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幸せメリークリスマス♡ ~童貞くん初めての性の6時間~

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「マジでシュンってダサいよね。有り得ないんだけど」
俺の心が凍る言葉を吐いた女は、そしてもう帰る──と一言残して背を向ける。
この場に残ったのは、呆然と立ち尽くす俺一人であった。


世はクリスマスカラーに染まり、季節は師走へと差し掛かっていた。
一年が経つのなんてあっという間で、高校卒業と同時に田舎を出て東京の大学に入学し新生活にも慣れてきた頃、生まれて初めて彼女が出来たのだ。それは勿論、彼女と聖夜を過ごし脱童貞を目指すためである。今夜の背伸びしたディナーも11月に予約したし、人のごった返したイルミネーションだって彼女と見ていたら幸せだった。そうして特別な夜を迎えられると信じて疑わなかったのに……。

──満室! 満室、満室、満室!!!!!


ふたりで雰囲気になって、ホテル街に足を延ばしたものの、行くホテルは軒並み満室であった。そうだ、考えればわかる。性の6時間を迎えた今、ラブホテルほど人々の望まれているものはない。
何件かハシゴした頃には彼女の方から嫌な雰囲気が立ち込めており、どうにか空きを見つけた少し──否、かなり年季の入ったラブホテルの前で、俺は彼女にゴミを見るような蔑んだ瞳で振られた。取り付く島もないとはこのことで、俺はこの日のために居酒屋のアルバイトをこなし一人1.5万円という大学生には高価なレストランを予約したことや、今日の日のためにスマートなセックスの方法をググった日々を思い返し、愕然としたのであった。おいおい、お前がワイン飲みたいって言うから赤字なのにボトル開けたんだぞ、夜飯だけで4万円近くも飛んだんだぞ。ホテル街には酔っぱらったカップルで溢れかえっており、寂れたホテルの前で野垂れる俺はさぞ滑稽だろう。そう、この間にも俺の隣を通ってカップルがホテルに吸い込まれてゆく。4万だぞ、4万。こんなことなら風俗にでも行けば──、そう俺が思考を巡らせていた時。

「ねえ、君。大丈夫かい?」
痺れるほど色っぽい男の声が俺の頭の上に落された。
む。自慢ではないが俺は180cmある。そんな俺に声をかけれるなんて──とおもむろに顔を上げれば、とんでもない美形が眉を下げて俺を見ていた。
思わず目が丸くなる。彼は身長190cmはありそうな長身に、クールな切れ長の目元が印象的であった。銀髪をワックスで固め、仕立てのいいコートに身を包んでいる男は酷く絵になっていて、一般人では浮かべることのできない色気をかもし出していた。もしかしたらハーフの人なのかもしれない。いや、東京ってすげぇわ。美形すぎて思わずビビったもん。
返事のない俺に、男性はまた困ったような表情を浮かべて、口を開いた。

「え~っと、大丈夫? ごめんねいきなり声かけて。でも、さっきからずっとそこにいたから、思わず大丈夫かなって心配になっちゃって」
「え、あ、はい。スンマセン。大丈夫です、ハイ、大丈夫です」
俺の口から咄嗟に出たのは、コミュ障全開の返答だ。それも仕方ない。芸能人顔負けの美形の前で、俺などただの石ころに過ぎない。なんかもう今日はこんなイケメンのお兄さん見れただけで良かったのかもしれない──だなんて一瞬でも思ってしまうほど、綺麗な顔が目の前にあるのだ。キャパオーバーにもなる。
「は? かわい……」
だから心優しいイケメンのお兄さんから零れた低く小さな独り言は、きっと気のせいだ。
「やっぱり、心配だよ。時間は平気? ちょっとついてきて」
「え、あの、え、ちょ」

お兄さんは優しい笑みを浮かべて、俺の手首を掴む。問いかけながらも俺の返答を待たず足を進める強引さが、お兄さんの声色に合わなくて混乱した。
お兄さんは俺が彼女に捨てられるきっかけになった寂れたホテルにズンズンと進んでいく。俺は足をつっかえさせながら、頭は思考停止していてついていくのがやっとだ。俺が目を回している間にもお兄さんは「このホテル、男同士でも入れるんだよね~」「そっすか」「君、背が高いね。何センチ?」「いや、オニイサンの方が高いでしょ。180ピッタリです」「俺は192cm。あ、ここのホテル、こんな外観だけど部屋は綺麗だから安心してね」「? はい」などと沢山話しかけてくる。勿論俺は良く分からないまま、差し支えない返事を返すしかない。

