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第8話さらに森の奥へ
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父上が王都から帰還して2日ほど作戦会議が開かれた。
まずは森の入り口に拠点を作るらしい
俺は騎士団と父上に魔生物の対策と先行して視界を広げる為に木々の伐採をする旨を伝え了承を得た。
「これで更に奥に行けるな」
「はい、楽しみですわ」
出発は明日の早朝だ。
「今日は早めにに休もう、アンナ明日は寝坊するなよ。」
アンナは顔を赤くして
「分かっていますわ」と少しふてくされながら自室に戻る。
「少し言い過ぎたか」と反省しながら俺も自室に戻る。
そして翌日、俺もアンナもゆっくり休んで体力も気力も万全の状態
「アンナ行くぞ」
「はい、お兄様」
俺達は強化魔法で次々と木々を薙ぎ倒し奥へ進む
道中魔生物とはあまり遭遇しなかったので比較的に早く川に到着した。
川を渡り更に奥へ進む
すると直ぐに左右から6匹ほどの気配が近いてくる
「油断するなよ。」「当然ですわ」
アンナは右側の敵に向かっていく
俺は左側を相手にする。
敵の動きを見て
「強くなっている」
とすぐに察した。
すぐにアンナの方を見ると、アンナも気づいた様で様子を伺っている。
暫くの膠着状態が続いたが魔生物が先に動く
アンナは囲まれない様に周りの木々を利用し敵を翻弄し圧勝した
「おつむが足りませんわ、ば~か」
本当にアンナは興奮すると口が悪くなる
「やれやれ」
俺もアンナの戦法を参考にして難なく勝利した
そしてアンナに聞こえる様に
「おつむが足りないんだよ、ば~か」
とアンナを見ながら微笑んだ。
「えっ、聞こえてた、興奮して又口調が」
下を向きながら顔を赤くしてブツブツ言っていたが、直ぐに平静を装い
「先を急ぎましょう、お兄様」
その態度が面白く笑ってしまった、すると
「何が可笑しいのですか、お兄様は緊張感がたりませんわ」
と怒ってしまった
「ごめん、ごめん」
と謝ったが、その後も怒りが収まらないのか戦闘中も何かブツブツと言っていた
多分「ば~かば~かば~か」
を連発しているようだ
そんな感じで更に奥へ進むこと数日、2つ目の川を発見する。
「アンナまだ行けるか?」
「ええ、問題ありません」
そして川を渡り進むと明らかに雰囲気が違う
殺気が凄まじい
「これは、かなりヤバイ感じする」
「そうですわね、先ほどの敵とは比べ物にならない程強大な気配を感じます」
俺とアンナは慎重に進む
少し歩き足を止める
「アンナ来るぞ」「ええ」
出て来たのは熊もどきだ。アンナが「デ、デカイですわ」
確かに地球に生息する熊の2倍以上ある
しかしこんな時なのにアンナが放った言葉が何か卑猥に感じてしまった。「イカン、集中だ」
熊と向き合い思う
「こいつはかなり強いな」
敵の威圧感が半端じゃない、迂闊に動けない
どのくらいの時間が過ぎたのか、しびれを切らしたアンナが動く。
敵の背後に回り剣で切りつける、しかし剣が敵に刺さる事は無かった。
剣がパキーン、音とともに折れてしまった、それと同時に敵の攻撃がアンナを襲うがギリギリでかわして距離を取る。
「くそ、獣のくせにわたくしのお気に入り剣を、コロス、コロス、コロス」
アンナは集中力散漫になり怒りで我を忘れてしまっている。
「アンナ、落ち着け集中力を切らすな」
その瞬間背後から強烈な殺気が向かってくる。
後ろを振り返ると今度はライオンもどき、こいつもデカイまるでゾウ並み
「まったく、ここはサファリパークの猛獣ゾーンか」
などと冗談を言っている場合じゃない。
この状況は正直かなり危険だ
ライオンもどきと向き合った瞬間背後から
「キャー」
驚き振り返るとアンナが敵の攻撃を食らって吹き飛ばされていた。
「アンナ」
即座に速度アップ魔法を使いアンナの元に向かう
急いで抱き抱え転移魔法を使う。
完全な敗走
1つ目の川に転移魔法で戻りアンナの傷の具合いを見る、
「良かった、生きている」
気を失っているだけだった、他に外傷はないか調べてみる。
腕に少し傷があるくらいで他は大丈夫そうだ
回復魔法で傷を癒しながら思う
「この敗北がアンナのトラウマにならなきゃ良いが」
「しかしあの2匹はとてつもなく強い」
今の実力じゃ手も足も出ないだろう。
そんな事を考えてるうちにアンナが目を覚ました
「わ、わたくしはどうなって」
「アンナ目が覚めたか」
アンナは勢い良く起き上がり
「お、お兄様申し訳ございません」
「いや、気にしなくていいよ、アレは今の俺達じゃ勝てない」
アンナは声を上げて泣きだした
「アンナ良く聞いてほしい、もしリベンジする気があるなら明日から修行をやり直そう」
「はい」
「とにかく今日は家に戻ってゆっくり休もう」
