87 / 162
★変異体ハンター、空き缶を投げ捨てる。【後編】
しおりを挟む
「っ!?」
晴海がハンドバッグに手を伸ばそうとした時は、もう遅かった。
生ゴミのミミズは晴海の両手両足を座席に拘束した。それでも生ゴミは大きくなるのを止めなかった。
晴海の両手両足以外は包み込まず、車の内装を覆い尽くす。
それとともに、晴海の首は座席の背もたれに倒れた。
生ゴミによって踏まれたアクセルが車を走らせ、
生ゴミによって握られたハンドルが車を運転する。
わずかに見える時速を表すメーターは、
80km/hを刺していた。
そのメーターを見た晴海は、腰に顔を近づけた。
口を開け、ミミズの出てきたのとは違うポケットの中の何かをくわえた。
取り出されたのは、大型のサバイバルナイフ。
持ち手にはトリガーのようなものがある。
トリガーを歯で押すと、刃の片側が赤く点灯した。
様子が違うことを察知したのか、生ゴミのミミズは晴海の首を抑えるべく体を伸ばす。
もう、遅かった。生ゴミのミミズにとっては。
刃が、生ゴミのミミズの頭に目掛けて振り下ろされた。
頭はすぐに横に回避したが、その根元に刃が刺さる。
熱を帯びたその刃によって傷口から煙を上げ――
「ッッッッッッァァァァアアアアアア!!!」
悲鳴を上げた。
車の内装を覆う生ゴミのミミズの体は縮みだし、
晴海の手足からも撤退した。
手足の自由を取り戻した晴海は、ふと、前方を見る。
映っているのは暗闇。どこを走っているかはわからない。
車のライトを付けると、晴海は刺しているナイフから急いで口を離した。
見えたのは、手すりのない道。
その手すりの向こう側は、湖だ。
晴海はゆっくりと瞳を開けた。
目の前のガラスに映っているのは、湖。
ブレーキを踏む左足を恐る恐る離し、右手のドアを開け車から下りる。
降り立ったのは、湖に設置された木製の波止場。ココアカラーの車の前輪と、波止場の先端の距離はペットボトル2本分だ。
「……いいドライビングテクニックだねえ……景色を楽しむ余裕はぜんっぜんなかったけど……」
力を抜けるように、晴海はその場に座り込んだ。
車の運転席には、ゴミのミミズの姿はなかった。
刃の先端が欠けたナイフを残して。
翌日の昼、公園の近くに立つアパート。
その前で大森はスマホをつついていた。誰かを、恐らく晴海を待っているかのような様子で。
頭には、ゴーグルのようなものがかけられている。
「大森さん、おまたせえ」
ふと顔を上げた大森の視界に、晴海が入ってきた。
「晴海先輩、もう取り調べは終わったんですか?」
「ええ。昨日死にかけたのに、その上交番で取り調べられるなんて……私が変異体ハンターであること、なかなか信用してくれなかったんだからねえ……」
「変異体にアクセルとハンドルを取られたとはいえ、80km/hで走っていたらそりゃあ取り調べされますよ。とりあえず、気持ちを切り替えていきましょ」
スマホを仕舞い、大森はアパートの中へと向かった。
「……そうだねえ。気持ちを切り替えないと。あの変異体をきっちりとっ捕まえないと減点されちゃうねえ」
晴海は頬をたたくと、大森の後を追いかけた。
ふたりが立ち止まったのは、アパートのとある一室の前。
大森の持つスマホの画面を確認してふたりが確認するようにうなずくと、晴海がインターフォンを押す。
しばらくした後、スピーカーから女性の声が聞こえてきた。
「はい、どちらさまですか?」
「あ、どうも。宅配便です」
その声に出たのは、大森だ。
スピーカーからわずかに「宅配……誰からかしら?」と小さなつぶやき。
「はんこ、お願いできないでしょか?」
「……あ、はい。今行きます」
スピーカーが切れてからしばらくして、玄関の扉が開かれた。
「……」
その女性は、昨日公園で出会った女性だ。
大森が投げた空き缶に当たった額には、出血していないのに包帯が巻かれていた。
戸惑う女性に、大森は親しそうに右手を挙げた。
