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チートで女の家に行く
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平静を装って扉を開ける。
『どちら様ですか?』
自分でも白々しいのは自覚してる。
セックスする気満々で扉を開けるとノエルが真剣そうな表情で立っていた。
取り敢えず部屋に引き込もうと思ったのだが、隣に壮年の男が立っていて、しかもノエルと手を繋いでいたので慌てて手を引っ込める。
何だこのプレイは?
よく見ると男は運送屋のノレさんだった。
いつもゴミ処理場に大型ゴミを搬入している人だ。
直接話したことはないが、遠目に何度か挨拶を交わしている。
「こんばんは。
ちゃんとお話しするのは初めてですね。
娘がいつもお世話になっております。」
『こんばんは。
娘、ということは。』
「はい、ノエルの父です。
娘からお名前だけは伺っていたのですが。
まさかこんな所に来られるとは…
ただ、薬品を扱ったとゲイリーさんから今日聞いて
恐らくは職工ギルドのチートさんで間違いないと、確信しました。」
『あ、そういう事でしたか。
チート・イセカイです。
職工ギルドに所属しております。
改めましてはじめまして。』
「ノエ・ノレです。
丁寧なご挨拶痛み入ります。
娘に貴方の話をしたところ、こんな夜中に会いに行く
等と申すものですから…
送って参りました。」
そりゃあ、そうだろう。
こんな治安の悪いエリアに少女が一人で来るなんて自殺行為だ。
『あの…
立ち話もなんですので、一旦お入りになられますか?』
「あ、いえ。
…はい、いえ。
流石に、ここに3人が入るのは難しいので…
宜しければ私共の家に招待させて頂けませんか?
もしご夕食がまだでしたら…」
『そうですね。
確かにこんなあばら家に3人は無理ですね。』
2人なら入れなくもないか…
たださっきは性欲から度を失っていたが
指名手配犯の隣の部屋でセックスとか、結構冒険だよな…
反省反省。
ノレ家は本当に処理場の近くだった。
通りを挟んで向かい側の連棟物件がそれだった。
ノエルが恥じる気持ちもわかる。
余程屈辱なのだろう、家に近づくごとに彼女の顔は苦痛に歪んでいった。
『いやあ、懐かしいです。
子供の頃、住んでいた家に雰囲気が似ています。
父が隣の婆さんの植木鉢を蹴飛ばしてしまった事がありましたね。
その後一年くらいずっと喧嘩してましたよw』
そうなんだよ。
俺も川崎に住んでいた頃の住居が生活保護者向けの連棟物件だったので、親近感はある。
通り向かいにゴミ処理場はなかったが、下水処理場はあった。
何度も嫌な思いをしたから、ノエルの劣等感や屈辱感は痛い程理解出来る。
ましてや女の子だしな。
「…。」
俺が気を遣ったと思ったのか、ノエルは複雑そうな表情で黙り込んでしまう。
『俺が住んでたトコより広い家だよ。』
そんな台詞が喉まで出掛かったが、逆に酷だろうと思ったので敢えて何も言わなかった。
ノレ家はとてもでは無いが他人様を招待していいような間取りではなかったが、この招待が歓待ではなく自己開示であることくらいは、【心を読む】までも無く理解出来る。
幾らか安心したのはノレ家が、整理整頓され綺麗に片付いていたことだ。
いや、わかるんだよ。
ノレ家は矜持のあるタイプの貧乏人だ。
伊勢海家がその対極の家風なのでよくわかる。
『綺麗に片付いているよな。
ノエルは整理整頓とかちゃんとするタイプだから。
隅々まで掃除が行き届いているんだろうな。』
「…え?」
驚いたようにノエルがこちらを見る。
念を押しておくが、今は【心を読んで】ない。
流石に女の子が絶対に隠しておきたかった場所に立ち入ってさぁ…
【心の中にまで立ち入る】気にはなれないよ。
『仕事で何度か顔を合わせてるんだけどさ。
ノレさんのこと、《丁寧な動きをする人だ》って印象持ってた。
ノエルがみんなに気配り出来るのはお父さん譲りなんだろうな。』
「…ありがとう。」
少しだけノレ父娘の表情が和らぐ。
「チートさん。
私、少し用事を思い出しまして。」
古典的なやり方をする男だ。
グランバルドではこれがエチケットなのか?
