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17.アガリアレプト ⚠ 【挿絵あり】
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※各種ハラスメント的な描写があります。
某医療施設・療養病棟 415号室
「う~ん、今日もカワイイです、副代表! めっちゃカワイイ!」
「……? え、ボク、かわいないで……? ただのにんげん……」
「いやいやいや! そんなこと言われちゃったら、ガチの凡人の立つ瀬ないかなって……」
「?」
「副代表は今日も光輝いてます! アイドル級にカワイイです!!」
「…………」
「副代表?」
「……ん、あれ……なんかゆーた?」
「あ、ごめんなさい、パンダで遊びたいですよね? 私、副代表のこと、カワイイカワイイ言ってばっかでウザかったですね……」
「……や、そんなことないで。それに、おねえちゃんのほうがかわいいやん……」
「え……!? ふ、副代表……私、カワイイですか……?」
「? ん、かわいいで……」
「ほんとですか!?」
「……うん」
「ほんとにほんとですか?」
「ふふ、ほんまやて。“ほんとに、かわいい”で……」
「くううぅぅ~~~! っしゃああああああ!!! おかげで頑張れるぅぅぅ! 副代表、天使すぎますぅ、食べちゃいたーい♡」
僕が病室を訪ねると、こんな遣り取りが繰り広げられていた。
「ピカナさーん、セクハラですよー」
軽い口調でコメントしたら、彼がこちらに視線を向け、ふわりと笑む。
「──あ、おにいちゃん、おかえりなさい」
その柔らかな笑顔を見て僕の心はようやく解れた。
「はーい、ただいまー。あのね、仁くんが貸してくれたお守り、すごく役に立ったよ。ありがとねー」
感謝を伝えつつライターを返すと、彼は嬉しそうな顔でそれを受け取り、「いつでもかしたげるから、ゆーてな」と言って床頭台の引き出しにしまった。
その時、ふとテーブルの上に置かれている数々のパンダグッズが目に留まる。おそらくピカナが持ち込んだものだろう。
「あれ? 仁くん、おねえちゃんに新しいパンダもらったの? よかったね~」
「それより、ベリトさん、大丈夫なんですか!?」
ピカナが割り込むようにして質問を浴びせてきた。
「聞きましたよ、何か大変なことになったって。何があったんですか? てか、トゥクルカさんはどうなったんです? もしかして入院になっちゃったとか?」
「ああ、ご心配なく。僕も彼女もぴんぴんしてますんで」
僕はこちらを見ている彼に配慮し、あくまでざっくりとこれまでの経緯を伝える。
「えええ! 何ですか、その展開。ヤバくないですかー」
ピカナはビビったり怒ったり笑ったりしながら聞いていたが、途中で何やら思い出したらしく、
「あ、そうそう! ちょっと聞いてくださいよぉ、私も酷い目に遭ったんですよぉぉぉ」
そう言って眉尻を下げた。
「私、副代表に元気出してもらえたらなって思って、ここ来る前、エグゼクティブルームに寄ったんです。ほら、あそこ、パンダグッズとかVRヘッドセットとか、副代表の私物がいろいろ置いてあったじゃないですか。探せば気持ちが明るくなるもの見つかるかなって……」
部屋には鍵がかかっていたはずだが、以前から度々世話になっていた専任のジャニター経由で手に入れた非接触タイプの合鍵を持参していたため、問題なく入室できたそうだ。意外と抜け目ないんだよな、彼女。
ところが部屋には思っていたほど物がなかったらしい。
「あれ……? 変だな。前、私が通ってた時はもっと……」
彼女がベルフェゴールのデスク周りをあちこち調べていたところ、
「──おう、何してんだ、てめえ!」
唐突に怒声が飛んだ。驚いたピカナが振り返ると、そこには“情報システム部”の部長が立っていたらしい。
短髪に髭、細い眉、カラーレンズの丸眼鏡にヒップホップ系ファッションと、彼はその立場に不釣り合いなビジュアルの持ち主で、ぱっと見ヤンキーにしか見えない。しかし態度がデカくて凶暴な割に、身長が低いポッチャリ系で顔立ちも可愛らしいため、陰では“アライグマ”と呼ばれている。
「ひいっ! ラスカル!!」
「誰がラスカルだ、おお? コラ!」
悲鳴を上げて飛び退くピカナに、ラスカルことアガリアレプトは眉を吊り上げた。
「ここは本部の中枢だった部屋だぞ。何、勝手に備品持ち出そうとしてんだ。ったく、幹部でもねえ小娘が許可も得ねえで。ど・こ・の・小・学・生・だ・よ、て・め・え・は・よぉ!」
言いながら彼は、携えていた透明なビニールハンマー(100t)で、ピカナを小突きまくる。そのハンマーは、部下に対して容赦なくグーパンを繰り出す彼の暴挙を見兼ねたトゥクルカから、「これ以上、人が減ったら組織が立ち行かなくなります。暴力をセーブできないなら、せめてこちらを使ってください」と持たされたアイテムだって聞いてるw
