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碧の癒し
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「こっちの方もお手上げだ。遺書もないしな。――名前は白川香里、二十三歳。住まいはこの近くのマンションで独り暮らしだ。動機は彼女の周りにも訊いてみたが、全員心当りなし」
「仕事はどうでした?」
「順調。っていうよりは、それ程重要な仕事はしていなかった。普通のOL」
「なら人間関係。家族、同僚、友人」
「それも普通だ。一人っ子だから、両親は気の毒だな。同僚や友人とは別に問題なし。就職してこっちで独り暮らしを始めたようだから、特別仲が良かった奴もいなかった」
「恋人は? 女性なら、これが確率的に一番高いと思いますけど」
「あー、これについては『たぶんいなかった』としか言えないな。家も調べたが、恋人がいた痕跡がない。家族や周りも知らないそうだ」
「アルコールは?」
「薬物共に一切なし」
ふむ、と顎に手をあてて考え込む隆哉に、彬は「おい」と話に割り込んだ。
「ワリィんだけどよ、イマイチ話がよく見えねぇんだけど。てか、こいつ誰? つーよりか何者?」
「さっき隆哉が紹介してくれてただろーが。一回聞いて判らんモンは二回聞いても判らんぞ、少年」
「仕事はどうでした?」
「順調。っていうよりは、それ程重要な仕事はしていなかった。普通のOL」
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「恋人は? 女性なら、これが確率的に一番高いと思いますけど」
「あー、これについては『たぶんいなかった』としか言えないな。家も調べたが、恋人がいた痕跡がない。家族や周りも知らないそうだ」
「アルコールは?」
「薬物共に一切なし」
ふむ、と顎に手をあてて考え込む隆哉に、彬は「おい」と話に割り込んだ。
「ワリィんだけどよ、イマイチ話がよく見えねぇんだけど。てか、こいつ誰? つーよりか何者?」
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