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美形ハーフの経験値 2
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ソファに押し倒して跨り、シウのパジャマの前を乱暴に左右に開く。
「あー!これヒョンがくれたお気に入りのやつなのに!」
シウは弾け飛んで床に転がるボタンを目で追う。
「そのヒョン達を捨てて日本に来たのはどこのどいつだ」
「・・・」
悔しそうに俺を睨みつけてくる。
「いいか、お前が世界でどれだけの知名度があったとしても、ウチの事務所じゃ新人として扱う。それだけは覚えとけ」
「捨ててない」
はだけた胸を隠そうともせず、低音のハスキーボイスと作り物のようなシアン色の瞳は俺を威嚇している。
「捨てるために日本に来たんじゃない!」
「だったら捨てられたのはお前の方か?本当に必要とされてたなら、メンバーは、事務所は何故お前を手放したんだ?」
「マネには関係ない!ヒョンは・・・っ、・・・俺は捨てられてない。チョルテロ(絶対に)・・・」
「ヒョンヒョンうるせぇんだよ。黙れ」
ムカつくんだよ。
ヒョン(先輩)がそんなに大事かよ。だったらなんで一人で日本に来たんだ。
俺はシウの口元を手で覆い、押さえつける。
クアイルのメンバーは、シウが脱退した今は4人だ。
シウが言う『ヒョン』は誰のことだ?特別親しい関係の奴がいるに違いない。
俺の手を外そうとして暴れるシウ。しかし、体格も腕力も俺の方が勝っている。
俺の手に収まる小さな顎。長い指。鍛え過ぎていない ほど良く引き締まった肢体。透き通るような白い肌。・・・ヤバイ、俺の好みすぎる。
ブチ犯す、とは言ったものの・・・。『売り手』が『商品』に手を出して良いわけがない。
こんなに近くにいるのに、欲望をぶつけちゃいけないなんて。
「さっき俺を名前で呼んだな?」
暴れていたシウが、目を丸くして大人しくなる。
「親父と電話してた時だ。もう一度呼んでみろよ」
あれ・・・俺なに言ってんだ。
俺に口を塞がれたまま、シウはコクコクと頷く。
ゆっくりとシウを解放すると
「・・・ばんり」
形の良い薄紅色の唇から零れる低音が、俺の名前を紡ぐ。
・・・めちゃくちゃ、イイ。
このまま・・・この唇を塞いだら、漏れる吐息はどんなだろう。
こいつのを口でした時の喘ぎはどんなだった?・・・もう一度聞きたい。
「マネ、erection・・・」
シウが、俺の股間に目を向けている。
erection・・・勃起・・・
はあ!
「勘違いすんな!ムカついてたのは確かだけど、ほんとに犯そうなんて思ってない!これは、ホラ、アレだ。あの疲れてる時のやつ!」
俺は慌ててシウの上から降りて距離を取る。
俺としたことが・・・!
こんな生意気なクソガキに名前呼ばれたくらいでおっ勃つとか有り得ねぇ!
「いいよ、俺」
「いいって、何が」
「マネと、hanky-panky(いやらしい事)しても」
「はあ!?お、おま・・・何言って・・・」
シレ~ッとした顔で、なんて事言うんだコイツ。
「なんで焦ってるの?この前もした。別にふつうの事だろ。俺18歳なんだから ちゃんと知ってる」
18だったら、男同士のヤリ方知ってるのが普通なのか?
シウお前やっぱり、そっちもしっかり経験してきてるのか。
パジャマと下着をずらし、反応していない自分のモノを堂々と出すシウ。
やめろ。俺はゲイなんだ。目の前に差し出された魅力的な男の卑猥な姿を、指をくわえて見てるだけなんて出来ないんだよ!
コイツはどれだけ俺のペースを乱せば気が済むんだ。
「あー!これヒョンがくれたお気に入りのやつなのに!」
シウは弾け飛んで床に転がるボタンを目で追う。
「そのヒョン達を捨てて日本に来たのはどこのどいつだ」
「・・・」
悔しそうに俺を睨みつけてくる。
「いいか、お前が世界でどれだけの知名度があったとしても、ウチの事務所じゃ新人として扱う。それだけは覚えとけ」
「捨ててない」
はだけた胸を隠そうともせず、低音のハスキーボイスと作り物のようなシアン色の瞳は俺を威嚇している。
「捨てるために日本に来たんじゃない!」
「だったら捨てられたのはお前の方か?本当に必要とされてたなら、メンバーは、事務所は何故お前を手放したんだ?」
「マネには関係ない!ヒョンは・・・っ、・・・俺は捨てられてない。チョルテロ(絶対に)・・・」
「ヒョンヒョンうるせぇんだよ。黙れ」
ムカつくんだよ。
ヒョン(先輩)がそんなに大事かよ。だったらなんで一人で日本に来たんだ。
俺はシウの口元を手で覆い、押さえつける。
クアイルのメンバーは、シウが脱退した今は4人だ。
シウが言う『ヒョン』は誰のことだ?特別親しい関係の奴がいるに違いない。
俺の手を外そうとして暴れるシウ。しかし、体格も腕力も俺の方が勝っている。
俺の手に収まる小さな顎。長い指。鍛え過ぎていない ほど良く引き締まった肢体。透き通るような白い肌。・・・ヤバイ、俺の好みすぎる。
ブチ犯す、とは言ったものの・・・。『売り手』が『商品』に手を出して良いわけがない。
こんなに近くにいるのに、欲望をぶつけちゃいけないなんて。
「さっき俺を名前で呼んだな?」
暴れていたシウが、目を丸くして大人しくなる。
「親父と電話してた時だ。もう一度呼んでみろよ」
あれ・・・俺なに言ってんだ。
俺に口を塞がれたまま、シウはコクコクと頷く。
ゆっくりとシウを解放すると
「・・・ばんり」
形の良い薄紅色の唇から零れる低音が、俺の名前を紡ぐ。
・・・めちゃくちゃ、イイ。
このまま・・・この唇を塞いだら、漏れる吐息はどんなだろう。
こいつのを口でした時の喘ぎはどんなだった?・・・もう一度聞きたい。
「マネ、erection・・・」
シウが、俺の股間に目を向けている。
erection・・・勃起・・・
はあ!
「勘違いすんな!ムカついてたのは確かだけど、ほんとに犯そうなんて思ってない!これは、ホラ、アレだ。あの疲れてる時のやつ!」
俺は慌ててシウの上から降りて距離を取る。
俺としたことが・・・!
こんな生意気なクソガキに名前呼ばれたくらいでおっ勃つとか有り得ねぇ!
「いいよ、俺」
「いいって、何が」
「マネと、hanky-panky(いやらしい事)しても」
「はあ!?お、おま・・・何言って・・・」
シレ~ッとした顔で、なんて事言うんだコイツ。
「なんで焦ってるの?この前もした。別にふつうの事だろ。俺18歳なんだから ちゃんと知ってる」
18だったら、男同士のヤリ方知ってるのが普通なのか?
シウお前やっぱり、そっちもしっかり経験してきてるのか。
パジャマと下着をずらし、反応していない自分のモノを堂々と出すシウ。
やめろ。俺はゲイなんだ。目の前に差し出された魅力的な男の卑猥な姿を、指をくわえて見てるだけなんて出来ないんだよ!
コイツはどれだけ俺のペースを乱せば気が済むんだ。
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