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チートでキチガイ刃物に襲われる
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俺は精神科医でも何でも無いが、流石にキチガイを見ればすぐにそれと見分けがつく。
地球時代、最貧困地域に暮らしていた俺は無数のキチガイを目の当たりにさせられてきた。
そんな俺がグランバルドに来て出逢った、ぶっちぎりのキチガイ…。
今、俺の眼前に居るキティだ。
標準座標≪√47WS≫が探す最後のパーツ《狂戦士》。
その持ち主はこの女かゲレルでほぼ決定だろう。
俺も相当、帝国内で狂人情報を収集したが、どこで尋ねても必ずこの2人の名前が挙がった。
キティかゲレル、このどちらか1人を篭絡出来れば、俺は標準座標≪√47WS≫を殲滅出来る。
「私とエリー、どっちが好きですか?」
商業ギルドに殴りこんで来たキティは開口一番そう言った。
一般の職員はレザノフが緊急退避させた。
キチガイめ…、物には限度があるだろうに。
『え?
好きとは?』
「とぼけないで下さい。
異性として私とエリーのどちらが本命かと聞いているんです。」
ん?
え?
ラブコメ?
いや、ここ公共施設だぞ?
え?
ゴメン?
え?
何で?
「この前も言いましたけど。
私、本気ですから。
チートは私の事、遊びなのかも知れないけど。
私は本気ですから。」
???
『え?』
理解不能、理解不能。
いやいや、ここは神聖なる市庁舎だぞ?
俺とレザノフはリザード側から公式に送られた質問状への回答案を練っていた。
彼らは人間種の領域で行っているビジネスについて法人税を納税したがっているが、流石にそこまでされては経済浸食が洒落にならないレベルになってしまう。
何とか回避する方向に持って行きたいが、帝都からの返答は「リザードの対帝国感情を刺激するな」の1点張りである。
分かっているのか?
リザードから法人税を受け取ってしまうと言う事は、今後こちらの経済活動も徴税対象になるということだぞ?
今、我々はそういう重要な話をしているんだぞ?
「私も女ですから。
愛されるなら唯一の存在でありたいんです。
勿論、エリーとの友情も大事にはしたいのですが…
でも、愛って特別なものでしょう?
チートの本当の気持ちが知りたい!」
????
いや、この女はそんな下らない話をする為に公共施設に殴りこんで来たのか?
今、政治上の緊急事態ってことはわかってるんだよな?
この1年の対応に失敗すれば、人間種が国際的発言力を喪失しかねないんだぞ?
分かっている事とは言え…
こちらが望んでいる事とは言え…
オマエ、キチガイか?
「チートも男なら正々堂々答えてよ。
私とエリー、どっちが好きなの?」
窓の向こうからレザノフが《職員は全員避難させた、今はこの女を刺激しない事だけを考えろ》というハンドサインを送ってくる。
犠牲者が居ない事に安堵しつつ、自分が第一号になる可能性を感じて戦慄する。
「ねえ。
あれだけ愛し合った仲ですよね?
それとも私は遊びだった?
やっぱり私、遊ばれてる?」
安心してくれキティ。
全ての男は女遊びを望んでいるが、それはあくまで安全圏での話だ。
オマエと遊びたいと思ってる馬鹿は俺も含めて1人も居ない。
『遊びじゃないよ。』
「じゃあ、エリーと私、どっちが好き?」
『キティの方が可愛いよ。
美人だし。
エリザベスには悪いけど、比べ物にならない。
男が100人居たら100人がキティを評価するんじゃないかな。』
キティは無表情で俺の眼を覗き込んでいる。
近い近い近い!
後、柄から手を放してくれ。
「えっと。誤魔化すのやめてくれる?
私、どっちが好きかって聞いてるんですけど。
可愛いかどうかなんて聞いてませんよね?」
くっ!
回答選択肢ミスったか!
くっそ、心さえ
【心さえ読め】れば、気の利いた事を言って、この女を宥められるのだが。
どういう訳か、この女にだけはスキルが通用しない。
ゴブリンもリザードもコボルトもオークも犬もスライムすらも、その全ての【心を読んで】来た俺が、どういう訳かキティの思考だけはさっぱり読めない。
(これこそが彼女を《狂戦士》と推測する最大の論拠だが。)
この女は頻繁に癇癪を起こして人を殺すと聞いている。
報告書にも目を通したが、捜査当局が把握している事件数だけを見てもシリアルキラーの名に恥じない戦歴だった。
この女を活用する前に殺されては元も子も無い。
今、俺が全身に仕込んでいる武器もここまで距離を詰められた状態で発動出来るとは思えないし、何より死角からレザノフがこちらを観察している。
何とか口舌だけで切り抜けなくては!
『じ、実はさ。
俺キティの事、凄く好みなんだよ!
