23 / 48
22・悩みは発明を産む
しおりを挟む
数日後、第二王子の執務室にて、純一郎とドトーリンは机を挟んで向き合っていた。
「まさかココまで抱え込んでいたなんて……」
「まぁ、若いですしね。立派に出店の目標掲げてメニュー開発してる表情ったら……輝いてましたよ」
「王宮を出た後も多少はサポートはしていこう。そして、ジュンイチロー殿……父上は、貴方が勇者の後釜になるのは構わないそうだが、スキルや容姿は秘匿するという条件付きとなる。よろしいか?」
「願ってもない申し出です。俺は名声が欲しいわけではないので喜んで」
俺の立場を改めて何処に置くのか王子と話し合っている時だった。
『バァン』
突然、ノックも無く扉が乱暴に開けられた……王子の執務室にこんな無礼な入室出来る相手は限られている。
「ドトーリン! 勇者を入れ替えるなど認められるか! しかも、後任は王宮に入る気が無く、魔王討伐にのみ動くだと!?」
「兄上、ノックはしてくださいと言ってるでしょう」
「やかましい!」
カッカして声を荒げているのは、ドトーリンとよく似た容姿を持つカリン・J・エルコンドル。この国の第一王子であり、政殿を王と共に担っている。
「コレが魔王を屠った男娼か」
純一郎にずかずかと歩み寄って無遠慮な視線を送る。
「お目に掛かれて光栄です。原野 純一郎と申します」
膝をついて挨拶をするが、カリンは純一郎の腕を掴み上げてすぐに引っ張り立たせた。
「たった一人で魔王を討伐出来るものか! 勇者は我が国にとって最も重要な存在だ! それを生きている内に替えるとは言語道断!」
「何事も初めてはありますよ。カリン様?」
純一郎はカリンの目を見つめてクテっと首を傾げて見上げる。
「っ……く、ならばフェル火山の魔王を単独で討伐して来い!」
「仰せのままに」
純一郎は微笑を讃えてカリンを見つめ続けた。まるで乙女に魅了された男児のように顔を赤らめたカリンは、純一郎に魔王単独討伐を命じた後、執務室を飛び出していった。
「……はっ」
「……ふぅ、全く」
呆れ返るドトーリンと深い溜息を吐く純一郎。
「中々の魅了テクをお持ちで」
「王子の助言が無ければ狼狽えて何も出来ませんでした」
純一郎はドトーリンからカリンの弱点を聞かされていた為、臆せず堂々としていられた。
「(王子なのに、魅了が効きやすい体質なのは大変だな)」
カリンは、魅了の効きやすい体質で極めて惚れっぽい。自身にも魅了のスキルがあれば相殺される筈なのだが、彼の場合は魅了を防ぐ事が出来ない。なので、ハニートラップが非常に有効だ。
「こんなおじさんの魅了にさえあの反応……ちょっと可哀想ですね」
「体質としか言いようがない……それに、ジュンイチロー殿は搾精のレベルが高いのもあり、男を誘惑するフェロモンも出てる所為で魅了がより効きやすい」
「え? 俺、臭いですか?」
純一郎の搾精はより精を得る為に自分の身体から男を寄せるフェロモンを出し始めた。
本人に自覚は無く、衣服の匂いを嗅いで加齢臭を気にしている始末だ。
「ふふ、大丈夫。頭が一瞬ボヤっとする花の蜜のような香りだ。それより、本当に単独で魔王の討伐へ?」
「体調が整い次第。黒竜を倒した時とは桁違いのステータス値ですから」
「……男娼と言うのも真実なのか」
「スキルのおかげで苦はありませんよ。想像も付かないでしょうが、中々悪くないんです」
自分の乱れっぷりを思い出し笑う純一郎に、ドトーリンの喉が鳴りかけた。
「ゥウン! では、出立前には一声かけてくれ」
「はい」
純一郎が第二王子の執務室から退出し、王宮を去ろうと早足で廊下を進んだ。
「ジュ、ジュンイチロー様!」
「(見つかった……)」
「良かったです。間に合いました」
「(間に合わなかった……)」
王宮に顔を出すようになって数日の間、純一郎は聖女マナリアと“そういう”関係になってしまっていた。
聖女の私室に部外者の男が出入り出来るわけもなく、よって行為が行われるのは人気の無い空き部屋。
鍵をかけ、二人きりの部屋が卑猥な音で満たされる。
「ん! んんっ、ジュンイチロー様、やはり、おじょーず、ですっ」
「(口淫にハマらせちまった……)」
両膝を付いて無抵抗な純一郎の口に勃起している男性器を咥えさせて、頭を掴んで腰を振るマナリア。
