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チートで首脳会談
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張り巡らされた運河網。
僅かな陸地には造船所やドッグがひしめいており…
リザードが海洋文明である事を改めて痛感させられた。
ここはリザード達の首都的な都市。
彼らは【最上流】と呼称している。
確かに、絶え間なく進発している大量の船舶を見れば、その聞きなれない呼称にも納得は行く。
整備されているのは水面だけではない。
寧ろ、水中や土中の方が精緻に整備されている。
どうやら河底に張り巡らされた水中高速トンネル網が彼らの文明の真骨頂のようだ。
特筆すべきは、【最上流】の上空に浮かぶ数基の気球。
「…。」
ベスおばが恐ろしい形相で気球を睨み付けている。
「伊勢海クン。
アレの使い道を尋ねておいて。
帰り次第、同じ物を作るわよ?」
『模倣出来るのか?』
「構造自体は単純なものよ。
ほら、布地部分の根本を見て。
火を焚いているでしょう?
あれは空気を熱した浮力を利用しているものと見たわ。
再現はワタクシが担当するから。
伊勢海クンは用途を探っておいて。」
『随分喰いつくんだな。』
「あれが一台あれば世界の真理を解き明かす事が出来るわ。」
『せ、世界の真理?』
「当然でしょ?
日本が含まれる《地球》という世界は、そこを球体である事を原住民達が認識した瞬間から大幅に文明度を飛躍させているわ。」
グランバルド人はそこまで地球側の歴史を把握しているのか…
「文明を飛躍的に進歩させる秘訣は、全構成員アイデンティティ確立と統一よ。
それを成し遂げて、ようやく文明はスタートラインに立てるのだわ。」
俺は今までそんな事を考えもしなかったが、ベスおばが言うならそういうものなのだろう。
『わかった。
気球の話、彼らに振ってみるよ。』
ベスおばは、こちらを一瞥だけすると気球の観察に集中し始めた。
この女が集中すると、普段以上に周囲の話は聞かなくなる。
俺はリザード官僚達と雑談を交わしながら気球の話題に触れる。
気球の用途は想像の通り表向きは気象・潮流観測機器だが、本音では対コボルト用兵器。
(対オーク戦争が勃発した場合は街道破壊に用いられる事が決定している)
本当は空爆がしたいのだが、万が一の鹵獲が恐ろしく中々踏み込めないようだ。
コボルトは勇猛な上に技術力も高く、何度かリザード側は新兵器を模倣されて痛い目に遭わされている。
『リザードの皆様の文明度は素晴らしいですね。
まさか空にあんな物を浮かべるなんて。』
「そちらの本国に報告して頂いても結構ですよ?
要請があれば技術供与も可能です。」
おいおい。
これ、どう考えてもアンタらの最終兵器だろ?
ミスリルといい譲歩し過ぎじゃないか?
『お心遣い感謝します。
ただ、あなた方に対しては借りの方が多い状態だと思います。
今後どうなるにせよ、先に報恩をしたいと私は… いえ我々は考えております。』
「こちらこそ、人間種の皆様のお心遣いに感謝恐懼しております。
先日などは街の名前まで変更して下さって…
もう何と申し上げて良いのか。」
『いえ、当然の措置です。
私が帰還次第。
市民に対しても改名の主旨を伝えます。
戦争の前線ではなく、友好善隣の拠点であると。』
そんな建前の話(外交上一番大切だ)を交わしながら、リザードの【心を読んで】気球の運用方法を探る。
【気象予測】
【水質監視】
【魚群探知機】
【伝達中継装置】
軍事目的を除けば上記の用途か…
日本人の俺にとって面白いのは魚群探知機だな。
少なくとも地球ではそんな使い道はしていない筈だ。
さて、この用途をそのままベスおばに伝えても大丈夫かな?
悪用されそうで怖いな。
いや悪用はしないが、あの女の性急な改革欲は絶対に社会に弊害をもたらすだろう。
俺に言わせれば社会悪なんだよな、あの女は。
そうこうしている間に、一番偉い人(リザード政府の主席)の乗艦に向かう手筈が整う。
「あくまで非公式の謁見なのでリラックスしていて下さい。
ラフな食事会ですからw」
【非公式という建前だが… 実質的な首脳会談だよな…
ムシのいい話だが、首脳部同士でホットラインを作れないだろうか?
ムシのいい話だが、この足でコボルト調査に立ち会ってくれないだろうか?