話している内に部屋に着いてしまい、俺は終ぞ逃げる間もなくラブホの部屋に人生で初めて足を踏み入れたのだ。




「ね、そういや君、名前は?」
「ん、ちゅぅ、んぁ……シュン、です」
「シュン君ね。可愛いお名前だね。シュン君、ちゅ~下手なの? ほんとうに可愛すぎんだけど」

そして、どうしてだか俺はお兄さん改めリュウさんとディープキスをしている。ちなみに生まれて初めてのディープキスだ。
俺は訳も分からず、あれよあれよという間に壁際に追いやられ、リュウさんに至極当然のようにキスをされた。ちゅ、と可愛い音を立てて離れた唇に呆然としていると、とんでもない美の暴力が眼前に迫って、次は無防備な唇をこじ開けられる。にゅる、と熱くて柔らかい肉厚な舌が咥内に侵入し、縦横無尽にかき回す。溢れた唾液が唇を濡らして、お互いの息が生ぬるく肌を温める。今まで感じたことのない初めてのキスに、俺の頭は一瞬で溶けてバカになる。リュウさんは俺の顔を両手で挟んで固定したまま、俺から呼吸すら奪い取るかのように唾液をかき混ぜた。
あぁ、くそ、気持ちいい。酸欠の脳味噌はふわふわと快楽に揺られて蕩けてゆく。俺は抵抗らしい抵抗もせず、いつの間にか息も絶え絶えになりながら身を委ねていた。舌が引き抜かれたときには俺は全身から力が抜けて目の前の美丈夫に凭れかかることしか出来なかったのだ。
「あれ~、シュン君もう腰抜けちゃった? ふふ、とっろとろだね。大丈夫だよ。シュン君は俺に身を任せていればいいからね」
ぼうっとした頭のまま、リュウさんの言葉が吹き込まれる。俺はそれにコクンと頷いて、リュウさんに身を委ねた。


リュウさんにお姫様だっこで運ばれ、ベッドにゆっくりと押し倒される。
服も全て脱がされて生まれたままの姿にされ、俺は恥ずかしくてもじもじと足をすり合わせる他なかった。
恥ずかしがる俺を楽しむように、リュウさんは俺の体に手を這わせてゆく。大きな手はゆっくりと腹や胸を撫でていった。俺はこの異常な状況にも、どうしてだかリュウさんを拒むなんて考え付かなくて、ただただ羞恥に震えることしか出来なかった。

「夜ご飯食べてきたばっかり? シュン君のお腹、ぽっこり膨れてるね」
リュウさんの指摘通り、俺の割れた腹は臍を中心に膨れている。飯のせいではなく、彼女が数口飲んでもう飲めないと俺に押し付けたワインのせいだ。食事で既に腹は満たされてはいたものの、お願いされるがままオーダーしたボトルの大半が残っている状況。俺が金を払うのだ。貧乏性のせいでどうにも惜しくて、無理に全て飲んだのだ。幸いにも俺は酒に強い質であったため醜態を晒すことは無かったのだが、だったらデカンダで良かったのではないだろうかと彼女を恨んだ。
数十分前まで彼女といたことを思い出して、俺の気は沈む。

そんな俺の様子など気にしていないリュウさんは、楽しそうに俺の臍の下から陰毛までの間を撫でながら言った。
「ここまで入るからね」
「?」
リュウさんの言うことは良く分からないが、リュウさんはそんな俺の表情を見て楽しそうにクスクスと笑っていた。
「本当は洗浄もした方がいいんだけど、シュン君かわいいから早く食べちゃいたくって。ゴムはつけるからね。ふふ、乳首勃起してる」
「アんっ♡♡♡」
リュウさんは俺の乳首をきゅ、と掴んだ。摘まんで、コリコリと弄って、時折優しく撫でる。俺よりも幾分も大きな手に弄られて、俺の乳首は痛々しいほど真っ赤に腫れ上がってしまっていた。その間もリュウさんはまたキスをひとつ落としたり、もう片方の乳首を舐めたりしていた。オナニーでも触るなんて発想すらなかった男の乳首を、リュウさんは慣れた調子で弄りまわす。
俺はその間にもはふはふと呼吸を荒げ、いつしか中心が緩く熱を持っていることに気付いた。恥ずかしくて、足をもじもじと擦り合わせてしまう。
「おや。若いね」
「ふにゃん♡♡♡」
リュウさんの手が無遠慮に俺の半立ちのペニスを掴んだ。それだけで俺は跳ね上がる。
リュウさんはしゅるしゅると俺のペニスを上下に扱いた。その度に俺はあられもない声を上げて、快楽に身を震わせる。
自分で触るのとは全然違う! 俺はリュウさんに尊敬の念すら抱きつつ、身を任せた。

