39 / 264
5年生 冬休み
持ち出し禁止
しおりを挟む
「地球が壊れる?」
大ちゃんは、いつになく真剣な表情で考え込んでいる。
「で、たっちゃんは15年後の未来から帰ってきた……」
何かを照合するように、頭と視線を、左右上下に行ったり来たりさせる。
「地球の強度と不老。そうかそうか……」
納得したように、頷きながらニヤッと笑う大ちゃん。
ちょっと怖い。
「わかった。これで全部、辻褄が合った。俺の予想とは少し違ったけどなー」
「この説明を聞いて、何も聞き返さなかったのは、大ちゃんが初めてだ。スゴいな」
ツッコミどころ満載なのに。
やっぱり、大ちゃんも色々と人間離れしている。
「で、改めてだけど、助けてくれてありがとな。たっちゃんが来てくれなかったら、俺、誘拐されて、大変な事になってたはずだ」
「僕もそう思う。襲ってきた奴ら〝人間がベース〟の機械人形だった。って事は、元・人間だろ?」
「そうだよな。挙動が〝機械〟だったから、俺も一体倒しちまったけど、一瞬、躊躇したもんなー。どういう風にどうなって機械にされたのか考えると怖いぜ?」
そのベースとなった人間も、犠牲者だよなきっと。
それにしても〝動き〟だけで機械だと見抜いたのか。さすがだ。
「で、俺の予想では、栗っちが言ってた〝手に何か刺さってる〟っていう予言と、この青くて材質の分からない石のような物が、関係してるんだな?」
ブルーの欠片を取り出して、その正体まで言い当てる。
栗っちの予言とか、よく覚えてるよな。
……あ、そうか、忘れられないんだった。
「それ、僕の右手に刺さった物の欠片なんだ。本体は、今も僕の右手にある。普通の人には見ることは出来ないけど」
「今もあるのか……そこら辺から、ちょっと理解できない所なんだよなー。もう一回見せてくれるか?」
僕が右手を差し出すと、彩歌の時のように、両手で掴まれてじっくり観察された。
裏返し、表返し、撫でたり突付いたりされる。
「普通の手なんだけどなあ」
「そうなんだよねー。僕も意識が向くまでは、全然普通の手に見えてたんだ」
と、笑顔で僕等のやりとりを見ていた栗っちが言う。
「だまし絵とか、トリックアートみたいな感じか? うー! わかんねえなー!」
大ちゃんは頭を抱えてしまった。
『タツヤ。こればかりはどうしようもない。何らかのきっかけが必要なんだ』
「らしいよ……あ、じゃなかった。何かきっかけが必要だって」
「らしいよって、そのアドバイスの声も、二人には聞こえてるんだろ? ふっしぎだなぁ!!」
かなり不満そうな大ちゃん。
「まあいいか。もう、その〝きっかけ〟を待つしか無いな! 次いこうぜ、次!」
無理やり吹っ切ったようなので、次に行くことにする。
「で、さっきも言ったように、僕は〝地球の導き手〟なんだ。で、栗っちは〝救世主〟。人を導く存在なんだって。まだ完全には覚醒していないんだけどね」
「なるほど。しかし二人とも、スゴい肩書きだな」
『タツヤ、三人の今の〝詳細表示〟を、紙に書いて見せれば説明しやすい』
ナイスアイデアだブルー。
早速、大ちゃんにノートとペンを借りる。
『じゃ、表示するよ、タツヤからで良いかな?』
***********************************************
内海 逹也 Utsumi Tatsuya
AGE 11
H P 8888888888888888888888888
M P 3
攻撃力 78
守備力 8888888888888888888888888
体 力 26
素早さ 42
賢 さ 26
<特記事項>
救星特異点
不老
星の強度
摂食不要
呼吸不要
超回復
真空耐性
熱耐性
電撃無効
不眠不休
光合成
詳細表示
病毒無効 ← NEW!
