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新しい婚約者候補
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ケイゴの優しさを噛み締めながらも、結局家に帰る。
だって結局私はまだ子供で帰る場所は居心地の悪い実家しかないのよね
今までも、両親からの酷い仕打ちに幼いジュリアンはどんなに傷付いてきたのだろうか・・・
考えるだけで自分を抱き締めてあげたくなってくる
あれから父親の書斎で永遠と説教をされること三時間もの時間を費やす。
同じことを何度も繰り返すから馬鹿じゃないのって思ってしまった。
結局、アンナとレンの婚約を邪魔するな!
アンナに嫉妬するな!
アンナを敬え!
アンナアンナと馬鹿の一つ覚えの如く言い放ってて呆れてしまう。
「お前にはワシが新しい婚約者を見繕うから待っていろ!」
はぁ?新しい婚約者??
ふざけてんのこの鬼畜の父親!!
「お父様、婚約破棄したばかりでまだ心の傷も癒えてないのに婚約ってどういう事ですか?」
「アンナには劣るがジュリアンもみてくれが良くなったのか、最近は婚約の打診があるんだ!喜べ!」
「まだ、婚約する気になれません!」
私の言葉にまたしても激昂する父親
「お前は西のランディー伯爵の後妻として結婚の打診があるんだ!喜べ!大人の男だ!」
えっ?ランディー伯爵!?
後妻って・・・・相手はいくつだよ?
「お父様、後妻という事は相手の方はお子さんがいるのですか?」
「お前は婚約破棄された、言うなれば傷物なんだ!こんな良い話を断るつもりはない
たかが20歳も年上で子供が一人いようが文句を言うんじゃない!」
えっ!?
ってことは34歳で子持ち!?
前世の私なら同世代ではあるけど・・・・
いやいや、私、まだ14歳だよ?
ロリコンじゃん!
キモいんだけど
そんな父親との会話に嬉しそうに加わるアンナ
「お姉さま、ご婚約おめでとうございます!」
この女マジで殴っていい?
おめでとうって話を聞いてなかったの?
「年上で頼りになる殿方ならばお姉さまは幸せものですわ!」
「相手の方には子供がいるのよ?」
「クスッお姉さま直ぐに母親になられるなんて羨ましいですわ!」
じゃあ、お前が代わりに婚約しろよ!
父親とアンナはまるで悪代官と大名みたいに息ぴったりのコンビね!
なんか頭の中に、
ドナドナドナドナ~子牛を乗せて、ドナドナドナドナ~荷馬車が揺れる~って歌が流れてくる
買われていく子牛の気持ちだわ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
「ジュリアン、本当なのか?婚約の話!」
お昼休みにいつものようにレジャーシートを広げて丁度お弁当を並べていると、息を切らしながら駆け付けたケイゴに体を揺さぶられる
「あ、もうそんな噂になってるのね」
「な、ど、どうしてそんな話になってるんだ!」
私以上にケイゴの怒りが爆発する
「鬼畜な父親とアンナの悪巧みでしょうね。」
「お前はそれでいいのか!?」
真剣な表情のケイゴに向かって、ただの小娘に何が出来るのよ?って言いたくなった。
これじゃ只の八つ当たりよね
「私は貴族の娘だから、ゆくゆくはどこかにお嫁に行かないといけないでしょ?
遅かれ早かれしょうがないじゃない」
「俺と結婚しよう!俺でも十分身分としては悪くないだろう?」
「ねぇ、同情で結婚までするつもり??」
「お前には同情に見えるのか?
本当は気づいてるけど、気づいてないふりしてるだけか?」
ねぇ、何かめっちゃ近いんだけど・・・
フェロモンが駄々漏れなんだけど、本当にガキンチョだよね?
「ケイゴは私が好きなの?」
「・・・・・愛してる」
うわぁ!盛り上がっちゃってない?
本当に私を愛してるって言うの
「ジュリアンの為なら全てを棄てられる!
お前が他の男の物になるぐらいなら、このまま駆け落ちだってしたっていい!」
ヤバっ!!何よこのイケメンな台詞
年甲斐もなくキュンってしちゃったじゃないの!!
そのまま引き寄せられるように目を瞑ると唇を塞がれた。
愛しい気持ちが溢れて出てきて、この瞬間は幸せだった。
このままケイゴに身を委ねたくなった。
だって結局私はまだ子供で帰る場所は居心地の悪い実家しかないのよね
今までも、両親からの酷い仕打ちに幼いジュリアンはどんなに傷付いてきたのだろうか・・・
考えるだけで自分を抱き締めてあげたくなってくる
あれから父親の書斎で永遠と説教をされること三時間もの時間を費やす。
同じことを何度も繰り返すから馬鹿じゃないのって思ってしまった。
結局、アンナとレンの婚約を邪魔するな!
アンナに嫉妬するな!
アンナを敬え!
アンナアンナと馬鹿の一つ覚えの如く言い放ってて呆れてしまう。
「お前にはワシが新しい婚約者を見繕うから待っていろ!」
はぁ?新しい婚約者??
ふざけてんのこの鬼畜の父親!!
「お父様、婚約破棄したばかりでまだ心の傷も癒えてないのに婚約ってどういう事ですか?」
「アンナには劣るがジュリアンもみてくれが良くなったのか、最近は婚約の打診があるんだ!喜べ!」
「まだ、婚約する気になれません!」
私の言葉にまたしても激昂する父親
「お前は西のランディー伯爵の後妻として結婚の打診があるんだ!喜べ!大人の男だ!」
えっ?ランディー伯爵!?
後妻って・・・・相手はいくつだよ?
「お父様、後妻という事は相手の方はお子さんがいるのですか?」
「お前は婚約破棄された、言うなれば傷物なんだ!こんな良い話を断るつもりはない
たかが20歳も年上で子供が一人いようが文句を言うんじゃない!」
えっ!?
ってことは34歳で子持ち!?
前世の私なら同世代ではあるけど・・・・
いやいや、私、まだ14歳だよ?
ロリコンじゃん!
キモいんだけど
そんな父親との会話に嬉しそうに加わるアンナ
「お姉さま、ご婚約おめでとうございます!」
この女マジで殴っていい?
おめでとうって話を聞いてなかったの?
「年上で頼りになる殿方ならばお姉さまは幸せものですわ!」
「相手の方には子供がいるのよ?」
「クスッお姉さま直ぐに母親になられるなんて羨ましいですわ!」
じゃあ、お前が代わりに婚約しろよ!
父親とアンナはまるで悪代官と大名みたいに息ぴったりのコンビね!
なんか頭の中に、
ドナドナドナドナ~子牛を乗せて、ドナドナドナドナ~荷馬車が揺れる~って歌が流れてくる
買われていく子牛の気持ちだわ!
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「ジュリアン、本当なのか?婚約の話!」
お昼休みにいつものようにレジャーシートを広げて丁度お弁当を並べていると、息を切らしながら駆け付けたケイゴに体を揺さぶられる
「あ、もうそんな噂になってるのね」
「な、ど、どうしてそんな話になってるんだ!」
私以上にケイゴの怒りが爆発する
「鬼畜な父親とアンナの悪巧みでしょうね。」
「お前はそれでいいのか!?」
真剣な表情のケイゴに向かって、ただの小娘に何が出来るのよ?って言いたくなった。
これじゃ只の八つ当たりよね
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本当に私を愛してるって言うの
「ジュリアンの為なら全てを棄てられる!
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ヤバっ!!何よこのイケメンな台詞
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