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種目別戦闘大会
しおりを挟むそれから数ヶ月経った
新生徒会役員のメンバーは
期待以上によく働いてくれた
そして今日、2ヶ月後に行われる
種目別戦闘大会の話し合いが
行われていたのだった
「今回は男女別の戦闘を
無くしてはいかがですか?」
「いい考えだな」
「待って下さい。
それでは力の差が出てしまうのでは?」
「そうですね。そこが問題です」
「それでは全校生徒が
必ずやらねばいけないというのを
やめてはいかがですか?」
「なるほど」
「それはいいですね」
「マナ先生はどうですか?」
「あなた方が決めたのならば
私は何も言いませんよ」
「わかりました」
「それでは決定でいいですね?
異論、質問のある方は
挙手をお願いします」
シーーン
「それでは決定します」
パチパチパチ
それから後日
種目別戦闘大会のチラシが
校内全域に貼りだされた
「今回のはやらなくても
いいんだって!!」
「私苦手だったから良かった~」
「今回は男女同じだってよ!!」
「力の差が出ないか?」
「あ、でも不参加でもいいみたいだぜ」
「へェ~、楽しそうだな」
「男子と戦えるなんて嬉しいな!!」
「良かったわね~」
と言う絶賛の声が溢れた
「みんな喜んでくれて良かったです」
「そうですね」
「あとは4ヶ月後に向けて準備ですね」
「頑張って行きましょうね」
「はい!!」(みんな)
そう気合いを入れた数日後に
ある人から手紙が届いたのだった
応援ありがとうございます!
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