「……やあ、昨日ぶりだな」
「あなた……昨日の……?」
女性は大森だけでなく、晴海も目で追っていた。
「……アアッ!!!」
その声は驚きの声ではなく、悲鳴だった。
女性は首筋を押さえ、その場にうずくまった。
「やっぱり、この人で間違いないみたいだねえ」
晴海はハンドバッグの中に手を入れていた。
女性が震えながら目を向けていることに気づくと、手をゆっくりと上げていく。
握られていたのは、先端が欠けたナイフだ。
トリガーに指がかけられており、刃は赤く点灯していた。
「あなた、命からがら逃げ延びたと思っていましたよねえ。でもこのナイフ、刃の先が簡単に折れるようになっているんですよう。半径5m以内なら遠隔で熱を出すこともできますし、おまけに発信器付き。つまり逃走する変異体を逃がさないために作られたんですよねえ」
晴海はトリガーから手を離さないままその場にしゃがむと、女性の額の包帯に手を触れる。
それと同時に、大森は頭のゴーグルを目の位置に装着した。
晴海が包帯を引きはがすと、そこにあったのは傷口。
しかし、血は出てきていない。
傷口の中にあったのは、生ゴミ。
昨日の、生ゴミのミミズと同じ色の、生ゴミだ。
「……」
女性……いや、女性の皮を被った生ゴミの変異体は言葉を放つことが出来ない。
首の痛みはもうない。その代わり、晴海が構える拳銃に突きつけられている。
「つい最近、別の場所である人間が車に引かれて死んじゃいました。その人間……いや、人間じゃないんだけどねえ……人間の皮を被った変異体だったんですよお」
「……ワ……私……知ラナイ……」
「人に化けて人間社会に溶け込む変異体……この町の警察はウワサ話としか知らないのか、説得するのにずいぶん時間をかけたんですよう」
「知ラナイッタラ知ラナイ……タダ、人間ノ皮ヲ作ッテクレル人ガイテ……ソノ人ニ水ヲツケテ柔ラカクシタ皮ヲ持ッテ行ケバ……変異体デモ着レル皮ヲ作ッテクレルッテ……タダ、人間ニ戻リタカッタダケナノニ……アノゴミ処理場デ、皮ヲ借リタダケナノニ……」
その横で、大森は耳に当てていたスマホを下ろした。
パトカーのサイレンが聞こえてきても、人間の皮に詰まったゴミはただ震えることしか出来なかった。
その夕方、晴海と大森はコンビニに買い出しに来ていた。
「晴海先輩、ついでだからゴミ袋買っていきませんか?」
「そうだねえ。リサイクルせずにただ放置されたゴミって、よく考えると後味悪いからねえ」
晴海がハンドバッグに手を伸ばそうとした時は、もう遅かった。
生ゴミのミミズは晴海の両手両足を座席に拘束した。それでも生ゴミは大きくなるのを止めなかった。
晴海の両手両足以外は包み込まず、車の内装を覆い尽くす。
それとともに、晴海の首は座席の背もたれに倒れた。
生ゴミによって踏まれたアクセルが車を走らせ、
生ゴミによって握られたハンドルが車を運転する。
わずかに見える時速を表すメーターは、
80km/hを刺していた。
そのメーターを見た晴海は、腰に顔を近づけた。
口を開け、ミミズの出てきたのとは違うポケットの中の何かをくわえた。
取り出されたのは、大型のサバイバルナイフ。
持ち手にはトリガーのようなものがある。
トリガーを歯で押すと、刃の片側が赤く点灯した。
様子が違うことを察知したのか、生ゴミのミミズは晴海の首を抑えるべく体を伸ばす。
もう、遅かった。生ゴミのミミズにとっては。
刃が、生ゴミのミミズの頭に目掛けて振り下ろされた。
頭はすぐに横に回避したが、その根元に刃が刺さる。
熱を帯びたその刃によって傷口から煙を上げ――
「ッッッッッッァァァァアアアアアア!!!」
悲鳴を上げた。
車の内装を覆う生ゴミのミミズの体は縮みだし、
晴海の手足からも撤退した。
手足の自由を取り戻した晴海は、ふと、前方を見る。
映っているのは暗闇。どこを走っているかはわからない。
車のライトを付けると、晴海は刺しているナイフから急いで口を離した。