『まあまあ。
折角じゃないですか。
私はノレさんともっとお話ししてみたいです。』
「ははは。
引き出しの無い男ですよ私は。
娘からも言われているんですが。
つまらない男です。」
「お父さん!」
『篤実な方は、自分の事をそう謙遜される事が多いです。』
「ふふっw
一本取られました。
噂通りの切れ者ですね。」
『噂?』
「数日前から、《柵門地区に凄い男が来た》って話題になっていたんですよ。
恐らくは処理場に来られた貴方の事だとは思っていたのですが…
まさか普段娘があれほど名前を出していたチートさんだとは思い至らずに…
自分の鈍感さが恥ずかしいです。」
『いえ。
私も来て間もないので、こちらこそ挨拶が遅れて恐縮です。』
「…娘が何度か遊びに行かせて頂いたそうで。」
あ、本題入ったな。
そうだよな。
娘を持つ父親の立場からすれば、、業界の改革なんかより娘の行先の方がよっぽど重要だろう。
『はい。
既にご存じかも知れませんが
私の師であるバラン・バランギルがノエルさんの御友人のエルザさんと婚約を致しまして。
私も幸運な事にノエルさんとも親しくさせております。
ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。』
「いえ、お気遣いありがとうございます。
父親としてチートさんほどの方であれば問題ありません。
それどころか、親しくさせて頂けているのであれば感謝したいくらいです。
ただ。」
来た。
そうだよな。
来るよな…
「ただ。
チートさんは、どうやら…
他の女性と既に関係を持っているのようで…
娘はそれを危惧しております。」
徐々にノレ父娘の表情と口調が硬く厳しくなってくる。
完全に2対1の構図だ。
おいおい!
今度こそセックス回でしょ!?
え?
何? この流れ?
ナチュラルに吊し上げモードに入ってないか?
いや、今回はセックス回なんだよね?
ねえ!?
「チートさん…
あの女の人とは…
どういう関係なの?」
「何でもチートさんの部屋で同棲しているとか?」
《誤魔化しは許さんぞ》という雰囲気でノレさんが身を乗り出して来る。
ちょ! 待っ!
アンタら《晩御飯をご馳走する》とか言ってたでしょ!
お茶の一杯も出さずに父娘で尋問してくるのやめてよ!
え?
今回はセックス回だよね?
この回だけ、18禁の注意表記がされるんだよね?
表記されるんだよね?
俺、こんなに頑張ってるんだから、たまには一息つかせてくれるんだよね?
それにしてもベスおばめー!
とことん俺の人生に立ちはだかってきやがる。
ああいう露骨なヘイトキャラ登場させんなよ!
『あの日…
娘さんが目撃した女性は、弊工房の居候です。
浮浪生活をしていたあの者に慈悲を乞われましたので
温情措置として住み込みで働かせております。』
「つまり…
チートさんとその女性は男女の関係ではない、と云うとですね?」
『はい!
一切関係は御座いません!
潔癖潔白で御座います!』
「…下世話な話になって申し訳ありませんが。
肉体関係も無い、と解釈して宜しいのですね?」
ぐぬぬ。
俺は嘘が吐けない性格だ…
伊勢海家の家訓が《潔癖潔白》だからな!
「チートさん。
ちゃんと回答して下さいね?
私も父親としてその点は確認しておく義務があります。」
『…ぐぬぬ。』
「チートさん。
沈黙は肯定と解釈しますよ?」
『あのその… モニョモニョ。』
「…つまり。
《一切の関係が無い訳ではない》
ということですね?」
『あ、あ、あうあう。』
「その反応を見る限り…
宿代の対価として肉体関係を強要していると解釈せざるを得ませんが?」
『あ、いや!
そんな卑劣な事は致しません!