「声我慢しないで? そっちの方が気持ち良くなれるから」
「はい……ッ♡♡ はぅ♡ あん♡♡ ひん♡」
リュウさんはペニスと一緒に俺の乳首を責めながらそう言った。その時点で俺は、俺を捨てた彼女に心の中で感謝を伝えていた。
ありがとう!!! お前が直前に俺を捨てたお陰で、俺はリュウさんに最高のテクで気持ち良くしてもらっている……♡
「シュン君」
「んぁ~~♡♡♡」
リュウさんは上体を起こして俺を見下ろした。その美貌が近づいてきて、俺はキスされると本能で感じ取ると、口を開いて舌を伸ばす。リュウさんも応じてくれて、涎を滴らせながら舌を絡めあった。その間もリュウさんの手が俺のペニスを刺激するのを止めないから、俺は翻弄されてリュウさんの唾液を飲み込みながら情けなくあんあんと声を上げることしか出来なかった。
「シュン君、見れる? シュン君のおっぱい、触り過ぎて真っ赤になってる」
リュウさんの言葉に自分の身体を見ると、鍛えた胸筋の上で普段は大人しくしている乳首が真っ赤に熟れて勃起している。本当だ! 俺はリュウさんを肯定するようにコクコクと頷いた。リュウさんのお陰で勃起したペニスからはタラタラとカウパー液が溢れている。それが水音を立てて、更に俺を追い立てた。

「あ♡♡♡ いくッ♡♡♡ いく♡ いく♡ いく♡ いっ~~~~~ッ♡♡♡♡♡♡ いぐぅうう♡♡♡♡♡♡♡」
びく、と俺が身体を跳ねさせても、リュウさんは止まらない。いったばかりで敏感なソコを更に追い立てるように刺激されて、俺は女みたいな情けない声を上げてひんひんよがった。視界が真っ白になる。
他人に導かれる絶頂は深くて長くて、脳味噌がスパークしているようだった。口の端からはだらしなく涎を垂らして、ぼんやりとリュウさんの顔を見た。
「シュン君、もっと気持ち良くなろうね」
「もっと…?」
「そう、もっと。……シュン君、怖い?」
「こ、わい……けど、リュウさんなら平気だよ」
こんなに気持ちのいい射精は初めてだった。心の底からリュウさんに身をゆだねられる自分がいる。不安など一切なくて、俺はこれから与えられるであろう未知の快楽にごくりと喉を鳴らした。




「んごぉ♡♡♡♡ ぉへぇ♡♡♡ ぉ♡♡ んぉおお♡♡♡♡♡」
「あ~~~っ、キツキツ処女ケツ穴サイコー」
「んぉお゙お゙お゙お゙♡♡ ぉほっ♡♡ お゙っ♡♡ おに゙ゃか押しゃないれぇ♡♡♡♡♡♡」
「あはっ。シュン君マジ可愛い♡ ほら、リュウお兄さんとちゅうしよう♡ ん~♡」
「ん~~~~~~ッ♡♡♡♡♡♡♡」
俺は仰向けされて、腰を丸められてまんぐり返しの体勢でリュウさんにケツを掘られていた。俺がイク度に精液が俺の顔に散って、もう何度達したか分からない。

尻の穴が極限まで広げられて、リュウさんの体格に見合った規格外のちんぽでハメられて、俺はもう訳が分からなかった。遠慮なく揺さぶられて晩飯が喉の近くまでせり上がって死にそうだったが、リュウさんは「腹が膨れてるからナカが圧迫されてて気持ちがいい」とご満悦であったので良かった。
ヤってる最中にウンコ出ねぇの?なんて思っていたけど、リュウさんが俺のケツをコンドーム越しに指で拡げていた時に「シュン君って快便? 全然ローション濁らないし、スカプレイにならなくてよかった」等と言ってほっとしてたから、リュウさんの言葉を信じるしかない。

「んぎゅっぉおお♡♡♡♡♡♡」
リュウさんはあんなに優しかったのに、ベッドの上ではドがつくほどのサディストだった。
沢山かわいがってくれていた乳首を、リュウさんが遠慮ない手付きで思いっきり摘まんで引っ張る。俺は涎を飛ばしながら身体を反らして、そんな俺を叱るように今度はリュウさんのペニスが奥をばちゅばちゅと突く。
「うぎぃぃいっ♡♡♡♡♡♡」
リュウさんは「慣れれば気持ち良くなるよ♡」と言っていたが、今の俺には痛みしか感じない。
リュウさんの規格外ちんぽは俺の中に押し込まれてもまだ根本が残っていて、亀頭は俺の腹のどん詰まりまで埋められていた。上級者になればこの更に奥まで行けるというのだが、初心者なので勘弁してくれと俺はリュウさんに文字通り泣きついて許してもらったのだ。それでもリュウさんは根本まで突っ込みたいらしく、俺がギャンギャン泣いても容赦なく奥を抉ってくる。

「おらッ♡ シュン、腰逃がしてんじゃねぇぞ」
「ひぎぃいいい♡♡♡」
「もっと声出せ。腹に力入れろシュン」
「ぉおおお♡♡♡ ん゙ほぉ♡♡ んぉお゙お゙♡♡♡♡♡」
思わず腰が引ければリュウさんの手が腰を掴んで持ち上げ、逃げられないようにして種付けピストンをされる。俺のアナルからはローションが混ざって泡立って、リュウさんの血管が浮き出たどす黒いペニスが尻穴を捲って出入りしているのが見える。酸欠寸前まで責められながらハメられて、何度も意識が飛んで、それでも次々与えられる快楽がすぐさま俺を叩き起こす。リュウさんの言う通りに、ペニスが俺の内臓を押し潰す度に息と一緒に声を上げた。
リュウさんはいつの間にか乱暴な口調になっていて、それがリュウさんに気を許されたみたいで嬉しくて、俺は更に乱れた。俺のチンポは腹につくほど反り返ったまま壊れてしまったみたいに透明な汁を溢して、リュウさんに揺さぶられるまま液を巻き散らす。
「っひぃぎゃぁああああ~~~~ッ♡♡♡♡♡♡」
そんな俺のちんぽを、リュウさんの手がぎゅうと掴んだ。男性なら分かるはずなのに、有り得ない強さで握られて、俺は思いっきり悲鳴を上げる。
「お、入るな」
「んぎゃ!?!?!? あぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙♡♡♡♡♡♡♡♡」
その瞬間、リュウさんのペニスが俺の入ってはいけないところに侵入した。かはっ、と息が漏れた後、喉の奥から絶叫が飛び出す。
ケツの中で何かを突き破られた感触がして、痛みよりもその衝撃に俺の頭は真っ白になった。何が起きたか分からないまま、全身がガクガクと震えて、精液じゃないものが先端からどぼどぼと溢れる。その間もリュウさんは手を緩めてはくれなくて、俺は何も出さずに達していた。
助けを求めてリュウさんを見れば、彼は美しい顔に邪悪な笑みを浮かべていた。リュウさんが微笑んでくれているのが嬉しいけど、俺はそれどころではなかった。神経をそのまま撫でられているかのような剥き出しの快感に、脳みそが支配される。駄目だこれ頭おかしくなるもうおかしいけどもう戻れなくなるこんなの俺の想像してたセックスじゃないこんなに気持ちいなんて聞いてない。

俺は馬鹿になった頭で「脳みそまでリュウさんのちんぽ入ってる?」ってリュウさんに聞いたら、リュウさんは目を真ん丸にした後ちんぽが震えて、どぴゅと俺の奥の奥に精液を吐き出した。


「あんまり煽るようなこと言わないで、シュン君……」
リュウさんは最初の優しい口調で俺に言ってきたけど、頭ン中までちんぽに犯された俺はもう訳が分かんなくなってて。リュウさんの精液にガクガクと絶頂していた。
リュウさんのおちんぽはすぐに復活して、リュウさんはゴムを素早く変えるとまた俺を責め立てる。
「んごぉ♡♡♡ ぉほっ♡♡♡ んぉおお♡♡♡♡♡♡」
「もう♡ シュン君が可愛すぎて、入り口虐めるだけにするつもりがうっかりナカまで入っちゃったよ」
「おごぉぉおお♡♡♡♡ ん゙ぉあ゙~~ッ♡♡♡♡♡」
「シュン君ならウンチ漏らしてもナカ突いてあげるから、頑張ろうね」
「んぎゃぅ♡♡♡ おほぉ♡♡♡ ぉお♡♡♡」
「ああ、不安そうな顔しないで。さっきのゴムみる? ほら、俺の精液がたぷたぷに入ってるけど、ゴムに色もウンチも付いて無いでしょ。まだ暫くは大丈夫だよ。シュン君のお腹がご飯消化しちゃう前に、沢山えっちしようね♡」
リュウさんは口の縛った使用済みコンドームを俺の眉間に置くと、すぐさま慣れた様子でまた俺の奥を貫いた。揺すられると、コンドームが顔から滑り落ちていく。鼻水で鼻がつまっていたせいで匂いは分からなかった。リュウさんとえっちしながら沢山キスしたいし、俺の顔がウンチ臭くなってなければいいな。
奥の弁が亀頭に押されてこじ開けられ、その隙間を押し開くようにリュウさんのおちんちんが入ってくる。俺のアナルはリュウさんのおちんちんに悦んできゅうきゅう締め付けるのに、リュウさんは奥からおちんぽを引き抜いて、弁がきゅんと閉じる瞬間にまたどちゅん♡と突き立てる。

リュウさんの容赦ない分からせピストンに俺のアナルはすぐさま降参して、お尻をきゅうと閉めるとまた押し込まれるって分かるのに、ペニスが引き抜かれる度にきゅんきゅんと最奥の弁を閉じた。俺はリュウさんのピストンに合わせて呼吸をして、いつの間にか足だって自分でもってまんぐり返しをして、リュウさんを受け入れやすいようにしていた。
「しゅごいぃ♡♡♡ おちんぽしゅごいい♡♡♡♡♡」
俺は舌を出して、犬みたいにリュウさんのピストンに合わせて腰を振っていた。まだ俺童貞なのにケツ穴セックスにドハマリしてる♡ でもすごい気持ちいいから仕方ないの♡♡♡
俺はリュウさんのおちんぽに完全降伏して、この快楽地獄が続くことを願っていた。






「んぶ♡♡ はむ♡♡ んぶぶ♡♡」
俺はリュウさんのお疲れおちんぽ様にご奉仕をしていた。リュウさんに尻穴をぶち抜かれてから数時間。俺はもっともっと続けたかったけど、俺の腹がゴロゴロ鳴り出してからリュウさんはちんぽを抜いて、俺の喉をぶち犯していた。
俺の尻穴はぽっかりとリュウさんのおちんちんの形に開いて暫くはぷうぷうと空気を食んでいたけど、リュウさんが俺の口の中で何度か射精した頃には入り口だけは閉じている──らしい。それでも腸壁は未だにリュウさんのモノが入っているような感覚がして、このままだと粗相をしてしまうからとアナルプラグと言うものを差し込まれた。
ソレは透明なつくりをしていて、俺のウンチが降りてきたらリュウさんに分かるそうだ。
リュウさんは優しいから、俺が恥ずかしい思いをしないように気を使ってくれる。本当に顔だけではなく性格までかっこいい人だ。あと、このままホテルを出てしまうと緩んだ俺のアナルが公共の場でどうなってしまうか分からないので、俺のお尻がちゃんと締まるまでリュウさんも付き合ってくれるという。
そんなリュウさんが退屈しないように、リュウさんのおちんぽ様にご奉仕をすることを俺から提案たのだが、今となれば俺がリュウさんにご褒美をもらっているのでは?とも思う。

