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6 扉の奥の秘め事
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パーティは順調に進み、セドリックとリリアの素晴らしいダンスを堪能した後だった。
「リリア様がお呼びです」という会場メイドの言伝を聞き、そっとホールにいるリリアに近づく。すぐ側まで行くと扇の陰で耳打ちをされる。
「今のダンスの際に少し足を痛めてしまったの。セドリックのお話が終わったら会場を出るから準備をしておいて」
無言で頷き、すぐにパーティ会場からリリアの私室へ向かう。
王族専用である通路の入り口には護衛騎士が立つため、一般の参加者は高位貴族だろうと簡単に通る事はできない。
だが、今は緊急だった。また、通してもらえなかったらと不安が胸に込み上げるが、この後リリアが来るから部屋を整えに来たと言えばすんなりと通る事ができた。
騎士の配置換えをしてくれたアルバールに心から感謝する。
医師への連絡を頼み、リリアの部屋に氷や当て布など応急処置用ワゴンに準備する。
あらかた必要そうな物を整え終わった頃、リリアを抱えたセドリックがアルバールを伴って入ってきた。
寝転がれる大きさのソファーにそっとリリア体を下ろすと、片足をそっと支え、靴を脱がせた。赤く熱を持つ足首を見ると眉根を寄せる。
「カトリーヌ。医者は?」
「お伝えしています。すぐにいらっしゃるそうです」
「そうか。それまで少し冷やそう。布を濡らしてくれ」
セドリックからの指示で準備していた濡れた布を持ち、冷やそうとすればセドリックにそっと奪われた。
「私にさせてくれ。リリア痛みはあるかい?」
「少し。布が冷たくて気持ちいいわ」
赤く腫れた足首が痛々しい。
冷やし始めてすぐ、医者の来室があり、診察が始まった。ドレスの裾を軽く持ち上げたセドリックは一度動きを止める。アルバールに視線を送ると、気づいたアルバールが隣接されている控えの間に下がっていく。
診察が終わり腫れが引くまでしばらく冷やしながら安静にする様にと指示が出された。腫れも二~三日で引いてくるだろうと言われ安堵した。
冷やすための水を冷たい物と交換しようと、隣にある控の間にワゴンと一緒に移動する。
リリアはまだ婚約状態であるが、王太子夫婦のための部屋を使用しており、寝室を挟んでセドリックとリリアの部屋がそれぞれ配置されている。寝室にはお互いの部屋からのみ入る事ができ、廊下との扉は無い。
それぞれの私室には控の間が隣接され、護衛や侍女の臨時待機場所となっている。二人がけのソファーとテーブルが置かれ、窓際に一人用のチェアが配置されているだけのシンプルな作りだ。
リリアの私的な来客時など、室内で控える事が出来ない時に使用している。普段そこを使用するのはカトリーヌが多いため、好きな花を飾ったり、ちょっとしたお菓子などを置いておいたりと、自分の場所として認識してしまっていた。
カトリーヌはそこに準備していた水や氷などの応急処置物品の残りや、当て布の予備などをテーブルに並べていた事をすっかり忘れてしまっていた。
ワゴンを押しながら部屋に入り、一人がけの椅子に腰をかけるアルバールを見て固まってしまった。
まさかアルバールが使用するとは予想していなかった事に加えて、リリアの足の事で頭がいっぱいだったとはいえ油断していた。
いくら普段気安く接してくれていても、散らかった部屋で高位貴族であるアルバールを待たせるのは失礼にあたる。リリア付きの侍女としては失態である。
椅子に座っていたアルバールにすぐに謝罪をした。
「整理が行き届かず申し訳ございません。すぐに片付けます。しかしながら、リリア様の足首の腫れが引くまで冷やす様に医者から言われております。不快な思いをさせて申し訳ございませんが、今しばらくこのままお待ち下さい」
控えの間には防犯の為に出入り口がなく、部屋を出るにはリリアの部屋から廊下に出るしかない。セドリックがアルバールを出したのだ。セドリックに呼ばれるまで戻る事は出来ない。
「気にしないで。セドリックからあまり離れられないっていう私の事情もあるんだ。そうでなければリリア様の部屋に入ってこないよ」
いつもの笑顔で返され、ホッと胸を撫で下ろした。だが、これが他の騎士であれば今頃、何を言われたか分からない。
手早くテーブルの上を整理し、ワゴンにまとめる。
新しい水の入ったピッチャーを抱えて、リリアの部屋に戻ろうと、一礼して扉を開けようとしたとき、「えっと」とアルバールが何かを言い淀んだ。
「今開けると、とっても気まずい思いをすると思うんだけどそれでもいく?」
笑顔で言われた内容が、理解できなかった。
アルバールはゆっくり立ち上がり、カトリーヌの方に近づいてくる。唇に指を当てて静かにする様に合図した後、扉に設置されている除き穴をそっと開ける。
自分は扉の横に立ち、私に穴を見る様に促す。
恐る恐る覗くとそこには足を開いて座るリリアと、ドレスのスカートをたくしあげ、太ももに顔を寄せるセドリックの後ろ姿があった。
リリアの表情は見えないが、普段は白寄りの肌が赤く色づいている。
リリアが身を捩りながら、手を伸ばすとその手をセドリックが握る様につかんだ。
そしてすぐに、反対の手でリリアの腰を抱え込むように寄せている。
「なっ……!!」
大きな声がでそうになり、アルバールの大きな手がパッと口元を覆う。
「ねぇ。何が見えた?」
耳の真横で低い甘い声がする。
そちらを見れば唇が触れそうな距離にアルバールの顔があった。視線が絡み、薄く微笑まれれば、ゾクゾクとした感覚が腰から背中に昇っていく。
「私はね。とても耳がいいんだ。だけど君が教えてくれたら答え合わせができる」
カトリーヌは固まったまま、首をブルブルと横に振る。
こんなの口に出して説明できるわけがない。「そうか残念」とニッと口の端をあげて笑いながら離れていく。
二人の手が求め合うように繋がれた手から目が離せなくなる。またドキリ、と心臓の鳴る音がした。
そんな緊張のせいだろうか、抱えていたピッチャーが手から滑り落ちそうになった。
慌てて持ち直すとなんとか落とさずにすんだが、胸元にピッチャーの水がはねてしまった。
幸い、今日のドレスは胸元が大きく開いている。ドレスは濡れず、肌を少し濡らした程度で済んだ事に安堵する。
ハンカチで拭くために、近くにあったワゴンにピッチャーを置こうとした時、後ろに立っているアルバールがピッチャーの底を下から押さえた。
「そのまま持ってて。落とさないでね」
今までカトリーヌの口を抑えていた左手は、後ろから抱えられる様に、腹部に回された。
右手で持ったハンカチはカトリーヌの首筋をたどりながらゆっくり胸に垂れている水を拭いていき、そのままドレスの襟元と、胸の膨らみの境をゆっくりと移動していく。その様子から目が離せなくなる。
カトリーヌの肌を拭っているのはハンカチのはずだが、アルバールの指でなぞられている様な錯覚に呼吸を忘れる。
水滴がなくなり、緊張を解こうとホッと息をはいた時、アルバールはカトリーヌが抱えているピッチャーにチャプッと指を入れ、滴る水滴をカトリーヌの胸に垂らした。
コルセットで持ち上げられた胸の谷間に水滴が吸い込まれていくのが見えた。
驚いて後ろを振り向けば、金の瞳に熱を宿したアルバールと視線が絡んだ。
「これでも我慢したんだよ」
そのまま顎を持たれ、屈むようにおりきてきたアルバールの唇がカトリーヌの唇を塞いだ。何度も優しく口付けられ、赤みを増した唇を舌がなぞるように舐めた。
カトリーヌは驚き、すぐに離れようとするがピッチャーを持っているため両手が使えず、腰に回された腕を振り払う事も出来ない。顔に、首に、開いている胸元にと、つづいていくアルバールがキスを受け入れるしか無かった。
水滴が流れた軌跡を舌が辿る。アルバールの腕がカトリーヌの胸を下から持ち上げ、襟元から溢れそうになるくらいに強調されたカトリーヌの谷間にアルバールの舌が差し込まれていく。
カトリーヌは声をあげることもできず、涙を溜めながら、体を硬くした。
ーーアルバールにキスをされている。
カトリーヌの胸には、悲しみが渦巻いていた。こんな胸の開いたドレスを着てきたから、いっときの戯れとして相手にしようと思われたのか。
アルバールがそんな人では無いと信じたかった。
ただ、彼も騎士であり、高位貴族だ。王宮騎士達に、これまでも何度もそのような扱いをされてきたカトリーヌには、否定ができなかった。
いつも穏やかに優しく接してくれていたアルバールが同じだと思いたくなかった。
一度離れたアルバールの唇が、再びカトリーヌにキスし、胸元のリボンを解かれ始めたのをみた時、限界が来たのか溢れる涙を止める事が出来なくなった。
溢れた涙は頬をつたい、乱された胸元に落ちていった。
「リリア様がお呼びです」という会場メイドの言伝を聞き、そっとホールにいるリリアに近づく。すぐ側まで行くと扇の陰で耳打ちをされる。
「今のダンスの際に少し足を痛めてしまったの。セドリックのお話が終わったら会場を出るから準備をしておいて」
無言で頷き、すぐにパーティ会場からリリアの私室へ向かう。
王族専用である通路の入り口には護衛騎士が立つため、一般の参加者は高位貴族だろうと簡単に通る事はできない。
だが、今は緊急だった。また、通してもらえなかったらと不安が胸に込み上げるが、この後リリアが来るから部屋を整えに来たと言えばすんなりと通る事ができた。
騎士の配置換えをしてくれたアルバールに心から感謝する。
医師への連絡を頼み、リリアの部屋に氷や当て布など応急処置用ワゴンに準備する。
あらかた必要そうな物を整え終わった頃、リリアを抱えたセドリックがアルバールを伴って入ってきた。
寝転がれる大きさのソファーにそっとリリア体を下ろすと、片足をそっと支え、靴を脱がせた。赤く熱を持つ足首を見ると眉根を寄せる。
「カトリーヌ。医者は?」
「お伝えしています。すぐにいらっしゃるそうです」
「そうか。それまで少し冷やそう。布を濡らしてくれ」
セドリックからの指示で準備していた濡れた布を持ち、冷やそうとすればセドリックにそっと奪われた。
「私にさせてくれ。リリア痛みはあるかい?」
「少し。布が冷たくて気持ちいいわ」
赤く腫れた足首が痛々しい。
冷やし始めてすぐ、医者の来室があり、診察が始まった。ドレスの裾を軽く持ち上げたセドリックは一度動きを止める。アルバールに視線を送ると、気づいたアルバールが隣接されている控えの間に下がっていく。
診察が終わり腫れが引くまでしばらく冷やしながら安静にする様にと指示が出された。腫れも二~三日で引いてくるだろうと言われ安堵した。
冷やすための水を冷たい物と交換しようと、隣にある控の間にワゴンと一緒に移動する。
リリアはまだ婚約状態であるが、王太子夫婦のための部屋を使用しており、寝室を挟んでセドリックとリリアの部屋がそれぞれ配置されている。寝室にはお互いの部屋からのみ入る事ができ、廊下との扉は無い。
それぞれの私室には控の間が隣接され、護衛や侍女の臨時待機場所となっている。二人がけのソファーとテーブルが置かれ、窓際に一人用のチェアが配置されているだけのシンプルな作りだ。
リリアの私的な来客時など、室内で控える事が出来ない時に使用している。普段そこを使用するのはカトリーヌが多いため、好きな花を飾ったり、ちょっとしたお菓子などを置いておいたりと、自分の場所として認識してしまっていた。
カトリーヌはそこに準備していた水や氷などの応急処置物品の残りや、当て布の予備などをテーブルに並べていた事をすっかり忘れてしまっていた。
ワゴンを押しながら部屋に入り、一人がけの椅子に腰をかけるアルバールを見て固まってしまった。
まさかアルバールが使用するとは予想していなかった事に加えて、リリアの足の事で頭がいっぱいだったとはいえ油断していた。
いくら普段気安く接してくれていても、散らかった部屋で高位貴族であるアルバールを待たせるのは失礼にあたる。リリア付きの侍女としては失態である。
椅子に座っていたアルバールにすぐに謝罪をした。
「整理が行き届かず申し訳ございません。すぐに片付けます。しかしながら、リリア様の足首の腫れが引くまで冷やす様に医者から言われております。不快な思いをさせて申し訳ございませんが、今しばらくこのままお待ち下さい」
控えの間には防犯の為に出入り口がなく、部屋を出るにはリリアの部屋から廊下に出るしかない。セドリックがアルバールを出したのだ。セドリックに呼ばれるまで戻る事は出来ない。
「気にしないで。セドリックからあまり離れられないっていう私の事情もあるんだ。そうでなければリリア様の部屋に入ってこないよ」
いつもの笑顔で返され、ホッと胸を撫で下ろした。だが、これが他の騎士であれば今頃、何を言われたか分からない。
手早くテーブルの上を整理し、ワゴンにまとめる。
新しい水の入ったピッチャーを抱えて、リリアの部屋に戻ろうと、一礼して扉を開けようとしたとき、「えっと」とアルバールが何かを言い淀んだ。
「今開けると、とっても気まずい思いをすると思うんだけどそれでもいく?」
笑顔で言われた内容が、理解できなかった。
アルバールはゆっくり立ち上がり、カトリーヌの方に近づいてくる。唇に指を当てて静かにする様に合図した後、扉に設置されている除き穴をそっと開ける。
自分は扉の横に立ち、私に穴を見る様に促す。
恐る恐る覗くとそこには足を開いて座るリリアと、ドレスのスカートをたくしあげ、太ももに顔を寄せるセドリックの後ろ姿があった。
リリアの表情は見えないが、普段は白寄りの肌が赤く色づいている。
リリアが身を捩りながら、手を伸ばすとその手をセドリックが握る様につかんだ。
そしてすぐに、反対の手でリリアの腰を抱え込むように寄せている。
「なっ……!!」
大きな声がでそうになり、アルバールの大きな手がパッと口元を覆う。
「ねぇ。何が見えた?」
耳の真横で低い甘い声がする。
そちらを見れば唇が触れそうな距離にアルバールの顔があった。視線が絡み、薄く微笑まれれば、ゾクゾクとした感覚が腰から背中に昇っていく。
「私はね。とても耳がいいんだ。だけど君が教えてくれたら答え合わせができる」
カトリーヌは固まったまま、首をブルブルと横に振る。
こんなの口に出して説明できるわけがない。「そうか残念」とニッと口の端をあげて笑いながら離れていく。
二人の手が求め合うように繋がれた手から目が離せなくなる。またドキリ、と心臓の鳴る音がした。
そんな緊張のせいだろうか、抱えていたピッチャーが手から滑り落ちそうになった。
慌てて持ち直すとなんとか落とさずにすんだが、胸元にピッチャーの水がはねてしまった。
幸い、今日のドレスは胸元が大きく開いている。ドレスは濡れず、肌を少し濡らした程度で済んだ事に安堵する。
ハンカチで拭くために、近くにあったワゴンにピッチャーを置こうとした時、後ろに立っているアルバールがピッチャーの底を下から押さえた。
「そのまま持ってて。落とさないでね」
今までカトリーヌの口を抑えていた左手は、後ろから抱えられる様に、腹部に回された。
右手で持ったハンカチはカトリーヌの首筋をたどりながらゆっくり胸に垂れている水を拭いていき、そのままドレスの襟元と、胸の膨らみの境をゆっくりと移動していく。その様子から目が離せなくなる。
カトリーヌの肌を拭っているのはハンカチのはずだが、アルバールの指でなぞられている様な錯覚に呼吸を忘れる。
水滴がなくなり、緊張を解こうとホッと息をはいた時、アルバールはカトリーヌが抱えているピッチャーにチャプッと指を入れ、滴る水滴をカトリーヌの胸に垂らした。
コルセットで持ち上げられた胸の谷間に水滴が吸い込まれていくのが見えた。
驚いて後ろを振り向けば、金の瞳に熱を宿したアルバールと視線が絡んだ。
「これでも我慢したんだよ」
そのまま顎を持たれ、屈むようにおりきてきたアルバールの唇がカトリーヌの唇を塞いだ。何度も優しく口付けられ、赤みを増した唇を舌がなぞるように舐めた。
カトリーヌは驚き、すぐに離れようとするがピッチャーを持っているため両手が使えず、腰に回された腕を振り払う事も出来ない。顔に、首に、開いている胸元にと、つづいていくアルバールがキスを受け入れるしか無かった。
水滴が流れた軌跡を舌が辿る。アルバールの腕がカトリーヌの胸を下から持ち上げ、襟元から溢れそうになるくらいに強調されたカトリーヌの谷間にアルバールの舌が差し込まれていく。
カトリーヌは声をあげることもできず、涙を溜めながら、体を硬くした。
ーーアルバールにキスをされている。
カトリーヌの胸には、悲しみが渦巻いていた。こんな胸の開いたドレスを着てきたから、いっときの戯れとして相手にしようと思われたのか。
アルバールがそんな人では無いと信じたかった。
ただ、彼も騎士であり、高位貴族だ。王宮騎士達に、これまでも何度もそのような扱いをされてきたカトリーヌには、否定ができなかった。
いつも穏やかに優しく接してくれていたアルバールが同じだと思いたくなかった。
一度離れたアルバールの唇が、再びカトリーヌにキスし、胸元のリボンを解かれ始めたのをみた時、限界が来たのか溢れる涙を止める事が出来なくなった。
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