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11話 本日の授業
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しっかりと朝食を食べ終えた私たちは、学び舎へと移動する。
オフィクスは私の影に、コメット君は宿舎へと戻っていく。
だけど、学び舎といっても教室ではない。
私とソフィアの2人だけの教室なので、それこそ洋館の一室といった方がいいかもしれない。
厚い毛の絨毯にシャンデリア、美しい模様が入ったソファ。大きな窓の外はテラスで、テーブルと椅子も備えられている。
森の景色が一望でき、この屋敷の中で一番いい部屋に思えるほど。
「レイヤ、ここあたしたちの部屋よりいい感じじゃない?」
「私も思ってたとこ。すごくいいよね」
ふたりでキョロキョロしつつ、部屋を探索しながら、私は1つの疑問を投げかけた。
「ソフィア、先生って誰だと思う?」
彼女はうーんと唸ってみたが、答えはでない。
「わかんない。でも、誰かいるんじゃないの?」
「いるのかな? ゲームだと10ポイントの学習ポイントを振り分けるだけだったから、すっごい不思議で」
「あたしはそこらへん再現されるのかと思って、わくわくしてたんだけど」
「もちろんそれならそれでいいんだけどさぁ」
2人でそわそわと待つこと数分、ドアがノックされた。
そこから現れたのは、女性だった。
───女性………?
「わたしは、女神。名前はないの。だから好きに呼んで?」
プラチナブロンドを揺らしながら、白のロングドレスで現れた女性に、私たちはただただ釘付けだ。
豊満なボディをこれでもかと見せつける彼女だが、彼女が女神だとは………
というか、このゲームの素晴らしいところは、主人公とレイヤ以外、女キャラがいないことなんだけど。
だから比べる相手はレイヤ以外いないというのが、すっきりしていて私は好きだったわけで。
な・の・に! 女がいる───!!!
「そんなに驚かないで、レイヤ。あなたたちに、改めて説明に来たのよ?」
その言葉に、私たちは目配せし合う。
言葉はなくとも、話を聞こうという意思は同じだ。
私たちは不審がりながらも、女神が座った椅子の向かい側のソファへ腰を下ろした。
女神は膝を組み、赤い唇をニッコリと曲げた。
「単刀直入に言うわ。あなたたちは死んで、このゲームの主人公ソフィアと、悪役令嬢レイヤに生まれ変わったの」
女神の言葉に私たちは固まった。
「「………で?」」
思わず声が重なるが、これ以上の言葉が見つからない。
だが私たち以上に女神が固まっている。
「あなたたち、驚かないの………?」
この女神の言葉に驚きだ。
ソフィアが当たり前の顔をして言い返した。
「驚くわけないじゃん、おばさん」
「おば……」絶句する女神を置いて、ソフィアが続けた。
「だって死ぬ直前の記憶があるもん。それにこのゲームはめっちゃやりこんでたし」
同意を求めるように振り向いたソフィアに私も頷き、
「私もそう。記憶もあるし、もちろんゲームの記憶も引き継いでる。別にそこはもう驚きたくもない」
私たちのこの言葉に女神は一度咳払いをし、「それなら」と話を切り替えるようだ。
「あなた方のゲームはバグがあった。このバグはあなたたちと、ゲームの意識をつなぐものでもあったの」
ゲームの意識って………怖っ!!!!
「レイヤ、怖がらないでちょうだい」
「……て、おばさん、私の意識読み取らないでよ!」
「しょうがないでしょ、女神なんだもの。このゲームはたくさんの人にプレイしてもらったことで、キャラクターたちの、いろんな側面が生まれたわ。それこそ公式ファンブックに載っていない趣味や、休日の過ごし方、実はタウラスが甘えん坊設定だなんて、これはプレイヤーが考え出したこと」
ソフィアは首を傾け、疑問符を浮かべる。
「おばさん、それが何か関係あるの?」
「あるから話してんでしょ」
だんだん素が出てきたな………
「その、後付け設定のようなものの中で、レイヤ、あなた、考えたことがなかった? オフィクスってどんなキャラかしらって」
それは考えたことがある。
セリフも何もないキャラで、モブで、顔すらまともに描かれていない彼だけど、声が櫻◯さんだから、間違いなくイケメンだろうし、レイヤみたいな女のそばにずっとついてるってどんな罰なのか、それとも契約なのか、彼がどんな気持ちで彼女についているのか………と、想像をこねくり回した時期が確かにあった。
13週目の周り方を考えていたときも、全キャラ落としたんだから、この彼も落とせたらいいのになって思ってたのは間違いない。
だって、櫻◯さんだし!
