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side エルンスト
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目が覚めたら、乙女ゲームの世界に転生していた。
姉がスマホぶっ壊れて、修理期間中イベント限定スチルゲットしたいからって俺のスマホにダウンロードさせられてついつい、コンプ目指して全クリしてしまったやつだ。
しかも俺は攻略対象の王子様だ。
俺は継承権は低いし王位に興味はない。
が、
前世の教育の賜物か、知識チートのおかげで神童と思われてしまった。
しまった……
もっと出来ないふりをすべきだった。
まあ過ぎたことだ。うん、仕方ない。
それよりも俺には考えなくてはいけない事がある。
この世界があのゲームの世界ならアイツがいるはずだ。
そうあの最強最悪の悪役令息ディートリヒ・ヴァイツゼッカーが。
こいつはマジでクズだった。身分を笠に着て立場の弱いものには強く出てやりたい放題。
気に入った女性がいれば婚約者がいようがお構いなしに手を出して飽きたら捨てる。
唯一コイツに注意できるのは、コイツの家族を除いては王族だけだ。
しかし、コイツの親はコイツを甘やかして叱らない。だからコイツがさらに増長してやらかしていく。
そして最後は栄えある公爵家が没落の憂き目に遭う。
そして俺たちが初めて出会う七歳のお披露目。
今日も確か、まだ七歳だというのに気に入った女性に無理強いをするんだったな。
一体どこの令嬢なんだ?
ゲームでは、話の流れで出て来ただけのモブだったから家名やら身体的特徴もわからないんだよな……
いや、でも家名は言っていたか?思い出せないな……
まあいい、騒ぎが起きてもいいように騎士は多めに配置しているし、使用人にも注意するようにあらかじめ指示したからな。
いざとなれば俺が駆けつければいい。
そうして、お披露目の挨拶が始まった。
こいつがあの性悪ディートリヒ・ヴァイツゼッカーか。
俺が見張っているぞという気持ちを込めて挨拶を交わした。
ひとまずヴァイツゼッカー家との挨拶を終えた。
頼むから俺が動けないうちに騒ぎを起こしてくれるなよ。そう思いながら彼の背中を見送った。
そんな風に思っていたが、伯爵家への挨拶の途中、入り口の方で何か騒ぎが起きたらしい。
バタバタと人が出入りしているようだし、父に侍従が何かを耳打ちしていた。
そして、とある人物を囲むように人の輪が出来ていた。
ん?アレはディートリヒ・ヴァイツゼッカーの父ではないか?
アイツ、父親に泣きついてまで女性に何かしたのか?
そう思った俺はその騒ぎに近づいた。
「どうしたのだ?爵位が高いからと言ってまさか、言いがかりでもつけているのか?」
姉がスマホぶっ壊れて、修理期間中イベント限定スチルゲットしたいからって俺のスマホにダウンロードさせられてついつい、コンプ目指して全クリしてしまったやつだ。
しかも俺は攻略対象の王子様だ。
俺は継承権は低いし王位に興味はない。
が、
前世の教育の賜物か、知識チートのおかげで神童と思われてしまった。
しまった……
もっと出来ないふりをすべきだった。
まあ過ぎたことだ。うん、仕方ない。
それよりも俺には考えなくてはいけない事がある。
この世界があのゲームの世界ならアイツがいるはずだ。
そうあの最強最悪の悪役令息ディートリヒ・ヴァイツゼッカーが。
こいつはマジでクズだった。身分を笠に着て立場の弱いものには強く出てやりたい放題。
気に入った女性がいれば婚約者がいようがお構いなしに手を出して飽きたら捨てる。
唯一コイツに注意できるのは、コイツの家族を除いては王族だけだ。
しかし、コイツの親はコイツを甘やかして叱らない。だからコイツがさらに増長してやらかしていく。
そして最後は栄えある公爵家が没落の憂き目に遭う。
そして俺たちが初めて出会う七歳のお披露目。
今日も確か、まだ七歳だというのに気に入った女性に無理強いをするんだったな。
一体どこの令嬢なんだ?
ゲームでは、話の流れで出て来ただけのモブだったから家名やら身体的特徴もわからないんだよな……
いや、でも家名は言っていたか?思い出せないな……
まあいい、騒ぎが起きてもいいように騎士は多めに配置しているし、使用人にも注意するようにあらかじめ指示したからな。
いざとなれば俺が駆けつければいい。
そうして、お披露目の挨拶が始まった。
こいつがあの性悪ディートリヒ・ヴァイツゼッカーか。
俺が見張っているぞという気持ちを込めて挨拶を交わした。
ひとまずヴァイツゼッカー家との挨拶を終えた。
頼むから俺が動けないうちに騒ぎを起こしてくれるなよ。そう思いながら彼の背中を見送った。
そんな風に思っていたが、伯爵家への挨拶の途中、入り口の方で何か騒ぎが起きたらしい。
バタバタと人が出入りしているようだし、父に侍従が何かを耳打ちしていた。
そして、とある人物を囲むように人の輪が出来ていた。
ん?アレはディートリヒ・ヴァイツゼッカーの父ではないか?
アイツ、父親に泣きついてまで女性に何かしたのか?
そう思った俺はその騒ぎに近づいた。
「どうしたのだ?爵位が高いからと言ってまさか、言いがかりでもつけているのか?」
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