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次の日の朝。
(ヤバい……一睡も出来なかった……)
佐々木の目の下にはうっすらとクマができていた。好きだった望月には振られたようなものだが、新たに、ただの可愛い後輩の1人だと思っていた瀬戸が自分を好きだと言ってきた。確かに今思えば好いてくれていたかもしれない。自分があまりに望月しか見ていなかったから、気が付かなかっただけで。でも急に瀬戸を好きかと問われれば、それは微妙なところ。
(良い奴だけど……そういう目で見てなかったし……)
「おはようございます!忘れ物するなよー?」
そしてやっぱり目で追ってしまうのは望月で。
帰りのバス、隣の席にはまた瀬戸が座ってきた。ニコニコと嬉しそうに。
(……俺告白されたよな?フッたような気が……あ、れ?ちゃんと言ってないかも……)
昨日のことはなかったことになっているのか、いつも通りの瀬戸に戸惑う佐々木。どう接したらいいか分からず、何を話そうか考えていると、瀬戸が声をかけてきた。
「昨日のは本気です。俺は諦めませんから。」
気持ちはすごく嬉しい。嬉しいのだが、自分の気持ちが望月に傾いているうちは、期待には添えられないと思ってしまう。あの告白の後、ハッキリと伝えていないと、佐々木は瀬戸の方に向き合う。
「ごめん瀬戸……瀬戸の気持ちはすごく嬉しかったよ、ありがとう。でも、俺には……好きな人がいるんだ。」
別にはぐらかしても良かったのだが、瀬戸には隠し事をしたくないと、正直に答える佐々木。
「佐々木さんの好きな人、誰か知ってます。すごく出来た人だから……勝てる要素がないのも知ってます。でも気持ちを伝えたかったんです。」
静かに、少し悲しそうに微笑む瀬戸。
「佐々木さんって、なーんかほっとけないんだよなぁ~。ま、まだフリーだし、諦めません。徐々に好きになってくれればいいですからね!」
さっきとはうってかわって、ニカッと笑顔の瀬戸につられて、佐々木もわらってしまった。
高速道路のサービスエリアで休憩の際、昨日の寝不足もあってか、佐々木は爆睡してしまっていた。起こすのも悪いと瀬戸は1人で休憩に行ったが、戻ってきた時にギョッとした。佐々木の隣に望月が座っていたのだ。望月は瀬戸に気づくと、シーっとジェスチャーをし、さっきまで自分自身が座っていた席を指さす。そしてごめんなのジェスチャー。
(……やられた。)
しれっと佐々木の隣を奪われた。
(まぁ……佐々木さん寝てるしいいか。)
「あれ、今度は私の隣は瀬戸君?お疲れ様。」
さっきと違う隣に驚きつつも、笑って迎えてくれたのは森山だった。
「森山さん、お疲れ様です。昨日途中でどこいっちゃってたんですか?」
「あー……瀬戸君だから言っちゃおうかな。」
「?」
「望月さんに告白したの。」
「…………えっ!」
まさかとは思っていたが、本当に告白していたとは。
「もちろん、フられちゃったけどね。」
結果はわかっていたんだけど、とふふっと笑う森山。
「いやいや……もちろんって、森山さんフる男の人とかいる!?」
美人だし仕事もできるし性格も良いし!という瀬戸に、森山は、あそこにもいるけど、ここにもいるでしょと冗談っぽく言った。あそこと指さしたのは望月で、その後その指は瀬戸に向けられた。
「えっ。」
「瀬戸くん、佐々木さんに告白したでしょ。」
指した指をクルクルとまわし、得意げに言う森山に、なんで知ってるのかと固まる瀬戸。
「え、いやぁ……ははは。」
目が泳ぎまくっている。これは佐々木にも迷惑を掛けてしまうパターンなのではと焦る瀬戸。恐る恐る、なんでわかったのか聞いてみた。
「……カマかけただけだよ。2人ともいなくなってたからね。」
簡単に引っかかる瀬戸に、森山は思わず苦笑いをしながら答えてくれた。
「あー……なるほど。ま、フられましたけどね。」
「そっか……佐々木さんって望月係長のこと好きだもんね。」
それもカマをかけているのかと思ったが、見てれば分かるよと森山は笑っていた。それには瀬戸も同感だと笑った。
「あの後、2人が先に帰ったって聞いて、望月係長もすぐ帰っていったよ。なんかいつもと様子が違くて、一緒に帰れなかったんだよね。」
(俺たちが先に帰っちゃったから部屋に戻った時、機嫌悪かったのかな?)
いつも通りを装ってたけど、なんか怖かったんだよなと言う瀬戸。
「ふふ、望月係長……もしかしたら佐々木さんのことが好きなのかもね。」
2人が抜け駆けしたから怒ってたんでしょ?と笑う森山に、いや、まさか……と考えてしまう。女の勘はあたるのよ、と笑う森山が小悪魔に見えた瀬戸。
(縁起でもない……)
「ん……」
佐々木はふと目を覚まし、外を見る。流れる速度が早い車窓に、まだ着いてないかと、寝起きのぼんやりした頭で思った。
(肩が重い……)
瀬戸のやつも寝たのかとふと見てみると、そこには瀬戸ではなく望月がいた。
(え?なんで?てか寝てる……?)
さっきまで瀬戸がいたはずなのにと混乱するが、スヤスヤと安らかに眠る望月の顔を見ると、起こさないようにと体制を動かさないよう注意した。
(寝顔かわいい……望月さんのいい匂いするし……落ち着くなぁ……)
再度目を瞑ると、昨日のことを思い出してしまった。佐々木にとってはイヤな出来事。
(さっきまで森山さんの隣にいただろ……告白されて喜んでたクセに……わざわざこっち来なくても……)
目を瞑ったままモヤモヤしていたら、また眠ってしまった佐々木。
「ん……」
(うわ……つい寝ちまった。)
望月が目を覚ます頃、既に解散場所に着くところだった。佐々木の隣があまりに心地よく、思った以上に寝てしまったようだ。横を見るとスヤスヤと眠る佐々木が。その寝顔をみて、ふふっ、と思わず笑ってしまう。
(あー……でも昨日の佐々木と瀬戸のことを聞こうと思ったのに……)
佐々木の口から何だったのか聞きたい、そう思ってたのに。
「ん……あ、着いたのか。望月さん、降りますよ。」
目を擦りながらぼんやり帰り支度を整える佐々木に、さすがに聞くことができず。この日は早々に解散となった。
(ヤバい……一睡も出来なかった……)
佐々木の目の下にはうっすらとクマができていた。好きだった望月には振られたようなものだが、新たに、ただの可愛い後輩の1人だと思っていた瀬戸が自分を好きだと言ってきた。確かに今思えば好いてくれていたかもしれない。自分があまりに望月しか見ていなかったから、気が付かなかっただけで。でも急に瀬戸を好きかと問われれば、それは微妙なところ。
(良い奴だけど……そういう目で見てなかったし……)
「おはようございます!忘れ物するなよー?」
そしてやっぱり目で追ってしまうのは望月で。
帰りのバス、隣の席にはまた瀬戸が座ってきた。ニコニコと嬉しそうに。
(……俺告白されたよな?フッたような気が……あ、れ?ちゃんと言ってないかも……)
昨日のことはなかったことになっているのか、いつも通りの瀬戸に戸惑う佐々木。どう接したらいいか分からず、何を話そうか考えていると、瀬戸が声をかけてきた。
「昨日のは本気です。俺は諦めませんから。」
気持ちはすごく嬉しい。嬉しいのだが、自分の気持ちが望月に傾いているうちは、期待には添えられないと思ってしまう。あの告白の後、ハッキリと伝えていないと、佐々木は瀬戸の方に向き合う。
「ごめん瀬戸……瀬戸の気持ちはすごく嬉しかったよ、ありがとう。でも、俺には……好きな人がいるんだ。」
別にはぐらかしても良かったのだが、瀬戸には隠し事をしたくないと、正直に答える佐々木。
「佐々木さんの好きな人、誰か知ってます。すごく出来た人だから……勝てる要素がないのも知ってます。でも気持ちを伝えたかったんです。」
静かに、少し悲しそうに微笑む瀬戸。
「佐々木さんって、なーんかほっとけないんだよなぁ~。ま、まだフリーだし、諦めません。徐々に好きになってくれればいいですからね!」
さっきとはうってかわって、ニカッと笑顔の瀬戸につられて、佐々木もわらってしまった。
高速道路のサービスエリアで休憩の際、昨日の寝不足もあってか、佐々木は爆睡してしまっていた。起こすのも悪いと瀬戸は1人で休憩に行ったが、戻ってきた時にギョッとした。佐々木の隣に望月が座っていたのだ。望月は瀬戸に気づくと、シーっとジェスチャーをし、さっきまで自分自身が座っていた席を指さす。そしてごめんなのジェスチャー。
(……やられた。)
しれっと佐々木の隣を奪われた。
(まぁ……佐々木さん寝てるしいいか。)
「あれ、今度は私の隣は瀬戸君?お疲れ様。」
さっきと違う隣に驚きつつも、笑って迎えてくれたのは森山だった。
「森山さん、お疲れ様です。昨日途中でどこいっちゃってたんですか?」
「あー……瀬戸君だから言っちゃおうかな。」
「?」
「望月さんに告白したの。」
「…………えっ!」
まさかとは思っていたが、本当に告白していたとは。
「もちろん、フられちゃったけどね。」
結果はわかっていたんだけど、とふふっと笑う森山。
「いやいや……もちろんって、森山さんフる男の人とかいる!?」
美人だし仕事もできるし性格も良いし!という瀬戸に、森山は、あそこにもいるけど、ここにもいるでしょと冗談っぽく言った。あそこと指さしたのは望月で、その後その指は瀬戸に向けられた。
「えっ。」
「瀬戸くん、佐々木さんに告白したでしょ。」
指した指をクルクルとまわし、得意げに言う森山に、なんで知ってるのかと固まる瀬戸。
「え、いやぁ……ははは。」
目が泳ぎまくっている。これは佐々木にも迷惑を掛けてしまうパターンなのではと焦る瀬戸。恐る恐る、なんでわかったのか聞いてみた。
「……カマかけただけだよ。2人ともいなくなってたからね。」
簡単に引っかかる瀬戸に、森山は思わず苦笑いをしながら答えてくれた。
「あー……なるほど。ま、フられましたけどね。」
「そっか……佐々木さんって望月係長のこと好きだもんね。」
それもカマをかけているのかと思ったが、見てれば分かるよと森山は笑っていた。それには瀬戸も同感だと笑った。
「あの後、2人が先に帰ったって聞いて、望月係長もすぐ帰っていったよ。なんかいつもと様子が違くて、一緒に帰れなかったんだよね。」
(俺たちが先に帰っちゃったから部屋に戻った時、機嫌悪かったのかな?)
いつも通りを装ってたけど、なんか怖かったんだよなと言う瀬戸。
「ふふ、望月係長……もしかしたら佐々木さんのことが好きなのかもね。」
2人が抜け駆けしたから怒ってたんでしょ?と笑う森山に、いや、まさか……と考えてしまう。女の勘はあたるのよ、と笑う森山が小悪魔に見えた瀬戸。
(縁起でもない……)
「ん……」
佐々木はふと目を覚まし、外を見る。流れる速度が早い車窓に、まだ着いてないかと、寝起きのぼんやりした頭で思った。
(肩が重い……)
瀬戸のやつも寝たのかとふと見てみると、そこには瀬戸ではなく望月がいた。
(え?なんで?てか寝てる……?)
さっきまで瀬戸がいたはずなのにと混乱するが、スヤスヤと安らかに眠る望月の顔を見ると、起こさないようにと体制を動かさないよう注意した。
(寝顔かわいい……望月さんのいい匂いするし……落ち着くなぁ……)
再度目を瞑ると、昨日のことを思い出してしまった。佐々木にとってはイヤな出来事。
(さっきまで森山さんの隣にいただろ……告白されて喜んでたクセに……わざわざこっち来なくても……)
目を瞑ったままモヤモヤしていたら、また眠ってしまった佐々木。
「ん……」
(うわ……つい寝ちまった。)
望月が目を覚ます頃、既に解散場所に着くところだった。佐々木の隣があまりに心地よく、思った以上に寝てしまったようだ。横を見るとスヤスヤと眠る佐々木が。その寝顔をみて、ふふっ、と思わず笑ってしまう。
(あー……でも昨日の佐々木と瀬戸のことを聞こうと思ったのに……)
佐々木の口から何だったのか聞きたい、そう思ってたのに。
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