***********************************************
自分のステータスを、借りたノートに書き写した。
「こんなのが見れるのか。面白いなー!」
大ちゃんがノートを見て叫ぶ。
「たっちゃん、すっごく不死身! って感じだね」
栗っちの言うとおり、HPと守備力が表記し切れていない。
「摂食と呼吸が不要って!」
「たっちゃんはね、睡眠も不要なんだよー!」
「それじゃ、仕事も不要じゃん!」
そうでも無いんだけどな。
大人になったら分かるよ、大ちゃん。
『うまい事を言うね! ダイサクは面白いな!』
「ウチの右手が大ちゃんを褒めてるよ」
「おー! 直接聞きたかったなー!」
大ちゃんが嬉しそうに言った。
「攻撃力が凄いペースで上がってる。いっぱい殴ったり蹴ったりしたもんなー」
『タツヤ、しばらくすると、攻撃側の特性も得るはずだ』
「ああ、最終的には地球をぶつけるぐらいの威力だっけ」
スゴ過ぎて、イメージが湧かないんだよなあ。
『……では、次にカズヤのを表示するよ?』
***********************************************
栗栖 和也 Chris Kazuya
AGE 11
H P 18
M P 0
攻撃力 224
守備力 149 × 2
体 力 14
素早さ 13
賢 さ 15
<特記事項>
救世主
未来予知
念動力
確率操作
千里眼
精神感応
星の守護 ← NEW!
随行者の右手 ← NEW!
***********************************************
「栗っち、なんか増えてるよ!」
「わぁ、僕の詳細ってこんななんだ。星の守護っていうのが増えてるね、何だろう」
「守備力が2倍になってるのがそうかな? この前見たときは無かったよ」
『正式にタツヤの協力者となった証だ。カズヤがタツヤの近くに居る時、防御力に補正が掛かる』
「友情パワーってことだね! なんか嬉しいなー!」
「おおー! 面と向かって言われると、照れるけど正直嬉しいよ!」
「お~い、俺を置いてけぼりにしないでくれよなー。お、念動力とかあるけど、栗っちの不思議な技ってこれだったんだな」
「ん? ブルー、一番下の、随行者の右手って何だ?」
『これはね、救世主に永遠の愛を誓う者が現れた時、取得する能力なんだ。相手側は〝随行者の左手〟を取得する。救世主と同じ時を生きる能力を得るんだ』
「つまり、死んでも復活したり出来るってこと?」
『そうだよ。それ以外は普通の人間と変わらないけどね』
「うわわ、そっかー、やっぱり。昨日のあれかなぁ……」
栗っちがモジモジして赤くなっている。
「栗っち、どういう事?! 何があったの?」
「あ! ううん、なんでもないよ、お義兄さん……じゃなかった、たっちゃん!」
何か、また言い間違えてるし、嫌な胸騒ぎがするけど、きっと気のせいだろう。気のせい。
『さて、いよいよ、ダイサクの詳細を表示する』
***********************************************
九条 大作 Kujoh Daisaku
AGE 11
H P 17
M P 0
攻撃力 11
守備力 3 × 2
体 力 14
素早さ 10
賢 さ 5882
<特記事項>
名工神
瞬間記憶
思考加速
過集中
バベルの司書 ← Proved!
星の守護 ← NEW!
***********************************************
「あ、そっか、変身してないから、補正表示が無いんだ。賢さは、やっぱり圧巻だけど」
「俺のステータス、ショボいなー! あれ? けど、守備力が✕2になってんのなー」
「大ちゃんにも、星の守護がついてる! なかま! 仲間ー!」
栗っちが大ちゃんの手を握って嬉しそうに飛び跳ねている。
「あはは、そうだな栗っち、俺も世のため人のために、頑張るぜ!」
『おや? 今、ダイサクのステータスに変化があったよ? もう一度表示させるね』
***********************************************
九条 大作 Kujoh Daisaku
AGE 11
H P 17
M P 0
攻撃力 11
守備力 3 × 2 × 2
体 力 14
素早さ 10
賢 さ 5882
<特記事項>
名工神
瞬間記憶
思考加速
過集中
バベルの司書
星の守護
神の加護 ← NEW!