宿代代わりとしては製薬作業のみを申し付けてあります!』
「なるほど。
では、その女性は宿代を労働力で支払い
貴方とはフラットな関係であるということですね?」
『はい!
左様で御座います!!
全くもってフラットな関係で御座います!』
時間が止まったように3人共黙り込む。
くっ! 沈黙が痛いぜ。
「つまりチートさんとその女性は貸し借りも無いフラットな人間関係であるにも関わらず…
自由意志で同棲し、肉体関係を持った… ということですね!」
ドーン!!!
そんな効果音でも聞こえて来そうな勢いでノレ氏は俺の顔に人差し指を突き詰めた。
『ぐぬぬ!』
ちょと待って! ちょっと待って!
俺にも言い分が山ほどあるのだが!
本当に色々あるのだがぁ!!!!
「…うっうっう。」
ノエルが顔を手で覆い肩を震わせて泣き始める。
え? ちょっと待って! ちょっと待って!
何この構図?
君、さっき【処女を捧げる云々】言ってくれたよね?
え? あれ無効? ねえ、あれは無効になっちゃったの!? ねえ!
「チートさん…
お招きしておいてなんですが…
娘も取り乱しているようなので…
本日はこれで… ということで。」
『のッ! ノレさん!?』
「まあ、今は不景気ですし手に職を持った伴侶を選ばれるのは賢明だと思いますよ。
それでは。
その女性とのこと、祝福しておきますね。」
こうして俺はノレ家を追い出され、トボトボと宿に帰った。
…。
…。
…。
…。
…。
…。
ファファファファ―ーーイ!?
俺はただセックスしたかっただけなのに。
何なんだよこの糞展開はよぉ!!
あークソ。
異世界ガチャ外したわ!
ラノベと全然ちゃうやん!!!
俺が読んで来たラノベはみんなサクサクセックスしてるんやん!!
相手の父親に尋問されたりせえへんやん!!!
話と約束が全然違うやん!!!!
思ってたんと違うッ!!
思ってたんと違うッ!!
ぐぬぬぬぬ! アチョー――――――!!???
『どちら様ですか?』
自分でも白々しいのは自覚してる。
セックスする気満々で扉を開けるとノエルが真剣そうな表情で立っていた。
取り敢えず部屋に引き込もうと思ったのだが、隣に壮年の男が立っていて、しかもノエルと手を繋いでいたので慌てて手を引っ込める。
何だこのプレイは?
よく見ると男は運送屋のノレさんだった。
いつもゴミ処理場に大型ゴミを搬入している人だ。
直接話したことはないが、遠目に何度か挨拶を交わしている。
「こんばんは。
ちゃんとお話しするのは初めてですね。
娘がいつもお世話になっております。」
『こんばんは。
娘、ということは。』
「はい、ノエルの父です。
娘からお名前だけは伺っていたのですが。
まさかこんな所に来られるとは…
ただ、薬品を扱ったとゲイリーさんから今日聞いて
恐らくは職工ギルドのチートさんで間違いないと、確信しました。」
『あ、そういう事でしたか。
チート・イセカイです。
職工ギルドに所属しております。
改めましてはじめまして。』
「ノエ・ノレです。
丁寧なご挨拶痛み入ります。
娘に貴方の話をしたところ、こんな夜中に会いに行く
等と申すものですから…
送って参りました。」
そりゃあ、そうだろう。
こんな治安の悪いエリアに少女が一人で来るなんて自殺行為だ。
『あの…
立ち話もなんですので、一旦お入りになられますか?』
「あ、いえ。
…はい、いえ。
流石に、ここに3人が入るのは難しいので…
宜しければ私共の家に招待させて頂けませんか?