綺麗な女性が自分の喉にイチモツを打ち付ける姿を同情を含んだ目で見上げている純一郎だが、興奮で密かに腰が揺れていた。
『ジュボッ、ズニュ、グボン!』
「ぁあっ……気持ちいい……イっちゃいますぅう」
「んっ!」
「あぁぁ……ッッ」
純一郎の頭を押さえつけ、股間に固定して喉奥で射精した。
『ビュルルルルー……』
「……ぐっ……んぐ、ん、ぁ……ケホッ」
「はぁ……はぁ……ジュン、イチロー様、毎度……ありがとうございます」
「……このような事、そろそろ辞めましょう。バレては事でっ」
『ピト』
純一郎の口に再び質量を持ったマナリアの亀頭が当てられた。
呆れたジト目でマナリアを見上げる純一郎に、顔を赤くしながらモジモジと内股を擦り合わせて恥じらうふたなりの聖女。
「わかっては、いるのですが……どうしようも、出来なくて……申し訳ございません」
「……仕方ない。とりあえず治めましょう」
再び口淫を始める純一郎は、舌先で尿道を刺激したり裏筋を舐めて刺激を与えた。
「ん! じゅ、ジュンイチロー様」
「早く、イってくらはい」
「そこで喋っては……んぁ」
快楽に耐えるように歯を食いしばるマナリアに、純一郎は吸い付いた。
一度イって敏感な性器がもう一度果てるまで、そこまで時間はかからなかった。
「ダメ、でちゃ……ああ! ふ、ふぅ……」
「んく、ふっ……ンく」
「はぁ……きもちぃ、あたまとろけちゃいます……」
純一郎の口を白濁で汚す事に背徳感を覚えながらも、その快感に抗えず、咽頭に突き入れるのを辞められない。
純一郎はマナリアの性処理を手伝わされる事に抵抗があった。女性にふしだらな行為をされている側なのだが、してる側の気持ちになっているからだ。
どうにかこのセフレのような関係を解消させなければならない。そう考えながら、今日も聖女の精液を飲み干した。
「ありがとうございます……ごめんなさい。いつもいつも」
「四回目ですよ……流石にご自分で慰める事を覚えてください」
「はい……」
賢者タイムでしょんぼりしているマナリアだが、純一郎はこのやり取りを既に二回していた。
「(……これじゃ、また同じ事になる)」
マナリアが一人で自慰が出来るようになれば、純一郎の心労は無くなる。
「(あ! そうだ!)」
ピンと思い立った純一郎は、王宮を出たその足で武具屋のゲンゾウの元へ駆け込んだ。
「ゲンゾウさん! オナホ作ってください!」
「おなほ??」
オナホ。オナニーホールとは、主に女性の膣を模した形状の筒状の道具で、挿入する柔らかな穴の中に陰茎を入れて摩擦運動で射精を促す為の器具である。
紙に断面図を描き出して、ゲンゾウに説明を行う。
「……こんな感じの、鶏肉のようなしっとり柔らかなすべすべの穴に潤滑油を入れて、シコれるヤツ」
「……えぇ……なんだそれ。男なら手ですれば良いじゃねえか」
「手で満足出来ないヤツが居るんです。おかげで俺は顎が外れそうで……素材だけでも買えませんか? 自分で作るんで」
「…………いや、俺に任せろ」
簡素な形状ではなく、きちんと機能するように内部構造を工夫する事を約2時間かけて考案する。
そして、ゲンゾウが寝る間も惜しんで試行錯誤し、翌日には完璧なオナホが出来上がっていた。
「おお……流石です!」
「お前のオーダー通りに作ったぞ」
「ゲンゾウさん……あなた天才ですね」
聖女の部屋にあってもおかしくない形。一見花瓶にしか見えないオナホに純一郎は感動していた。
「……これ成人向けで販売していいか?」
「あ、はい。特許はゲンゾウさんでいいですよ。ご自由にどうぞ」
「いいのかよ。まぁ、いいならやら好きにせてもらうぜ」
後に、大ヒット成人商品となるアナホの誕生である。
「まさかココまで抱え込んでいたなんて……」
「まぁ、若いですしね。立派に出店の目標掲げてメニュー開発してる表情ったら……輝いてましたよ」
「王宮を出た後も多少はサポートはしていこう。そして、ジュンイチロー殿……父上は、貴方が勇者の後釜になるのは構わないそうだが、スキルや容姿は秘匿するという条件付きとなる。よろしいか?」
「願ってもない申し出です。俺は名声が欲しいわけではないので喜んで」
俺の立場を改めて何処に置くのか王子と話し合っている時だった。
『バァン』
