子作り雨宿り

田中くりまんじゅう(しゃち)

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子作り

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4 

  

 ザアーー、ザアーー、ザアーー。 

 まだ雨音が聞こえている。 

 小梅のアメフラシパワーはやっぱり相当強いようだ。 

 このままだと二、三日は雨が降り続けるんじゃないか。 

 別にいいけどさ。 

 雨音は落ち着く。 

  

 俺は一年前、ひどい罪を犯した。大切な人を裏切った。 

 その代償は心の汚れだ。洗っても洗っても落ちない。 

 因果応報って本当なんだな。 

  

「何考えてるの?」 

  

「小梅はアホだなあって」 

  

「良樹にアホって言われたくないー!」 

  

「あはは」 

  

「良樹……。涙が出てる」 

  

「え? あ、本当だ、涙が……。なんでだろう、はは」 

  

 罪は消えない。誰かに罰してもらえるわけでもない。 

 日々は続く。ちょうど長いトンネルを抜けるときのような、出口が見えない不安と共に。 

 でも大丈夫。 

 隣に君がいれば。 

  

「大丈夫。大丈夫だよ。良樹。ほら、ぎゅー」 

  

 小梅に抱きしめられて俺は安心する。 

 ふわふわな馬鹿でかい胸に顔をうずめて、初めて呼吸ができた気がした。 

  

「うん。大丈夫。そうだ、なんとかなる」 

  

5 

  

 コーヒーを二人分淹れる。 

 小さなテーブルに向かい合わせになって飲む。落ち着く。 

  

「ねえ、良樹。さっきエロ本見てた時に発見したんだけど、お尻に挿れる人もいるんだね」 

  

「ぶッ」 

  

 前言撤回。さっぱり落ち着かない。 

 小梅は意外としっかり俺のお宝(昼下がりの団地妻2)を読んでいたようだ。 

  

「そうらしいね。俺はやだけど。痛そうで」 

  

「そうなんだ。私はやってみたいなあ……」 

  

「へえ。小梅はそういうの、興味あるんだ」 

  

「えへへ。変かな?」 

  

「いいんじゃないか? 性教育できるくらい、経験豊富なんだし」 

  

「うっ。ま、まあね。当然だよ。私くらいになれば、もう何だって経験済みだよっ」 

  

「じゃあ江戸四十八手も全部やったことあるんだ」 

  

「もちろん!」 

  

 やっぱり大丈夫かコイツ。 

 勢いでなんでもかんでも言ってると、いつか痛い目見るぞ。 

 きっと江戸四十八手なんて、存在すら知らなかっただろう。 

  

「でもアナルは経験してないのな」 

  

「……っ。それだけはやったことないんだよねー。なぜか」 

  

 しかし白々しい嘘をつく女だ。 

 正直嘘をつくメリットも特にないと思うのだが。 

  

「やってみる?」 

  

「……うん」 

  

 こくりと頷く小梅。 

 こういう時は素直なんだよな。 

  

「素直でよろしい」 

  

 小梅の頭を撫でて、額にキスをする。 

 嘘つきで素直で不器用な目の前の女は、顔から火が出るとはこのことか、と思うほどに頬を赤らめた。 

  

「海に行くのは来月にしよう。きっともっと暑くなって、海に入ると冷たくて気持ちいいぞ。そして海の家でかき氷でも食べて、夜になったら星を眺めよう。……絶対楽しい」 

  

「……うん」 

  

 大きな体を抱きしめる。 

 ほんのりと汗の匂いがした。それになんだかいい匂いも。 

  

 小梅の身に付けている紺色の水着を脱がせ、ベッドに寝かせる。 

  

「やさしく、してね……?」 

  

 その台詞に少しグッときた俺は、しかし優しくなんてできないだろうな、なんて頭の片隅で考えつつ、小梅のケツの穴を探りあて、そこに指を這わせる。 

  

「んっ」 

  

 多分最初は小指からだろう。太いと痛いかもだし。 

 ゆっくりと、第一関節くらいまで挿入する。 

  

「んんっ……。ちょっと、入ってる……」 

  

「大丈夫そうか?」 

  

「うん、もっと入れても、だいじょうぶ……」 

  

 根本まで一気に挿れる。 

 さすがに小梅は驚いたようで、抗議の声を上げる。 

  

「にゃああっ! ちょっと、良樹。優しくしてって言ったよね?」 

  

「いやあ、勝手がわからなくてさ。俺も初めてだし」 

  

「そ、そうなんだ……。あんたも初めてなんだ」 

  

「まあな。俺はあんまり経験ないし」 

  

「あんまりってことは、少しはあるってこと?」 

  

「ん? んんん……。あることはあるけど、今話すことでもないだろ」 

  

「じゃあいつか話してよね。絶対」 

  

「分かったよ……。続けるぞ」 

  

 その後たっぷり30分くらいかけて、俺たちは小梅のアナルの開発をした。 

 最初はおっかなびっくりだった小梅も、だんだん気持ち良くなってきたみたいで、最後の方には目がトロンとして艶っぽい声を出していた。 

  

「あのさ、小梅さん。もうアナルは十分ひろがったみたいだし、入ると思うんだよね」 

  

「え、入れる……の?」 

  

「いやー、だってもう、限界なんだわ」 


アナル開発中の小梅はめちゃめちゃエロかった。瞳にはうっすら涙が浮かび、体は上気して桃色に染まる。割れ目からは愛液が流れ出るほどだった。 
これで興奮しないほうがどうかしている。俺はたまらずに腰を動かしはじめた。
 