見えたのは、手すりのない道。
その手すりの向こう側は、湖だ。
晴海はゆっくりと瞳を開けた。
目の前のガラスに映っているのは、湖。
ブレーキを踏む左足を恐る恐る離し、右手のドアを開け車から下りる。
降り立ったのは、湖に設置された木製の波止場。ココアカラーの車の前輪と、波止場の先端の距離はペットボトル2本分だ。
「……いいドライビングテクニックだねえ……景色を楽しむ余裕はぜんっぜんなかったけど……」
力を抜けるように、晴海はその場に座り込んだ。
車の運転席には、ゴミのミミズの姿はなかった。
刃の先端が欠けたナイフを残して。
翌日の昼、公園の近くに立つアパート。
その前で大森はスマホをつついていた。誰かを、恐らく晴海を待っているかのような様子で。
頭には、ゴーグルのようなものがかけられている。
「大森さん、おまたせえ」
ふと顔を上げた大森の視界に、晴海が入ってきた。
「晴海先輩、もう取り調べは終わったんですか?」
「ええ。昨日死にかけたのに、その上交番で取り調べられるなんて……私が変異体ハンターであること、なかなか信用してくれなかったんだからねえ……」
「変異体にアクセルとハンドルを取られたとはいえ、80km/hで走っていたらそりゃあ取り調べされますよ。とりあえず、気持ちを切り替えていきましょ」
スマホを仕舞い、大森はアパートの中へと向かった。
「……そうだねえ。気持ちを切り替えないと。あの変異体をきっちりとっ捕まえないと減点されちゃうねえ」
晴海は頬をたたくと、大森の後を追いかけた。
ふたりが立ち止まったのは、アパートのとある一室の前。
大森の持つスマホの画面を確認してふたりが確認するようにうなずくと、晴海がインターフォンを押す。
しばらくした後、スピーカーから女性の声が聞こえてきた。
「はい、どちらさまですか?」
「あ、どうも。宅配便です」
その声に出たのは、大森だ。
スピーカーからわずかに「宅配……誰からかしら?」と小さなつぶやき。
「はんこ、お願いできないでしょか?」
「……あ、はい。今行きます」
スピーカーが切れてからしばらくして、玄関の扉が開かれた。
「……」
その女性は、昨日公園で出会った女性だ。
大森が投げた空き缶に当たった額には、出血していないのに包帯が巻かれていた。
戸惑う女性に、大森は親しそうに右手を挙げた。
「……やあ、昨日ぶりだな」
「あなた……昨日の……?」
女性は大森だけでなく、晴海も目で追っていた。
「……アアッ!!!」
その声は驚きの声ではなく、悲鳴だった。
女性は首筋を押さえ、その場にうずくまった。
「やっぱり、この人で間違いないみたいだねえ」
晴海はハンドバッグの中に手を入れていた。
女性が震えながら目を向けていることに気づくと、手をゆっくりと上げていく。
握られていたのは、先端が欠けたナイフだ。
トリガーに指がかけられており、刃は赤く点灯していた。
「あなた、命からがら逃げ延びたと思っていましたよねえ。でもこのナイフ、刃の先が簡単に折れるようになっているんですよう。半径5m以内なら遠隔で熱を出すこともできますし、おまけに発信器付き。つまり逃走する変異体を逃がさないために作られたんですよねえ」
晴海はトリガーから手を離さないままその場にしゃがむと、女性の額の包帯に手を触れる。
それと同時に、大森は頭のゴーグルを目の位置に装着した。
晴海が包帯を引きはがすと、そこにあったのは傷口。
しかし、血は出てきていない。
傷口の中にあったのは、生ゴミ。
昨日の、生ゴミのミミズと同じ色の、生ゴミだ。
「……」
女性……いや、女性の皮を被った生ゴミの変異体は言葉を放つことが出来ない。
首の痛みはもうない。その代わり、晴海が構える拳銃に突きつけられている。
「つい最近、別の場所である人間が車に引かれて死んじゃいました。その人間……いや、人間じゃないんだけどねえ……人間の皮を被った変異体だったんですよお」