ミスリル1トンというアホみたいな贈答が、ここで生きてくれば御の字なのだが…】
大体想定の範囲である。
最近、役人の思考は【読むまでも無く】理解出来る様になってきた。
リザードも人間も役所の在り方に大した違いは無い。
この前あったオークも似たような思考をしていたし、きっとコボルトにも同系統の法則がある筈なのである。
「伊勢海クン。
あの子、借りたいんだけど。
貴方から頼んでくれない?」
戻って来たベスおばがクレアを横目で見ながら言う。
『一度話してみるか?』
「…興味はあるわね。」
俺はドランに頼んでクレアとベスおばを仲介する。
女同士で仲が悪いのだろう、かなりギクシャクしていたがベスおばが代金を払う事で合意が形成されたようである。
俺とドランは《クレアに風景を描かせても良いか?》と尋ねるが、言い終わる前に快諾されてしまう。
リザードの全ベット姿勢には辟易させられるが、貰い過ぎは帝国の外交上好ましくないので
《次の定時通信で人間側の風景画を提供しても差し支えないか問い合わせてみる。》
とリップサービスを返しておく。
クレアにはまだ筆を執らせない。
そんな事を言っているうちに、俺達の乗艦が巨大な艦船に接舷する。
デカい。
少なくとも東京ドームよりはデカいと思う。
目測なので何とも言えないが、JR大阪駅くらいのサイズ感はある。
これが主席の搭乗する行政旗艦である。
そりゃあそうか。
この先進的で広大なリザード社会を纏めようと思えば
これくらいの規模感は必要になって来るか。
俺達は日当たりの良いデッキに案内されて、豪華なソファー(?)に座らされる。
このデッキには《浮かぶ板のスライド移動》で移動させて貰っている。
やはり文明度がかなり高い連中である。
…ここまで肉体的にも技術的にも凄いリザードを負かし続けるコボルトってどんな種族なのだろうか?
「はじめまして伯爵チート様!」
突然、デッキの反対側から呼びかけられる。
振り向くと、大柄で血色の良いリザードが人間種のようなジェスチャーで手を振っていた。
冠の大きさから見ても、この方が主席なのだろう。
『伊勢海地人です!
お目に掛かれて光栄です!』
俺は直立不動の体勢(軍人達の真似だが)を取って敬意を示した。
案の定、大袈裟に抱き止められる。
「私はヴァーヴァンと申します。
主席職を務めております
まだ人間種の皆様の言葉を習得出来ていない為に通訳を用いる非礼をお許しください。」
…習得してるじゃん。
化け物かよコイツラ。
そりゃあ役人が言語習得するのはまだ理解出来るよ?
でも何で種族のトップが、この短期間に言語マスターしているの?
横を見るとベスおばがカタコトのリザード語で愛想を振りまいている。
…化け物かよ。
みんな語学力凄いよな。
「気さくなランチ会です。
どうかリラックスして下さい」
通訳のリザード(ほぼネイティブなグランバルド語を話している)が、柔らかい動作で俺達にソファーを進める。
ヴァーヴァン主席もおどけた調子で俺達に酒食を進めて来る。
驚くべき事に、人間種でも食べられるものばかりが丁寧に並べられている。
あ、ホーンラビットのステーキまである!
ベスおばが空気も読まずにリザード用の食用油を所望するが、満面の笑みでスルーされていた。
そりゃあ、ね。
「あくまで今回は顔見せだけですよ。
のんびりとした責任の無い社交!
皆で美膳を囲んで英気を養いましょう。」
【こちらの希望は兎にも角にもコボルト!
どうやって話をそこまで持って行こうか。】
ああ、こういう時に【心を読む能力】って便利だよな。
時間の無駄遣いをせずに済む。
『ヴァーヴァン主席閣下。
私はコボルト・リザード間の停戦調停を目的としてここまで参りました。』
ここで通信回線が開かれるが、距離の所為でノイズが多い。
「これはワタクシの私物なのですが…
両種族の友好の為に主席閣下に寄贈致します。」
主席も通信機の向こうの七大公達も一瞬苦慮したが、消去法的にベスおばの提案を呑んだ。
「あー、伊勢海クン。
皆に伝えてくれる?
この通信機、気球に搭載すれば首都までクリアに音声が飛ぶわよ?
ワタクシ、設置作業を手伝ってあげても宜しいですけれど♪」
オマエ、通信機に絶対何か仕込んでいるだろう?
『議長閣下、ホットラインの創設は私も賛成です。
両国で協議して、専用の通信機を設置するべきかも知れません。』
「そうだね。
国境際でリザードの皆様にこちらの通信機を検分して貰うのがベターかもね。」
勿論、ベスおば通信機は却下。
「気球に乗りたい」と駄々をこねているが、そちらは主席閣下が華麗にスルーしてくれる。
おいおいおい、恨めしそうに俺を睨むなよ。
アンタの日頃の言動の所為だろ?
俺達は快速船に乗り換えてコボルトとの睨み合いが続く最前線に向かう。
当然のように主席も同乗するが…
【心を覗いてみると】案の定、死を覚悟していた。
さあ。
丘にひしめくコボルトの陣が見えて来たぞ。
伊勢海劇場の開幕である!