「ソフィアも考えたことがあったと思うわ。コメット君のこと、考えてたことない?」
顔を見ると図星なのか、真っ赤に染まっていく。
「ちょ、それ、マジ、いや、その………」
「ライブラ様じゃなかったの?」
「いや、コメット君ってさ、すごい親身じゃん。で、あんな人がそばにいたらなって……。見ず知らずの主人公にすごく世話焼きするじゃない。あー……あたし、ずっと不登校で、コメット君みたいな人がいたら学校に行くのになって。それにね、実は村エンディングって、コメット君も一緒に村に帰ってくるんだ。最初はなんだよって思ったけど、何度もエンディング見ているうちに、これもいいのかなって………たださ、やっぱゲームの世界に来れたんなら、せっかくなら、ライブラ様落としてみたいじゃん!………それで」
なるほど。
………で? というのが、本音だ。
「そんなに睨まないでよ、レイヤ。あなた方の思いが少なからずこのゲームの世界に影響しているのは間違いないの。それこそ生きているときにプレイしていたゲームが、ゲームの意思を持ってあなたがたに悪さをしていたように、あなたがたが思う『この世界でやりたいこと』をあなたがたは選ぶことができる。おかげでまだまだバグがあるわ。昨日の夕食の風景や、朝の4人の登場とかなんてそうね。今まで見せていなかったキャラクターの本当の姿であったり、ゲームの部分を表現してみたりで、ちょっとチグハグしてたでしょ?」
言われたらそうだ。
ゲームの大筋はあっていてもちょっと内容が違ったり、朝の4人の現れ方も「昨日の夜の感想をキャラごとにしゃべる」って画面だと思えばあながち変でもない。
「本当にやりたいことができるの? ゲームのルールとか関係なしに?」
「もちろん!」
いつの間にか現れた紅茶をすすり、女神は言う。
「じゃ、私がこの世界を旅したいと願えばそうなるってこと?」
「それもできるわ。ただ、危険は回避できないけど」
正直、そんなことどうでもよかった。
この世界観は独特で、宗教や人種も多種多様に絡む魅力的な世界!!!
だけどゲームの中では、あくまで神殿を中心に夢の国の再建が目的のため、この世界を見ることはできなかった。
ところどころで入手する書物や、それこそ討伐に行ったときに村人から話を聞いたりして、もっと話を聞きたい! もっとこの世界を歩いてみたい! そう思っても、フィールドには終わりがあって、先がない。同じように、物語には終わりがあって、先などなかった。
「……じゃ、私、旅したい。この世界を歩きたい!」
「それがレイヤの願い?」
「うん」
「ソフィアは?」
「……あたしは、もっと勉強したい。学校いけてなかったし、友達もいなかったし……この世界は、特に神殿の周りの国は教育に熱心で、それこそ、みんな仲良くて、羨ましかったから………」
「わかったわ。じゃ、チグハグなバグ、直してしまいましょう」
女神は立ち上がると、小さく手を叩いた。
それこそ侍女を呼ぶような、そんな手の叩き方で。
オフィクスは私の影に、コメット君は宿舎へと戻っていく。
だけど、学び舎といっても教室ではない。
私とソフィアの2人だけの教室なので、それこそ洋館の一室といった方がいいかもしれない。
厚い毛の絨毯にシャンデリア、美しい模様が入ったソファ。大きな窓の外はテラスで、テーブルと椅子も備えられている。
森の景色が一望でき、この屋敷の中で一番いい部屋に思えるほど。
「レイヤ、ここあたしたちの部屋よりいい感じじゃない?」
「私も思ってたとこ。すごくいいよね」
ふたりでキョロキョロしつつ、部屋を探索しながら、私は1つの疑問を投げかけた。
「ソフィア、先生って誰だと思う?」
彼女はうーんと唸ってみたが、答えはでない。
「わかんない。でも、誰かいるんじゃないの?」
「いるのかな? ゲームだと10ポイントの学習ポイントを振り分けるだけだったから、すっごい不思議で」
「あたしはそこらへん再現されるのかと思って、わくわくしてたんだけど」
「もちろんそれならそれでいいんだけどさぁ」
2人でそわそわと待つこと数分、ドアがノックされた。
そこから現れたのは、女性だった。
───女性………?
「わたしは、女神。名前はないの。だから好きに呼んで?」
プラチナブロンドを揺らしながら、白のロングドレスで現れた女性に、私たちはただただ釘付けだ。
豊満なボディをこれでもかと見せつける彼女だが、彼女が女神だとは………
というか、このゲームの素晴らしいところは、主人公とレイヤ以外、女キャラがいないことなんだけど。
だから比べる相手はレイヤ以外いないというのが、すっきりしていて私は好きだったわけで。
な・の・に! 女がいる───!!!