もしご夕食がまだでしたら…」
『そうですね。
確かにこんなあばら家に3人は無理ですね。』
2人なら入れなくもないか…
たださっきは性欲から度を失っていたが
指名手配犯の隣の部屋でセックスとか、結構冒険だよな…
反省反省。
ノレ家は本当に処理場の近くだった。
通りを挟んで向かい側の連棟物件がそれだった。
ノエルが恥じる気持ちもわかる。
余程屈辱なのだろう、家に近づくごとに彼女の顔は苦痛に歪んでいった。
『いやあ、懐かしいです。
子供の頃、住んでいた家に雰囲気が似ています。
父が隣の婆さんの植木鉢を蹴飛ばしてしまった事がありましたね。
その後一年くらいずっと喧嘩してましたよw』
そうなんだよ。
俺も川崎に住んでいた頃の住居が生活保護者向けの連棟物件だったので、親近感はある。
通り向かいにゴミ処理場はなかったが、下水処理場はあった。
何度も嫌な思いをしたから、ノエルの劣等感や屈辱感は痛い程理解出来る。
ましてや女の子だしな。
「…。」
俺が気を遣ったと思ったのか、ノエルは複雑そうな表情で黙り込んでしまう。
『俺が住んでたトコより広い家だよ。』
そんな台詞が喉まで出掛かったが、逆に酷だろうと思ったので敢えて何も言わなかった。
ノレ家はとてもでは無いが他人様を招待していいような間取りではなかったが、この招待が歓待ではなく自己開示であることくらいは、【心を読む】までも無く理解出来る。
幾らか安心したのはノレ家が、整理整頓され綺麗に片付いていたことだ。
いや、わかるんだよ。
ノレ家は矜持のあるタイプの貧乏人だ。
伊勢海家がその対極の家風なのでよくわかる。
『綺麗に片付いているよな。
ノエルは整理整頓とかちゃんとするタイプだから。
隅々まで掃除が行き届いているんだろうな。』
「…え?」
驚いたようにノエルがこちらを見る。
念を押しておくが、今は【心を読んで】ない。
流石に女の子が絶対に隠しておきたかった場所に立ち入ってさぁ…
【心の中にまで立ち入る】気にはなれないよ。
『仕事で何度か顔を合わせてるんだけどさ。
ノレさんのこと、《丁寧な動きをする人だ》って印象持ってた。
ノエルがみんなに気配り出来るのはお父さん譲りなんだろうな。』
「…ありがとう。」
少しだけノレ父娘の表情が和らぐ。
「チートさん。
私、少し用事を思い出しまして。」
古典的なやり方をする男だ。
グランバルドではこれがエチケットなのか?
『まあまあ。
折角じゃないですか。
私はノレさんともっとお話ししてみたいです。』
「ははは。
引き出しの無い男ですよ私は。
娘からも言われているんですが。
つまらない男です。」
「お父さん!」
『篤実な方は、自分の事をそう謙遜される事が多いです。』
「ふふっw
一本取られました。
噂通りの切れ者ですね。」
『噂?』
「数日前から、《柵門地区に凄い男が来た》って話題になっていたんですよ。
恐らくは処理場に来られた貴方の事だとは思っていたのですが…
まさか普段娘があれほど名前を出していたチートさんだとは思い至らずに…
自分の鈍感さが恥ずかしいです。」
『いえ。
私も来て間もないので、こちらこそ挨拶が遅れて恐縮です。』
「…娘が何度か遊びに行かせて頂いたそうで。」
あ、本題入ったな。
そうだよな。
娘を持つ父親の立場からすれば、、業界の改革なんかより娘の行先の方がよっぽど重要だろう。
『はい。
既にご存じかも知れませんが
私の師であるバラン・バランギルがノエルさんの御友人のエルザさんと婚約を致しまして。
私も幸運な事にノエルさんとも親しくさせております。
ご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。』
「いえ、お気遣いありがとうございます。
父親としてチートさんほどの方であれば問題ありません。
それどころか、親しくさせて頂けているのであれば感謝したいくらいです。
ただ。」
来た。
そうだよな。
来るよな…
「ただ。
チートさんは、どうやら…
他の女性と既に関係を持っているのようで…
娘はそれを危惧しております。」
徐々にノレ父娘の表情と口調が硬く厳しくなってくる。
完全に2対1の構図だ。
おいおい!
今度こそセックス回でしょ!?
え?
何? この流れ?