僅かな陸地には造船所やドッグがひしめいており…
リザードが海洋文明である事を改めて痛感させられた。
ここはリザード達の首都的な都市。
彼らは【最上流】と呼称している。
確かに、絶え間なく進発している大量の船舶を見れば、その聞きなれない呼称にも納得は行く。
整備されているのは水面だけではない。
寧ろ、水中や土中の方が精緻に整備されている。
どうやら河底に張り巡らされた水中高速トンネル網が彼らの文明の真骨頂のようだ。
特筆すべきは、【最上流】の上空に浮かぶ数基の気球。
「…。」
ベスおばが恐ろしい形相で気球を睨み付けている。
「伊勢海クン。
アレの使い道を尋ねておいて。
帰り次第、同じ物を作るわよ?」
『模倣出来るのか?』
「構造自体は単純なものよ。
ほら、布地部分の根本を見て。
火を焚いているでしょう?
あれは空気を熱した浮力を利用しているものと見たわ。
再現はワタクシが担当するから。
伊勢海クンは用途を探っておいて。」
『随分喰いつくんだな。』
「あれが一台あれば世界の真理を解き明かす事が出来るわ。」
『せ、世界の真理?』
「当然でしょ?
日本が含まれる《地球》という世界は、そこを球体である事を原住民達が認識した瞬間から大幅に文明度を飛躍させているわ。」
グランバルド人はそこまで地球側の歴史を把握しているのか…
「文明を飛躍的に進歩させる秘訣は、全構成員アイデンティティ確立と統一よ。
それを成し遂げて、ようやく文明はスタートラインに立てるのだわ。」
俺は今までそんな事を考えもしなかったが、ベスおばが言うならそういうものなのだろう。
『わかった。
気球の話、彼らに振ってみるよ。』
ベスおばは、こちらを一瞥だけすると気球の観察に集中し始めた。
この女が集中すると、普段以上に周囲の話は聞かなくなる。
俺はリザード官僚達と雑談を交わしながら気球の話題に触れる。
気球の用途は想像の通り表向きは気象・潮流観測機器だが、本音では対コボルト用兵器。
(対オーク戦争が勃発した場合は街道破壊に用いられる事が決定している)
本当は空爆がしたいのだが、万が一の鹵獲が恐ろしく中々踏み込めないようだ。
コボルトは勇猛な上に技術力も高く、何度かリザード側は新兵器を模倣されて痛い目に遭わされている。
『リザードの皆様の文明度は素晴らしいですね。
まさか空にあんな物を浮かべるなんて。』
「そちらの本国に報告して頂いても結構ですよ?
要請があれば技術供与も可能です。」
おいおい。
これ、どう考えてもアンタらの最終兵器だろ?
ミスリルといい譲歩し過ぎじゃないか?
『お心遣い感謝します。
ただ、あなた方に対しては借りの方が多い状態だと思います。
今後どうなるにせよ、先に報恩をしたいと私は… いえ我々は考えております。』
「こちらこそ、人間種の皆様のお心遣いに感謝恐懼しております。
先日などは街の名前まで変更して下さって…
もう何と申し上げて良いのか。」
『いえ、当然の措置です。
私が帰還次第。
市民に対しても改名の主旨を伝えます。
戦争の前線ではなく、友好善隣の拠点であると。』
そんな建前の話(外交上一番大切だ)を交わしながら、リザードの【心を読んで】気球の運用方法を探る。
【気象予測】
【水質監視】
【魚群探知機】
【伝達中継装置】
軍事目的を除けば上記の用途か…
日本人の俺にとって面白いのは魚群探知機だな。
少なくとも地球ではそんな使い道はしていない筈だ。
さて、この用途をそのままベスおばに伝えても大丈夫かな?
悪用されそうで怖いな。
いや悪用はしないが、あの女の性急な改革欲は絶対に社会に弊害をもたらすだろう。
俺に言わせれば社会悪なんだよな、あの女は。
そうこうしている間に、一番偉い人(リザード政府の主席)の乗艦に向かう手筈が整う。
「あくまで非公式の謁見なのでリラックスしていて下さい。
ラフな食事会ですからw」
【非公式という建前だが… 実質的な首脳会談だよな…
ムシのいい話だが、首脳部同士でホットラインを作れないだろうか?
ムシのいい話だが、この足でコボルト調査に立ち会ってくれないだろうか?