泣きじゃくるアンナの肩を抱きながら家路を急ぐ
これが俺達の初の敗北である。
まずは森の入り口に拠点を作るらしい
俺は騎士団と父上に魔生物の対策と先行して視界を広げる為に木々の伐採をする旨を伝え了承を得た。
「これで更に奥に行けるな」
「はい、楽しみですわ」
出発は明日の早朝だ。
「今日は早めにに休もう、アンナ明日は寝坊するなよ。」
アンナは顔を赤くして
「分かっていますわ」と少しふてくされながら自室に戻る。
「少し言い過ぎたか」と反省しながら俺も自室に戻る。
そして翌日、俺もアンナもゆっくり休んで体力も気力も万全の状態
「アンナ行くぞ」
「はい、お兄様」
俺達は強化魔法で次々と木々を薙ぎ倒し奥へ進む
道中魔生物とはあまり遭遇しなかったので比較的に早く川に到着した。
川を渡り更に奥へ進む
すると直ぐに左右から6匹ほどの気配が近いてくる
「油断するなよ。」「当然ですわ」
アンナは右側の敵に向かっていく
俺は左側を相手にする。
敵の動きを見て
「強くなっている」
とすぐに察した。
すぐにアンナの方を見ると、アンナも気づいた様で様子を伺っている。
暫くの膠着状態が続いたが魔生物が先に動く
アンナは囲まれない様に周りの木々を利用し敵を翻弄し圧勝した
「おつむが足りませんわ、ば~か」
本当にアンナは興奮すると口が悪くなる
「やれやれ」
俺もアンナの戦法を参考にして難なく勝利した
そしてアンナに聞こえる様に
「おつむが足りないんだよ、ば~か」
とアンナを見ながら微笑んだ。
「えっ、聞こえてた、興奮して又口調が」
下を向きながら顔を赤くしてブツブツ言っていたが、直ぐに平静を装い
「先を急ぎましょう、お兄様」
その態度が面白く笑ってしまった、すると
「何が可笑しいのですか、お兄様は緊張感がたりませんわ」
と怒ってしまった
「ごめん、ごめん」
と謝ったが、その後も怒りが収まらないのか戦闘中も何かブツブツと言っていた
多分「ば~かば~かば~か」
を連発しているようだ
そんな感じで更に奥へ進むこと数日、2つ目の川を発見する。
「アンナまだ行けるか?」
「ええ、問題ありません」
そして川を渡り進むと明らかに雰囲気が違う
殺気が凄まじい
「これは、かなりヤバイ感じする」
「そうですわね、先ほどの敵とは比べ物にならない程強大な気配を感じます」
俺とアンナは慎重に進む
少し歩き足を止める
「アンナ来るぞ」「ええ」
出て来たのは熊もどきだ。アンナが「デ、デカイですわ」
確かに地球に生息する熊の2倍以上ある
しかしこんな時なのにアンナが放った言葉が何か卑猥に感じてしまった。「イカン、集中だ」
熊と向き合い思う
「こいつはかなり強いな」
敵の威圧感が半端じゃない、迂闊に動けない
どのくらいの時間が過ぎたのか、しびれを切らしたアンナが動く。
敵の背後に回り剣で切りつける、しかし剣が敵に刺さる事は無かった。
剣がパキーン、音とともに折れてしまった、それと同時に敵の攻撃がアンナを襲うがギリギリでかわして距離を取る。
「くそ、獣のくせにわたくしのお気に入り剣を、コロス、コロス、コロス」
アンナは集中力散漫になり怒りで我を忘れてしまっている。
「アンナ、落ち着け集中力を切らすな」
その瞬間背後から強烈な殺気が向かってくる。
後ろを振り返ると今度はライオンもどき、こいつもデカイまるでゾウ並み
「まったく、ここはサファリパークの猛獣ゾーンか」
などと冗談を言っている場合じゃない。
この状況は正直かなり危険だ
ライオンもどきと向き合った瞬間背後から
「キャー」
驚き振り返るとアンナが敵の攻撃を食らって吹き飛ばされていた。
「アンナ」
即座に速度アップ魔法を使いアンナの元に向かう
急いで抱き抱え転移魔法を使う。
完全な敗走
1つ目の川に転移魔法で戻りアンナの傷の具合いを見る、
「良かった、生きている」
気を失っているだけだった、他に外傷はないか調べてみる。
腕に少し傷があるくらいで他は大丈夫そうだ
回復魔法で傷を癒しながら思う
「この敗北がアンナのトラウマにならなきゃ良いが」
「しかしあの2匹はとてつもなく強い」
今の実力じゃ手も足も出ないだろう。
そんな事を考えてるうちにアンナが目を覚ました
「わ、わたくしはどうなって」
「アンナ目が覚めたか」
アンナは勢い良く起き上がり
「お、お兄様申し訳ございません」
「いや、気にしなくていいよ、アレは今の俺達じゃ勝てない」
アンナは声を上げて泣きだした
「アンナ良く聞いてほしい、もしリベンジする気があるなら明日から修行をやり直そう」
「はい」
「とにかく今日は家に戻ってゆっくり休もう」
泣きじゃくるアンナの肩を抱きながら家路を急ぐ
これが俺達の初の敗北である。
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