「……ワ……私……知ラナイ……」
「人に化けて人間社会に溶け込む変異体……この町の警察はウワサ話としか知らないのか、説得するのにずいぶん時間をかけたんですよう」
「知ラナイッタラ知ラナイ……タダ、人間ノ皮ヲ作ッテクレル人ガイテ……ソノ人ニ水ヲツケテ柔ラカクシタ皮ヲ持ッテ行ケバ……変異体デモ着レル皮ヲ作ッテクレルッテ……タダ、人間ニ戻リタカッタダケナノニ……アノゴミ処理場デ、皮ヲ借リタダケナノニ……」
その横で、大森は耳に当てていたスマホを下ろした。
パトカーのサイレンが聞こえてきても、人間の皮に詰まったゴミはただ震えることしか出来なかった。
その夕方、晴海と大森はコンビニに買い出しに来ていた。
「晴海先輩、ついでだからゴミ袋買っていきませんか?」
「そうだねえ。リサイクルせずにただ放置されたゴミって、よく考えると後味悪いからねえ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
偽夫婦お家騒動始末記
紫紺
歴史・時代
【第10回歴史時代大賞、奨励賞受賞しました!】
故郷を捨て、江戸で寺子屋の先生を生業として暮らす篠宮隼(しのみやはやて)は、ある夜、茶屋から足抜けしてきた陰間と出会う。
紫音(しおん)という若い男との奇妙な共同生活が始まるのだが。
隼には胸に秘めた決意があり、紫音との生活はそれを遂げるための策の一つだ。だが、紫音の方にも実は裏があって……。
江戸を舞台に様々な陰謀が駆け巡る。敢えて裏街道を走る隼に、念願を叶える日はくるのだろうか。
そして、拾った陰間、紫音の正体は。
活劇と謎解き、そして恋心の長編エンタメ時代小説です。
サイレント・サブマリン ―虚構の海―
来栖とむ
SF
彼女が追った真実は、国家が仕組んだ最大の嘘だった。
科学技術雑誌の記者・前田香里奈は、謎の科学者失踪事件を追っていた。
電磁推進システムの研究者・水嶋総。彼の技術は、完全無音で航行できる革命的な潜水艦を可能にする。
小与島の秘密施設、広島の地下工事、呉の巨大な格納庫—— 断片的な情報を繋ぎ合わせ、前田は確信する。
「日本政府は、秘密裏に新型潜水艦を開発している」
しかし、その真実を暴こうとする前田に、次々と圧力がかかる。
謎の男・安藤。突然現れた協力者・森川。 彼らは敵か、味方か——
そして8月の夜、前田は目撃する。 海に下ろされる巨大な「何か」を。
記者が追った真実は、国家が仕組んだ壮大な虚構だった。 疑念こそが武器となり、嘘が現実を変える——
これは、情報戦の時代に問う、現代SF政治サスペンス。
【全17話完結】
別れし夫婦の御定書(おさだめがき)
佐倉 蘭
歴史・時代
★第11回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
嫡男を産めぬがゆえに、姑の策略で南町奉行所の例繰方与力・進藤 又十蔵と離縁させられた与岐(よき)。
離縁後、生家の父の猛反対を押し切って生まれ育った八丁堀の組屋敷を出ると、小伝馬町の仕舞屋に居を定めて一人暮らしを始めた。
月日は流れ、姑の思惑どおり後妻が嫡男を産み、婚家に置いてきた娘は二人とも無事与力の御家に嫁いだ。
おのれに起こったことは綺麗さっぱり水に流した与岐は、今では女だてらに離縁を望む町家の女房たちの代わりに亭主どもから去り状(三行半)をもぎ取るなどをする「公事師(くじし)」の生業(なりわい)をして生計を立てていた。
されどもある日突然、与岐の仕舞屋にとっくの昔に離縁したはずの元夫・又十蔵が転がり込んできて——
※「今宵は遣らずの雨」「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」「大江戸の番人 〜吉原髪切り捕物帖〜」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる