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続・魔界王立幼稚園ひまわり組
7:夏祭り②
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ざわざわと賑やかなお祭り会場。響き渡るのは拡声草(マイク)を手にしたジラソレの笑い声と太鼓の低い音。
「わははははははは~! みんな準備はいいかぁ~?」
相変わらずテンション高いですね。もうすっかり行事の司会は畑のジラソレ固定になってます。もう何代も生え変わっていても性格はまったく変わってないのが怖い。
やや集まりの悪かった園児達もやっと全員揃い、やぐらの周りで輪になってスタンバイOK。じっしていられない子の横には補助職員が付き添います。
周りには保護者や招待の人、お城の方々で一回り大きな輪。
ペルちゃんは不安気に辺りをきょろきょろと見渡している。きっとお母さんを探してるんだわ。
まだかな? そう思って会場を見渡すと、丁度たった今来たという風情で、走って来られるのが見えた。相変わらず頭からすっぽり布を被った格好だ。
「こちらへ」
多分いきなりは輪に入り辛いだろうと手招きすると、私の方に駆けて来られた。布の下で息を切らしてるのがわかる。すごく急いでたんだね。
「すみません。遅くなってしまいまして」
「大丈夫です。これから踊るので間に合いましたよ」
ペルちゃんの方に手を振ると、やっと安心した様に笑顔が見えた。よかったね、お母さん来てくれたよ。
やっと息が整ったのか、サリエノーアさんも輪に加わった。
ちらりと貴賓席の方を見ると、玉座に掛けた魔王様と目が合った。ふふ、やっぱり探しておられたようだ。
空はすっかり夜の闇。屋台も一旦灯りを落とし、花の提灯の光だけがほんのり照らし出す広場はやや厳粛な雰囲気に包まれた。
どろどろどろ……太鼓の音が不気味に響き、どーんと一際大きく叩かれると、仄かに青く輝く姿がやぐらの上空に舞い上がった。
「あ、パパだ」
リノちゃんしーっ。
奉納の踊りの開始を告げる大役を魔王様から仰せつかった宰相閣下は、銀色の羽根を広げ真っ白の衣装の裾と長い髪を靡かせてとても美しい。月の無い空に小さな月が浮かんだようだ。えへへ、なんか惚れ直しちゃいそうですよっ。カッコイイよ~ウリちゃん。
「今宵は魔神の月の安息日。代わりに我らが夜を照らしましょう」
やぐらの周りには子供達がそれぞれ作った個性的な蜀台が並べられている。そこにのっている火の点いていない蝋燭に、ウリちゃんがひらりと手を振ると同時に一斉に火が点る。ほんの少しだけ会場が明るくなった。
それを合図に、お囃子ならぬ楽団の演奏が始まる。
「わはははは、さあまずは幼稚園の子達が踊るぞ!」
厳粛なムードをややぶち壊しつつ、ジラソレの声で皆が動き出す。
あしをぴこぴこ、手はぶんぶん、くるっと回っておててをぱん。
ワンテンポずれてる子、手足が反対の子もいるけど、練習の甲斐あって子供達もそれなりに上手に踊っています。わあ、やっぱり浴衣最高! むちゃくちゃ可愛い!
「みーぎあし、まーえ……」
こっそり一番小さいひまわり組のモコちゃんの横でレーさんが練習の時と同じく声を掛けてる声が聞こえる。モコちゃんは岩石魔族の三歳。重いのでちょっと動きが遅いけど、とっても頑張り屋さん。
どしんどしんと音を響かせ踊っているのは他の子供達の二倍以上は大きな巨人族のだいちゃんとでん君。揃ってバラ組さん。巨人族は大きいけど基本性格は大人しい。
リノちゃんもなんか微妙に振りが違う気もするが、笑いながら楽しそうに踊っている。最近長くなった髪を二つに分けて結ぶのがお気に入りで、銀の髪がうさぎのお耳みたいにぴこぴこ跳ねてる。
「ほら、ペルちゃんも楽しそうですよ。上手ですね」
お母さんに声を掛けると、微かに布の下でくすんと音がした。
「あんなに楽しそうな姿を見るのは初めてです」
ちょっと感動してらっしゃるご様子。
「わははは、皆一緒に踊るぞぉ~!」
一通り子供達がやぐらの周りを一周すると、今度は周りの大人も一緒に踊る。一斉に外の輪も動き出した。
「わ、私踊りは……」
ペルちゃんのお母さんはちょっと逃げ腰。この街の人達はほとんどが知っている踊りだけれど、やはり慣れないからだろうか。
「大丈夫ですよ。適当に手足を動かして回ってれば」
魔神様に捧げる踊りなのに我ながらいい加減な言いようだ。まあ盆踊りみたいなものだ。楽しめばよいのだ。
ぎこちなくもサリエノーアさんが動き出し、他の保護者の方々共々私も踊る。あれだけ一緒に練習したから振りはバッチリ覚えたよ。少し離れたところでは卒園生のみんな。ユーリちゃんは魔王様と一緒に玉座の近くで踊っている。
音楽が何回りかして、そう熱くも無いはずのドドイルの天気でさえ熱気を帯びてきた頃、突然ぞわっとしたおかしな感覚に襲われた。
背中をつめたい氷で撫で上げられたような、そんな不快な感じ。
「なに?」
踊りの輪は止まっていない。だが、玉座の方を見ると、魔王様が立ち上がっておられた。ウリちゃんとユーリちゃんがそれを庇うように前で手を広げているのを見て、思わず踊りの輪を抜け出して駆けつけた。エイジ君も一緒に走って来た。
「すごく嫌な感じがしたのですが……」
「ココナさんもエイジも感じたか。何か、途轍もない気配を感じるのだ」
魔王様は至って冷静だが、声には緊張が感じられた。
「敵襲では無いと思うが……」
敵って言っても、人間の国も敵対していない今、魔王の城に攻め込んでくるものなどいない。
でも……何? このものすごく不安な感じ。ユーリちゃんも不安そうに涼しげな眉を寄せて怯えているみたい。
「父上、一体何でしょうか?」
「わからん。私もこのような気配は初めてだ」
まだ会場のほうは異常はない。おかしな気配に気がついたのは魔王様とその眷属である私達、ウリちゃんくらいみたいだ。
しばらく様子を見ていたが、別段変わった事も起こらないので、人々を不安がらせないようにと私とエイジ君が戻りかけたとき。
「空を!」
ウリちゃんが指差した先を見上げると、闇一色だった空に一筋の光が見えた。細い細いその筋は、繊月のようにも、上向きの弧に空に切れ目が入ったようにも見えた。
少しづつ、少しづつその光りの切れ目は大きくなっていく。
それが巨大な瞼が開いていくのだと気がついたとき、またゾッとした。
何、これ? 魔王様のお力でも無い。また違った強い力を感じる。
「なんだ、あれは?」
会場の人々も気がついたようだ。踊りが止まり、音楽が止んだ。
「おかーたん!」
「なんかこあいー!」
子供達が怖がってる。
「ココナさん、エイジ、園児達のところへ」
「はい!」
やぐらの周りの子供達を集め、先生達と駆けつけたご両親と共に囲む。
「せんせー、あれは何?」
「こあいよぉ」
楽しい夏祭りの雰囲気は一変して、小さな子供達は今にも泣き出しそうだ。リノちゃんも何も言わずに私にしがみついている。その手は微かに震えていた。
「大丈夫よ。怖くない。ほら、お父さんやお母さんも一緒だよ。先生もいるよ。それに魔王様がおいでじゃない」
私も怖い。心の奥から湧き出してくるような不安で膝が震える。でも子供達をまず落ち着けないと。
他の来場者はそれぞれお城の人達が集めて極力明るい方へと導いてくれた。
突然、子供達の蜀台の火が消え、花提灯の灯も消えた。
真っ暗になった魔王城前広場。
「きゃーっ!」
「こあいいぃ!」
ぐえ。一斉にしがみついてきた子供達に押しつぶされそうになったが、必死に耐えて皆を抱き寄せる。
「怖くないよ、怖くない……」
空の巨大な瞼は開き続ける。そして露になった真っ赤な目。
新月の空にぽっかりと浮かんだ巨大な目。その目がぎょろりと動いた。
その先には真っ暗な中にただ一人輝く人影。あれは……!
「お母さん!」
ペルちゃんの声。そう、空の巨大な目は真っ直ぐにサリエノーアさんを見ていた。頭からすっぽりと布に覆われたままでも、中から輝くような金色の光に包まれたその姿は、やはりこの世界の魔族では無いのだと納得できる。
「お許し……ください……」
微かな声。誰に許しを請うているの?なぜそんなに悲しそうな声で……。
見上げる暗い空、見つめ続ける巨大な目の視線を遮るように、紫に光る大きなものが宙に舞った。
魔王様だ。角の生えた大きな本当のお姿で、黒い羽根を広げたその姿に安堵感すら覚える。
全ての物から守ってくれるそんな大きな力を感じるお姿。
「今宵は魔神に捧げる祭りの日、天界の神といえど邪魔はさせぬ」
魔王様の凛とした声が響いた。
え? 何? あの目は神様なの?