顔も美人だし、ピンク髪もイカしてるよな!
正ヒロインって感じがする。
ちょっとシモの話になっちゃって申し訳無いけど
身体が滅茶苦茶ストライクなんだよ。
ほら、俺ってチビじゃんw
だから大柄でムチっとした子を見ると凄く興奮するっていうかさ。
逆にエリザベスは駄目だなww
あの顔立ち、俺が一番苦手な系統なんだw
何か常にヒステリー起こしてるみたじゃね?
身体つきもゴツってしてて、可愛げないしさww
こんな赤い糸、本当に迷惑してるんだよ!
早くこの糸消したいよ!
やっぱりキティが一番だよな。
この前二人で店に行ったじゃんw
あのエロい内装の店w
あの時は滅茶苦茶興奮したよwww』
ど、どうだ。
精一杯褒めてみたぞ。
これで少しは機嫌取れるんじゃないか?
「…ハア。」
キティはつまらなさそうに溜息をついてソファにふんぞり返った。
剣からは手を離してくれたようだ。
ん?
説得成功?
説得に成功したのか?
「やっぱり正妻には勝てないなー。」
ん?
どうして?
今、俺。
キティの方がベスおばより遥かに上だって言ったよね?
言ったよね?
「あー。
なーんかムカついて来た。」
爪をイジイジと触りながらキティが呟く。
え?
ムカつくって…
俺?
俺に対して?
俺じゃないよね?
ね?ね?ね?
「私…
折角チートを優先してあげようと思ってたんですけど。」
『ゴクリ。』
「気が変わりました。
もう、チートの味方はしないことにする。」
くっ!
お、怒らせたか。
色々な意味で一番怒らせてはならない女の逆鱗に触れてしまった。
『す、すまない。
気に障ったなら謝るよ。
俺に何か償える事はあるかな?』
「ないですね。」
ノータイム。
取り付く島もない。
「あっちの役人にも伝えておいて下さい。」
キティが死角を指さす。
レザノフ、いつの間にかキティの左側背にまで移動していたのか。
「エリザベス・フォン・ヴィルヘルムの申次は、騎士キティ他1名が行います。
以後は私の指示を仰ぐように。」
?
え?
何?
今、何て言った?
この女は何を言っている?
騎士?
いやいや、オマエは犯罪者だろ?
騎士というのは言うまでも無く国家が正式に任命した上級戦士だ。
それこそ王様や王子様でもない限り…
「復唱は?」
キティが剣を抜き、威圧する様に床に深々と突き立てる。
想像すらした事のない種類の音が鳴る。
剣で大理石の床を突いたらあんな音がするんだな…
『え? キティ…?
騎士だったのか?』
「先日、エリザベス殿下に叙任されました。
現在の身分はヴィルヘルム公国南方別動隊の正騎士となります。」
…。
え?
何コレ?
え、だってこの人あちこちで事件を起こしている殺人鬼でしょ?
え?
何で?
え?
叙任って言った?
え?
ゴメン、理解が追い付かない。
「ねえイセカイ君。
殿下からの指示は、これから私経由で出すから。
宜しくね。
挨拶状の提出は明日中にお願いね。」
???
え?
ゴメン?
え?
何?
「じゃあ、まあ私も立場が立場だし、色々厳しい態度取っちゃうかもだけど
これからは同じヴィルヘルム系列同士、仲良くやって行こうよ。
あの店、イセカイ君の部屋も用意したから。
と言っても私と同室だけど
まあ、別に構わないよね?
私達の仲だし。
荷物は挨拶状と一緒に持って来てね。
じゃあ、待ってるから。」
『いや、急に言われても。』
「タイムリミットは明日。
遅れたら私から呼びに行っちゃうかも知れないなあ。
私うっかり屋だから、ちょっと剣の置き場を間違えるかも?
イセカイ君って家族居るよね?