ミスリル1トンというアホみたいな贈答が、ここで生きてくれば御の字なのだが…】
大体想定の範囲である。
最近、役人の思考は【読むまでも無く】理解出来る様になってきた。
リザードも人間も役所の在り方に大した違いは無い。
この前あったオークも似たような思考をしていたし、きっとコボルトにも同系統の法則がある筈なのである。
「伊勢海クン。
あの子、借りたいんだけど。
貴方から頼んでくれない?」
戻って来たベスおばがクレアを横目で見ながら言う。
『一度話してみるか?』
「…興味はあるわね。」
俺はドランに頼んでクレアとベスおばを仲介する。
女同士で仲が悪いのだろう、かなりギクシャクしていたがベスおばが代金を払う事で合意が形成されたようである。
俺とドランは《クレアに風景を描かせても良いか?》と尋ねるが、言い終わる前に快諾されてしまう。
リザードの全ベット姿勢には辟易させられるが、貰い過ぎは帝国の外交上好ましくないので
《次の定時通信で人間側の風景画を提供しても差し支えないか問い合わせてみる。》
とリップサービスを返しておく。
クレアにはまだ筆を執らせない。
そんな事を言っているうちに、俺達の乗艦が巨大な艦船に接舷する。
デカい。
少なくとも東京ドームよりはデカいと思う。
目測なので何とも言えないが、JR大阪駅くらいのサイズ感はある。
これが主席の搭乗する行政旗艦である。
そりゃあそうか。
この先進的で広大なリザード社会を纏めようと思えば
これくらいの規模感は必要になって来るか。
俺達は日当たりの良いデッキに案内されて、豪華なソファー(?)に座らされる。
このデッキには《浮かぶ板のスライド移動》で移動させて貰っている。
やはり文明度がかなり高い連中である。
…ここまで肉体的にも技術的にも凄いリザードを負かし続けるコボルトってどんな種族なのだろうか?
「はじめまして伯爵チート様!」
突然、デッキの反対側から呼びかけられる。
振り向くと、大柄で血色の良いリザードが人間種のようなジェスチャーで手を振っていた。
冠の大きさから見ても、この方が主席なのだろう。
『伊勢海地人です!
お目に掛かれて光栄です!』
俺は直立不動の体勢(軍人達の真似だが)を取って敬意を示した。
案の定、大袈裟に抱き止められる。
「私はヴァーヴァンと申します。
主席職を務めております
まだ人間種の皆様の言葉を習得出来ていない為に通訳を用いる非礼をお許しください。」
…習得してるじゃん。
化け物かよコイツラ。
そりゃあ役人が言語習得するのはまだ理解出来るよ?
でも何で種族のトップが、この短期間に言語マスターしているの?
横を見るとベスおばがカタコトのリザード語で愛想を振りまいている。
…化け物かよ。
みんな語学力凄いよな。
「気さくなランチ会です。
どうかリラックスして下さい」
通訳のリザード(ほぼネイティブなグランバルド語を話している)が、柔らかい動作で俺達にソファーを進める。
ヴァーヴァン主席もおどけた調子で俺達に酒食を進めて来る。
驚くべき事に、人間種でも食べられるものばかりが丁寧に並べられている。
あ、ホーンラビットのステーキまである!
ベスおばが空気も読まずにリザード用の食用油を所望するが、満面の笑みでスルーされていた。
そりゃあ、ね。
「あくまで今回は顔見せだけですよ。
のんびりとした責任の無い社交!
皆で美膳を囲んで英気を養いましょう。」
【こちらの希望は兎にも角にもコボルト!
どうやって話をそこまで持って行こうか。】
ああ、こういう時に【心を読む能力】って便利だよな。
時間の無駄遣いをせずに済む。
『ヴァーヴァン主席閣下。
私はコボルト・リザード間の停戦調停を目的としてここまで参りました。』
ここで通信回線が開かれるが、距離の所為でノイズが多い。
「これはワタクシの私物なのですが…
両種族の友好の為に主席閣下に寄贈致します。」
主席も通信機の向こうの七大公達も一瞬苦慮したが、消去法的にベスおばの提案を呑んだ。
「あー、伊勢海クン。
皆に伝えてくれる?
この通信機、気球に搭載すれば首都までクリアに音声が飛ぶわよ?
ワタクシ、設置作業を手伝ってあげても宜しいですけれど♪」
オマエ、通信機に絶対何か仕込んでいるだろう?
『議長閣下、ホットラインの創設は私も賛成です。
両国で協議して、専用の通信機を設置するべきかも知れません。』
「そうだね。
国境際でリザードの皆様にこちらの通信機を検分して貰うのがベターかもね。」
勿論、ベスおば通信機は却下。
「気球に乗りたい」と駄々をこねているが、そちらは主席閣下が華麗にスルーしてくれる。
おいおいおい、恨めしそうに俺を睨むなよ。
アンタの日頃の言動の所為だろ?
俺達は快速船に乗り換えてコボルトとの睨み合いが続く最前線に向かう。
当然のように主席も同乗するが…
【心を覗いてみると】案の定、死を覚悟していた。
さあ。
丘にひしめくコボルトの陣が見えて来たぞ。
伊勢海劇場の開幕である!
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