突然、ノックも無く扉が乱暴に開けられた……王子の執務室にこんな無礼な入室出来る相手は限られている。
「ドトーリン! 勇者を入れ替えるなど認められるか! しかも、後任は王宮に入る気が無く、魔王討伐にのみ動くだと!?」
「兄上、ノックはしてくださいと言ってるでしょう」
「やかましい!」
カッカして声を荒げているのは、ドトーリンとよく似た容姿を持つカリン・J・エルコンドル。この国の第一王子であり、政殿を王と共に担っている。
「コレが魔王を屠った男娼か」
純一郎にずかずかと歩み寄って無遠慮な視線を送る。
「お目に掛かれて光栄です。原野 純一郎と申します」
膝をついて挨拶をするが、カリンは純一郎の腕を掴み上げてすぐに引っ張り立たせた。
「たった一人で魔王を討伐出来るものか! 勇者は我が国にとって最も重要な存在だ! それを生きている内に替えるとは言語道断!」
「何事も初めてはありますよ。カリン様?」
純一郎はカリンの目を見つめてクテっと首を傾げて見上げる。
「っ……く、ならばフェル火山の魔王を単独で討伐して来い!」
「仰せのままに」
純一郎は微笑を讃えてカリンを見つめ続けた。まるで乙女に魅了された男児のように顔を赤らめたカリンは、純一郎に魔王単独討伐を命じた後、執務室を飛び出していった。
「……はっ」
「……ふぅ、全く」
呆れ返るドトーリンと深い溜息を吐く純一郎。
「中々の魅了テクをお持ちで」
「王子の助言が無ければ狼狽えて何も出来ませんでした」
純一郎はドトーリンからカリンの弱点を聞かされていた為、臆せず堂々としていられた。
「(王子なのに、魅了が効きやすい体質なのは大変だな)」
カリンは、魅了の効きやすい体質で極めて惚れっぽい。自身にも魅了のスキルがあれば相殺される筈なのだが、彼の場合は魅了を防ぐ事が出来ない。なので、ハニートラップが非常に有効だ。
「こんなおじさんの魅了にさえあの反応……ちょっと可哀想ですね」
「体質としか言いようがない……それに、ジュンイチロー殿は搾精のレベルが高いのもあり、男を誘惑するフェロモンも出てる所為で魅了がより効きやすい」
「え? 俺、臭いですか?」
純一郎の搾精はより精を得る為に自分の身体から男を寄せるフェロモンを出し始めた。
本人に自覚は無く、衣服の匂いを嗅いで加齢臭を気にしている始末だ。
「ふふ、大丈夫。頭が一瞬ボヤっとする花の蜜のような香りだ。それより、本当に単独で魔王の討伐へ?」
「体調が整い次第。黒竜を倒した時とは桁違いのステータス値ですから」
「……男娼と言うのも真実なのか」
「スキルのおかげで苦はありませんよ。想像も付かないでしょうが、中々悪くないんです」
自分の乱れっぷりを思い出し笑う純一郎に、ドトーリンの喉が鳴りかけた。
「ゥウン! では、出立前には一声かけてくれ」
「はい」
純一郎が第二王子の執務室から退出し、王宮を去ろうと早足で廊下を進んだ。
「ジュ、ジュンイチロー様!」
「(見つかった……)」
「良かったです。間に合いました」
「(間に合わなかった……)」
王宮に顔を出すようになって数日の間、純一郎は聖女マナリアと“そういう”関係になってしまっていた。
聖女の私室に部外者の男が出入り出来るわけもなく、よって行為が行われるのは人気の無い空き部屋。
鍵をかけ、二人きりの部屋が卑猥な音で満たされる。
「ん! んんっ、ジュンイチロー様、やはり、おじょーず、ですっ」
「(口淫にハマらせちまった……)」
両膝を付いて無抵抗な純一郎の口に勃起している男性器を咥えさせて、頭を掴んで腰を振るマナリア。
綺麗な女性が自分の喉にイチモツを打ち付ける姿を同情を含んだ目で見上げている純一郎だが、興奮で密かに腰が揺れていた。
『ジュボッ、ズニュ、グボン!』
「ぁあっ……気持ちいい……イっちゃいますぅう」
「んっ!」
「あぁぁ……ッッ」
純一郎の頭を押さえつけ、股間に固定して喉奥で射精した。
『ビュルルルルー……』
「……ぐっ……んぐ、ん、ぁ……ケホッ」
「はぁ……はぁ……ジュン、イチロー様、毎度……ありがとうございます」
「……このような事、そろそろ辞めましょう。バレては事でっ」
『ピト』
純一郎の口に再び質量を持ったマナリアの亀頭が当てられた。
呆れたジト目でマナリアを見上げる純一郎に、顔を赤くしながらモジモジと内股を擦り合わせて恥じらうふたなりの聖女。
「わかっては、いるのですが……どうしようも、出来なくて……申し訳ございません」
「……仕方ない。とりあえず治めましょう」
再び口淫を始める純一郎は、舌先で尿道を刺激したり裏筋を舐めて刺激を与えた。
「ん! じゅ、ジュンイチロー様」
「早く、イってくらはい」
「そこで喋っては……んぁ」
快楽に耐えるように歯を食いしばるマナリアに、純一郎は吸い付いた。
一度イって敏感な性器がもう一度果てるまで、そこまで時間はかからなかった。
「ダメ、でちゃ……ああ! ふ、ふぅ……」
「んく、ふっ……ンく」
「はぁ……きもちぃ、あたまとろけちゃいます……」
純一郎の口を白濁で汚す事に背徳感を覚えながらも、その快感に抗えず、咽頭に突き入れるのを辞められない。
純一郎はマナリアの性処理を手伝わされる事に抵抗があった。女性にふしだらな行為をされている側なのだが、してる側の気持ちになっているからだ。
どうにかこのセフレのような関係を解消させなければならない。そう考えながら、今日も聖女の精液を飲み干した。
「ありがとうございます……ごめんなさい。いつもいつも」
「四回目ですよ……流石にご自分で慰める事を覚えてください」
「はい……」
賢者タイムでしょんぼりしているマナリアだが、純一郎はこのやり取りを既に二回していた。
「(……これじゃ、また同じ事になる)」
マナリアが一人で自慰が出来るようになれば、純一郎の心労は無くなる。
「(あ! そうだ!)」
ピンと思い立った純一郎は、王宮を出たその足で武具屋のゲンゾウの元へ駆け込んだ。
「ゲンゾウさん! オナホ作ってください!」
「おなほ??」
オナホ。オナニーホールとは、主に女性の膣を模した形状の筒状の道具で、挿入する柔らかな穴の中に陰茎を入れて摩擦運動で射精を促す為の器具である。
紙に断面図を描き出して、ゲンゾウに説明を行う。
「……こんな感じの、鶏肉のようなしっとり柔らかなすべすべの穴に潤滑油を入れて、シコれるヤツ」
「……えぇ……なんだそれ。男なら手ですれば良いじゃねえか」
「手で満足出来ないヤツが居るんです。おかげで俺は顎が外れそうで……素材だけでも買えませんか? 自分で作るんで」
「…………いや、俺に任せろ」
簡素な形状ではなく、きちんと機能するように内部構造を工夫する事を約2時間かけて考案する。
そして、ゲンゾウが寝る間も惜しんで試行錯誤し、翌日には完璧なオナホが出来上がっていた。
「おお……流石です!」
「お前のオーダー通りに作ったぞ」
「ゲンゾウさん……あなた天才ですね」
聖女の部屋にあってもおかしくない形。一見花瓶にしか見えないオナホに純一郎は感動していた。
「……これ成人向けで販売していいか?」
「あ、はい。特許はゲンゾウさんでいいですよ。ご自由にどうぞ」
「いいのかよ。まぁ、いいならやら好きにせてもらうぜ」
後に、大ヒット成人商品となるアナホの誕生である。
14
あなたにおすすめの小説
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
2度目の異世界移転。あの時の少年がいい歳になっていて殺気立って睨んでくるんだけど。
ありま氷炎
BL
高校一年の時、道路陥没の事故に巻き込まれ、三日間記憶がない。
異世界転移した記憶はあるんだけど、夢だと思っていた。
二年後、どうやら異世界転移してしまったらしい。
しかもこれは二度目で、あれは夢ではなかったようだった。
再会した少年はすっかりいい歳になっていて、殺気立って睨んでくるんだけど。
龍は精霊の愛し子を愛でる
林 業
BL
竜人族の騎士団団長サンムーンは人の子を嫁にしている。
その子は精霊に愛されているが、人族からは嫌われた子供だった。
王族の養子として、騎士団長の嫁として今日も楽しく自由に生きていく。
《本編 完結 続編 完結》29歳、異世界人になっていました。日本に帰りたいのに、年下の英雄公爵に溺愛されています。
かざみはら まなか
BL
24歳の英雄公爵✕29歳の日本に帰りたい異世界転移した青年
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる