微弱な癒しの力しかない異世界人が、呪われ辺境伯に溺愛されるまでの物語

水月音子

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28.アレンカ

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 唯奈はアレンカがただの侍女だと思っていた。そのため、自分が剣に斬られた痛みで身動きが取れない間の、短い時間であっという間に男ら三人を打ちのめしてしまったことに、しばし呆然となってしまった。
 だが考えてみれば唯奈の世話役に、アレンカのような強い女性をあてがうのは当然かも知れない。
 唯奈が自分自身のことをどう見ていようとも、ブローケシュの人間から見れば敵国デルベイルから来た正体不明の女なのだ。
 腕に覚えのある者に世話役をさせるのは当然のことなのだろう。

(でもそれなら言っておいて欲しかった、かも……)

 斬られた傷痕は瞬く間に消えたものの、魔物の爪に裂かれた時ほどではないとはいえ、それでも身動きができなくなるほど痛いし恐怖を覚えた。
 殺意を向けられ私刑に遭うのだと思うと恐ろしくはあったが、自分がそれだけのことをしたのだと思ったから、理不尽に思ったり男らを憎んだりという感情は無かった。
 男らに自分から進んで行こうとしたのは、アレンカが無力な侍女だと思い込んでいたからだし、もしかしたら話し合いで解決できないだろうかと思ったからだ。
 ただ、唯奈とアレンカが悶着を起こしているとき、茶ひげの男が斬りつけてきたので、それも無理なのだと半ば諦めてはいた。
 それでも声を張り上げて必死に訴えたのは、言葉通り男らのその後を心配したからでもあるし、やはり私刑という結論を問答無用で突きつけてくることに納得できなかったからだ。
 何とか少しでも長く問答を続けて時間を稼ぎ、助けが来てくれたらと考えていたのだが、男らも同じように考えていたのかも知れない。
 リーダー格らしい茶ひげの男は唯奈の口上を断ち切ると、すぐさま剣を振り上げてきた。
 男の最後の言葉――『這いつくばって許しを請えば』という発言を聞き、彼らとの話し合いは無理なのだと完全に悟る。
 だが、剣を上段に構えた男の視線が自分を見ていないことに気づき、こちらに駆けてくるアレンカの姿を見た瞬間、唯奈は咄嗟に叫んでいた。

「アレンカさんっ、来てはダメです!」

 驚いた様子で足を止めたアレンカが、男の攻撃を避けるのを見てホッと胸を撫で下ろす。
 しかし唯奈の真上に影が差し、再び男が唯奈に向けて剣を振り上げていることに気づく。恐怖に目を見開き思考が空転する。何も出来ないまま剣は振り下ろされ、左肩から斜めに鋭い衝撃が走った。
 初めは「冷たい」と錯覚したが、すぐに血が勢いよく飛び散って途端に「熱い」と思った。だが熱い感覚は激しい痛みに変わり、その場にうずくまって息を詰めた。
 その一太刀は激痛ではあったが、意識を失うほどの、あるいは絶命するほどの一撃にはならなかった。
 一撃を受けて床に蹲った唯奈は、血に濡れた剣を握り締めて立つ男の背後から、残りの二人が剣を抜きつつ近づいてくるのを見て理解する。
 他二人にも等しく唯奈を斬りつける機会を与え、それぞれが憎い相手を手にかけたのだという達成感を共有するために、一撃で絶命させるのを避けたのだと。
 その時少しだけ唯奈は彼らを恨めしく思った。どうせならひと思いに殺してくれたらいいのに、と。
 ところが、唯奈が痛みに耐えているうちに、男らはアレンカにあっさりと制圧されてしまった。
 その様子を見て、ようやく声が出せるようになった唯奈の口から漏れたのは、「えー……」という控えめな抗議の呻きだった。



 唯奈の声が聞こえたのだろう、アレンカがこちらを振り返った。いつものキリリとした表情に緊張感を漂わせていたが、唯奈と視線が合うと一瞬その目が心許なげに逸らされた。
 だがすぐにいつもの表情に戻り、傍まで来ると膝をつき声をかけてくる。

「大丈夫、ですか?」

 淡々とした様子ながら、なぜかアレンカの戸惑いが口調から伝わってくるような気がした。
 腕に覚えがあると黙っていたことを後ろめたく思っているのだろうかと、実のところ見当違いなことを考えていた唯奈は、アレンカの頬に傷があることに気づいた。

