1 / 2
2 天変地異
しおりを挟む
「そんじゃ、おやすみ。明日も早いからしっかり寝ろよ」
「キュウスケさんこそ。おやすみなさい」
夜七時。昼ご飯を食べた後屋上で、キュウスケさんとしばらく話していたらもうこんな時間になっていた。今、信頼してる仲間はキュウスケさんともう一人、ドールという少女しかいない。05はまだ完全に完成していないし、キュウスケさんが話してくれたアラタさんに関しては顔を合わせたことすらない。
でも、ボクらと「同じ」なら……少しは話してみたいかも。キュウスケさんの話を聞く限りは本当に心優しい人なんだとか。
アラタさんはNo.02……職員達がよく話題に出している02と同じなのか?
陰で「出来損ない」「性格面のエラー品」等とかなり酷い言われようをしていたのはよく知っている。アラタさんと面識が無くても、かなり腹立つ悪口であった。
『02の仕事も04にさせた方が良いんじゃねぇの?』
今日ヘリで聞こえたあの会話が頭をよぎる。そもそもボクに変な期待を持っている時点で気持ち悪い。何かを上げるには何かを下げないと気が済まない、悪い意味で人間臭い人達だ。人間だけど。
そもそもこの保安庁でマトモな思考の人間が居るのかが疑問である。全員何かしら悪いクセが拭いきれていないからなぁ。あれ、もしかしてトーキョー部だけだったりする説もある? どっちにしても気持ち悪いから別に変わらなくていいけど。
そもそも人外捕獲とか討伐はボクらで十分やっていけるから人間の職員は不必要って思う。足手まといになったら流石に職員達が可哀想だから。
〇
日報を書いて何もやることがなくなったから、ベッドに寝転がりながら読書とネットサーフィンを行ったり来たりしていた。
読んでいる本は例の天変地異関連。ボクの部屋の本棚はこれしか置いていない。
著者によって解釈が違っていたりもするから案外飽きないしむしろ楽しい(たまーにちらほらと過大表現しすぎなヤツもあるが)。
全てにおいて一致していることをまとめる。
・天変地異は五百年前
・天変地異により人外が溢れかえってしまった
・天変地異を「NewFlower」と呼ぶ
ざっくりまとめてこんな感じ。一応この天変地異には名称があり、「NewFlower」と皆呼んでいる。直訳すると「新たな花」……花が咲くようにどんどん天災等起きた事からそう呼ばれるという説もあるが、詳しい発端は全然知らない。シンプルでわかりやすいからこのネーミングセンスは普通に憧れるな。
当時の状況の写真がズラリと並んでいるページは、荒れた大地や避難所での生活の写真から、どす黒い津波に吞み込まれる民家やビル。落下してきた隕石の大きいカケラによって直径数百メートルの穴がぽっかりと地面を開けている村、土砂崩れ、瓦礫の下の子供のだと思わしき小さな靴。トラウマになりそうだ。
五百年前の出来事なのに、写真として今の世にも時間が止まった様に残っているという事実。
「怖かったなぁ」
ページを捲りながら、意識せずに言葉を零した
……ん? ボーっとし過ぎて言い方間違えちゃった?
多分「怖いなぁ」って言いたかったんだろう。読み過ぎてぼんやりしていたのか単に眠いだけかもしれないが、「怖かったなぁ」ってまるで体験したみたいな言い方になってしまった……多分これキュウスケさんがすぐ近くに居たら絶対笑われてたヤツ……。ボク一人の空間で助かった。
どうでもいい恥ずかしい間違いをしたらまた目が若干冴えたから続きでも読もう。
いくつか続く写真ページの次は、天災ラッシュが落ち着きしばらくした後の、生存した人の当時の言葉が書かれているコーナー。インタビューはメモに取られずっと保存されているから割と最近刊行されたのでも残っていたりするのかもしれない。
『あれからしばらくは本当に大変でしたね。生き地獄って、この事なんだと実感しちゃいましたし。地震とか豪雨とかにとどまらずに津波だったり……隕石のカケラが落ちてきたと報道された時は腰を抜かしそうになりましたよ。一気に襲ってきた天災は一週間半で収まってよかったです。でも……息子を失ったのは忘れられません。いつも通りに起きていつも通りに遊びに行って……それから、息子の元気なただいまは聞けなくなりました』
これは奇跡的に生き延びた主婦さんの話。
天変地異の状況をわかりやすく答えてくれているが、それがもたらした悲しい出来事も当然ある。
付きっきりでずっと愛情を注いできた実の子が、居なくなる。予告もされないから守れない。
『喋らないし動かなくなってしまっているけど、せめてあの子の眠っている顔は見たかったです。結局見つからず、私もこんな歳になってしまいましたた』
最後に顔も見る事すら叶わなかった。
この人はボクが思っている何倍もの深い傷を負っているのか想像できないし……まず、想像したくない。
幸せが途切れてしまうというのは本当に恐ろしいと深く思う。ボクはとびきり幸せというまでのラインとは違うが、こうして普通に眠って普通に食事をして、先輩と他愛もない話をして。「普通」こそ幸せなのではないかと考える事がある。
保安庁に所属して人外とか狩ったりするのは民間人にとって普通とは程遠いかもしれないけどね。
体験談やインタビューを読むと、気分が少し沈みそうになるのに何故かずっと見てしまう。具体的にどこに惹きつけられているのかわからないけど、ボクはこの現象に自然と足をつけていて、抜け出せなくなっているのかもしれないのか?
もう少しだけ見よう。あと二冊読んだらもう寝ようかな。
〇
「うー……頭が疲れた」
本を読んだらかなり疲れてきた。これから寝るとはいえ、スッキリする爽快な飲み物を飲みたい……レモン、レモン炭酸を……。
「はぁ……どうしてボクの部屋の階には自販機が一台しか置いてないんだ。ボク好みのヤツ一本も無いし」
小銭を握りエレベーターでB棟の三階に向かう。夜だから照明が暗めで、小銭落としたら面倒な事になるなぁ。キュウスケさんと別れる時に買っておけばよかったと後悔。
あと二冊って決めたのにベッドの上には五冊積まれていたから多分無意識に読み過ぎたんだ……極限まで本の情報を入れ過ぎて頭が重い(しかも一冊の平均が二百五十ページとまぁまぁある)。
三階に着き、自販機が並んでいる休憩スペースに向かい小走り。
嗚呼やっと生命の糧、水分にありつけ……
「わっ」
まずい、脳バグと喉の渇きで周り見えてなかったらしく見事に誰かにぶつかってしまったぁ……。
しかも、チャリンと音がしたという事は小銭落としちゃった? うわ、だるいし相手に申し訳ない。
「ぁ! す、すみません……!」
「大丈夫? 僕は特に怪我していないけど、君は?」
「ぼ、ボクも大丈夫です……」
「よかった。あと、この百七十円は君のだよね」
ぶつかった相手はボクより年上の男の人。かなり身長が高いから謎にビビッてしまいそうになった。
男の人は落とした小銭を拾ってくれて、優しく微笑む。
「気をつけてね。怪我が無いならそれで安心した」
「あ、あ、ありがとうございます……」
「それじゃあ、おやすみなさい」
男性は最後まで優しく、手を振ってくれた。
こんなにも優しい人、キュウスケさんとドールを除いてちゃんと居たんだ。
あ、名前聞くの忘れちゃった……勿体ない。なんか仲良くなれそうな雰囲気だったから、名前くらい聞いておけばよかった。とりあえずお目当てのジュースを買ってボクは部屋に戻った。
でも、あの人の事が気になってこの日は二時間しか寝れなかった。寝た時も夢の中であの人が出てきた。
彼が、ボクにとって重要な人になったりするのだろうか? 他人にこんなに関心を示したのは初めて。
ボクにとっての天変地異かもしれないなぁ、これは。
「キュウスケさんこそ。おやすみなさい」
夜七時。昼ご飯を食べた後屋上で、キュウスケさんとしばらく話していたらもうこんな時間になっていた。今、信頼してる仲間はキュウスケさんともう一人、ドールという少女しかいない。05はまだ完全に完成していないし、キュウスケさんが話してくれたアラタさんに関しては顔を合わせたことすらない。
でも、ボクらと「同じ」なら……少しは話してみたいかも。キュウスケさんの話を聞く限りは本当に心優しい人なんだとか。
アラタさんはNo.02……職員達がよく話題に出している02と同じなのか?
