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マクシミリアン夫妻目線
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先日王妃様から我が家に手紙が来た。
初めは何事かと思った。恐る恐る手紙を読む。
なになに?えーっと。うちの息子が、王太子殿下が。そちらのお嬢様を、うちのミリアを。気に入ったらしい。ふむふむ……。ん?えぇ?王太子殿下がうちのミリアを気に入った?
いや、あんな頻繁に家に来ていたのだから嫌われてはいないだろうとは思っていたが、えぇ?好かれてたの?
ん?続きがある。
えーっとなになに。つきましてはミリア嬢に親しい御令息が出来ると困るので夜会での出会いは全て潰させていただきます?
……。うわっ!怖っ!
「王太子殿下がうちのミリアを好きらしい」
私は妻にボソリと呟き今まで読んでいた手紙を渡す。
「あらあらあら、殿下に気に入られるなんて流石私達の娘ねえ!」
えぇ?この手紙読んでそんな反応?
「いや、出会い潰すとか書かれてるけど…」
「でも、殿下と結婚するなら他の方と婚約なんて出来ないのだし。いいんじゃありませんか?」
「う、うーん?そうなのかな?」
いや、殿下の事はとても尊敬しているし相手に不足はないんだけど。
うちのミリア王妃とか無理じゃない?
あんなに地味に生きようとしている子なのに…。
そもそも出会いを潰すとか言ってないで婚約の話を家にしてくれればいいと思うんだけど…私間違ってる?
「ねぇ。なんで王家から婚約の打診が来ないと思う?」
「えっ。ここに書いてますよ。
殿下がご自分でミリアに想いを伝えたいらしいですよ。素敵ねぇ!」
えー?そうなの?最初の衝撃が凄くて最後まで手紙読んで無かった!
「そ、そうか。殿下直々に…。」
なにやら最近恋したいとミリアは言っていた。
寂しい気持ちもあるがミリアの幸せが1番だ。
自分で気持ちを伝えたいと仰ってくれている殿下とならきっと幸せな夫婦になれるだろう。
夜会での出会いは無いが未来はきっと明るいぞ!
頑張りなさい。
お父様にはもうそれしか言えません。
ぱぱキャラ崩壊。
初めは何事かと思った。恐る恐る手紙を読む。
なになに?えーっと。うちの息子が、王太子殿下が。そちらのお嬢様を、うちのミリアを。気に入ったらしい。ふむふむ……。ん?えぇ?王太子殿下がうちのミリアを気に入った?
いや、あんな頻繁に家に来ていたのだから嫌われてはいないだろうとは思っていたが、えぇ?好かれてたの?
ん?続きがある。
えーっとなになに。つきましてはミリア嬢に親しい御令息が出来ると困るので夜会での出会いは全て潰させていただきます?
……。うわっ!怖っ!
「王太子殿下がうちのミリアを好きらしい」
私は妻にボソリと呟き今まで読んでいた手紙を渡す。
「あらあらあら、殿下に気に入られるなんて流石私達の娘ねえ!」
えぇ?この手紙読んでそんな反応?
「いや、出会い潰すとか書かれてるけど…」
「でも、殿下と結婚するなら他の方と婚約なんて出来ないのだし。いいんじゃありませんか?」
「う、うーん?そうなのかな?」
いや、殿下の事はとても尊敬しているし相手に不足はないんだけど。
うちのミリア王妃とか無理じゃない?
あんなに地味に生きようとしている子なのに…。
そもそも出会いを潰すとか言ってないで婚約の話を家にしてくれればいいと思うんだけど…私間違ってる?
「ねぇ。なんで王家から婚約の打診が来ないと思う?」
「えっ。ここに書いてますよ。
殿下がご自分でミリアに想いを伝えたいらしいですよ。素敵ねぇ!」
えー?そうなの?最初の衝撃が凄くて最後まで手紙読んで無かった!
「そ、そうか。殿下直々に…。」
なにやら最近恋したいとミリアは言っていた。
寂しい気持ちもあるがミリアの幸せが1番だ。
自分で気持ちを伝えたいと仰ってくれている殿下とならきっと幸せな夫婦になれるだろう。
夜会での出会いは無いが未来はきっと明るいぞ!
頑張りなさい。
お父様にはもうそれしか言えません。
ぱぱキャラ崩壊。
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