リュウさんのおちんぽは俺のと違って、AV男優みたいに赤黒くてバッキバキに反り返って、別の生き物みたいに血管を浮かせてとてもカッコイイ。俺のアナルでも射精していたのに、いまだに恐ろしいほど勃起を続けるソレの先端に口づけると、俺はむしゃぶりついてご奉仕を始めた。喉の奥まで呑み込んで吸い付きながらピストンをさせると、じゅぽじゅぽという下品な音が鳴る。リュウさんのちんぽを根元まで飲み込むと喉仏のあたりまで沈むのだが、そうすると喜んでくれるから嬉しくなって俺はセルフイラマを頑張った。
喉も顎も疲れて限界で緩慢な動きしか出来なくなってしまってからは、リュウさんが俺の頭をまるでオナホのように掴んで動かしてくれるから、俺はリュウさんにまだまだご奉仕することが出来た。無遠慮なピストンに、意図せず喉まで入ってきたおちんぽに何度もえずいたけど、リュウさんはその度に気持ちよさそうにしていたので必死に喉を絞めて吸い付いた。リュウさんの精液は一滴残らず喉奥に直接注ぎこまれて、お口に出された時は唾液と混ぜてモグモグしてから飲み込んだ。リュウさんはそれだけで俺を偉い偉いと褒めてくれるので、俺は得意になってリュウさんに使われた。






「あ、起きた?」
ぱちり。目を開くとリュウさんの美しい顔がドアップで映る。あまりに美しすぎて、夢を見ているのかなと思った。俺はいつの間に眠ってしまったのだろう? リュウさんの精液を腹が膨れるほど飲んだところまでは覚えているが、それ以降の記憶がない。
起き上がろうとすると身体の節々がおかしいくらい痛くて、リュウさんに呆れたようにまたベッドに寝させられる。
「初めてだったんだから無理しちゃダメだよ?」
あんなに気持ちがいい体験をさせてくれたのに、リュウさんは終わってからもこんなに優しいのか。俺は感動した。もし俺があのまま彼女とラブホに入れてゴールインしたとしても、こんなに出来た男の対応をすることは出来なかっただろう。リュウさんと言う極上の男に抱かれ、俺の頭の中はピンク色一色だった。童貞なんて最早どうでもいい。

「ねぇシュン君、昨日はあまりにもシュン君がチョロ……じゃない、可愛すぎて性急に進めちゃったから順番がおかしくなっちゃったんだけど、俺と付き合ってもらえませんか?」

リュウさんの言葉に、俺は一気に目が覚めた。

「俺なんかで良ければよろしくお願いします」

そう返すと、感極まった様子でリュウさんが抱きしめてくれる。リュウさんの鍛えられた逞しい身体にまた身体がゾクリと疼いて、ちゅ♡と音を立てて優しいキスが頬に贈られる。それから唇へと下りてきて、すぐにえっちなものになる。リュウさんの舌は熱くて柔らかくてすごく気持ちがよくって、身体から力が抜けてしまってくたりとしてしまった。
「初めは適当にヤリ捨てるつもりだったからこんなホテルでシュン君の処女貰っちゃったんだけど、俺にやり直しをさせてくれないかな」
「はぅ……♡♡♡」
キスの名残でリュウさんが何か言っているのが分かるが、意味までは理解できない。
ヤリ捨て……?なんて聞こえたが、リュウさんがそんなこと言うわけないので俺の勘違いだろ。だって、リュウさんはとっても優しくて最高の──俺の彼氏なのだから!

「次はシュン君のアナルをオナホみたいに使わないようにするからね。前立腺の前に結腸教えちゃったのも俺の責任だから、次はシュン君がお漏らしして号泣するくらいずっと前立腺でイかせてあげるから♡ それに次はゴムなんて使わないでお尻綺麗にしてから生パコしようね。シュン君のアナルが捲れて戻らなくなっちゃうくらいピストンしてあげる。俺の精液を尻穴から垂らして、シュン君のおちんちんからもダラダラ精液溢れさせるように丁寧に身体に教えてあげるからね♡ それに俺シュン君に心奪われちゃったからセフレだって全員切るし、シュン君だって俺以外でイケなくなるように沢山パコパコしようね♡♡♡ 俺、頭がちょっと弱くて体格が良くて淫乱な年下の男の子に目が無くて、それで処女厨だったからウリしてる子は論外で、俺の理想の相手なんて世界のどこにもいないと思ってた……。うう、こんなにも理想通りのシュン君に出会えるなんて、なんて幸せなんだろう!」

リュウさんは血走った目で俺を見ながら早口で何か言ってたけれど、よく聞き取れなかった。だけどこれからたくさん気持ち良くしてくれる──?みたいなことを言っていた気がするから、俺は嬉しくてにぱりと笑った。

──幸せ過ぎて、死んじゃうかも……♡



最高のクリスマスをありがとう! 沢山愛してね、俺だけのダーリン♡




(続)
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