ラルフとか言ったかな? それともバランだったか?」
『わかった。
明日中に出頭する。』
「あはははw
話が早くて助かります。
じゃあ、後日。
またね、ダーリン♪」
レザノフに何度も確認を取るが、貴族同士の婚姻の場合。
下位の者は上位の配偶者から家人の様な扱いを受けても仕方ないらしい。
新参の伯爵に過ぎない俺に対して、公爵家令嬢の騎士が上長の様に振舞うのも貴族社会的にはそこまで問題が無いし、よくある風景とのこと。
そして恐ろしい事に、公爵家長嫡女のベスおばは騎士叙任権(但し女性しか任命できない)を保有しており、問い合わせの結果キティへの叙任は確かになされていた。
これにより、彼女に掛けられていた罪状・賞金は全て凍結。
武力でも法律でも干渉出来ないハイパーモンスターが誕生したことになる。
どうせ、ゲレルと田中もベスおばの騎士になったんだろうな、と解るだけに気が重い。
地球時代、最貧困地域に暮らしていた俺は無数のキチガイを目の当たりにさせられてきた。
そんな俺がグランバルドに来て出逢った、ぶっちぎりのキチガイ…。
今、俺の眼前に居るキティだ。
標準座標≪√47WS≫が探す最後のパーツ《狂戦士》。
その持ち主はこの女かゲレルでほぼ決定だろう。
俺も相当、帝国内で狂人情報を収集したが、どこで尋ねても必ずこの2人の名前が挙がった。
キティかゲレル、このどちらか1人を篭絡出来れば、俺は標準座標≪√47WS≫を殲滅出来る。
「私とエリー、どっちが好きですか?」
商業ギルドに殴りこんで来たキティは開口一番そう言った。
一般の職員はレザノフが緊急退避させた。
キチガイめ…、物には限度があるだろうに。
『え?
好きとは?』
「とぼけないで下さい。
異性として私とエリーのどちらが本命かと聞いているんです。」
ん?
え?
ラブコメ?
いや、ここ公共施設だぞ?
え?
ゴメン?
え?
何で?
「この前も言いましたけど。
私、本気ですから。
チートは私の事、遊びなのかも知れないけど。
私は本気ですから。」
???
『え?』
理解不能、理解不能。
いやいや、ここは神聖なる市庁舎だぞ?
俺とレザノフはリザード側から公式に送られた質問状への回答案を練っていた。
彼らは人間種の領域で行っているビジネスについて法人税を納税したがっているが、流石にそこまでされては経済浸食が洒落にならないレベルになってしまう。
何とか回避する方向に持って行きたいが、帝都からの返答は「リザードの対帝国感情を刺激するな」の1点張りである。
分かっているのか?
リザードから法人税を受け取ってしまうと言う事は、今後こちらの経済活動も徴税対象になるということだぞ?
今、我々はそういう重要な話をしているんだぞ?
「私も女ですから。
愛されるなら唯一の存在でありたいんです。
勿論、エリーとの友情も大事にはしたいのですが…
でも、愛って特別なものでしょう?
チートの本当の気持ちが知りたい!」
????
いや、この女はそんな下らない話をする為に公共施設に殴りこんで来たのか?
今、政治上の緊急事態ってことはわかってるんだよな?
この1年の対応に失敗すれば、人間種が国際的発言力を喪失しかねないんだぞ?
分かっている事とは言え…
こちらが望んでいる事とは言え…
オマエ、キチガイか?
「チートも男なら正々堂々答えてよ。
私とエリー、どっちが好きなの?」
窓の向こうからレザノフが《職員は全員避難させた、今はこの女を刺激しない事だけを考えろ》というハンドサインを送ってくる。
犠牲者が居ない事に安堵しつつ、自分が第一号になる可能性を感じて戦慄する。
「ねえ。
あれだけ愛し合った仲ですよね?
それとも私は遊びだった?
やっぱり私、遊ばれてる?」
安心してくれキティ。
全ての男は女遊びを望んでいるが、それはあくまで安全圏での話だ。
オマエと遊びたいと思ってる馬鹿は俺も含めて1人も居ない。
『遊びじゃないよ。』
「じゃあ、エリーと私、どっちが好き?」
『キティの方が可愛いよ。
美人だし。
エリザベスには悪いけど、比べ物にならない。
男が100人居たら100人がキティを評価するんじゃないかな。』
キティは無表情で俺の眼を覗き込んでいる。
近い近い近い!
後、柄から手を放してくれ。
「えっと。誤魔化すのやめてくれる?
私、どっちが好きかって聞いてるんですけど。
可愛いかどうかなんて聞いてませんよね?」
くっ!
回答選択肢ミスったか!
くっそ、心さえ
【心さえ読め】れば、気の利いた事を言って、この女を宥められるのだが。
どういう訳か、この女にだけはスキルが通用しない。
ゴブリンもリザードもコボルトもオークも犬もスライムすらも、その全ての【心を読んで】来た俺が、どういう訳かキティの思考だけはさっぱり読めない。
(これこそが彼女を《狂戦士》と推測する最大の論拠だが。)
この女は頻繁に癇癪を起こして人を殺すと聞いている。
報告書にも目を通したが、捜査当局が把握している事件数だけを見てもシリアルキラーの名に恥じない戦歴だった。
この女を活用する前に殺されては元も子も無い。
今、俺が全身に仕込んでいる武器もここまで距離を詰められた状態で発動出来るとは思えないし、何より死角からレザノフがこちらを観察している。
何とか口舌だけで切り抜けなくては!
『じ、実はさ。
俺キティの事、凄く好みなんだよ!
顔も美人だし、ピンク髪もイカしてるよな!