***********************************************
『タツヤ、神の加護は、救世主が神の使徒と認めた者に付与されるものだ』
「大ちゃん、栗っちからの補正もついたみたい」
「スゲー! ラッキー!!」
「栗っち、僕には無いの? 神の加護」
『タツヤ、何度も言っているが、キミの存在は、救世主より上位の物だ』
「えっと、僕からの守護は、平社員が、社長に給料を出すみたいな感じ?」
『それだ、カズヤ』
ちょっと違わないか? なんとなく、わかったけどさ。
『あと〝司書〟の真意が判明したので表記が変わっている』
バベルの司書は〝バベルの図書館〟の情報を見ることが出来る者だ。
「大ちゃん、僕の言った司書って〝バベルの図書館〟っていう、全ての知識が収められている図書館の司書だったみたい」
「俺がいつも情報をもらう扉の向こうが、バベルの図書館?」
「大ちゃんスゴイね、知りたい時に何でも知れるんだ! 今度僕も色々教えてよー!」
栗っちがキラキラした目で大ちゃんを見る。
「いや、実はな、あの図書館の知識、持ち出し禁止みたいなんだ」
「え? そうなの? どういう事?」
キラキラしたままの目で聞く栗っち。小学生か……あ、そっか、小学生だ。
「俺自身が、本の知識を使うときは、全く問題ないんだ。いつもの改造とか発明も、それを使ってやってるんだけど……」
「それで、あんなスゴイのが作れちゃうんだね!」
「でも、直接、人に言ったり、紙に書いたりしようとすると、頭からスッと消えちゃうんだ。あの感覚が、〝忘れる〟って事なのかもな」
「へぇ! バベルの図書館の本の内容は、自分のためにしか使えないんだ! 不思議だなぁ」
「誰かのために、本の知識を使って、僕自身が何かをしてあげたり、作った物で何かをする事は出来るんだよなー」
「ふうん。名工神とセットで、更に生きる能力なんだね。でも、ちょっと残念」
「とにかく、大ちゃんも、特別な能力を持っている事がわかったんだ。きっと、地下室にも行けるようになるさ!」
大ちゃんは、いつになく真剣な表情で考え込んでいる。
「で、たっちゃんは15年後の未来から帰ってきた……」
何かを照合するように、頭と視線を、左右上下に行ったり来たりさせる。
「地球の強度と不老。そうかそうか……」
納得したように、頷きながらニヤッと笑う大ちゃん。
ちょっと怖い。
「わかった。これで全部、辻褄が合った。俺の予想とは少し違ったけどなー」
「この説明を聞いて、何も聞き返さなかったのは、大ちゃんが初めてだ。スゴいな」
ツッコミどころ満載なのに。
やっぱり、大ちゃんも色々と人間離れしている。
「で、改めてだけど、助けてくれてありがとな。たっちゃんが来てくれなかったら、俺、誘拐されて、大変な事になってたはずだ」
「僕もそう思う。襲ってきた奴ら〝人間がベース〟の機械人形だった。って事は、元・人間だろ?」
「そうだよな。挙動が〝機械〟だったから、俺も一体倒しちまったけど、一瞬、躊躇したもんなー。どういう風にどうなって機械にされたのか考えると怖いぜ?」
そのベースとなった人間も、犠牲者だよなきっと。
それにしても〝動き〟だけで機械だと見抜いたのか。さすがだ。
「で、俺の予想では、栗っちが言ってた〝手に何か刺さってる〟っていう予言と、この青くて材質の分からない石のような物が、関係してるんだな?」
ブルーの欠片を取り出して、その正体まで言い当てる。
栗っちの予言とか、よく覚えてるよな。
……あ、そうか、忘れられないんだった。
「それ、僕の右手に刺さった物の欠片なんだ。本体は、今も僕の右手にある。普通の人には見ることは出来ないけど」
「今もあるのか……そこら辺から、ちょっと理解できない所なんだよなー。もう一回見せてくれるか?」
僕が右手を差し出すと、彩歌の時のように、両手で掴まれてじっくり観察された。
裏返し、表返し、撫でたり突付いたりされる。
「普通の手なんだけどなあ」
「そうなんだよねー。僕も意識が向くまでは、全然普通の手に見えてたんだ」
と、笑顔で僕等のやりとりを見ていた栗っちが言う。
「だまし絵とか、トリックアートみたいな感じか? うー! わかんねえなー!」
大ちゃんは頭を抱えてしまった。
『タツヤ。こればかりはどうしようもない。何らかのきっかけが必要なんだ』
「らしいよ……あ、じゃなかった。何かきっかけが必要だって」
「らしいよって、そのアドバイスの声も、二人には聞こえてるんだろ? ふっしぎだなぁ!!」
かなり不満そうな大ちゃん。
「まあいいか。もう、その〝きっかけ〟を待つしか無いな! 次いこうぜ、次!」
無理やり吹っ切ったようなので、次に行くことにする。
「で、さっきも言ったように、僕は〝地球の導き手〟なんだ。で、栗っちは〝救世主〟。人を導く存在なんだって。まだ完全には覚醒していないんだけどね」
「なるほど。しかし二人とも、スゴい肩書きだな」
『タツヤ、三人の今の〝詳細表示〟を、紙に書いて見せれば説明しやすい』
ナイスアイデアだブルー。
早速、大ちゃんにノートとペンを借りる。
『じゃ、表示するよ、タツヤからで良いかな?』
***********************************************
内海 逹也 Utsumi Tatsuya
AGE 11
H P 8888888888888888888888888
M P 3
攻撃力 78
守備力 8888888888888888888888888
体 力 26
素早さ 42
賢 さ 26
<特記事項>
救星特異点
不老
星の強度
摂食不要
呼吸不要
超回復
真空耐性
熱耐性
電撃無効
不眠不休
光合成
詳細表示
病毒無効 ← NEW!
***********************************************
自分のステータスを、借りたノートに書き写した。
「こんなのが見れるのか。面白いなー!」
大ちゃんがノートを見て叫ぶ。
「たっちゃん、すっごく不死身! って感じだね」
栗っちの言うとおり、HPと守備力が表記し切れていない。
「摂食と呼吸が不要って!」
「たっちゃんはね、睡眠も不要なんだよー!」
「それじゃ、仕事も不要じゃん!」
そうでも無いんだけどな。
大人になったら分かるよ、大ちゃん。
『うまい事を言うね! ダイサクは面白いな!』
「ウチの右手が大ちゃんを褒めてるよ」
「おー! 直接聞きたかったなー!」
大ちゃんが嬉しそうに言った。
「攻撃力が凄いペースで上がってる。いっぱい殴ったり蹴ったりしたもんなー」
『タツヤ、しばらくすると、攻撃側の特性も得るはずだ』
「ああ、最終的には地球をぶつけるぐらいの威力だっけ」
スゴ過ぎて、イメージが湧かないんだよなあ。
『……では、次にカズヤのを表示するよ?』
***********************************************
栗栖 和也 Chris Kazuya
AGE 11
H P 18
M P 0
攻撃力 224
守備力 149 × 2
体 力 14
素早さ 13
賢 さ 15
<特記事項>
救世主
未来予知
念動力
確率操作
千里眼
精神感応
星の守護 ← NEW!
随行者の右手 ← NEW!
***********************************************
「栗っち、なんか増えてるよ!」
「わぁ、僕の詳細ってこんななんだ。星の守護っていうのが増えてるね、何だろう」
「守備力が2倍になってるのがそうかな? この前見たときは無かったよ」
『正式にタツヤの協力者となった証だ。カズヤがタツヤの近くに居る時、防御力に補正が掛かる』
「友情パワーってことだね! なんか嬉しいなー!」
「おおー! 面と向かって言われると、照れるけど正直嬉しいよ!」
「お~い、俺を置いてけぼりにしないでくれよなー。お、念動力とかあるけど、栗っちの不思議な技ってこれだったんだな」
「ん? ブルー、一番下の、随行者の右手って何だ?」
『これはね、救世主に永遠の愛を誓う者が現れた時、取得する能力なんだ。相手側は〝随行者の左手〟を取得する。救世主と同じ時を生きる能力を得るんだ』
「つまり、死んでも復活したり出来るってこと?」
『そうだよ。それ以外は普通の人間と変わらないけどね』
「うわわ、そっかー、やっぱり。昨日のあれかなぁ……」
栗っちがモジモジして赤くなっている。
「栗っち、どういう事?! 何があったの?」
「あ! ううん、なんでもないよ、お義兄さん……じゃなかった、たっちゃん!」
何か、また言い間違えてるし、嫌な胸騒ぎがするけど、きっと気のせいだろう。気のせい。
『さて、いよいよ、ダイサクの詳細を表示する』
***********************************************
九条 大作 Kujoh Daisaku
AGE 11
H P 17
M P 0
攻撃力 11
守備力 3 × 2
体 力 14
素早さ 10
賢 さ 5882
<特記事項>
名工神
瞬間記憶
思考加速
過集中
バベルの司書 ← Proved!
星の守護 ← NEW!
***********************************************
「あ、そっか、変身してないから、補正表示が無いんだ。賢さは、やっぱり圧巻だけど」
「俺のステータス、ショボいなー! あれ? けど、守備力が✕2になってんのなー」
「大ちゃんにも、星の守護がついてる! なかま! 仲間ー!」
栗っちが大ちゃんの手を握って嬉しそうに飛び跳ねている。
「あはは、そうだな栗っち、俺も世のため人のために、頑張るぜ!」
『おや? 今、ダイサクのステータスに変化があったよ? もう一度表示させるね』
***********************************************
九条 大作 Kujoh Daisaku
AGE 11
H P 17
M P 0
攻撃力 11
守備力 3 × 2 × 2
体 力 14
素早さ 10
賢 さ 5882
<特記事項>
名工神
瞬間記憶
思考加速
過集中
バベルの司書
星の守護
神の加護 ← NEW!
***********************************************
『タツヤ、神の加護は、救世主が神の使徒と認めた者に付与されるものだ』
「大ちゃん、栗っちからの補正もついたみたい」
「スゲー! ラッキー!!」
「栗っち、僕には無いの? 神の加護」
『タツヤ、何度も言っているが、キミの存在は、救世主より上位の物だ』
「えっと、僕からの守護は、平社員が、社長に給料を出すみたいな感じ?」
『それだ、カズヤ』
ちょっと違わないか? なんとなく、わかったけどさ。
『あと〝司書〟の真意が判明したので表記が変わっている』
バベルの司書は〝バベルの図書館〟の情報を見ることが出来る者だ。
「大ちゃん、僕の言った司書って〝バベルの図書館〟っていう、全ての知識が収められている図書館の司書だったみたい」
「俺がいつも情報をもらう扉の向こうが、バベルの図書館?」
「大ちゃんスゴイね、知りたい時に何でも知れるんだ! 今度僕も色々教えてよー!」
栗っちがキラキラした目で大ちゃんを見る。
「いや、実はな、あの図書館の知識、持ち出し禁止みたいなんだ」
「え? そうなの? どういう事?」
キラキラしたままの目で聞く栗っち。小学生か……あ、そっか、小学生だ。
「俺自身が、本の知識を使うときは、全く問題ないんだ。いつもの改造とか発明も、それを使ってやってるんだけど……」
「それで、あんなスゴイのが作れちゃうんだね!」
「でも、直接、人に言ったり、紙に書いたりしようとすると、頭からスッと消えちゃうんだ。あの感覚が、〝忘れる〟って事なのかもな」
「へぇ! バベルの図書館の本の内容は、自分のためにしか使えないんだ! 不思議だなぁ」
「誰かのために、本の知識を使って、僕自身が何かをしてあげたり、作った物で何かをする事は出来るんだよなー」
「ふうん。名工神とセットで、更に生きる能力なんだね。でも、ちょっと残念」
「とにかく、大ちゃんも、特別な能力を持っている事がわかったんだ。きっと、地下室にも行けるようになるさ!」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