ナチュラルに吊し上げモードに入ってないか?
いや、今回はセックス回なんだよね?
ねえ!?
「チートさん…
あの女の人とは…
どういう関係なの?」
「何でもチートさんの部屋で同棲しているとか?」
《誤魔化しは許さんぞ》という雰囲気でノレさんが身を乗り出して来る。
ちょ! 待っ!
アンタら《晩御飯をご馳走する》とか言ってたでしょ!
お茶の一杯も出さずに父娘で尋問してくるのやめてよ!
え?
今回はセックス回だよね?
この回だけ、18禁の注意表記がされるんだよね?
表記されるんだよね?
俺、こんなに頑張ってるんだから、たまには一息つかせてくれるんだよね?
それにしてもベスおばめー!
とことん俺の人生に立ちはだかってきやがる。
ああいう露骨なヘイトキャラ登場させんなよ!
『あの日…
娘さんが目撃した女性は、弊工房の居候です。
浮浪生活をしていたあの者に慈悲を乞われましたので
温情措置として住み込みで働かせております。』
「つまり…
チートさんとその女性は男女の関係ではない、と云うとですね?」
『はい!
一切関係は御座いません!
潔癖潔白で御座います!』
「…下世話な話になって申し訳ありませんが。
肉体関係も無い、と解釈して宜しいのですね?」
ぐぬぬ。
俺は嘘が吐けない性格だ…
伊勢海家の家訓が《潔癖潔白》だからな!
「チートさん。
ちゃんと回答して下さいね?
私も父親としてその点は確認しておく義務があります。」
『…ぐぬぬ。』
「チートさん。
沈黙は肯定と解釈しますよ?」
『あのその… モニョモニョ。』
「…つまり。
《一切の関係が無い訳ではない》
ということですね?」
『あ、あ、あうあう。』
「その反応を見る限り…
宿代の対価として肉体関係を強要していると解釈せざるを得ませんが?」
『あ、いや!
そんな卑劣な事は致しません!
宿代代わりとしては製薬作業のみを申し付けてあります!』
「なるほど。
では、その女性は宿代を労働力で支払い
貴方とはフラットな関係であるということですね?」
『はい!
左様で御座います!!
全くもってフラットな関係で御座います!』
時間が止まったように3人共黙り込む。
くっ! 沈黙が痛いぜ。
「つまりチートさんとその女性は貸し借りも無いフラットな人間関係であるにも関わらず…
自由意志で同棲し、肉体関係を持った… ということですね!」
ドーン!!!
そんな効果音でも聞こえて来そうな勢いでノレ氏は俺の顔に人差し指を突き詰めた。
『ぐぬぬ!』
ちょと待って! ちょっと待って!
俺にも言い分が山ほどあるのだが!
本当に色々あるのだがぁ!!!!
「…うっうっう。」
ノエルが顔を手で覆い肩を震わせて泣き始める。
え? ちょっと待って! ちょっと待って!
何この構図?
君、さっき【処女を捧げる云々】言ってくれたよね?
え? あれ無効? ねえ、あれは無効になっちゃったの!? ねえ!
「チートさん…
お招きしておいてなんですが…
娘も取り乱しているようなので…
本日はこれで… ということで。」
『のッ! ノレさん!?』
「まあ、今は不景気ですし手に職を持った伴侶を選ばれるのは賢明だと思いますよ。
それでは。
その女性とのこと、祝福しておきますね。」
こうして俺はノレ家を追い出され、トボトボと宿に帰った。
…。
…。
…。
…。
…。
…。
ファファファファ―ーーイ!?
俺はただセックスしたかっただけなのに。
何なんだよこの糞展開はよぉ!!
あークソ。
異世界ガチャ外したわ!
ラノベと全然ちゃうやん!!!
俺が読んで来たラノベはみんなサクサクセックスしてるんやん!!
相手の父親に尋問されたりせえへんやん!!!
話と約束が全然違うやん!!!!
思ってたんと違うッ!!
思ってたんと違うッ!!
ぐぬぬぬぬ! アチョー――――――!!???
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