「あっ……んふぅ……やぁ……良樹のおちんちんで突かれてるよぉ……」 

俺の動きに合わせて、小梅も腰を動かす。互いの動きでより深く挿入され、快感が増していく。パンッ!パァン!と肌を打つ音が響き渡る。その度に小梅の体が跳ね上がる。 

「あひぃいいいっ!イクゥウウッ!」 

ビクンッ!と体を仰け反らせ絶頂を迎える小梅。しかしそれでも俺は止まらない。むしろ激しくピストン運動を続ける。 

「らめぇええっ!イッてるからぁあああっ!いま敏感になってるからぁあああっ!」 

絶叫し悶える小梅だが、俺はまだ満足していない。むしろもっと乱れさせたいと思っている。だから容赦なく突きまくってやるのだ。 

「ダメェエエッ!!またイっちゃう!またイカされるぅううう!!」
 
連続で絶頂を迎えているのか、小梅のアナルは痙攣していた。あまりの締め付けに限界を迎えた俺は精液を解き放った。 
どぴゅっ!ぶっぴゅーーっ!! 大量の精子を流し込まれて、小梅は再び達したようだ。ガクンガクンっと全身を震わせていた。やがて力尽きたようにぐったりとベッドの上に倒れ込んだ。 
俺はゆっくりと肉棒を引き抜いた。すると栓を失ったせいか、入りきらなかった白濁液が溢れ出した。
 
「はぁ……はぁ……」
 
荒く呼吸する小梅。その姿はとても扇情的だった。そんな彼女の姿を見た俺は再び欲望が沸き上がってきた。 

「小梅」 

名前を呼ぶと、彼女は潤んだ瞳でこちらを見つめてきた。
 
「なに?良樹?」 

「もう一回したいんだけど……いいかな?今度は後ろじゃなく、前がいい」
 
そう尋ねると、小梅は小さく笑みを浮かべた。 

「うん……私もまだ足りないと思ってたところだよ」 

俺が体の上にまたがると、小梅は両腕を広げてハグを求めてきた。 
それに応えて、大きな体をぎゅっと抱きしめてやる。汗のにおいがする。それになんだかいい匂い。 
小梅の髪をなでてやると、
 
「えへへー。うれしい」 

なんてだらしない声を出した。 
そして俺にキスをした。大人のキスだった。 

「入れて。もう濡れてるから……」 

言われた通り、すでに準備万端といった感じの小梅のおまんこに挿入していく。亀頭が膣口に引っかかったがそれも一瞬のこと。一気に奥まで挿入された。 
ずっぷりと根元までくわえこんだおまんこの中は熱くてヌルヌルしていて気持ちよかった。まるで別の生き物みたいにうごめいていて油断したらすぐにでも果ててしまいそうだ。 

「動いてもいいよ」 

そう言われても、すぐに動くことはできなかった。ただでさえ気持ちいいのにこんな状態で動いたりしたら本当にすぐ出てしまう。 
しかし我慢できなかったのか、小梅は自ら腰を動かし始めた。最初はゆっくりだったが徐々にスピードを上げていった。 
パンッ!パァンッ!という音とともに激しく揺れるおっぱいを見て、俺は思わず鷲掴みにした。 

「あんっ!いきなり乱暴にしちゃだめぇ!」
 
と言いつつも、小梅の顔には笑みがあった。むしろもっとしてほしいというような表情をしている。なので俺は遠慮せずに揉みしだいた。 
柔らかく弾力のある乳房を堪能しつつ、同時に下からも責め立てる。子宮口を突き上げるたびに、小梅は艶やかな声で鳴いた。 
そしてついにその時が来た。
 
「ああぁんっ!またイクッ!イッくうぅううううううううううう!!!」 

絶叫しながら小梅は盛大に達した。それと同時に俺もまた限界を迎えた。 
どぴゅっ!どくんっ!びゅーーっ!! 2度目の射精だというのに勢いは全く衰えない。むしろさっきよりも大量に出ている気がする。 
小梅の体はびくびく震えていた。どうやらまたイッてしまったらしい。 
しばらく余韻に浸ったあと、ゆっくりと引き抜くとそこからゴポッと音がして大量の精液が出てきた。そしてシーツに大きな染みを作った。

「はぁ……はぁ……」 

息を整えている小梅の隣に寝転ぶ。すると小梅は甘えるようにすり寄ってきた。そのまま優しく頭を撫でてやる。 

「えへへ~。幸せ」 

満面の笑顔を見せる小梅。その顔を見ると、俺の心は幸福感に満たされていくのを感じた。 
それからしばらくの間、俺たちは何も言わずに抱き合っていた。 
しばらくして小梅がぽつりと言った。
 
「ねぇ、良樹。私のこと好き?」 

「好きだよ」 

「愛してくれる?」 

「もちろん」 

「ずっと一緒にいてくれる?」 

「約束する」 

俺の言葉を聞いて安心したのか、小梅は静かに目を閉じた。やがて穏やかな寝息を立て始めた。 
俺は小梅の唇に触れるだけの優しいキスをしてやった。
 
「それにしても……。ゴムしてなかったな」 

構うもんか。子供ができたら二人で育てよう。 
窓の外を見ると雨は上がっていて、美しい虹が出ていた。 
俺は小梅の顔を見て、にっこり笑った。 

end 
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