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ファイエット学園編
41.魔王と聖なる国
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遡ること三日。シルヴィと別れたルノーは、聖なる国へと真っ直ぐに向かっていた。あの時と同じように。
面倒だな。白い靄の中をルノーは風魔法で飛びながら、溜息を吐き出した。空間が歪んでいる。侵入者を阻むように。
平衡感覚も。時間感覚も。とっくの昔に失っている。指針になるのは、本体から感じる魔力のみだった。
直ぐに帰ると約束した。あの時の感覚でそう言ってしまったが、思っていたよりも掛けられている光魔法が強力なようだ。ルノーの魔力が苛立たしげに迸る。それさえも白い靄が直ぐ様飲み込んでしまった。
闇魔法は使い物にならないな。分かっていた事だが……。気に障る。癪に障る。癇に障る。兎にも角にも、不愉快この上無かった。
「偽善者の分際で」
何が聖なる一族だ。嗤わせる。光の乙女とやらに全てを押し付け、尻尾を巻いて逃げた弱者共の集まりが。
ルノーは忌々しそうに目を細める。聖なる国を隠しているこの魔法。伝わっている話では、光の乙女がしたことになっている。しかしこれは、光の乙女の魔力ではなかった。実際に対峙したのだから、ルノーはよく知っている。
どうやらこの魔法は、聖なる一族で作り上げたもののようだ。複数人の魔力が混ざっているのを感じる。だからこそ、これ程までに複雑で強力なのだろう。
元々、そういう計画だったのか。光の乙女を見捨てたのか。どちらにしても、あれは贄だったらしい。平和のための贄。憐れな話だ。
「もうすぐかな」
本体からの魔力にどんどんと近付いていく。ルノーがそう呟いた瞬間、急に開けた空間に出た。
天地が逆さまになっている。視界からの情報が急激に増えて、魔法を使っていたせいもあってか処理が追い付かなかったらしい。クラっと脳が揺れた。
「うっ、」
風魔法がふっと解ける。ルノーは空中で体勢を立て直すことに何とか成功し、地面に足を付けて着地した。しかし勢いを殺しきれずに、ズザザッと足が後ろに滑る。バランスを崩してそのまま尻餅を付いた。
「…………」
ルノーは顔を俯かせて、動かない。暫くして、右手をゆっくりと持ち上げた。その手で、前髪をぐしゃっと乱す。
「小賢しいマネをしてくれる」
ルノーの瞳がギラリと怪しく光った。抑える気もない殺意が膨れ上がる。それを発散するように、ルノーの周りに風が吹き荒れた。周辺の石造りの建物が切り刻まれ崩れていく。
ルノーでなければ着地に失敗し、強かに体を地面に打ち付けていただろう。まぁ、死ぬような高さではなかったが。
落ち着いたのか、ルノーは息を吐くと立ち上がった。制服に付いた汚れを手で軽く払い顔を上げる。
「随分と廃れたな」
廃墟と呼ぶべきか。遺跡と呼ぶべきか。しかし、何百年と経っているというのに、国に満ちる光の気は変わっていなかった。
人間の体がなければ、ルノーであっても息苦しくなるレベルだ。思考が鈍れば、魔法も鈍る。つくづく魔物に向かない土地だ。
「天に近いから、ね」
書物に書かれていたことを思い起こして、ルノーは空を見上げる。聖なる国は、地上で最も天に近い場所にあった。だから、光の気が満ちており“聖”の名を持つ国と成り得たのだとか。
天空国家とも言われていたが、別に空の上に浮いているわけではない。地上で最も高い山。その頂がここだ。
ルノーはまだジルマフェリス王国にある書物しか読んだことがないので、他の国ではどう記述されているのかは分からない。取り敢えずジルマフェリス王国の書物では、ここは“聖なる国”で統一されていた。
ルノーの記憶が正しければ、昔は他の呼ばれ方もしていた。それが、正式名称だった筈だ。何故か全ての書物から消えたそれ。
“リュエルミ聖国”
光の乙女の再来。ロラ・リュエルミ。思っていたよりも面倒な女であったらしい。だが、そうであるならば謎も残る。何故、男爵なのだろうか。まぁ、今はどうでもいい。
ルノーは今一度しっかりと辺りを見回した。よくよく見れば確かに廃れてはいるのだが、建物の壊れ方が所々おかしい。何かが暴れたような……。
「あぁ、僕のせいだね」
そう言えば、ドラゴンの姿の時に売られた喧嘩を買ったのだった。光の気と結界のせいで身動きが取りづらい上に魔法も鈍ったので、更地にすることは出来なかったのだったか。
今は流石に結界はないようだ。いや、そもそも結界はルノーを逃がさないために張られたものなのだろう。その結界に使っていた魔力を国を隠す魔法に回したのかもしれない。まぁ、光の気も結界も今の人間の体であるルノーにはあまり関係ないのだが。
ただ闇魔法が使い物にならないだけだ。他の魔法は問題なく使えるので、そこまで問題視する必要もないだろう。まぁ、闇の魔力を無意識にいつも混ぜていたようで少々魔法が不安定な気はする。
「誰もいないから大丈夫だろ」
コントロールを失敗したとしても。そう結論付けて、ルノーは歩き出した。早く本体を見つけて、シルヴィの元へ帰りたいのだ。先程から苛々して堪らない。
昔のルノーは、感情の起伏が激しい方ではなかった。しかし、シルヴィとの関わりで感情が少しずつ豊かになったのだ。良い意味でも悪い意味でも。
昔はこれ程まで気にならなかったが、本能的に光の気や魔力に嫌悪感を抱いているらしい。因みに、ルノーは感情のコントロールが苦手である。
ルノーが歩く度に、風が周辺のモノをなぎ倒していく。魔王らしくはあった。まぁ、魔力が勝手に暴走しているだけなのだが。ルノーは特に気にせずに本体の魔力を辿った。
行き着いたそこは、聖国の王城だろうか。見るも無惨に崩れ去っているが、規模からしてそうである可能性が高い。そんな場所で暴れたのだったか。ルノーは首を傾げる。
しかし、堆い瓦礫の山からはみ出て見えるあれは、白金色のドラゴンで間違いはなさそうだった。ルノーは確認のために風魔法で瓦礫の上へと登る。見下ろした城の中心には、やはり白金色のドラゴンが丸まり寝ていた。
「見つけた」
ルノーはマジマジとドラゴンを眺める。こんなに大きかっただろうか、と。自分で自分のサイズ感を気にしたことはなかったが、人間から見るとなかなかの大きさだったらしい。
いや、冷静に考えるとドラゴンの自分から見た人間があんなにも小さかったのだから、それはそうなのかもしれない。ということは、城が小さく見えていたので、城だと認識出来ていなかったのか。
しかしこれは不味いことになった。ルノーは思案するように手を顎に添える。ルノーにとってみれば、自分自身なので恐怖の欠片も感じない。だが、シルヴィは違うだろう。
しかもこの巨軀で下手に動けば、シルヴィが危ないではないか。背中どころか、頭の上でも余裕でシルヴィを乗せられそうだ。
あぁ、嫌だな。離れたくないのだ。シルヴィと。ならば、やはり、失敗は許されない。
「……聖なる剣」
ひとまずは、引き抜いてしまおうとルノーはドラゴンの上へと降り立つ。中心を貫くそれは、古びて錆び付いてしまっていた。道理で、封印が意味を成さなくなる訳だ。
自然とそうなったのか。それとも、ドラゴンの魔力に耐えきれなかったのか。兎に角、この剣に力はほぼ残っていないようだ。
だから、だろうか。新たな剣が産まれたのは。どういう原理で剣が産まれるのかは、よく分かっていないらしい。どの書物には書かれていなかった。興味深い話だ。
しかし、“光の乙女”が辿った惨状を見るに碌な代物ではないだろう。剣があの女を呼んだのだと聞いた。欲している。新たな贄を。ルノーにはそう思えた。
ルノーは剣のグリップに手を伸ばす。触れる直前で手を止めた。そして、怪訝そうに眉根を寄せる。
「この魔力……」
何故、この国に存在できているのだろうか。仕組みは分からないが、最後の抵抗のようだ。本当に小賢しい。
まぁ、どうせ乗るという選択肢しかルノーには存在しない。それもまた一興。何の魔法かまでは分からないが、ルノーは売られた喧嘩は買おうとグリップを握った。
瞬間、ルノーは暗闇に飲み込まれた。
面倒だな。白い靄の中をルノーは風魔法で飛びながら、溜息を吐き出した。空間が歪んでいる。侵入者を阻むように。
平衡感覚も。時間感覚も。とっくの昔に失っている。指針になるのは、本体から感じる魔力のみだった。
直ぐに帰ると約束した。あの時の感覚でそう言ってしまったが、思っていたよりも掛けられている光魔法が強力なようだ。ルノーの魔力が苛立たしげに迸る。それさえも白い靄が直ぐ様飲み込んでしまった。
闇魔法は使い物にならないな。分かっていた事だが……。気に障る。癪に障る。癇に障る。兎にも角にも、不愉快この上無かった。
「偽善者の分際で」
何が聖なる一族だ。嗤わせる。光の乙女とやらに全てを押し付け、尻尾を巻いて逃げた弱者共の集まりが。
ルノーは忌々しそうに目を細める。聖なる国を隠しているこの魔法。伝わっている話では、光の乙女がしたことになっている。しかしこれは、光の乙女の魔力ではなかった。実際に対峙したのだから、ルノーはよく知っている。
どうやらこの魔法は、聖なる一族で作り上げたもののようだ。複数人の魔力が混ざっているのを感じる。だからこそ、これ程までに複雑で強力なのだろう。
元々、そういう計画だったのか。光の乙女を見捨てたのか。どちらにしても、あれは贄だったらしい。平和のための贄。憐れな話だ。
「もうすぐかな」
本体からの魔力にどんどんと近付いていく。ルノーがそう呟いた瞬間、急に開けた空間に出た。
天地が逆さまになっている。視界からの情報が急激に増えて、魔法を使っていたせいもあってか処理が追い付かなかったらしい。クラっと脳が揺れた。
「うっ、」
風魔法がふっと解ける。ルノーは空中で体勢を立て直すことに何とか成功し、地面に足を付けて着地した。しかし勢いを殺しきれずに、ズザザッと足が後ろに滑る。バランスを崩してそのまま尻餅を付いた。
「…………」
ルノーは顔を俯かせて、動かない。暫くして、右手をゆっくりと持ち上げた。その手で、前髪をぐしゃっと乱す。
「小賢しいマネをしてくれる」
ルノーの瞳がギラリと怪しく光った。抑える気もない殺意が膨れ上がる。それを発散するように、ルノーの周りに風が吹き荒れた。周辺の石造りの建物が切り刻まれ崩れていく。
ルノーでなければ着地に失敗し、強かに体を地面に打ち付けていただろう。まぁ、死ぬような高さではなかったが。
落ち着いたのか、ルノーは息を吐くと立ち上がった。制服に付いた汚れを手で軽く払い顔を上げる。
「随分と廃れたな」
廃墟と呼ぶべきか。遺跡と呼ぶべきか。しかし、何百年と経っているというのに、国に満ちる光の気は変わっていなかった。
人間の体がなければ、ルノーであっても息苦しくなるレベルだ。思考が鈍れば、魔法も鈍る。つくづく魔物に向かない土地だ。
「天に近いから、ね」
書物に書かれていたことを思い起こして、ルノーは空を見上げる。聖なる国は、地上で最も天に近い場所にあった。だから、光の気が満ちており“聖”の名を持つ国と成り得たのだとか。
天空国家とも言われていたが、別に空の上に浮いているわけではない。地上で最も高い山。その頂がここだ。
ルノーはまだジルマフェリス王国にある書物しか読んだことがないので、他の国ではどう記述されているのかは分からない。取り敢えずジルマフェリス王国の書物では、ここは“聖なる国”で統一されていた。
ルノーの記憶が正しければ、昔は他の呼ばれ方もしていた。それが、正式名称だった筈だ。何故か全ての書物から消えたそれ。
“リュエルミ聖国”
光の乙女の再来。ロラ・リュエルミ。思っていたよりも面倒な女であったらしい。だが、そうであるならば謎も残る。何故、男爵なのだろうか。まぁ、今はどうでもいい。
ルノーは今一度しっかりと辺りを見回した。よくよく見れば確かに廃れてはいるのだが、建物の壊れ方が所々おかしい。何かが暴れたような……。
「あぁ、僕のせいだね」
そう言えば、ドラゴンの姿の時に売られた喧嘩を買ったのだった。光の気と結界のせいで身動きが取りづらい上に魔法も鈍ったので、更地にすることは出来なかったのだったか。
今は流石に結界はないようだ。いや、そもそも結界はルノーを逃がさないために張られたものなのだろう。その結界に使っていた魔力を国を隠す魔法に回したのかもしれない。まぁ、光の気も結界も今の人間の体であるルノーにはあまり関係ないのだが。
ただ闇魔法が使い物にならないだけだ。他の魔法は問題なく使えるので、そこまで問題視する必要もないだろう。まぁ、闇の魔力を無意識にいつも混ぜていたようで少々魔法が不安定な気はする。
「誰もいないから大丈夫だろ」
コントロールを失敗したとしても。そう結論付けて、ルノーは歩き出した。早く本体を見つけて、シルヴィの元へ帰りたいのだ。先程から苛々して堪らない。
昔のルノーは、感情の起伏が激しい方ではなかった。しかし、シルヴィとの関わりで感情が少しずつ豊かになったのだ。良い意味でも悪い意味でも。
昔はこれ程まで気にならなかったが、本能的に光の気や魔力に嫌悪感を抱いているらしい。因みに、ルノーは感情のコントロールが苦手である。
ルノーが歩く度に、風が周辺のモノをなぎ倒していく。魔王らしくはあった。まぁ、魔力が勝手に暴走しているだけなのだが。ルノーは特に気にせずに本体の魔力を辿った。
行き着いたそこは、聖国の王城だろうか。見るも無惨に崩れ去っているが、規模からしてそうである可能性が高い。そんな場所で暴れたのだったか。ルノーは首を傾げる。
しかし、堆い瓦礫の山からはみ出て見えるあれは、白金色のドラゴンで間違いはなさそうだった。ルノーは確認のために風魔法で瓦礫の上へと登る。見下ろした城の中心には、やはり白金色のドラゴンが丸まり寝ていた。
「見つけた」
ルノーはマジマジとドラゴンを眺める。こんなに大きかっただろうか、と。自分で自分のサイズ感を気にしたことはなかったが、人間から見るとなかなかの大きさだったらしい。
いや、冷静に考えるとドラゴンの自分から見た人間があんなにも小さかったのだから、それはそうなのかもしれない。ということは、城が小さく見えていたので、城だと認識出来ていなかったのか。
しかしこれは不味いことになった。ルノーは思案するように手を顎に添える。ルノーにとってみれば、自分自身なので恐怖の欠片も感じない。だが、シルヴィは違うだろう。
しかもこの巨軀で下手に動けば、シルヴィが危ないではないか。背中どころか、頭の上でも余裕でシルヴィを乗せられそうだ。
あぁ、嫌だな。離れたくないのだ。シルヴィと。ならば、やはり、失敗は許されない。
「……聖なる剣」
ひとまずは、引き抜いてしまおうとルノーはドラゴンの上へと降り立つ。中心を貫くそれは、古びて錆び付いてしまっていた。道理で、封印が意味を成さなくなる訳だ。
自然とそうなったのか。それとも、ドラゴンの魔力に耐えきれなかったのか。兎に角、この剣に力はほぼ残っていないようだ。
だから、だろうか。新たな剣が産まれたのは。どういう原理で剣が産まれるのかは、よく分かっていないらしい。どの書物には書かれていなかった。興味深い話だ。
しかし、“光の乙女”が辿った惨状を見るに碌な代物ではないだろう。剣があの女を呼んだのだと聞いた。欲している。新たな贄を。ルノーにはそう思えた。
ルノーは剣のグリップに手を伸ばす。触れる直前で手を止めた。そして、怪訝そうに眉根を寄せる。
「この魔力……」
何故、この国に存在できているのだろうか。仕組みは分からないが、最後の抵抗のようだ。本当に小賢しい。
まぁ、どうせ乗るという選択肢しかルノーには存在しない。それもまた一興。何の魔法かまでは分からないが、ルノーは売られた喧嘩は買おうとグリップを握った。
瞬間、ルノーは暗闇に飲み込まれた。
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