陰で「出来損ない」「性格面のエラー品」等とかなり酷い言われようをしていたのはよく知っている。アラタさんと面識が無くても、かなり腹立つ悪口であった。
『02の仕事も04にさせた方が良いんじゃねぇの?』
今日ヘリで聞こえたあの会話が頭をよぎる。そもそもボクに変な期待を持っている時点で気持ち悪い。何かを上げるには何かを下げないと気が済まない、悪い意味で人間臭い人達だ。人間だけど。
そもそもこの保安庁でマトモな思考の人間が居るのかが疑問である。全員何かしら悪いクセが拭いきれていないからなぁ。あれ、もしかしてトーキョー部だけだったりする説もある? どっちにしても気持ち悪いから別に変わらなくていいけど。
そもそも人外捕獲とか討伐はボクらで十分やっていけるから人間の職員は不必要って思う。足手まといになったら流石に職員達が可哀想だから。
〇
日報を書いて何もやることがなくなったから、ベッドに寝転がりながら読書とネットサーフィンを行ったり来たりしていた。
読んでいる本は例の天変地異関連。ボクの部屋の本棚はこれしか置いていない。
著者によって解釈が違っていたりもするから案外飽きないしむしろ楽しい(たまーにちらほらと過大表現しすぎなヤツもあるが)。
全てにおいて一致していることをまとめる。
・天変地異は五百年前
・天変地異により人外が溢れかえってしまった
・天変地異を「NewFlower」と呼ぶ
ざっくりまとめてこんな感じ。一応この天変地異には名称があり、「NewFlower」と皆呼んでいる。直訳すると「新たな花」……花が咲くようにどんどん天災等起きた事からそう呼ばれるという説もあるが、詳しい発端は全然知らない。シンプルでわかりやすいからこのネーミングセンスは普通に憧れるな。
当時の状況の写真がズラリと並んでいるページは、荒れた大地や避難所での生活の写真から、どす黒い津波に吞み込まれる民家やビル。落下してきた隕石の大きいカケラによって直径数百メートルの穴がぽっかりと地面を開けている村、土砂崩れ、瓦礫の下の子供のだと思わしき小さな靴。トラウマになりそうだ。
五百年前の出来事なのに、写真として今の世にも時間が止まった様に残っているという事実。
「怖かったなぁ」
ページを捲りながら、意識せずに言葉を零した
……ん? ボーっとし過ぎて言い方間違えちゃった?
多分「怖いなぁ」って言いたかったんだろう。読み過ぎてぼんやりしていたのか単に眠いだけかもしれないが、「怖かったなぁ」ってまるで体験したみたいな言い方になってしまった……多分これキュウスケさんがすぐ近くに居たら絶対笑われてたヤツ……。ボク一人の空間で助かった。
どうでもいい恥ずかしい間違いをしたらまた目が若干冴えたから続きでも読もう。
いくつか続く写真ページの次は、天災ラッシュが落ち着きしばらくした後の、生存した人の当時の言葉が書かれているコーナー。インタビューはメモに取られずっと保存されているから割と最近刊行されたのでも残っていたりするのかもしれない。
『あれからしばらくは本当に大変でしたね。生き地獄って、この事なんだと実感しちゃいましたし。地震とか豪雨とかにとどまらずに津波だったり……隕石のカケラが落ちてきたと報道された時は腰を抜かしそうになりましたよ。一気に襲ってきた天災は一週間半で収まってよかったです。でも……息子を失ったのは忘れられません。いつも通りに起きていつも通りに遊びに行って……それから、息子の元気なただいまは聞けなくなりました』
これは奇跡的に生き延びた主婦さんの話。
天変地異の状況をわかりやすく答えてくれているが、それがもたらした悲しい出来事も当然ある。
付きっきりでずっと愛情を注いできた実の子が、居なくなる。予告もされないから守れない。
『喋らないし動かなくなってしまっているけど、せめてあの子の眠っている顔は見たかったです。結局見つからず、私もこんな歳になってしまいましたた』
最後に顔も見る事すら叶わなかった。
この人はボクが思っている何倍もの深い傷を負っているのか想像できないし……まず、想像したくない。
幸せが途切れてしまうというのは本当に恐ろしいと深く思う。ボクはとびきり幸せというまでのラインとは違うが、こうして普通に眠って普通に食事をして、先輩と他愛もない話をして。「普通」こそ幸せなのではないかと考える事がある。
保安庁に所属して人外とか狩ったりするのは民間人にとって普通とは程遠いかもしれないけどね。
体験談やインタビューを読むと、気分が少し沈みそうになるのに何故かずっと見てしまう。具体的にどこに惹きつけられているのかわからないけど、ボクはこの現象に自然と足をつけていて、抜け出せなくなっているのかもしれないのか?
もう少しだけ見よう。あと二冊読んだらもう寝ようかな。
〇
「うー……頭が疲れた」
本を読んだらかなり疲れてきた。これから寝るとはいえ、スッキリする爽快な飲み物を飲みたい……レモン、レモン炭酸を……。
「はぁ……どうしてボクの部屋の階には自販機が一台しか置いてないんだ。ボク好みのヤツ一本も無いし」
小銭を握りエレベーターでB棟の三階に向かう。夜だから照明が暗めで、小銭落としたら面倒な事になるなぁ。キュウスケさんと別れる時に買っておけばよかったと後悔。
あと二冊って決めたのにベッドの上には五冊積まれていたから多分無意識に読み過ぎたんだ……極限まで本の情報を入れ過ぎて頭が重い(しかも一冊の平均が二百五十ページとまぁまぁある)。
三階に着き、自販機が並んでいる休憩スペースに向かい小走り。
嗚呼やっと生命の糧、水分にありつけ……
「わっ」
まずい、脳バグと喉の渇きで周り見えてなかったらしく見事に誰かにぶつかってしまったぁ……。
しかも、チャリンと音がしたという事は小銭落としちゃった? うわ、だるいし相手に申し訳ない。
「ぁ! す、すみません……!」
「大丈夫? 僕は特に怪我していないけど、君は?」
「ぼ、ボクも大丈夫です……」
「よかった。あと、この百七十円は君のだよね」
ぶつかった相手はボクより年上の男の人。かなり身長が高いから謎にビビッてしまいそうになった。
男の人は落とした小銭を拾ってくれて、優しく微笑む。
「気をつけてね。怪我が無いならそれで安心した」
「あ、あ、ありがとうございます……」
「それじゃあ、おやすみなさい」
男性は最後まで優しく、手を振ってくれた。
こんなにも優しい人、キュウスケさんとドールを除いてちゃんと居たんだ。
あ、名前聞くの忘れちゃった……勿体ない。なんか仲良くなれそうな雰囲気だったから、名前くらい聞いておけばよかった。とりあえずお目当てのジュースを買ってボクは部屋に戻った。
でも、あの人の事が気になってこの日は二時間しか寝れなかった。寝た時も夢の中であの人が出てきた。
彼が、ボクにとって重要な人になったりするのだろうか? 他人にこんなに関心を示したのは初めて。
ボクにとっての天変地異かもしれないなぁ、これは。
0
あなたにおすすめの小説
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
愛人を選んだ夫を捨てたら、元婚約者の公爵に捕まりました
由香
恋愛
伯爵夫人リュシエンヌは、夫が公然と愛人を囲う結婚生活を送っていた。
尽くしても感謝されず、妻としての役割だけを求められる日々。
けれど彼女は、泣きわめくことも縋ることもなく、静かに離婚を選ぶ。
そうして“捨てられた妻”になったはずの彼女の前に現れたのは、かつて婚約していた元婚約者――冷静沈着で有能な公爵セドリックだった。
再会とともに始まるのは、彼女の価値を正しく理解し、決して手放さない男による溺愛の日々。
一方、彼女を失った元夫は、妻が担っていたすべてを失い、社会的にも転落していく。
“尽くすだけの妻”から、“選ばれ、守られる女性”へ。
静かに離婚しただけなのに、
なぜか元婚約者の公爵に捕まりました。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる