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砂漠の神殿編
03.モブ令嬢とお茶会
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どうやらお待たせしてしまったようだ。バラ園でのお茶会は、毎回こうなってしまうなとシルヴィは苦笑する。
「ごきげんよう、フレデリク様。偶然、入り口で集まっちゃっただけですわ~」
「何故いつも入り口なんだ……」
フレデリクが困ったように眉尻を下げる。そう言われると、何故なのだろうか。考えるように顎に手を添えたシルヴィを見て、ルノーは可笑しそうに目を細めた。
「入り口のアーチがとりわけお気に入りだから、ですかね」
「あぁ、なるほど。シルヴィ嬢がここで足を止めるのだな」
「僕はシルヴィの楽しそうな顔をずっと見ていられるので」
「そうだろうな。ならば仕方あるまい」
ルノーとフレデリクの会話で、シルヴィは自分がここで無意識に立ち止まっていたことを理解した。そこに、後から来た面々が集まってしまうということだったらしい。
「申し訳ありません」
「シルヴィが謝ることなんて何一つとして存在しないよ」
「そんなことは」
「あるよ」
「ううーん……」
シルヴィは助けを期待してフレデリクに視線を遣ったが、諦めた方がいいと言いたげに首を左右に振られただけであった。他の面々もフレデリクに同意のようだ。
「あぁ、殿下」
「何だ」
「本日は、お招き頂き光栄です」
「そうだろうとも。休みを取るのも簡単ではなかろう?」
「その通りですよ。特に忙しくもないのに」
「嘘を吐くな。視察の際に、お前の所のユーグが廊下で力尽きているのを助けたぞ」
「……? 嘘ではありませんよ」
心底怪訝そうに小首を傾げたルノーに、フレデリクは「そう、か……」と気の毒そうな顔をした。ユーグに対してだろう。
「兄上についていけないとは、まだまだのようですね」
「嫉妬があからさま過ぎるって~」
「俺らもついていけてないじゃん、彼女に……」
「やめて下さい。噂をすればなんとやらと言っ――」
「あっ! 王女殿下!!」
「え!?」
ディディエの嬉しそうな声に、ガーランドとトリスタン、そしてロラが過敏に反応する。一斉にディディエの視線を辿って、そちらへ体ごと顔を向けた。
シルヴィも一拍遅れて、視線を遣る。確かに、そこには木の陰に隠れてこちらを窺うイアサントの姿があった。
「今日は来ないと僕は聞いていたのですが?」
「すまないな。俺もそう聞いていたのだが」
「来ておられますわね」
「しかし何故、あのような場所に隠れておられるのでしょうか?」
アレクシの言葉に学校でのことを知らない卒業生の面々は、はてと疑問符を飛ばす。シルヴィは、イアサントからディディエへと視線を移した。
ディディエが嬉しそうに軽く手を振る。イアサントは青くなったり赤くなったり、百面相をすると「ご、ごゆっくり楽しんでくださいまし!!」そう言い残し走り去って行った。
「愛くるしい」
幸せそうにそう溢したディディエに、居たたまれなくなったらしい。生徒会の面々は、明後日の方へと視線を飛ばした。
それを見たフレデリクは大体のことを察したようで、気まずげにシルヴィへと視線を向けてくる。それを正面から受け止めて、シルヴィは生暖かい笑顔を返しておいた。
フレデリクは兄としての気持ちと皇太子としての気持ちがぶつかり合ったのか。何か言いたげに口を開きはしたが、結局は何も言わずに顔を片手で覆って俯いたのだった。
「わ、わたくしは信じませんわよ」
「ははっ、姉弟でそっくりだと思いま~す」
「異論ありません」
すんっと瞳からハイライトのなくなったガーランドに、ジャスミーヌは肩を跳ねさせるとばつが悪いのか開いた扇の中に隠れてしまった。
「あまり弟に負担を掛けないで欲しいな」
「兄上……っ!! 僕、頑張ります!!」
「そう?」
「やり遂げてみせますね!」
感極まった様子で、ガーランドが握り拳を作ってみせる。「ですよね!!」と急に話を振られたトリスタンは、自棄糞気味に「おうよ!!」と返していた。半泣きに見えるのは、気のせいではなさそうだが。
「オレも頑張ります」
「優しく、してやってくれ……」
「この上なく丁重に接していますよ?」
「そうか。いや、そういう意味ではなくてな」
絶妙に擦れ違ってしまっている。きょとんと首を傾げたディディエに、フレデリクは何とも言えない顔をした。
「『押して駄目なら、押して押して押しまくる』、だったかな。ガイラン公爵家の教えなの?」
「駄目よ、ディディエ! それでは、駄目なの!!」
「分かっていますよ、姉さん」
「本当に? 本当ね?」
「勿論ですよ~!」
ディディエが浮かべた良い笑顔に、ジャスミーヌはほっとしたように息を吐く。示し合わせたように、シルヴィとロラは顔を見合わせた。
「恋は盲目なんですね」
「そうね~。あと、人間は客観的に己を見れない生き物なのよ~」
「気を付けます」
「私も~」
とはいえ、イアサントもトリスタンも満更ではなさそうなので何も言うまい。本気で不味そうならば止めには入ろうと、シルヴィもロラも心に決めてはいた。
「えっと~、ひとまずお茶会会場に向かいましょ~か?」
「そう、だな」
ロラの明るい声に引っ張られるように、眉尻は下がっているもののフレデリクも口元に笑みを浮かべる。二人を先頭に、皆が歩き出した。
シルヴィは周りの楽しげな話し声を聞きながら、ゆるりと頬を緩める。あの日、初めてここを訪れた時は、五人だけの小さなお茶会だった。それが、随分と賑やかになったものだなぁ、と。
「ねぇ、ルノーくん」
「なに?」
「実はね。私もルノーくんに会いたかったみたいなの」
馬車の中で気づいた事をシルヴィは、ただの世間話でもするかのようにルノーへと伝える。しかし、さらっと落とされたそれはルノーにとって我慢出来る類いのものではなかった。
言葉の意味を理解した瞬間、ルノーの頬がぶわっと赤く色付く。シルヴィがあっと自身の過失に気付いた時には遅かった。後方で凄まじい爆発音が響き渡る。
「今日も変わらず【1トキメキ、1爆発】で絶好調~」
「まぁ、想定内だな」
春以来の再会であるため、一度くらいならば見逃してくれるらしい。それでも、責めるような視線をフレデリクはルノーへと向けた。全く目は合わなかったが。
「好き。シルヴィ、会いたかった。むり。すき。かわいい。嬉しすぎる」
ぽやぽやと夢心地になっているルノーに、シルヴィはやってしまったと走っていくガーランドとディディエ、トリスタンの背を見送る。後で、謝罪と感謝を伝えなければ。
いつもより考えなしに口から言葉が出るのは、寝不足のせいもあるのだろう。ここは王宮だ。寝惚けている場合ではない。シルヴィはこっそりと溜息を吐き出す。想像よりもそれは、重たいものになってしまった。
「……シルヴィ?」
「え? あ、あぁ、うん。なに?」
「何かあったの?」
途端にピリッとした雰囲気になったルノーに、シルヴィは目を丸める。本当に目敏いことだ。今朝ベッドの上で唱えたのが功を奏したのか、シルヴィは即座に笑顔を浮かべることは出来た。
「何もないよ。どうして?」
「本当に?」
「うん」
ルノーはシルヴィをじっと見つめると、たっぷりの間のあと「……ふぅん」とだけ溢した。全く納得していなさそうなそれに、シルヴィはそっと視線を下へと落とす。
「僕には言えないこと?」
純粋な心配が滲んだ声音だった。それに何故か、急激にシルヴィの不安が蘇る。助けてくれるだろうか。くれるのだろうな。ルノーならば。
「ルノーくん」
「うん」
恐る恐るとシルヴィはルノーへと空いている方の手を伸ばす。ルノーのローブを掴んだそれは、酷く震えていた。
「たすけて」