「わははははははは~! みんな準備はいいかぁ~?」
相変わらずテンション高いですね。もうすっかり行事の司会は畑のジラソレ固定になってます。もう何代も生え変わっていても性格はまったく変わってないのが怖い。
やや集まりの悪かった園児達もやっと全員揃い、やぐらの周りで輪になってスタンバイOK。じっしていられない子の横には補助職員が付き添います。
周りには保護者や招待の人、お城の方々で一回り大きな輪。
ペルちゃんは不安気に辺りをきょろきょろと見渡している。きっとお母さんを探してるんだわ。
まだかな? そう思って会場を見渡すと、丁度たった今来たという風情で、走って来られるのが見えた。相変わらず頭からすっぽり布を被った格好だ。
「こちらへ」
多分いきなりは輪に入り辛いだろうと手招きすると、私の方に駆けて来られた。布の下で息を切らしてるのがわかる。すごく急いでたんだね。
「すみません。遅くなってしまいまして」
「大丈夫です。これから踊るので間に合いましたよ」
ペルちゃんの方に手を振ると、やっと安心した様に笑顔が見えた。よかったね、お母さん来てくれたよ。
やっと息が整ったのか、サリエノーアさんも輪に加わった。
ちらりと貴賓席の方を見ると、玉座に掛けた魔王様と目が合った。ふふ、やっぱり探しておられたようだ。
空はすっかり夜の闇。屋台も一旦灯りを落とし、花の提灯の光だけがほんのり照らし出す広場はやや厳粛な雰囲気に包まれた。
どろどろどろ……太鼓の音が不気味に響き、どーんと一際大きく叩かれると、仄かに青く輝く姿がやぐらの上空に舞い上がった。
「あ、パパだ」
リノちゃんしーっ。
奉納の踊りの開始を告げる大役を魔王様から仰せつかった宰相閣下は、銀色の羽根を広げ真っ白の衣装の裾と長い髪を靡かせてとても美しい。月の無い空に小さな月が浮かんだようだ。えへへ、なんか惚れ直しちゃいそうですよっ。カッコイイよ~ウリちゃん。
「今宵は魔神の月の安息日。代わりに我らが夜を照らしましょう」
やぐらの周りには子供達がそれぞれ作った個性的な蜀台が並べられている。そこにのっている火の点いていない蝋燭に、ウリちゃんがひらりと手を振ると同時に一斉に火が点る。ほんの少しだけ会場が明るくなった。
それを合図に、お囃子ならぬ楽団の演奏が始まる。
「わはははは、さあまずは幼稚園の子達が踊るぞ!」
厳粛なムードをややぶち壊しつつ、ジラソレの声で皆が動き出す。
あしをぴこぴこ、手はぶんぶん、くるっと回っておててをぱん。
ワンテンポずれてる子、手足が反対の子もいるけど、練習の甲斐あって子供達もそれなりに上手に踊っています。わあ、やっぱり浴衣最高! むちゃくちゃ可愛い!
「みーぎあし、まーえ……」
こっそり一番小さいひまわり組のモコちゃんの横でレーさんが練習の時と同じく声を掛けてる声が聞こえる。モコちゃんは岩石魔族の三歳。重いのでちょっと動きが遅いけど、とっても頑張り屋さん。
どしんどしんと音を響かせ踊っているのは他の子供達の二倍以上は大きな巨人族のだいちゃんとでん君。揃ってバラ組さん。巨人族は大きいけど基本性格は大人しい。
リノちゃんもなんか微妙に振りが違う気もするが、笑いながら楽しそうに踊っている。最近長くなった髪を二つに分けて結ぶのがお気に入りで、銀の髪がうさぎのお耳みたいにぴこぴこ跳ねてる。
「ほら、ペルちゃんも楽しそうですよ。上手ですね」
お母さんに声を掛けると、微かに布の下でくすんと音がした。
「あんなに楽しそうな姿を見るのは初めてです」
ちょっと感動してらっしゃるご様子。
「わははは、皆一緒に踊るぞぉ~!」
一通り子供達がやぐらの周りを一周すると、今度は周りの大人も一緒に踊る。一斉に外の輪も動き出した。
「わ、私踊りは……」
ペルちゃんのお母さんはちょっと逃げ腰。この街の人達はほとんどが知っている踊りだけれど、やはり慣れないからだろうか。
「大丈夫ですよ。適当に手足を動かして回ってれば」
魔神様に捧げる踊りなのに我ながらいい加減な言いようだ。まあ盆踊りみたいなものだ。楽しめばよいのだ。