「怪我を……」

 いつ付けられたのだろうか。一番最初に茶ひげの男が斬りつけて来たときだろうか。
 思いのほか深そうな傷に見えた。治ったとしても痕が残りそうなことに唯奈は眉根を寄せた。

(わたしがこの傷を受けてれば痕も残らないのに)

 そう思いながら無意識に手を伸ばした。そしてアレンカの頬に指先が触れた途端、唯奈の目の前でその頬の傷が閉じて消えた。
 それと同時に自分の頬に一瞬だけピリッとした痛みが走ったのを感じ、唯奈は息をのんだ。
 何が起こったのか混乱しつつも、半ば唯奈は理解していた。それを悟られてはいけないと思い慌てて手を引き俯く。

「ご、ごめんなさい」

 とっさに謝罪を口にしてしまった唯奈だが、アレンカは何か気づいただろうか。
 だが、少しの間を置いてアレンカが口を開く。

「何の謝罪ですか?」

 その淡々とした口調に唯奈は、アレンカが何も気づいていないのだと思って安堵した。

「あ、えっと、頬を怪我してるのかと思ったんですが、わたしの血が飛んだみたいで、その、汚してしまって――ごめんなさい」

 必死に取り繕って笑みを浮かべながら見上げれば、またもやアレンカの戸惑いが揺れる視線から伝わってくる。
 やはり何か気づいているのかと唯奈は緊張した。
 どう言えば誤魔化せるのか、何を言えば彼女が気づいているのかいないのか知ることができるのか、それとも下手に言葉にせず『何もなかった』ていでいた方がいいのか――。
 アレンカが何を考えているのかは分からないが、唯奈も似たような戸惑いを覚えつつ互いに無言が続いた。
 その沈黙を破るように階段を上って来る複数の足音が聞こえ、唯奈は状況も忘れてつい安堵してしまった。新手の襲撃者だったとしたら安堵している場合ではないのだと、身構えるアレンカを見て気づく。
 しかし、勢いよく開けられた戸から現れたのはユリウスと、側近のレオシュだった。
 各々室内全体に素早く視線をやって状況を確認した後で、最初に動いたのはユリウスだった。
 険しい表情で唯奈の方へ大股で歩み寄ってくるが、怒気をはらんだその目はアレンカへ向けられていた。

「どういうことだ! アレンカ、お前が居ながら――」
「ち、違うんですっ!」

 咄嗟に唯奈は立ちあがるとアレンカを背に庇うように前に出た。
 勢いのままユリウスが視線をこちらにやるが、唯奈を視界に納めると勢いが若干緩み表情が沈んだように見えた。が、それも一瞬で、一旦アレンカに視線を向けると「羽織るものを」と指示する。
 指示を受けたアレンカがすぐさま収納棚へ向かう。再び唯奈に視線を戻したユリウスが口を開きかけたとき、幾つかの小さな悲鳴がそれを遮った。
 思わず唯奈がそちらに視線を向けると、悲鳴を上げたのは襲撃者たちだった。
 ユリウスと共に駆け付けた兵士が、床に伸びていた襲撃者を拘束し、意識を戻した彼らがユリウスの存在に気づいて悲鳴を上げたようだった。
 リーダー格だろうと思われる茶ひげの男だけは悲鳴を上げなかったが、それでも顔色悪く俯いている。
 はじめ唯奈は、彼らがユリウスの何に怯えているのか分からなかった。今更になって私刑に走ったことの罰を恐れているのかと思ったが、視線をユリウスに戻して理解した。
 恐らくはユリウスの容姿も相まって余計に恐怖を覚えているのだろう。改めて彼のこの見た目は異質なもので、親しくない者からすると恐ろしいものなのだと知る。

「ユリウス様、いかがいたしますか?」

 男らの処断を尋ねるレオシュの声音が凍えるほど冷たい。彼らの暴挙に強い憤りを覚えているようだ。それは当然だろう。自分の主の判断を無視して、末端の兵士が私刑を断行しようとしたのだから。
 レオシュの問いにユリウスは振り返ることなく答えた。

「――地下へ放り込んでおけ」
「かしこまりました」

 レオシュが指示を出し、それを受けて兵士が男らを連れて行く。
 死人のように顔を土気色にして、項垂れながら兵士に連行されるのを見て、唯奈は彼らがどんな処罰を受けることになるのか気になった。
 とくに『地下』という言葉にデルベイルでのことを思い出してしまい、つい自分と重ねてしまったのかも知れない。

「あの、あの人たちは……」
「きみが気にすることではない――いや、きみを襲った奴らだから知る権利はあるか。あとで報告させる」
「あ、いえ、そう言うことではなく」

 彼らを同情する余地はあるはずだ。襲われた側の唯奈がそう訴えれば、情状酌量は与えられるのだろうか。
 だが、この国に罪を軽減するための制度があるのかどうか、唯奈は知らない。それが判断できないほどに、まだこの国のこと、この世界のことを知らないのだ。

「それよりも」

 男らが消えた出入り口を見て彼らの処断について考えていた唯奈は、ユリウスの呼びかけに視線と意識を戻した。

「先ほど私に言った『違う』とは、どういう意味だ?」

 ユリウスの問いに答えようと口を開きかけたとき、アレンカが唯奈の肩に丈の長いガウンのようなものを掛けてくれた。
 ひとまずアレンカに礼を言ってガウンの前を手で閉じる。肩から胴へと引き裂かれた服と、血で汚れた様がこれで多少隠せるようになった。
 首筋の辺りやガウンの前を閉じる手についた血は、どうしても視界に入ってしまうだろうが。
 改めてユリウスに向き直れば、答えを待ちきれなかったのか、また重ねて問われる。

「私はアレンカにきみの世話と護衛を頼んだ。だが、きみは襲撃を受けて怪我をした。それはアレンカがきみを守れなかったということだ。なのに『それは違う』とはどういう意味だ?」
「アレンカさんは普通の女性だとわたしは思い込んでたんです。だから、アレンカさんが男の人たちを止めようとしたり、わたしを守ろうとしてくれたのを、わたしが止めてしまったんです。知らなかったとはいえ、わたしが彼女の仕事を邪魔したのでアレンカさんのせいではありません」

 この説明でユリウスの怒りは治まるかと期待したが、ユリウスは未だに厳しい表情でアレンカへ視線を向けた。

「お前は何か言うことはあるか?」

 ユリウスの詰問を受けてアレンカは、その厳しい視線から目を逸らすように俯くと、彼女らしくない沈んだ声で答えた。

「いえ、すべてはわたしの責任です。注意を怠り、判断を誤り、襲撃を許してしまいました」

 アレンカの答えを聞いたユリウスの表情が、さらに渋いものになる。

「言いたいことはそれだけか――レオシュ」
「はっ」
「新たな人選を。それまではダーシャに護衛を任せる」
「かしこまりました」
「待ってくださいっ!」

 それに異を唱えたのは唯奈だ。
 唯奈の世話と護衛という任務を解かれるだけなら、もしかしたらアレンカには願ったり叶ったりではないか。そうだとしたら自分が口出しすることはない。
 話を聞きながらそう思った唯奈だったが、振り返ってアレンカの強張った顔を見ればそうでないことが分かった。解雇通告であるユリウスの指示は、アレンカを絶望させるのに十分だったようだ。
 唯奈はユリウスに考え直してもらおうと、声を上げた。こちらに背を向けレオシュに指示を出すユリウスに、歩み寄りつつ訴える。

「アレンカさんはわたしを助けてくれました。確かに怪我はしましたが、この通り無事ですし、一回の失敗でそんな――」
「きみはっ――」

 苛立ちを隠せない様子で振り返ったユリウスが、思ったより近くにいた唯奈に驚いたのか一瞬言葉を途切れさせたが、険しい表情はそのままで唯奈を見下ろすと続けた。

「この件に関して口を差し挟む権利はない。それに、一度の失敗でと言うが、きみの特異体質のお陰で無事だっただけだ。常人であれば死んでいてもおかしくないのは、その血を見ればわかる!」

 最後には感情をぶつけるようにユリウスは声を張り上げた。
 ユリウスは何かに怒っているらしいが、それは彼の人事に口を出そうとしたから、だけではないようだと唯奈は察した。
 ただそれ以外に何に怒っているのかわからず、つい訝しげにユリウスを見上げてしまっていた。
 そんな唯奈の反応を見て冷静を取り戻したのか、ユリウスは口元に手を当ててやや身を引いた。

「――声を荒げてすまない。だがきみはそんな目に遭ってまで、なぜ他人のことばかり気にかける。きみを襲った奴らのことまでなぜ……」

 眉間にしわを寄せたその表情が、困惑か不審かそれとも嫌悪から来るものなのか、唯奈はとっさに読み取れなかった。
 読み取る前にユリウスに背を向けられ、初めから答えを聞くつもりも無かったのか、彼はそのまま部屋を出て行ってしまったのだった。
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