「ち、違っ……! 私はベルフェゴールさ……副代表の私物を回収しに来ただけです」
ピカナはビビりながらも反論した。
「あの人、ずっとツラい思いしてるし、思い出の品とか見せたら元気出るんじゃないかなって……」
「ふーん、そうかよ」
アガリアレプトはずかずかと部屋の奥へ向かうと、隅に置かれていたダンボール箱を抱えて戻って来た。中には大量のパンダグッズの他、タブレットやヘッドセットなどの各種ガジェット、ケーブル類が入っている。それをドンと床に置き、彼は言った。
「ちょうどいい。てめえ、このゴミ全部、持ち主んとこ持ってけ。処分しねえとと思ってたんだよ」
「はあ!? 処分て……副代表のものをそんな勝手に──」
「あァ? 何言ってんだ、馬鹿か!」
アガリアレプトは眉間の皺を深くし、吼えるように言い放つ。
「いくら中核だったからって、あんなんなっちまったら副代表なんか金輪際務まらねえだろうが。あいつの席なんざとっくにねえんだよ。バエル元代表と一緒に死んだも同然なんだからな!」
「そ、そんな……っ」
あまりの言いぶりに動揺するピカナを後目に、彼はなおも続ける。
「野郎が体制を私物化してたおかげで、こっちは暗証番号の変更すら儘ならねえ。おまけに、てめえにしかわからねえ難解なソースコード書きやがって……迷惑極まりねえよ。あのコミュ障が残した負の遺産のせいで余類がドチャクソ迷惑被ってんのに、のんきに子ども返りたぁ、世の中ナメくさってんな、クソが。おめえ、オレ様の代わりに2、3発ぶん殴っとけ」
「い、嫌ですよ、何でそんなひどいこと言うんですか!」
ピカナは生来の気の強さも相俟って、つい噛み付いた。
「副代表は少しずつ回復して来てるんです! 私達、必ず戻るって信じて──」
と、次の瞬間、アガリアレプトの手が伸び、彼女の髪を鷲掴みにした。鼻が接触するギリギリの距離まで、彼の顔面が近付く。
「そんなもん待ってたら、今度こそうちはオワんだ。裏の世界でぬるいこと言ってんじゃねえぞ」
「……っ!」
悔しさと恐怖で言葉を失うピカナを突き飛ばすように解放すると、アガリアレプトは口角を上げた。
「何だ、文句あんのか。オレ様の“仕置き部屋”行くか」
「やだぁ!! それ、絶対やだぁぁぁ!!」
「だったら、責任もって届けろ。で、ベリトクンと一緒に、満足するまで遊ばせてやれや。そいつがせめてもの供養だ」
そう言い残すと、アガリアレプトはくるりと背を向けて去っていった。その背中にはサディスティックなニヤつきが滲んでいたらしい。
「あっはは、ピカナさんも僕らに負けず劣らずの目に遭ってましたねーw お疲れ様でした」
僕が労うと彼女は「そうなんですよー。もう3年くらい寿命縮んだかなって……」と言って苦笑した。
「──ってわけで、こういう感じになってます」
ピカナが足を引っ込めると、ベッドの下に件のダンボール箱と思しいものが見えた。
「他に置くところないですし、とりあえずここ入れちゃいました」
「wwこれ、病院から怒られるヤツじゃないですか? ま、仁くんはパンダグッズ増えて嬉しそうですけどね」
「ですよね。副代表が笑ってくれたから全然満足です。あとは、別に何言われてもいいかなって」
彼女はベルフェゴールのこととなると、途端に前向きになる。きっと本気で慕ってるんだろうな。
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「?」
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「…………」
「副代表?」
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「ほんとですか!?」
「……うん」
「ほんとにほんとですか?」
「ふふ、ほんまやて。“ほんとに、かわいい”で……」
「くううぅぅ~~~! っしゃああああああ!!! おかげで頑張れるぅぅぅ! 副代表、天使すぎますぅ、食べちゃいたーい♡」
僕が病室を訪ねると、こんな遣り取りが繰り広げられていた。
「ピカナさーん、セクハラですよー」
軽い口調でコメントしたら、彼がこちらに視線を向け、ふわりと笑む。
「──あ、おにいちゃん、おかえりなさい」
その柔らかな笑顔を見て僕の心はようやく解れた。
「はーい、ただいまー。あのね、仁くんが貸してくれたお守り、すごく役に立ったよ。ありがとねー」
感謝を伝えつつライターを返すと、彼は嬉しそうな顔でそれを受け取り、「いつでもかしたげるから、ゆーてな」と言って床頭台の引き出しにしまった。
その時、ふとテーブルの上に置かれている数々のパンダグッズが目に留まる。おそらくピカナが持ち込んだものだろう。
「あれ? 仁くん、おねえちゃんに新しいパンダもらったの? よかったね~」
