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一章・冒険者・ナナ
ダナンの所感
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俺はダナン。
冒険者をやってる者だ。
元々は鍛冶屋を営んでたが、俺は自分が作った武器がどこかで寂しく果てるのが嫌で自ら振るうようになった。
元々腕っ節には自信があったし、自分で言うのもなんだけど肝も据わってる。
もう冒険者稼業を始めてそれなりに経ったがぼちぼち名前も売れてきたし、食うに困るような事とは無縁だ。
始めは細々と魔獣を退治したり、町人達の力仕事を手伝ったりしていたが最近は専ら傭兵として戦っている。
別に戦争が好きなわけじゃねえが、仮にも自分の国だ。
役に立てるなら立ちてえ。
今回の依頼も戦争の端火で奪われた村の奪還だ。
相手は纏まりのない敗残兵で数も多くないときたんだから割りのいい仕事さ。
その依頼の出発前に詰所で待機してると少し面白いやつと会った。
どこを見ても筋骨隆々の男達、そしてたまにローブを身に纏った魔導士。
そんな連中の中に1人の女がいた。
女にしては丈はあるがそれでも俺達からしたら大分小柄だ。
黒い長い髪に黒い大きな瞳の綺麗な女だ。
身なりはお世辞にも立派とは言い難いが、大事そうに抱えている女の身の丈程の長剣が目を引く。
気になったんで話しかけてみたが、どうも緊張しているのがぎこちねえ。
女の剣を見せてもらったが、傷一つ汚れ一つない綺麗な片刃の剣で中々立派なもんだった。
だが女の言うことがイマイチ合点がいかん。
これほどの状態でありながら、これを10年も振るってるらしい。
嘘をつきそうな子には見えねえが流石にこの剣で10年は無理がある。
まぁそれはそれでどういう戦い方をするのか興味が湧くがな。
女は剣を返すと、また大事そうに抱きかかえていた。
こんな調子で大丈夫なんだろうか。
冒険者をやってる者だ。
元々は鍛冶屋を営んでたが、俺は自分が作った武器がどこかで寂しく果てるのが嫌で自ら振るうようになった。
元々腕っ節には自信があったし、自分で言うのもなんだけど肝も据わってる。
もう冒険者稼業を始めてそれなりに経ったがぼちぼち名前も売れてきたし、食うに困るような事とは無縁だ。
始めは細々と魔獣を退治したり、町人達の力仕事を手伝ったりしていたが最近は専ら傭兵として戦っている。
別に戦争が好きなわけじゃねえが、仮にも自分の国だ。
役に立てるなら立ちてえ。
今回の依頼も戦争の端火で奪われた村の奪還だ。
相手は纏まりのない敗残兵で数も多くないときたんだから割りのいい仕事さ。
その依頼の出発前に詰所で待機してると少し面白いやつと会った。
どこを見ても筋骨隆々の男達、そしてたまにローブを身に纏った魔導士。
そんな連中の中に1人の女がいた。
女にしては丈はあるがそれでも俺達からしたら大分小柄だ。
黒い長い髪に黒い大きな瞳の綺麗な女だ。
身なりはお世辞にも立派とは言い難いが、大事そうに抱えている女の身の丈程の長剣が目を引く。
気になったんで話しかけてみたが、どうも緊張しているのがぎこちねえ。
女の剣を見せてもらったが、傷一つ汚れ一つない綺麗な片刃の剣で中々立派なもんだった。
だが女の言うことがイマイチ合点がいかん。
これほどの状態でありながら、これを10年も振るってるらしい。
嘘をつきそうな子には見えねえが流石にこの剣で10年は無理がある。
まぁそれはそれでどういう戦い方をするのか興味が湧くがな。
女は剣を返すと、また大事そうに抱きかかえていた。
こんな調子で大丈夫なんだろうか。
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