9 / 17
衝動
しおりを挟む
あっという間に自分の家から
潤くんの家の前までついてしまった。
エントランスにはいって
エレベーターで部屋までいく。
玄関を開けて、潤くんに手をひかれ
中へと入った。
黒のベースで整理整頓された部屋に
無造作に置いてある潤くんが着てたであろう寝間着があった。
「ごめん、ぐちゃぐちゃだけど。」
お互いここまで無言できて
繋がれた手を離して潤くんは言った。
「今、クーラーつけるから」
そう言ってクーラーをつける。
「ぐちゃぐちゃなんかじゃないよ?」
あたしがそう言うと
「え?いや、汚いよ」
と笑いながら無造作に置かれた寝間着を取った。
それをどこかへ持っていき
冷蔵庫を開けながら
「なんか飲む?」
とあたしに聞く。
「んー…」
迷ってると
「お茶でいい?」
そう言われ渡された。
「ありがとう。」
「そこ座って?」
そう言ってソファを指す。
「うん…」
あたしは言われたとおり
ソファに座った。
「俺、着替えてくるね。」
そう言って違う部屋へと向かう。
無駄に酔いを冷ますかのように
あたしはお茶を飲んだ。
「愛結。」
そう言われて振り返ると潤くんが
Tシャツとハーフパンツを着てて
手には同じようにスウェットの下と
Tシャツを持っていた。
「これ、着て?」
それをあたしに渡す。
「でも…」
「その格好じゃ、疲れるでしょ。」
確かに…家にいるときはいつも
ラフな感じだし…。
正直、少し汗ばんで着替えたかった。
「あ…ありがとう。」
あたしは受け取った。
「そっちの部屋で着替えてきていいから」
指でその部屋を指しながら言った。
「わかった。」
そう言ってそこの部屋へと急いでいく。
そこはダブルベッドが置いてあって
クローゼットのなかはスーツでいっぱいで
潤くんの寝室なのがすぐわかった。
ワンピースを脱いで
潤くんのTシャツをきて、下をはく。
あたしが部屋へと戻ると
「少しズボンでかいよね笑」
と言って笑っていた。
殿様みたいに足がなっちゃうから
少し捲って上にあげた。
「おいで?」
そう言ってあたしを隣に座らせる。
「なんか見る?」
あたしにそう言ってDVDを持ち出す。
潤くんは適当に選んでDVDをかけた。
見てるはずなんだけど
横にいる潤くんに気が散って
内容なんて入ってこない。
だけど、なんだか落ち着いてきて…
眠くなってくる。
ふと、横をみると潤くんも眠そうに
していた。
「眠いよね…?」
あたしが言うと
「いや…なんか酒が今さら効いてるみたいで笑」
そう言って、あたしにもたれかかる。
あたしの心臓はうるさいぐらいにまた鳴り続ける。
一緒にいたいなんていってさ
勝手に家についてきてさ。
あたしどうかしてる。
今さら、どうしようと一人でパニックになってて。
「あの、あたしやっぱり帰る…ごめんね寝ていいからね…」
そう言って立とうとすると
「ん…無理。」
そう言って手を引っ張られた。
潤くんの顔がもう目の前にあって
「一緒に寝よ」
そう言われて寝室に連れていかれる。
付き合ってもないのにこれっておかしい?
よくわからなくなっていて
頭も回らない。
そんな状態で
潤くんのベッドへ入る。
髪の毛…セットしたままで嫌じゃないかな?
枕が汚れるよね…
化粧したままだし…。
いやいや、違うそうじゃなくって。
変な心配して余計に頭がおかしくなる。
「ふっ笑。」
潤くんは笑ってあたしを布団のなかで
抱き締めた。
「すげー眉間にシワ寄ってたよ笑。」
そう言われて
ハッて我に返る。
潤くんの心臓の音が聞こえる。
あたしもだけど潤くんも凄い早い鼓動だった。
不思議と潤くんに抱き締められてると
落ち着いて…眠くなる。
「潤くん…?」
「んー?」
「抱き枕にしてない?」
「ふふっ笑。ばれた?」
そう言ってあたしの身体を少し離し
顔をみられる。
「風呂はいるの忘れた」
そう言って潤くんが起き上がる。
「愛結先入ってきていいよ」
そう言ってあたしの手をひいて
お風呂場へ連れてく。
「これ、バスタオルと化粧落とし」
そう言われて受けとる
「あっ、今なんで化粧落としあるの?とか思った?化粧するときとかあるんだよねイベントとか撮影とかでそんときつかったりとかするから置いてあるの」
そう言って笑った。
顔に出ていたのだろうか。
潤くんには何もかも見透かされてる気がする
シャワーから出て鏡を見て
あれ…あたし素っぴん…どうしよう。
引かれないかな…
恐る恐る寝室にいくと
「何タオルで顔かくしてんの?」
そう言ってタオルをどけようとする
「いや、あの素っぴんだから」
そう言うと
「ふっ笑。そんなの気にならないしむしろそっちの方がいいよ」
そう言って頭を撫でた。
潤くんもお風呂場へ行き
暫くひとりぼっちで寝室に取り残される。
これっておかしいよね…
なにもしなければ…おかしくない?
そんなことぶつぶつ考えてて
「愛結?髪の毛乾かそう」
そう言って寝室にドライヤーをもって
潤くんは戻ってきた。
あたしの長い髪を潤くんはドライヤーで
乾かす。
自分でやるっていったのに
長いし時間かかるからと言われ
無理矢理ドライヤーをかけられた。
「はい、終わり。」
そう言われて
「ありがとう。」
そう言い返した。
ドライヤーを片しにいったあと
潤くんはベッドへ寝転んで
「さっ、寝よ」
そう言ってあたしを布団のなかへ引き込む。
また抱き締められて身動きが取れない
状況になって。
こんなにくっついてたら寝れない…
そう思ってると
「ごめん、俺さ今、凄く我慢してるのね。だから動かないで」
そう言われて潤くんの顔をみる。
我慢してる?動かないで?
どうゆう…
あたしは急に顔が熱くなる。
なんか凄く恥ずかしがってる潤くんをみて
笑えてきてふはって大笑いをした。
「ちょっとまぢ笑わないで。」
少しふてくされながら潤くんは言う。
「ごめん笑。」
「そうやっていじめると襲うよ。」
冗談交じりに潤くんは言っていて
「ふふ笑。いいよそれでも笑。」
とあたしもふざけた感じでかえした。
でも、潤くんは無言で
「潤くん?」
あたしが問いかけると
「いや、今の本気?俺、抑えんの必死なんだけど。それでも本気ならもう抑え効かないんだけどさ。」
そう言われて見つめられる
「え…いや…あの…」
どう答えていいかわからなくて戸惑う。
「嫌だったらぶん殴って。」
そう言ってあたしの上に覆い被さって
キスをする。
「ん…っ」
何回も何回もキスをする。
息ができないくらいに。
「もう…無理」
そう言って真面目な顔をしてキスを続け
あたしもそれを受け入れていた。
潤くんの家の前までついてしまった。
エントランスにはいって
エレベーターで部屋までいく。
玄関を開けて、潤くんに手をひかれ
中へと入った。
黒のベースで整理整頓された部屋に
無造作に置いてある潤くんが着てたであろう寝間着があった。
「ごめん、ぐちゃぐちゃだけど。」
お互いここまで無言できて
繋がれた手を離して潤くんは言った。
「今、クーラーつけるから」
そう言ってクーラーをつける。
「ぐちゃぐちゃなんかじゃないよ?」
あたしがそう言うと
「え?いや、汚いよ」
と笑いながら無造作に置かれた寝間着を取った。
それをどこかへ持っていき
冷蔵庫を開けながら
「なんか飲む?」
とあたしに聞く。
「んー…」
迷ってると
「お茶でいい?」
そう言われ渡された。
「ありがとう。」
「そこ座って?」
そう言ってソファを指す。
「うん…」
あたしは言われたとおり
ソファに座った。
「俺、着替えてくるね。」
そう言って違う部屋へと向かう。
無駄に酔いを冷ますかのように
あたしはお茶を飲んだ。
「愛結。」
そう言われて振り返ると潤くんが
Tシャツとハーフパンツを着てて
手には同じようにスウェットの下と
Tシャツを持っていた。
「これ、着て?」
それをあたしに渡す。
「でも…」
「その格好じゃ、疲れるでしょ。」
確かに…家にいるときはいつも
ラフな感じだし…。
正直、少し汗ばんで着替えたかった。
「あ…ありがとう。」
あたしは受け取った。
「そっちの部屋で着替えてきていいから」
指でその部屋を指しながら言った。
「わかった。」
そう言ってそこの部屋へと急いでいく。
そこはダブルベッドが置いてあって
クローゼットのなかはスーツでいっぱいで
潤くんの寝室なのがすぐわかった。
ワンピースを脱いで
潤くんのTシャツをきて、下をはく。
あたしが部屋へと戻ると
「少しズボンでかいよね笑」
と言って笑っていた。
殿様みたいに足がなっちゃうから
少し捲って上にあげた。
「おいで?」
そう言ってあたしを隣に座らせる。
「なんか見る?」
あたしにそう言ってDVDを持ち出す。
潤くんは適当に選んでDVDをかけた。
見てるはずなんだけど
横にいる潤くんに気が散って
内容なんて入ってこない。
だけど、なんだか落ち着いてきて…
眠くなってくる。
ふと、横をみると潤くんも眠そうに
していた。
「眠いよね…?」
あたしが言うと
「いや…なんか酒が今さら効いてるみたいで笑」
そう言って、あたしにもたれかかる。
あたしの心臓はうるさいぐらいにまた鳴り続ける。
一緒にいたいなんていってさ
勝手に家についてきてさ。
あたしどうかしてる。
今さら、どうしようと一人でパニックになってて。
「あの、あたしやっぱり帰る…ごめんね寝ていいからね…」
そう言って立とうとすると
「ん…無理。」
そう言って手を引っ張られた。
潤くんの顔がもう目の前にあって
「一緒に寝よ」
そう言われて寝室に連れていかれる。
付き合ってもないのにこれっておかしい?
よくわからなくなっていて
頭も回らない。
そんな状態で
潤くんのベッドへ入る。
髪の毛…セットしたままで嫌じゃないかな?
枕が汚れるよね…
化粧したままだし…。
いやいや、違うそうじゃなくって。
変な心配して余計に頭がおかしくなる。
「ふっ笑。」
潤くんは笑ってあたしを布団のなかで
抱き締めた。
「すげー眉間にシワ寄ってたよ笑。」
そう言われて
ハッて我に返る。
潤くんの心臓の音が聞こえる。
あたしもだけど潤くんも凄い早い鼓動だった。
不思議と潤くんに抱き締められてると
落ち着いて…眠くなる。
「潤くん…?」
「んー?」
「抱き枕にしてない?」
「ふふっ笑。ばれた?」
そう言ってあたしの身体を少し離し
顔をみられる。
「風呂はいるの忘れた」
そう言って潤くんが起き上がる。
「愛結先入ってきていいよ」
そう言ってあたしの手をひいて
お風呂場へ連れてく。
「これ、バスタオルと化粧落とし」
そう言われて受けとる
「あっ、今なんで化粧落としあるの?とか思った?化粧するときとかあるんだよねイベントとか撮影とかでそんときつかったりとかするから置いてあるの」
そう言って笑った。
顔に出ていたのだろうか。
潤くんには何もかも見透かされてる気がする
シャワーから出て鏡を見て
あれ…あたし素っぴん…どうしよう。
引かれないかな…
恐る恐る寝室にいくと
「何タオルで顔かくしてんの?」
そう言ってタオルをどけようとする
「いや、あの素っぴんだから」
そう言うと
「ふっ笑。そんなの気にならないしむしろそっちの方がいいよ」
そう言って頭を撫でた。
潤くんもお風呂場へ行き
暫くひとりぼっちで寝室に取り残される。
これっておかしいよね…
なにもしなければ…おかしくない?
そんなことぶつぶつ考えてて
「愛結?髪の毛乾かそう」
そう言って寝室にドライヤーをもって
潤くんは戻ってきた。
あたしの長い髪を潤くんはドライヤーで
乾かす。
自分でやるっていったのに
長いし時間かかるからと言われ
無理矢理ドライヤーをかけられた。
「はい、終わり。」
そう言われて
「ありがとう。」
そう言い返した。
ドライヤーを片しにいったあと
潤くんはベッドへ寝転んで
「さっ、寝よ」
そう言ってあたしを布団のなかへ引き込む。
また抱き締められて身動きが取れない
状況になって。
こんなにくっついてたら寝れない…
そう思ってると
「ごめん、俺さ今、凄く我慢してるのね。だから動かないで」
そう言われて潤くんの顔をみる。
我慢してる?動かないで?
どうゆう…
あたしは急に顔が熱くなる。
なんか凄く恥ずかしがってる潤くんをみて
笑えてきてふはって大笑いをした。
「ちょっとまぢ笑わないで。」
少しふてくされながら潤くんは言う。
「ごめん笑。」
「そうやっていじめると襲うよ。」
冗談交じりに潤くんは言っていて
「ふふ笑。いいよそれでも笑。」
とあたしもふざけた感じでかえした。
でも、潤くんは無言で
「潤くん?」
あたしが問いかけると
「いや、今の本気?俺、抑えんの必死なんだけど。それでも本気ならもう抑え効かないんだけどさ。」
そう言われて見つめられる
「え…いや…あの…」
どう答えていいかわからなくて戸惑う。
「嫌だったらぶん殴って。」
そう言ってあたしの上に覆い被さって
キスをする。
「ん…っ」
何回も何回もキスをする。
息ができないくらいに。
「もう…無理」
そう言って真面目な顔をしてキスを続け
あたしもそれを受け入れていた。
0
あなたにおすすめの小説
私に告白してきたはずの先輩が、私の友人とキスをしてました。黙って退散して食事をしていたら、ハイスペックなイケメン彼氏ができちゃったのですが。
石河 翠
恋愛
飲み会の最中に席を立った主人公。化粧室に向かった彼女は、自分に告白してきた先輩と自分の友人がキスをしている現場を目撃する。
自分への告白は、何だったのか。あまりの出来事に衝撃を受けた彼女は、そのまま行きつけの喫茶店に退散する。
そこでやけ食いをする予定が、美味しいものに満足してご機嫌に。ちょっとしてネタとして先ほどのできごとを話したところ、ずっと片想いをしていた相手に押し倒されて……。
好きなひとは高嶺の花だからと諦めつつそばにいたい主人公と、アピールし過ぎているせいで冗談だと思われている愛が重たいヒーローの恋物語。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタでも投稿しております。
扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品をお借りしております。
メリザンドの幸福
下菊みこと
恋愛
ドアマット系ヒロインが避難先で甘やかされるだけ。
メリザンドはとある公爵家に嫁入りする。そのメリザンドのあまりの様子に、悪女だとの噂を聞いて警戒していた使用人たちは大慌てでパン粥を作って食べさせる。なんか聞いてたのと違うと思っていたら、当主でありメリザンドの旦那である公爵から事の次第を聞いてちゃんと保護しないとと庇護欲剥き出しになる使用人たち。
メリザンドは公爵家で幸せになれるのか?
小説家になろう様でも投稿しています。
蛇足かもしれませんが追加シナリオ投稿しました。よろしければお付き合いください。
【完結】離縁されたので実家には戻らずに自由にさせて貰います!
山葵
恋愛
「キリア、俺と離縁してくれ。ライラの御腹には俺の子が居る。産まれてくる子を庶子としたくない。お前に子供が授からなかったのも悪いのだ。慰謝料は払うから、離婚届にサインをして出て行ってくれ!」
夫のカイロは、自分の横にライラさんを座らせ、向かいに座る私に離婚届を差し出した。
せっかく傾国級の美人に生まれたのですから、ホントにやらなきゃ損ですよ?
志波 連
恋愛
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
この作品は小説家になろう及びpixivでも掲載しています
ホットランキング1位!ありがとうございます!皆様のおかげです!感謝します!
【完結】どくはく
春風由実
恋愛
捨てたつもりが捨てられてしまった家族たちは語る。
あなたのためだったの。
そんなつもりはなかった。
だってみんながそう言うから。
言ってくれたら良かったのに。
話せば分かる。
あなたも覚えているでしょう?
好き勝手なことを言うのね。
それなら私も語るわ。
私も語っていいだろうか?
君が大好きだ。
※2025.09.22完結
※小説家になろうにも掲載中です。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
神託の聖女様~偽義妹を置き去りにすることにしました
青の雀
恋愛
半年前に両親を亡くした公爵令嬢のバレンシアは、相続権を王位から認められ、晴れて公爵位を叙勲されることになった。
それから半年後、突如現れた義妹と称する女に王太子殿下との婚約まで奪われることになったため、怒りに任せて家出をするはずが、公爵家の使用人もろとも家を出ることに……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる