聖獣達に愛された子

颯希

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アリコス王国騎士団の再来

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そして数日後


「よし、着いたぞ。お前たち、今日は重要な
 案件になっている。気を引き締めていくぞ」

「「「おぉぉー!!」」」


そうアリコス王国の騎士団が気合いのある
掛け声を出している一方


こっちの方では……



『げ、またきやがったぞ』

『懲りん国じゃのぉ』

『どうする?』

『マナが決めていいよ』

『無理難題押し付けるよ』

『おぉ、いいんじゃないか』

『よし、それに決定』

『お、いい所まで来たようじゃよ』

『気をつけて、行ってらっしゃい』

『ん、行ってきます』






「守り人殿~!!お話がある!!」


と、呼び続けていると


「何用だ」

「守り人殿、折り入って話がある」

「申してみよ」

「我らの国王が聖獣様とお話がしたい
 とのことだ。他国の方も同じ考えであろう」

「……」

そうしていると頭の中に声が聞こえた

『3つの国から全員の王族を連れて来させる』

『お、それいいのぉ』

『よし、それにしよう。頼むぞ、マナ』

『了解』

「それならば3つの国から全ての王族を
 連れて来てもらおう」

「す、全て」

「聖獣達はそう申しておる」

「1度この案件は持ち帰らせてもらう」

「あぁ、ゆっくり考えるんだな」

「それでは、失礼した」




そう言いアリコス王国騎士団の
再訪問は終了した。




そして数ヶ月後3つの国王族が集まる







    
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