聖獣達に愛された子

颯希

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集合

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あれから数十日たった

3つの国の王族達が全て
同じ国に集まると言う異例な
ことが起きていた

民は混乱し行くことを反対した

しかし王族達は「聖獣様のご命令だ」
と言い出発したのだった



「ジューディア魔法国とノーテア自国の
 方々遠いとこからよく来たな」

「そんなことは良い。聖獣様に会いにいくぞ」

「あ、あのぉ~」

「どうしたのじゃ?」

「漆黒の森には守り人がいるのですか?」

「あぁ、いるよ」

「守り人か。楽しみだじゃな」

「そ、そうかな?」


とにかくこの3人は凄かった

初めて会ったにも関わらず
友達のように話していた。
それは女性、子供も例外ではなかった




「そちらではその様な物が
 流行っているのですか」

「えぇ」

「ノーテア自国はどうなのです?」

「僕のところは流行りはないですね」

「そうなのですか~」



「ねぇねぇ、聖獣様って
 どんな感じなのでしょうかね」

「優しい方でしょ」

「楽しみです!!」

「「「えぇ!!(はい!!)」」」






「さぁ、着いたぞ。ここが漆黒の森だ」

「ほォ、薄気味悪いのぉ」

「ひ、ひぃぃ!!」

「それではここからは我々が」

「あぁ、頼んだぞ」

「御意」





バンッ

ズシュ

「アリコス王国の騎士団は強いな……」

「何度も来たら強くなるもんだよ」

「これは、辛いな」

「「だろ?」」





漆黒の森に入り1時間がたった


サァーーー

「よく来たな、人間」

「「「「「ビクッ」」」」」

「ソナタが漆黒の森の守り人か?」

「あぁ、そうだ。聖獣の方々が待っている。
 馬車からおり、着いてこい」

「馬車はどうしたら」

「そこに置いて置けば良い」

「しかし、魔物に襲われてり……」

「安心しろ私が命令しない限り
 行動は最小限しないようにしている」

「了解した」



「お母様、ハァハァ、まだ、ですか?ハァハァ」

「もう少しの辛抱よ」

「さぁ、着いたぞ。ここが聖獣の住まいだ」




そこには日差しが満遍なく行き届き、
緑が生い茂り、色々な動物達が
走り回っていたり、寝ていたり
自由な行動をしていた。
川や自然なもので溢れており、まさに
神聖な場所だった






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