩なんか……」
「ほほほう……お前さん……あの中に好きな子がいるんじゃろ?」
「いきなり何ですか? おばあちゃん?」
「いや、なあ……、まあ……それは、あの子か?」
そう、おばあちゃんが言ったと思ったら、遠くからベルの声が聞こえてきた。
「……そーじー、そーじー……待ってよ~」
ベルは、メグと鎌田を担いで、足早にコースを駆け上がってきた。
「ベル? 何やってんだよ……そんなことしたら、疲れるだろうに」
「そういう総司だって……似たようなことしてるじゃない」
そう言って、ベルフィールは、はじけたように笑い出した。
「同じだね、総司! あはははははは………」
「仲がいいんだね……お前さん達は」
岸川の背中にしがみついて、おばあちゃんは耳元でつぶやいた。
「え?……何?……おばあちゃん?」
岸川は、背中のおばあちゃんを確かめようと首を後ろに向けた。
「あっ!」
バランスを崩しかけた岸川の背中で、おばあちゃんは落ちないように再び両手でしっかりと抱き着いた。
「え? ん? やっぱり! 違うよね!!」
岸川は、ゆっくりとおばあちゃんを下に降ろした。
ベルも、メグと鎌田を下に降ろした。
「いっやー!」
そして、瞬時に岸川とおばあちゃんの間に入り、右手の風圧拳を繰り出した。親指以外の指を第2関節より握りしめ、思いっきりおばあちゃんに手の平で風圧をかけたのだ。
ベルの運動量なら、瞬間風速として、秒速20メートルは出る。
「フン!………」
後方に飛びのけてベルの風圧拳を避けた後、そのおばあちゃんは変装を解いた。
「あ! お前は、あのときのホタテ女!」
「ベルちゃん、いい人だったら、離しちゃだめよ!!」
ジョンは、それだけを言い残して、あっという間に姿を消してしまった。
「総司、大丈夫だった? ねえ、何もされてない?」
心配そうに、岸川にまとわりついてあれこれ聞いてくるベルだった。
「あ、少し、いや、背中、うっ……すっかり騙された。ごめんよ、ベル。俺が、悪かったよ」
しっかり、ベルフィールを見て謝った岸川だった。
ここからは、四人一緒に頂上を目指し、時間はかかったが、みんなで鎌田技師を押し上げながら頂上の展望台に着くことができた。
「わーーきれいだね、総司。おっきな、水たまりもあるね~」
「おいおいベル。あれは、湖って言うんだよ。」
「みんなー、今日はね~あの湖のそばの歴史ある旅館に泊まるのよ~楽しい旅館なのよ~」
メグミが旅館の紹介をしたが、何かまた余計なことを計画しているような気配をみんなは感じていた。
「なんか、におうよ、総司。やった? やったでしょ!」
ベルが、鼻をつまんでニヤニヤしていた。
「お前、何言ってんだよ。この匂いは、硫黄って言って、火山から出る煙なの!」
「へー……じゃあ、総司にも、火山ついてんだ!」
ベルはニヤけが止まらなかった。
「うるさいよ! ベル!」
岸川は、赤い顔をしていたが、なぜかとても嬉しかった。
「いやーー、仲直りができたようだのー。硫黄があるということは、ここは、本格的な温泉だ~楽しみじゃな~」
2人を見つめながら鎌田は、上機嫌だった。
(つづく)
「そうよ、ここは標高525メートルの簡単なハイキングコースよ!」
「それでも、わしにはこたえるなあ~」
それほどの準備なしでも登れるところを選んだメグミだったが、鎌田の体力は計算外だった。
「大丈夫よ……いざとなったら私が負ぶっていくから安心して」
ベルが、笑顔で背中を押した。確かにベルの体力なら、人間の一人や二人は、平気で担いで登れるだろう。
「じゃあ、技師長はベルとメグミに任せるから頼んだぞ!」
そう言うと、岸川は、一人先頭でハイキングコースを自分のペースで登って行った。
「あーあ、ベルちゃん、キッシーが行っちゃったよー」
「大丈夫よ、すぐに追いつくし、総司だってどこかできっと待っているわ」
それでもメグミは、ベルと岸川を一緒に登らせようと画策していたので、少し残念だった。
「でもね……昨日、海から上がってから、総司がちょっと変なのよねー」
ベルが、鎌田の背中を押しながら、首を傾げていた。
「ひょっとして、あいつベルちゃんの顔をまともに見られてないんじゃないか?」
「……ん~ん、私がね近づくとね~、顔を真っ赤にするんだよね~」
「やっぱりね~、ベルちゃんは、人魚姫だったからなあ~」
「まったく……あいつは……いつまでも小学生じゃあるまいし」
「大丈夫よ、おっちゃん。今晩は、えへへへへ………」
メグミは、不敵な笑みを浮かべながら、楽しそうにベルと一緒に鎌田の背中を押していた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「これだけ、離れれば大丈夫だろう!……まだ、ベルを見ると、思い出すんだよな……昨日の……あれ?」
岸川の目の前で2人の老人が座り込んでいた。
「どうしたんですか?」
「……ああ、すみませんねえ~。わしの連れがもう疲れたというもので、少し休んでいるんですわ」