正ヒロインって感じがする。
ちょっとシモの話になっちゃって申し訳無いけど
身体が滅茶苦茶ストライクなんだよ。
ほら、俺ってチビじゃんw
だから大柄でムチっとした子を見ると凄く興奮するっていうかさ。
逆にエリザベスは駄目だなww
あの顔立ち、俺が一番苦手な系統なんだw
何か常にヒステリー起こしてるみたじゃね?
身体つきもゴツってしてて、可愛げないしさww
こんな赤い糸、本当に迷惑してるんだよ!
早くこの糸消したいよ!
やっぱりキティが一番だよな。
この前二人で店に行ったじゃんw
あのエロい内装の店w
あの時は滅茶苦茶興奮したよwww』
ど、どうだ。
精一杯褒めてみたぞ。
これで少しは機嫌取れるんじゃないか?
「…ハア。」
キティはつまらなさそうに溜息をついてソファにふんぞり返った。
剣からは手を離してくれたようだ。
ん?
説得成功?
説得に成功したのか?
「やっぱり正妻には勝てないなー。」
ん?
どうして?
今、俺。
キティの方がベスおばより遥かに上だって言ったよね?
言ったよね?
「あー。
なーんかムカついて来た。」
爪をイジイジと触りながらキティが呟く。
え?
ムカつくって…
俺?
俺に対して?
俺じゃないよね?
ね?ね?ね?
「私…
折角チートを優先してあげようと思ってたんですけど。」
『ゴクリ。』
「気が変わりました。
もう、チートの味方はしないことにする。」
くっ!
お、怒らせたか。
色々な意味で一番怒らせてはならない女の逆鱗に触れてしまった。
『す、すまない。
気に障ったなら謝るよ。
俺に何か償える事はあるかな?』
「ないですね。」
ノータイム。
取り付く島もない。
「あっちの役人にも伝えておいて下さい。」
キティが死角を指さす。
レザノフ、いつの間にかキティの左側背にまで移動していたのか。
「エリザベス・フォン・ヴィルヘルムの申次は、騎士キティ他1名が行います。
以後は私の指示を仰ぐように。」
?
え?
何?
今、何て言った?
この女は何を言っている?
騎士?
いやいや、オマエは犯罪者だろ?
騎士というのは言うまでも無く国家が正式に任命した上級戦士だ。
それこそ王様や王子様でもない限り…
「復唱は?」
キティが剣を抜き、威圧する様に床に深々と突き立てる。
想像すらした事のない種類の音が鳴る。
剣で大理石の床を突いたらあんな音がするんだな…
『え? キティ…?
騎士だったのか?』
「先日、エリザベス殿下に叙任されました。
現在の身分はヴィルヘルム公国南方別動隊の正騎士となります。」
…。
え?
何コレ?
え、だってこの人あちこちで事件を起こしている殺人鬼でしょ?
え?
何で?
え?
叙任って言った?
え?
ゴメン、理解が追い付かない。
「ねえイセカイ君。
殿下からの指示は、これから私経由で出すから。
宜しくね。
挨拶状の提出は明日中にお願いね。」
???
え?
ゴメン?
え?
何?
「じゃあ、まあ私も立場が立場だし、色々厳しい態度取っちゃうかもだけど
これからは同じヴィルヘルム系列同士、仲良くやって行こうよ。
あの店、イセカイ君の部屋も用意したから。
と言っても私と同室だけど
まあ、別に構わないよね?
私達の仲だし。
荷物は挨拶状と一緒に持って来てね。
じゃあ、待ってるから。」
『いや、急に言われても。』
「タイムリミットは明日。
遅れたら私から呼びに行っちゃうかも知れないなあ。
私うっかり屋だから、ちょっと剣の置き場を間違えるかも?
イセカイ君って家族居るよね?
ラルフとか言ったかな? それともバランだったか?」
『わかった。
明日中に出頭する。』
「あはははw
話が早くて助かります。
じゃあ、後日。
またね、ダーリン♪」
レザノフに何度も確認を取るが、貴族同士の婚姻の場合。
下位の者は上位の配偶者から家人の様な扱いを受けても仕方ないらしい。
新参の伯爵に過ぎない俺に対して、公爵家令嬢の騎士が上長の様に振舞うのも貴族社会的にはそこまで問題が無いし、よくある風景とのこと。
そして恐ろしい事に、公爵家長嫡女のベスおばは騎士叙任権(但し女性しか任命できない)を保有しており、問い合わせの結果キティへの叙任は確かになされていた。
これにより、彼女に掛けられていた罪状・賞金は全て凍結。
武力でも法律でも干渉出来ないハイパーモンスターが誕生したことになる。
どうせ、ゲレルと田中もベスおばの騎士になったんだろうな、と解るだけに気が重い。
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