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砂漠の神殿編
34.モブ令嬢と分岐点6
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そっかぁ。シルヴィは、最初にただそう思った。ルノーの答えは、あの時と何一つ変わらなかったようだ。
大切なものが沢山増えたとしても、シルヴィとの別れを選ぶ気はないらしい。“僕を置いて行くの?”と、ルノーの拗ねたような声が聞こえた気がした。
そうだね。貴方はどんどんと寂しがり屋になっていく。シルヴィは、頬に触れているルノーの手に自身の手を上から包み込むようにして重ねた。
「ふふっ、うん。じゃあ、美味しいお茶とお菓子を用意しよう」
ならば、シルヴィの答えも決まっている。いつかこの手が離れていく時まで、しっかりと握っておくだけだ。それが、死をも越えた永遠だろうとも。
久方ぶりに見たシルヴィのキラキラと煌めく黄緑色の瞳がルノーだけを映すのに、そのうち幸福に殺されそうだと妙なことがルノーの頭を過った。
「ずっと、一緒にいてくれるの?」
そう約束したと言ったのは、ルノーであるというのに。最後の最後で自信が持てないのは、どうしてなのだろうか。
この魔王様は、愛の言葉をこれでもかと贈ってくれる。けれど、いつも何処か不安気だ。
いや、それはそうなのかもしれない。だって、シルヴィは一度もルノーと同じ気持ちを返せていないのだから。
シルヴィは考える。果たして“ずっと一緒にいようね”などという口約束が守られる確率はどれほどのものであるのだろうか。然りとて、口に出さずにはいられない。
そもそもとして、こうしてルノーに触れられているのが嫌ではない時点で、最初から答えなど決まっていたのだろう。
「うん、勿論。いようよ。ずっと一緒に」
シルヴィはもう知っている。この約束がどれ程までに重いものなのかを。
「大冒険の続きは二人で、でしょう?」
「――うん。そうだね。シルヴィと一緒なら素敵な大冒険になるよ」
お互いによく覚えているものだ。何だか可笑しくなってきたシルヴィが、楽しげな笑い声を漏らす。それに、ルノーは心底幸せそうな顔をした。
完全に二人だけの空間になってしまっている。しかし、口出しなど誰が出来よう。
ロラは、だから本当にそういう所よ? とは思った。しかし、ここでルノーの大きすぎる愛を緩~く受け止めきるシルヴィだからこその関係なのだろうことも分かっていた。
「今日も世界は平和ね~」
「いいことだな」
さてでは、もう一方の大きすぎる愛の行方はどうなるのか。
ルノーとシルヴィのやり取りを見ていたナルジスは、遠い昔の記憶を思い出していた。“ずっと一緒にいようね”と、そう言ったのは自分であったのに。
最後の最後で、精霊王の手を自分から離してしまった。ナルジスは、最初から知っていた。精霊王ルートで結ばれた彼が、ヒロインに執着を見せていたことを。
「知っていたのにね」
自責の念がこもったナルジスの声音に、皆の視線が集まる。彼女の瞳からポロポロと流れた涙は、何に対してなのだろうか。
「ごめんねぇ……っ!」
「ナルジス?」
「ごめんなさい、ファリード。私は、だめな人間なんだ」
ナルジスの自身を責める言葉に、精霊王が一変してオロオロと狼狽し出す。ほんの少し前まで、彼女を責めていたのは精霊王だというのに。
「そんなことはない。違う。違うのだ。泣かせたかった訳ではなくて……」
「うん、うん、分かってる」
「すまない、ナルジス。私は、ただ、お前に」
精霊王はただひたすらに、縋るように祈るように、ナルジスに額を寄せた。目をきつく閉じると、辛そうに眉を顰める。
「……もう、いいよ」
ナルジスは緊張したように、そう小さく呟いた。
「いいの。ありがとう、ファリード。いいのよ。もう、もう……」
何と続けようとしたのだろうか。ナルジスは棘でも飲み込んだかのような痛々しい顔をして、黙り込んだ。
「あぁ、あぁ……っ!! ナルジス、ナルジス! やっと、私はっ、私は解放されるのだな」
「ファリード……」
「愛している。愛している、ナルジス」
「……うん」
それは、愛なのか、情なのか、罪悪感なのか。どれだったのかは、ナルジスにしか分からない。
ただ一つ確かなことがあるとするならば、それは精霊王が幸福な最後に辿り着けたということだけなのであろう。
「むぅ……。なぁ、いいのかよ」
「僕はシルヴィがそれで良いなら、それが良いからね。君は違うの?」
「はぁ?」
ルノーの視線がリルへと向く。満足そうに腕を組むリルを見て、イヴォンは渋々納得した顔になりかけ「はぁ!?」と、一瞬の内に頬を真っ赤に染めた。
「なんっ、はぁ? ななな、何言ってんだ!?」
「何も言ってはいないよ」
「ややや、やめろ!!」
態とらしく首を傾げたルノーに、イヴォンは更に食って掛かろうとした。しかし、「どうかしたのか?」とリルが入ってきたことにより、一変してきゅるんっとした可愛い顔を作る。
「何でもありません!」
「……? そうか?」
その一連のやり取りを見て、トリスタンは薄々そうなのではないかと感じてはいた疑念が確信へと変わった。茨の道であることは確実だが、叶うといいなと思った。
「シルヴィ様は~、大丈夫そ?」
「私ですか? そうですね……」
敵に情を持つべからず。その意味がよくよく分かる盤面になってしまったなと、そんな考えが浮かんだ。
しかしまぁ、ルノーに酷いことをした分は目にもの見せてやれた感はある。そもそも、精霊王のズタボロ具合からして、ルノーもきっちり仕返ししたようだ。
前世のことは、ここ数日ゆっくりと自問自答し続けた。その結果、いつも最終的に『でも、あれがなければ、ルノーには出会えていない』という結論に達する。ならば、それが全てなのだろう。
とはいえ、どちらの件も許す気などシルヴィには更々ないが。なので、精霊王にもナルジスにも何も教えてあげないのである。
「いつも目指すは?」
ロラとリルはシルヴィの問いに顔を見合わせる。ニマッと楽しげに笑い、「大団円ハッピーエンド!!」と声を揃えた。
「ですよね!」
求めていた答えが返ってきて、シルヴィも同じように笑む。
「ミッションコンプリートだな!」
「イエ~イ!」
「わーい!」
シルヴィはロラとリルと順番にハイタッチをして、健闘を称え合う。正直、シルヴィは精霊王の首などいらないのだ。後のことは、ナルジスに責任を取って貰おう。
ロラとリルは、ターラとした精霊王を救うという約束がある。これならば、真実を報告できそうだと胸を撫で下ろした。
転生者であることを共有し、尚且つ仲良く笑い合っている三人に、ナルジスは羨望の眼差しを向ける。結局、最後まで妹にも誰にも秘密は打ち明けることが出来なかったのだ。
それは、とても寂しく辛いことであった。いつも何処か、自分はこの世界の住人に成りきれないような。時折、酷く足元が不安定になるような。漠然とした不安が消えることはなかった。
「いいなぁ」
ナルジスは首を軽く左右に振り、「シルヴィちゃん」と呼び掛けた。言っておかなければならないことがあったからだ。
「はい、何ですか?」
「あのね。誰かがファリードの邪魔をしていたの。一応、教えておいた方がいいかと思って」
それに、シルヴィはキョトンと目を瞬く。しかし直ぐ、とあることにそれが結び付いた。セイヒカ2のダンジョンでのあの妙な魔力だ。
「リル様、“我々の邪魔をしたい誰かがいる”って言ってましたよね」
「……っ!? あぁ、あのダンジョンでの罠か」
「同一人物かもってこと~?」
「確証はないですけど、可能性はあるかと」
「ふむ……。具体的に、“誰か”に心当たりはないのかな?」
「私にはないなぁ。ファリードは?」
話題を振られた精霊王に、皆の視線が向く。精霊王は思案するように、目を伏せた。
「可能性があるのは、一人しかいないだろう。しかし、なぜ邪魔をされたのかは分からん。目的は不明だ」
「それで構わない。教えて貰えるか?」
「極東島の魔女。その長だ」
精霊王は、確信を持った声音でそう言いきった。
大切なものが沢山増えたとしても、シルヴィとの別れを選ぶ気はないらしい。“僕を置いて行くの?”と、ルノーの拗ねたような声が聞こえた気がした。
そうだね。貴方はどんどんと寂しがり屋になっていく。シルヴィは、頬に触れているルノーの手に自身の手を上から包み込むようにして重ねた。
「ふふっ、うん。じゃあ、美味しいお茶とお菓子を用意しよう」
ならば、シルヴィの答えも決まっている。いつかこの手が離れていく時まで、しっかりと握っておくだけだ。それが、死をも越えた永遠だろうとも。
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「ずっと、一緒にいてくれるの?」
そう約束したと言ったのは、ルノーであるというのに。最後の最後で自信が持てないのは、どうしてなのだろうか。
この魔王様は、愛の言葉をこれでもかと贈ってくれる。けれど、いつも何処か不安気だ。
いや、それはそうなのかもしれない。だって、シルヴィは一度もルノーと同じ気持ちを返せていないのだから。
シルヴィは考える。果たして“ずっと一緒にいようね”などという口約束が守られる確率はどれほどのものであるのだろうか。然りとて、口に出さずにはいられない。
そもそもとして、こうしてルノーに触れられているのが嫌ではない時点で、最初から答えなど決まっていたのだろう。
「うん、勿論。いようよ。ずっと一緒に」
シルヴィはもう知っている。この約束がどれ程までに重いものなのかを。
「大冒険の続きは二人で、でしょう?」
「――うん。そうだね。シルヴィと一緒なら素敵な大冒険になるよ」
お互いによく覚えているものだ。何だか可笑しくなってきたシルヴィが、楽しげな笑い声を漏らす。それに、ルノーは心底幸せそうな顔をした。
完全に二人だけの空間になってしまっている。しかし、口出しなど誰が出来よう。
ロラは、だから本当にそういう所よ? とは思った。しかし、ここでルノーの大きすぎる愛を緩~く受け止めきるシルヴィだからこその関係なのだろうことも分かっていた。
「今日も世界は平和ね~」
「いいことだな」
さてでは、もう一方の大きすぎる愛の行方はどうなるのか。
ルノーとシルヴィのやり取りを見ていたナルジスは、遠い昔の記憶を思い出していた。“ずっと一緒にいようね”と、そう言ったのは自分であったのに。
最後の最後で、精霊王の手を自分から離してしまった。ナルジスは、最初から知っていた。精霊王ルートで結ばれた彼が、ヒロインに執着を見せていたことを。
「知っていたのにね」
自責の念がこもったナルジスの声音に、皆の視線が集まる。彼女の瞳からポロポロと流れた涙は、何に対してなのだろうか。
「ごめんねぇ……っ!」
「ナルジス?」
「ごめんなさい、ファリード。私は、だめな人間なんだ」
ナルジスの自身を責める言葉に、精霊王が一変してオロオロと狼狽し出す。ほんの少し前まで、彼女を責めていたのは精霊王だというのに。
「そんなことはない。違う。違うのだ。泣かせたかった訳ではなくて……」
「うん、うん、分かってる」
「すまない、ナルジス。私は、ただ、お前に」
精霊王はただひたすらに、縋るように祈るように、ナルジスに額を寄せた。目をきつく閉じると、辛そうに眉を顰める。
「……もう、いいよ」
ナルジスは緊張したように、そう小さく呟いた。
「いいの。ありがとう、ファリード。いいのよ。もう、もう……」
何と続けようとしたのだろうか。ナルジスは棘でも飲み込んだかのような痛々しい顔をして、黙り込んだ。
「あぁ、あぁ……っ!! ナルジス、ナルジス! やっと、私はっ、私は解放されるのだな」
「ファリード……」
「愛している。愛している、ナルジス」
「……うん」
それは、愛なのか、情なのか、罪悪感なのか。どれだったのかは、ナルジスにしか分からない。
ただ一つ確かなことがあるとするならば、それは精霊王が幸福な最後に辿り着けたということだけなのであろう。
「むぅ……。なぁ、いいのかよ」
「僕はシルヴィがそれで良いなら、それが良いからね。君は違うの?」
「はぁ?」
ルノーの視線がリルへと向く。満足そうに腕を組むリルを見て、イヴォンは渋々納得した顔になりかけ「はぁ!?」と、一瞬の内に頬を真っ赤に染めた。
「なんっ、はぁ? ななな、何言ってんだ!?」
「何も言ってはいないよ」
「ややや、やめろ!!」
態とらしく首を傾げたルノーに、イヴォンは更に食って掛かろうとした。しかし、「どうかしたのか?」とリルが入ってきたことにより、一変してきゅるんっとした可愛い顔を作る。
「何でもありません!」
「……? そうか?」
その一連のやり取りを見て、トリスタンは薄々そうなのではないかと感じてはいた疑念が確信へと変わった。茨の道であることは確実だが、叶うといいなと思った。
「シルヴィ様は~、大丈夫そ?」
「私ですか? そうですね……」
敵に情を持つべからず。その意味がよくよく分かる盤面になってしまったなと、そんな考えが浮かんだ。
しかしまぁ、ルノーに酷いことをした分は目にもの見せてやれた感はある。そもそも、精霊王のズタボロ具合からして、ルノーもきっちり仕返ししたようだ。
前世のことは、ここ数日ゆっくりと自問自答し続けた。その結果、いつも最終的に『でも、あれがなければ、ルノーには出会えていない』という結論に達する。ならば、それが全てなのだろう。
とはいえ、どちらの件も許す気などシルヴィには更々ないが。なので、精霊王にもナルジスにも何も教えてあげないのである。
「いつも目指すは?」
ロラとリルはシルヴィの問いに顔を見合わせる。ニマッと楽しげに笑い、「大団円ハッピーエンド!!」と声を揃えた。
「ですよね!」
求めていた答えが返ってきて、シルヴィも同じように笑む。
「ミッションコンプリートだな!」
「イエ~イ!」
「わーい!」
シルヴィはロラとリルと順番にハイタッチをして、健闘を称え合う。正直、シルヴィは精霊王の首などいらないのだ。後のことは、ナルジスに責任を取って貰おう。
ロラとリルは、ターラとした精霊王を救うという約束がある。これならば、真実を報告できそうだと胸を撫で下ろした。
転生者であることを共有し、尚且つ仲良く笑い合っている三人に、ナルジスは羨望の眼差しを向ける。結局、最後まで妹にも誰にも秘密は打ち明けることが出来なかったのだ。
それは、とても寂しく辛いことであった。いつも何処か、自分はこの世界の住人に成りきれないような。時折、酷く足元が不安定になるような。漠然とした不安が消えることはなかった。
「いいなぁ」
ナルジスは首を軽く左右に振り、「シルヴィちゃん」と呼び掛けた。言っておかなければならないことがあったからだ。
「はい、何ですか?」
「あのね。誰かがファリードの邪魔をしていたの。一応、教えておいた方がいいかと思って」
それに、シルヴィはキョトンと目を瞬く。しかし直ぐ、とあることにそれが結び付いた。セイヒカ2のダンジョンでのあの妙な魔力だ。
「リル様、“我々の邪魔をしたい誰かがいる”って言ってましたよね」
「……っ!? あぁ、あのダンジョンでの罠か」
「同一人物かもってこと~?」
「確証はないですけど、可能性はあるかと」
「ふむ……。具体的に、“誰か”に心当たりはないのかな?」
「私にはないなぁ。ファリードは?」
話題を振られた精霊王に、皆の視線が向く。精霊王は思案するように、目を伏せた。
「可能性があるのは、一人しかいないだろう。しかし、なぜ邪魔をされたのかは分からん。目的は不明だ」
「それで構わない。教えて貰えるか?」
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