やっとの思いで絞り出したかのように、シルヴィの声が覚束なく揺れる。不意に吹き抜けた風が、激しく薔薇を揺らしていった。
「ごきげんよう、フレデリク様。偶然、入り口で集まっちゃっただけですわ~」
「何故いつも入り口なんだ……」
フレデリクが困ったように眉尻を下げる。そう言われると、何故なのだろうか。考えるように顎に手を添えたシルヴィを見て、ルノーは可笑しそうに目を細めた。
「入り口のアーチがとりわけお気に入りだから、ですかね」
「あぁ、なるほど。シルヴィ嬢がここで足を止めるのだな」
「僕はシルヴィの楽しそうな顔をずっと見ていられるので」
「そうだろうな。ならば仕方あるまい」
ルノーとフレデリクの会話で、シルヴィは自分がここで無意識に立ち止まっていたことを理解した。そこに、後から来た面々が集まってしまうということだったらしい。
「申し訳ありません」
「シルヴィが謝ることなんて何一つとして存在しないよ」
「そんなことは」
「あるよ」
「ううーん……」
シルヴィは助けを期待してフレデリクに視線を遣ったが、諦めた方がいいと言いたげに首を左右に振られただけであった。他の面々もフレデリクに同意のようだ。
「あぁ、殿下」
「何だ」
「本日は、お招き頂き光栄です」
「そうだろうとも。休みを取るのも簡単ではなかろう?」
「その通りですよ。特に忙しくもないのに」
「嘘を吐くな。視察の際に、お前の所のユーグが廊下で力尽きているのを助けたぞ」
「……? 嘘ではありませんよ」
心底怪訝そうに小首を傾げたルノーに、フレデリクは「そう、か……」と気の毒そうな顔をした。ユーグに対してだろう。
「兄上についていけないとは、まだまだのようですね」
「嫉妬があからさま過ぎるって~」
「俺らもついていけてないじゃん、彼女に……」
「やめて下さい。噂をすればなんとやらと言っ――」
「あっ! 王女殿下!!」
「え!?」
ディディエの嬉しそうな声に、ガーランドとトリスタン、そしてロラが過敏に反応する。一斉にディディエの視線を辿って、そちらへ体ごと顔を向けた。
シルヴィも一拍遅れて、視線を遣る。確かに、そこには木の陰に隠れてこちらを窺うイアサントの姿があった。
「今日は来ないと僕は聞いていたのですが?」
「すまないな。俺もそう聞いていたのだが」
「来ておられますわね」
「しかし何故、あのような場所に隠れておられるのでしょうか?」
アレクシの言葉に学校でのことを知らない卒業生の面々は、はてと疑問符を飛ばす。シルヴィは、イアサントからディディエへと視線を移した。
ディディエが嬉しそうに軽く手を振る。イアサントは青くなったり赤くなったり、百面相をすると「ご、ごゆっくり楽しんでくださいまし!!」そう言い残し走り去って行った。
「愛くるしい」
幸せそうにそう溢したディディエに、居たたまれなくなったらしい。生徒会の面々は、明後日の方へと視線を飛ばした。
それを見たフレデリクは大体のことを察したようで、気まずげにシルヴィへと視線を向けてくる。それを正面から受け止めて、シルヴィは生暖かい笑顔を返しておいた。
フレデリクは兄としての気持ちと皇太子としての気持ちがぶつかり合ったのか。何か言いたげに口を開きはしたが、結局は何も言わずに顔を片手で覆って俯いたのだった。
「わ、わたくしは信じませんわよ」
「ははっ、姉弟でそっくりだと思いま~す」
「異論ありません」
すんっと瞳からハイライトのなくなったガーランドに、ジャスミーヌは肩を跳ねさせるとばつが悪いのか開いた扇の中に隠れてしまった。
「あまり弟に負担を掛けないで欲しいな」
「兄上……っ!! 僕、頑張ります!!」
「そう?」
「やり遂げてみせますね!」
感極まった様子で、ガーランドが握り拳を作ってみせる。「ですよね!!」と急に話を振られたトリスタンは、自棄糞気味に「おうよ!!」と返していた。半泣きに見えるのは、気のせいではなさそうだが。
「オレも頑張ります」
「優しく、してやってくれ……」
「この上なく丁重に接していますよ?」
「そうか。いや、そういう意味ではなくてな」
絶妙に擦れ違ってしまっている。きょとんと首を傾げたディディエに、フレデリクは何とも言えない顔をした。
「『押して駄目なら、押して押して押しまくる』、だったかな。ガイラン公爵家の教えなの?」
「駄目よ、ディディエ! それでは、駄目なの!!」
「分かっていますよ、姉さん」
「本当に? 本当ね?」
「勿論ですよ~!」
ディディエが浮かべた良い笑顔に、ジャスミーヌはほっとしたように息を吐く。示し合わせたように、シルヴィとロラは顔を見合わせた。
「恋は盲目なんですね」
「そうね~。あと、人間は客観的に己を見れない生き物なのよ~」
「気を付けます」
「私も~」
とはいえ、イアサントもトリスタンも満更ではなさそうなので何も言うまい。本気で不味そうならば止めには入ろうと、シルヴィもロラも心に決めてはいた。
「えっと~、ひとまずお茶会会場に向かいましょ~か?」
「そう、だな」
ロラの明るい声に引っ張られるように、眉尻は下がっているもののフレデリクも口元に笑みを浮かべる。二人を先頭に、皆が歩き出した。
シルヴィは周りの楽しげな話し声を聞きながら、ゆるりと頬を緩める。あの日、初めてここを訪れた時は、五人だけの小さなお茶会だった。それが、随分と賑やかになったものだなぁ、と。
「ねぇ、ルノーくん」
「なに?」
「実はね。私もルノーくんに会いたかったみたいなの」
馬車の中で気づいた事をシルヴィは、ただの世間話でもするかのようにルノーへと伝える。しかし、さらっと落とされたそれはルノーにとって我慢出来る類いのものではなかった。
言葉の意味を理解した瞬間、ルノーの頬がぶわっと赤く色付く。シルヴィがあっと自身の過失に気付いた時には遅かった。後方で凄まじい爆発音が響き渡る。
「今日も変わらず【1トキメキ、1爆発】で絶好調~」
「まぁ、想定内だな」
春以来の再会であるため、一度くらいならば見逃してくれるらしい。それでも、責めるような視線をフレデリクはルノーへと向けた。全く目は合わなかったが。
「好き。シルヴィ、会いたかった。むり。すき。かわいい。嬉しすぎる」
ぽやぽやと夢心地になっているルノーに、シルヴィはやってしまったと走っていくガーランドとディディエ、トリスタンの背を見送る。後で、謝罪と感謝を伝えなければ。
いつもより考えなしに口から言葉が出るのは、寝不足のせいもあるのだろう。ここは王宮だ。寝惚けている場合ではない。シルヴィはこっそりと溜息を吐き出す。想像よりもそれは、重たいものになってしまった。
「……シルヴィ?」
「え? あ、あぁ、うん。なに?」
「何かあったの?」
途端にピリッとした雰囲気になったルノーに、シルヴィは目を丸める。本当に目敏いことだ。今朝ベッドの上で唱えたのが功を奏したのか、シルヴィは即座に笑顔を浮かべることは出来た。
「何もないよ。どうして?」
「本当に?」
「うん」
ルノーはシルヴィをじっと見つめると、たっぷりの間のあと「……ふぅん」とだけ溢した。全く納得していなさそうなそれに、シルヴィはそっと視線を下へと落とす。
「僕には言えないこと?」
純粋な心配が滲んだ声音だった。それに何故か、急激にシルヴィの不安が蘇る。助けてくれるだろうか。くれるのだろうな。ルノーならば。
「ルノーくん」
「うん」
恐る恐るとシルヴィはルノーへと空いている方の手を伸ばす。ルノーのローブを掴んだそれは、酷く震えていた。
「たすけて」
やっとの思いで絞り出したかのように、シルヴィの声が覚束なく揺れる。不意に吹き抜けた風が、激しく薔薇を揺らしていった。
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