「それより、ベリトさん、大丈夫なんですか!?」
ピカナが割り込むようにして質問を浴びせてきた。
「聞きましたよ、何か大変なことになったって。何があったんですか? てか、トゥクルカさんはどうなったんです? もしかして入院になっちゃったとか?」
「ああ、ご心配なく。僕も彼女もぴんぴんしてますんで」
僕はこちらを見ている彼に配慮し、あくまでざっくりとこれまでの経緯を伝える。
「えええ! 何ですか、その展開。ヤバくないですかー」
ピカナはビビったり怒ったり笑ったりしながら聞いていたが、途中で何やら思い出したらしく、
「あ、そうそう! ちょっと聞いてくださいよぉ、私も酷い目に遭ったんですよぉぉぉ」
そう言って眉尻を下げた。
「私、副代表に元気出してもらえたらなって思って、ここ来る前、エグゼクティブルームに寄ったんです。ほら、あそこ、パンダグッズとかVRヘッドセットとか、副代表の私物がいろいろ置いてあったじゃないですか。探せば気持ちが明るくなるもの見つかるかなって……」
部屋には鍵がかかっていたはずだが、以前から度々世話になっていた専任のジャニター経由で手に入れた非接触タイプの合鍵を持参していたため、問題なく入室できたそうだ。意外と抜け目ないんだよな、彼女。
ところが部屋には思っていたほど物がなかったらしい。
「あれ……? 変だな。前、私が通ってた時はもっと……」
彼女がベルフェゴールのデスク周りをあちこち調べていたところ、
「──おう、何してんだ、てめえ!」
唐突に怒声が飛んだ。驚いたピカナが振り返ると、そこには“情報システム部”の部長が立っていたらしい。
短髪に髭、細い眉、カラーレンズの丸眼鏡にヒップホップ系ファッションと、彼はその立場に不釣り合いなビジュアルの持ち主で、ぱっと見ヤンキーにしか見えない。しかし態度がデカくて凶暴な割に、身長が低いポッチャリ系で顔立ちも可愛らしいため、陰では“アライグマ”と呼ばれている。
「ひいっ! ラスカル!!」
「誰がラスカルだ、おお? コラ!」
悲鳴を上げて飛び退くピカナに、ラスカルことアガリアレプトは眉を吊り上げた。
「ここは本部の中枢だった部屋だぞ。何、勝手に備品持ち出そうとしてんだ。ったく、幹部でもねえ小娘が許可も得ねえで。ど・こ・の・小・学・生・だ・よ、て・め・え・は・よぉ!」
言いながら彼は、携えていた透明なビニールハンマー(100t)で、ピカナを小突きまくる。そのハンマーは、部下に対して容赦なくグーパンを繰り出す彼の暴挙を見兼ねたトゥクルカから、「これ以上、人が減ったら組織が立ち行かなくなります。暴力をセーブできないなら、せめてこちらを使ってください」と持たされたアイテムだって聞いてるw
「ち、違っ……! 私はベルフェゴールさ……副代表の私物を回収しに来ただけです」
ピカナはビビりながらも反論した。
「あの人、ずっとツラい思いしてるし、思い出の品とか見せたら元気出るんじゃないかなって……」
「ふーん、そうかよ」
アガリアレプトはずかずかと部屋の奥へ向かうと、隅に置かれていたダンボール箱を抱えて戻って来た。中には大量のパンダグッズの他、タブレットやヘッドセットなどの各種ガジェット、ケーブル類が入っている。それをドンと床に置き、彼は言った。
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「いくら中核だったからって、あんなんなっちまったら副代表なんか金輪際務まらねえだろうが。あいつの席なんざとっくにねえんだよ。バエル元代表と一緒に死んだも同然なんだからな!」
「そ、そんな……っ」
あまりの言いぶりに動揺するピカナを後目に、彼はなおも続ける。
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「やだぁ!! それ、絶対やだぁぁぁ!!」
「だったら、責任もって届けろ。で、ベリトクンと一緒に、満足するまで遊ばせてやれや。そいつがせめてもの供養だ」
そう言い残すと、アガリアレプトはくるりと背を向けて去っていった。その背中にはサディスティックなニヤつきが滲んでいたらしい。
「あっはは、ピカナさんも僕らに負けず劣らずの目に遭ってましたねーw お疲れ様でした」
僕が労うと彼女は「そうなんですよー。もう3年くらい寿命縮んだかなって……」と言って苦笑した。
「──ってわけで、こういう感じになってます」
ピカナが足を引っ込めると、ベッドの下に件のダンボール箱と思しいものが見えた。
「他に置くところないですし、とりあえずここ入れちゃいました」
「wwこれ、病院から怒られるヤツじゃないですか? ま、仁くんはパンダグッズ増えて嬉しそうですけどね」
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