「そんなに驚かないで、レイヤ。あなたたちに、改めて説明に来たのよ?」
その言葉に、私たちは目配せし合う。
言葉はなくとも、話を聞こうという意思は同じだ。
私たちは不審がりながらも、女神が座った椅子の向かい側のソファへ腰を下ろした。
女神は膝を組み、赤い唇をニッコリと曲げた。
「単刀直入に言うわ。あなたたちは死んで、このゲームの主人公ソフィアと、悪役令嬢レイヤに生まれ変わったの」
女神の言葉に私たちは固まった。
「「………で?」」
思わず声が重なるが、これ以上の言葉が見つからない。
だが私たち以上に女神が固まっている。
「あなたたち、驚かないの………?」
この女神の言葉に驚きだ。
ソフィアが当たり前の顔をして言い返した。
「驚くわけないじゃん、おばさん」
「おば……」絶句する女神を置いて、ソフィアが続けた。
「だって死ぬ直前の記憶があるもん。それにこのゲームはめっちゃやりこんでたし」
同意を求めるように振り向いたソフィアに私も頷き、
「私もそう。記憶もあるし、もちろんゲームの記憶も引き継いでる。別にそこはもう驚きたくもない」
私たちのこの言葉に女神は一度咳払いをし、「それなら」と話を切り替えるようだ。
「あなた方のゲームはバグがあった。このバグはあなたたちと、ゲームの意識をつなぐものでもあったの」
ゲームの意識って………怖っ!!!!
「レイヤ、怖がらないでちょうだい」
「……て、おばさん、私の意識読み取らないでよ!」
「しょうがないでしょ、女神なんだもの。このゲームはたくさんの人にプレイしてもらったことで、キャラクターたちの、いろんな側面が生まれたわ。それこそ公式ファンブックに載っていない趣味や、休日の過ごし方、実はタウラスが甘えん坊設定だなんて、これはプレイヤーが考え出したこと」
ソフィアは首を傾け、疑問符を浮かべる。
「おばさん、それが何か関係あるの?」
「あるから話してんでしょ」
だんだん素が出てきたな………
「その、後付け設定のようなものの中で、レイヤ、あなた、考えたことがなかった? オフィクスってどんなキャラかしらって」
それは考えたことがある。
セリフも何もないキャラで、モブで、顔すらまともに描かれていない彼だけど、声が櫻◯さんだから、間違いなくイケメンだろうし、レイヤみたいな女のそばにずっとついてるってどんな罰なのか、それとも契約なのか、彼がどんな気持ちで彼女についているのか………と、想像をこねくり回した時期が確かにあった。
13週目の周り方を考えていたときも、全キャラ落としたんだから、この彼も落とせたらいいのになって思ってたのは間違いない。
だって、櫻◯さんだし!
「ソフィアも考えたことがあったと思うわ。コメット君のこと、考えてたことない?」
顔を見ると図星なのか、真っ赤に染まっていく。
「ちょ、それ、マジ、いや、その………」
「ライブラ様じゃなかったの?」
「いや、コメット君ってさ、すごい親身じゃん。で、あんな人がそばにいたらなって……。見ず知らずの主人公にすごく世話焼きするじゃない。あー……あたし、ずっと不登校で、コメット君みたいな人がいたら学校に行くのになって。それにね、実は村エンディングって、コメット君も一緒に村に帰ってくるんだ。最初はなんだよって思ったけど、何度もエンディング見ているうちに、これもいいのかなって………たださ、やっぱゲームの世界に来れたんなら、せっかくなら、ライブラ様落としてみたいじゃん!………それで」
なるほど。
………で? というのが、本音だ。
「そんなに睨まないでよ、レイヤ。あなた方の思いが少なからずこのゲームの世界に影響しているのは間違いないの。それこそ生きているときにプレイしていたゲームが、ゲームの意思を持ってあなたがたに悪さをしていたように、あなたがたが思う『この世界でやりたいこと』をあなたがたは選ぶことができる。おかげでまだまだバグがあるわ。昨日の夕食の風景や、朝の4人の登場とかなんてそうね。今まで見せていなかったキャラクターの本当の姿であったり、ゲームの部分を表現してみたりで、ちょっとチグハグしてたでしょ?」
言われたらそうだ。
ゲームの大筋はあっていてもちょっと内容が違ったり、朝の4人の現れ方も「昨日の夜の感想をキャラごとにしゃべる」って画面だと思えばあながち変でもない。
「本当にやりたいことができるの? ゲームのルールとか関係なしに?」
「もちろん!」
いつの間にか現れた紅茶をすすり、女神は言う。
「じゃ、私がこの世界を旅したいと願えばそうなるってこと?」
「それもできるわ。ただ、危険は回避できないけど」
正直、そんなことどうでもよかった。
この世界観は独特で、宗教や人種も多種多様に絡む魅力的な世界!!!
だけどゲームの中では、あくまで神殿を中心に夢の国の再建が目的のため、この世界を見ることはできなかった。
ところどころで入手する書物や、それこそ討伐に行ったときに村人から話を聞いたりして、もっと話を聞きたい! もっとこの世界を歩いてみたい! そう思っても、フィールドには終わりがあって、先がない。同じように、物語には終わりがあって、先などなかった。
「……じゃ、私、旅したい。この世界を歩きたい!」
「それがレイヤの願い?」
「うん」
「ソフィアは?」
「……あたしは、もっと勉強したい。学校いけてなかったし、友達もいなかったし……この世界は、特に神殿の周りの国は教育に熱心で、それこそ、みんな仲良くて、羨ましかったから………」
「わかったわ。じゃ、チグハグなバグ、直してしまいましょう」
女神は立ち上がると、小さく手を叩いた。
それこそ侍女を呼ぶような、そんな手の叩き方で。
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