ぎこちなくもサリエノーアさんが動き出し、他の保護者の方々共々私も踊る。あれだけ一緒に練習したから振りはバッチリ覚えたよ。少し離れたところでは卒園生のみんな。ユーリちゃんは魔王様と一緒に玉座の近くで踊っている。
音楽が何回りかして、そう熱くも無いはずのドドイルの天気でさえ熱気を帯びてきた頃、突然ぞわっとしたおかしな感覚に襲われた。
背中をつめたい氷で撫で上げられたような、そんな不快な感じ。
「なに?」
踊りの輪は止まっていない。だが、玉座の方を見ると、魔王様が立ち上がっておられた。ウリちゃんとユーリちゃんがそれを庇うように前で手を広げているのを見て、思わず踊りの輪を抜け出して駆けつけた。エイジ君も一緒に走って来た。
「すごく嫌な感じがしたのですが……」
「ココナさんもエイジも感じたか。何か、途轍もない気配を感じるのだ」
魔王様は至って冷静だが、声には緊張が感じられた。
「敵襲では無いと思うが……」
敵って言っても、人間の国も敵対していない今、魔王の城に攻め込んでくるものなどいない。
でも……何? このものすごく不安な感じ。ユーリちゃんも不安そうに涼しげな眉を寄せて怯えているみたい。
「父上、一体何でしょうか?」
「わからん。私もこのような気配は初めてだ」
まだ会場のほうは異常はない。おかしな気配に気がついたのは魔王様とその眷属である私達、ウリちゃんくらいみたいだ。
しばらく様子を見ていたが、別段変わった事も起こらないので、人々を不安がらせないようにと私とエイジ君が戻りかけたとき。
「空を!」
ウリちゃんが指差した先を見上げると、闇一色だった空に一筋の光が見えた。細い細いその筋は、繊月のようにも、上向きの弧に空に切れ目が入ったようにも見えた。
少しづつ、少しづつその光りの切れ目は大きくなっていく。
それが巨大な瞼が開いていくのだと気がついたとき、またゾッとした。
何、これ? 魔王様のお力でも無い。また違った強い力を感じる。
「なんだ、あれは?」
会場の人々も気がついたようだ。踊りが止まり、音楽が止んだ。
「おかーたん!」
「なんかこあいー!」
子供達が怖がってる。
「ココナさん、エイジ、園児達のところへ」
「はい!」
やぐらの周りの子供達を集め、先生達と駆けつけたご両親と共に囲む。
「せんせー、あれは何?」
「こあいよぉ」
楽しい夏祭りの雰囲気は一変して、小さな子供達は今にも泣き出しそうだ。リノちゃんも何も言わずに私にしがみついている。その手は微かに震えていた。
「大丈夫よ。怖くない。ほら、お父さんやお母さんも一緒だよ。先生もいるよ。それに魔王様がおいでじゃない」
私も怖い。心の奥から湧き出してくるような不安で膝が震える。でも子供達をまず落ち着けないと。
他の来場者はそれぞれお城の人達が集めて極力明るい方へと導いてくれた。
突然、子供達の蜀台の火が消え、花提灯の灯も消えた。
真っ暗になった魔王城前広場。
「きゃーっ!」
「こあいいぃ!」
ぐえ。一斉にしがみついてきた子供達に押しつぶされそうになったが、必死に耐えて皆を抱き寄せる。
「怖くないよ、怖くない……」
空の巨大な瞼は開き続ける。そして露になった真っ赤な目。
新月の空にぽっかりと浮かんだ巨大な目。その目がぎょろりと動いた。
その先には真っ暗な中にただ一人輝く人影。あれは……!
「お母さん!」
ペルちゃんの声。そう、空の巨大な目は真っ直ぐにサリエノーアさんを見ていた。頭からすっぽりと布に覆われたままでも、中から輝くような金色の光に包まれたその姿は、やはりこの世界の魔族では無いのだと納得できる。
「お許し……ください……」
微かな声。誰に許しを請うているの?なぜそんなに悲しそうな声で……。
見上げる暗い空、見つめ続ける巨大な目の視線を遮るように、紫に光る大きなものが宙に舞った。
魔王様だ。角の生えた大きな本当のお姿で、黒い羽根を広げたその姿に安堵感すら覚える。
全ての物から守ってくれるそんな大きな力を感じるお姿。
「今宵は魔神に捧げる祭りの日、天界の神といえど邪魔はさせぬ」
魔王様の凛とした声が響いた。
え? 何? あの目は神様なの?
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