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第8話 巡回の時間
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引きこもり歴20年。どうも、吉田です。
コンビニを出た俺は地図通り国道を渡り山側に向かって歩き始めた。
一本道で両側は畑が広がっている。
住宅地では無さそうだ。
街頭など何も無い。カエルの鳴き声が聞こえる…
『何だかのどかな所だなぁ。カエルの鳴き声なんて…こんなに近くで聞くのは初めてかも…』
以外とカエルの鳴き声がデカいのに少し驚く。
10分ほど進んだ所で道の左側にマンションらしき建物が見えて来た。
『あった!あの建物だぁー!』
辺りはすっかり日が暮れていた。
そして、月明かりに怪しいビルが浮かび上がる…
なぁーんてね!怖い感じで書いてみただけよー。笑
怪しさなんて、なぁーんもないよん!
空気も澄み切っているし、以外と月明かりって明るいんだと思った。
建物の敷地内に入ると1Fが駐車場になっていて2Fから事務所と言うか、居住スペースと言うかそんなふうになっていて、鉄筋コンクリート構造。階段は外階だ。
駐車場は車10台ほど停められるスペースだ。その右奥にプレハブ小屋が設置してある。
建物に上がる階段は建物を正面に見て左側なのだが、プレハブは右奥。マンションの裏側に電柱がある為なのだと思いつつ、誰かが侵入しても分かりにくいと思った。
プレハブのドアをノックしてみる。
『すみません。吉田と言います。佐藤さんいますか?』
返事はない。まだ来ていないのだろう。
とりあえず鍵を開けて中に入る。
ブレーカーを上げて電気をつけた。
時刻はまだ19時前だ。
室内にはエアコン、テレビ、冷蔵庫、簡易ベッドに机、パソコンまである。
『天国だ!働きながら引きこもり出来るでは無いかぁー!ファ、ファ、ファンタスティック~!』
今までに無いファンタスティックを言った後、必要書類一式の入った封筒の中身を見た。
契約書と業務内容書かれた書類だった。
業務が終わったらパソコンで報告書を作成、手書きの日報を業務終了後に事務所に持って行かなければならない。
『なんて面倒くさいんだよ。』
そして、このビルの巡回ルールが書いてある書類に目を通す。
巡回ルール
1 業務開始前に必ず宿直室の時計を写真撮影すること
2 巡回する各部屋の時計の写真撮影すること
3 不審者を目撃したら名前と住所を確認する
4 不審者が抵抗してきた場合無理に追求してはいけない。
5 暴力を振るわれたら催涙スプレーを使用し、速やかに警察と会社に連絡する事
6 業務終了後パソコンにて報告書に撮影写真を貼り付けて送信する事
監視カメラがない為、時計の写真で労働を管理しているらしい。
結局、事務所に行かなければならない事もあり引きこもりは諦めとりあえず佐藤さんを待つ事にした。
『それまでテレビでも見てゆっくりするかぁ~』
とテレビをつけてベッドに横になった…
『うっ、う~ん………………。』
時計に目が行く……
『20時50分………⁉️やっべー寝てしまった。』
慌てて用意してある警備服に着替えカメラ懐中電灯、護身用スプレーを持ちプレハブを飛び出た。
『ハァ、ハァ、やばかった。寝過ごすとこだった。さぁ、巡回、巡回っと~』
『…違う、その前にプレハブの時計、し、写真!』
何とか巡回時間に間に合った。
目が慣れてくるとやはり月明かりが明るく照らしてくれる。
2Fに上がるとワンフロアに3つの部屋がある。
『そう言えば、佐藤さん…来なかったな』
まぁ、まぁ、何はともあれファンタスティック!
続く
コンビニを出た俺は地図通り国道を渡り山側に向かって歩き始めた。
一本道で両側は畑が広がっている。
住宅地では無さそうだ。
街頭など何も無い。カエルの鳴き声が聞こえる…
『何だかのどかな所だなぁ。カエルの鳴き声なんて…こんなに近くで聞くのは初めてかも…』
以外とカエルの鳴き声がデカいのに少し驚く。
10分ほど進んだ所で道の左側にマンションらしき建物が見えて来た。
『あった!あの建物だぁー!』
辺りはすっかり日が暮れていた。
そして、月明かりに怪しいビルが浮かび上がる…
なぁーんてね!怖い感じで書いてみただけよー。笑
怪しさなんて、なぁーんもないよん!
空気も澄み切っているし、以外と月明かりって明るいんだと思った。
建物の敷地内に入ると1Fが駐車場になっていて2Fから事務所と言うか、居住スペースと言うかそんなふうになっていて、鉄筋コンクリート構造。階段は外階だ。
駐車場は車10台ほど停められるスペースだ。その右奥にプレハブ小屋が設置してある。
建物に上がる階段は建物を正面に見て左側なのだが、プレハブは右奥。マンションの裏側に電柱がある為なのだと思いつつ、誰かが侵入しても分かりにくいと思った。
プレハブのドアをノックしてみる。
『すみません。吉田と言います。佐藤さんいますか?』
返事はない。まだ来ていないのだろう。
とりあえず鍵を開けて中に入る。
ブレーカーを上げて電気をつけた。
時刻はまだ19時前だ。
室内にはエアコン、テレビ、冷蔵庫、簡易ベッドに机、パソコンまである。
『天国だ!働きながら引きこもり出来るでは無いかぁー!ファ、ファ、ファンタスティック~!』
今までに無いファンタスティックを言った後、必要書類一式の入った封筒の中身を見た。
契約書と業務内容書かれた書類だった。
業務が終わったらパソコンで報告書を作成、手書きの日報を業務終了後に事務所に持って行かなければならない。
『なんて面倒くさいんだよ。』
そして、このビルの巡回ルールが書いてある書類に目を通す。
巡回ルール
1 業務開始前に必ず宿直室の時計を写真撮影すること
2 巡回する各部屋の時計の写真撮影すること
3 不審者を目撃したら名前と住所を確認する
4 不審者が抵抗してきた場合無理に追求してはいけない。
5 暴力を振るわれたら催涙スプレーを使用し、速やかに警察と会社に連絡する事
6 業務終了後パソコンにて報告書に撮影写真を貼り付けて送信する事
監視カメラがない為、時計の写真で労働を管理しているらしい。
結局、事務所に行かなければならない事もあり引きこもりは諦めとりあえず佐藤さんを待つ事にした。
『それまでテレビでも見てゆっくりするかぁ~』
とテレビをつけてベッドに横になった…
『うっ、う~ん………………。』
時計に目が行く……
『20時50分………⁉️やっべー寝てしまった。』
慌てて用意してある警備服に着替えカメラ懐中電灯、護身用スプレーを持ちプレハブを飛び出た。
『ハァ、ハァ、やばかった。寝過ごすとこだった。さぁ、巡回、巡回っと~』
『…違う、その前にプレハブの時計、し、写真!』
何とか巡回時間に間に合った。
目が慣れてくるとやはり月明かりが明るく照らしてくれる。
2Fに上がるとワンフロアに3つの部屋がある。
『そう言えば、佐藤さん…来なかったな』
まぁ、まぁ、何はともあれファンタスティック!
続く
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