背の高い方のおばあちゃんが、もう一人のおばあちゃんを気遣いながら教えてくれた。
「そうですか……ああ、それじゃあ」
岸川は、理由がわかったので、そのまま通り過ぎようとした。
「わしゃ、早く頂上へ行きたいんじゃ~……早く行かないと……」
ところが、急にしゃがみ込んでいたおばあちゃんが、大きな声を出して、立ち上がろうとした。そして、杖を突きながら、踏ん張るがうまくいかず、泣きだしてしまった。
「すまないね~、実は、頂上にはこの人の孫が来ていてな~。先に行って待っておるんじゃ」
岸川は、“先に行って”と、いう言葉を聞いて、妙に自分と重なってしまい、置いて来たベル達のことを思い出してしまった。
ここは、観光地ではないので、人はあまり通らない。人里離れた隠れた秘境と呼ばれるような場所だ。風光明媚、自然が豊かな森に囲まれたハイキングコース。きっと頂上まで登れば、きれいな景色が見られるはずである。
「(お孫さんは何歳なのか知らない……今は、そんなことは関係ない)……俺が負ぶってやろう」
岸川は、しゃがんで背中を見せた。
「おーおー、すまないねー」
そのおばあさんは、喜んで岸川の背中に乗ってきた。
「じゃあ、わしは一足先に行って、お前さんの孫を呼んでくるから、後は頼みましたよ……」
背の高いおばあさんは、少し急ぎ足で頂上を目指して、先に行ってしまった。
ゆっくりと、岸川は一歩一歩登った。背中には、70歳前後のおばあさんを背負った。 しばらく歩いたら、おばあさんの方から話しかけてきた。
「お兄さんは、さっき下で若い女の人達と一緒にいたじゃろ?」
「ええ……見てたんですか?」
「ん、まあ。どうして、一緒に登らなかったんだ? 喧嘩でもしたのかい?」
「いいえ……喧嘩なんか……」
「ほほほう……お前さん……あの中に好きな子がいるんじゃろ?」
「いきなり何ですか? おばあちゃん?」
「いや、なあ……、まあ……それは、あの子か?」
そう、おばあちゃんが言ったと思ったら、遠くからベルの声が聞こえてきた。
「……そーじー、そーじー……待ってよ~」
ベルは、メグと鎌田を担いで、足早にコースを駆け上がってきた。
「ベル? 何やってんだよ……そんなことしたら、疲れるだろうに」
「そういう総司だって……似たようなことしてるじゃない」
そう言って、ベルフィールは、はじけたように笑い出した。
「同じだね、総司! あはははははは………」
「仲がいいんだね……お前さん達は」
岸川の背中にしがみついて、おばあちゃんは耳元でつぶやいた。
「え?……何?……おばあちゃん?」
岸川は、背中のおばあちゃんを確かめようと首を後ろに向けた。
「あっ!」
バランスを崩しかけた岸川の背中で、おばあちゃんは落ちないように再び両手でしっかりと抱き着いた。
「え? ん? やっぱり! 違うよね!!」
岸川は、ゆっくりとおばあちゃんを下に降ろした。
ベルも、メグと鎌田を下に降ろした。
「いっやー!」
そして、瞬時に岸川とおばあちゃんの間に入り、右手の風圧拳を繰り出した。親指以外の指を第2関節より握りしめ、思いっきりおばあちゃんに手の平で風圧をかけたのだ。
ベルの運動量なら、瞬間風速として、秒速20メートルは出る。
「フン!………」
後方に飛びのけてベルの風圧拳を避けた後、そのおばあちゃんは変装を解いた。
「あ! お前は、あのときのホタテ女!」
「ベルちゃん、いい人だったら、離しちゃだめよ!!」
ジョンは、それだけを言い残して、あっという間に姿を消してしまった。
「総司、大丈夫だった? ねえ、何もされてない?」
心配そうに、岸川にまとわりついてあれこれ聞いてくるベルだった。
「あ、少し、いや、背中、うっ……すっかり騙された。ごめんよ、ベル。俺が、悪かったよ」
しっかり、ベルフィールを見て謝った岸川だった。
ここからは、四人一緒に頂上を目指し、時間はかかったが、みんなで鎌田技師を押し上げながら頂上の展望台に着くことができた。
「わーーきれいだね、総司。おっきな、水たまりもあるね~」
「おいおいベル。あれは、湖って言うんだよ。」
「みんなー、今日はね~あの湖のそばの歴史ある旅館に泊まるのよ~楽しい旅館なのよ~」
メグミが旅館の紹介をしたが、何かまた余計なことを計画しているような気配をみんなは感じていた。
「なんか、におうよ、総司。やった? やったでしょ!」
ベルが、鼻をつまんでニヤニヤしていた。
「お前、何言ってんだよ。この匂いは、硫黄って言って、火山から出る煙なの!」
「へー……じゃあ、総司にも、火山ついてんだ!」
ベルはニヤけが止まらなかった。
「うるさいよ! ベル!」
岸川は、赤い顔をしていたが、なぜかとても嬉しかった。
「いやーー、仲直りができたようだのー。硫黄があるということは、ここは、本格的な温泉だ~楽しみじゃな~」
2人を見つめながら鎌田は、上機嫌だった。
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる