160 / 264
5年生 3学期 3月
守備隊長の手記より
しおりを挟む
私は、この西の大砦、北ブロック守備隊長、松木正章。
本日、動きがあった。監視員からの情報によると、西門に、侵入者ありとの事。
恐らく、久方ぶりの〝探検者〟だろう。
この砦が、すでに拠点として機能していない事を知らずに迷い込んだのか、はたまた、救援のためにここに来たのか。
「どちらにせよ、可哀想な事をしたものだ」
あの門は、ここ数年、開かれたままになっていて、5体の上級悪魔が待ち伏せをしている。
生半可な戦力では、太刀打ちできないだろう。ましてや、今回の侵入者は……
「……それは、間違いないのか? もう一度頼む」
「はい! 復唱します! 男性3! 女性4! うち、子どもが2です!」
思わずため息をついた。その後の報告を聞くのが辛い。
だが、これもまた仕事だ。
「……で、どうなった?」
聞かなくても分かる。
皆殺しだ。
子ども連れでどうやってここまでたどり着いたのかは知らないが、余程の手練れでも、あの5体の悪魔たちから、逃げ切れはしないだろう。
「……全滅です。一瞬でした」
はぁ。何という事だ。
またこの地で、無駄に血が流された。一体、何のための砦なんだ!
「侵入者の一団は、5体の悪魔を殲滅後、南に向かいました」
「そうか。ご苦労だったな。引き続き警戒に……」
……なに?
「すまない。今なんと言った?」
「はい。侵入者の一団は、南の方向に向かいました。現在は南ブロックに居るものと思われます。只今、監視員4名が追跡中です」
「違う! 5体の悪魔はどうした?」
「はい、一瞬で全滅しました」
は? ……ぜ、全滅?!
あの上級悪魔5体を……倒したのか!
「し、信じられん…………詳細は分かるか?」
「はい。詳細な情報は次の通りです。侵入者のうち、1名の魔法による攻撃で、悪魔5体は、ほぼ同時に絶命。死体は観測不能な状態まで損壊。ちなみに、攻撃者側の魔法の詳細は不明です」
「た……たった一人で? 5体を倒した? 同時に? そ、そいつは本当に人間なのか?!」
あの5体の悪魔は、それぞれが恐ろしい程の強さだぞ。
幸か不幸か、奴らが西門からの侵入者や魔物を狙う事に興味を示しているから何とかなっているが、この北ブロックに攻めて来られたら、我々112名は3日と保たずに全滅だ。
……そんな悪魔たちを、一人で?
「もしそれが本当なら、黄金時代の英雄が再臨したような物だ。我々の、救い主かもしれないな」
はるか昔、この大砦を含む、東西南北4つの大砦を築き、悪魔の勢力圏を城塞都市から大幅に遠ざけた偉大なる12人の魔道士たち。彼らの後に〝第十六階級魔道士〟や〝第十五階級魔道士〟の称号を受けた者は、存在しない。
「しかし、南に向かったとなると、少し気掛かりだな」
「はい。南ブロック、守備隊の拠点を目指せば、その手前に陣取る凶獣〝ヒッポグリフ〟に襲われる可能性があります」
というより、南に向かえばまず間違いなく、ヒッポグリフに食われる。あの凶獣のせいで、この数年間、南ブロックとは全く連絡が取り合えていないのだ。
「悪魔どもめ。自分たちの手に負えないような凶獣を砦内に放ちおって……!」
制御に失敗したのだろう。凶獣は散々暴れた挙げ句、南に居座ってしまった。
ヒッポグリフは、人はもちろん、悪魔も襲って食べる。おかげで南ブロックは悪魔に攻撃される事が無い。
「凶獣は大抵、水を嫌う。拠点手前にある貯水湖と用水路により、運良くアイツは南に行けない」
「そうですね。南ブロックの守備隊員たちは、孤立状態ですが、皮肉にも、一番安全な場所に居るといえます。
「だが、食糧事情は厳しいものがあるだろう。かなりの備蓄はあったが、さすがにもう、残ってはいまい。なんとかしてやりたいが……」
南門を開けて外に出れば、何か食料を調達できるかもしれない。だが、門を開ける事はかなりの危険が伴う。
いや、まず間違いなく悪魔が待ち伏せている。
余程の愚か者でなければ、餓死してでも、門は開けないだろう。
「……今回の侵入者たち、なんとか凶獣から逃げてくれれば良いのですが」
凶獣というのは、災害と同じ。人や悪魔が敵う存在ではない。それこそ〝第十六階級魔道士〟でも連れてこなければ、倒すことなど出来まい。
南ブロックは、まさに〝詰み〟の状態だ。
「報告します! 監視員が確認した情報です!」
また一人、部下が司令室の扉を叩いた。
悪い知らせでなければいいが……
「本日、西門から侵入した7人は、凶獣ヒッポグリフを攻略。南ブロックの拠点にたどり着きました」
……なに?
まさかな。聞き違いだろう。
「すまない。攻略と聞こえたが、どういう事か?」
「はい、申し上げます。ヒッポグリフは、一方的に侵入者からの攻撃を受け、絶命しました。確認したところ、全身が炭化状態とのことです。その際の会話を、集音しております。お聞きになりますか?」
き……凶獣を一方的に?!
バカな! 一体この大砦に、何がやって来たんだ……?
「音声を……聞こう」
「はい、こちらです」
部下は集音器に手を当て、呪文を唱えた。
「ザザッ……ザッ……さん、やってみる? なんか弱っちそうだし、あの頭だけ鳥みたいなヤツ」
「ザザザ……ぐらいザザッリフを弱っちそうなんてザザッるのは。あれは凶獣っていうのよ? 普通は魔道士が100人で掛かっても、倒せないんだから」
「おいおい! さっきの悪魔も結構スゴそうな奴らだったぜ? ザザッらほんとにザザ何なんだ?」
雑音がひどいな。
それにしても、凶獣ヒッポグリフを前にして、何だ? この緊張感のない会話は……?
「あ。あの鳥頭、襲ってきたぞ? ザザザザザさん、やっちゃってよ」
「じゃあ、お言葉に甘えまして……! ザザッ! ザザザッ!」
「ザザザザッ……ザザザッ…ザーーーーーザザッ! ザザザッ!」
「ザザッいすごい! 今の、何連射?」
「フフ。200は撃ったと思うんだけど……ザザじゃ、行きましょザザザザザザー」
「以上です」
有り得ない……どう考えても、今のは。
「戦闘記録は、残っているか?」
「はっ。遠距離でしたので、若干正確性に欠けますが、残しております」
「良いだろう。読み上げてくれ」
「はい。参ります……ひと、戦闘開始、ふた、凶獣接近、みつ、魔道士Bによる火球206、よつ、凶獣沈黙。以上です」
シンプル過ぎて気持ちいいくらいだな。
「火球206は、本当に魔道士1人が放ったものなのだな?」
「はい」
間違いない。魔道士Bは、206もの火球を撃ち、たった一人でヒッポグリフを倒したのだ……!
「そしてこの戦闘記録には、注釈が付いております。今読みますか?」
「読んでくれ」
ここまで来れば、もう大抵の事では驚かんぞ?
「ヒッポグリフを倒した魔道士B及び、西門入ってすぐの戦闘により、上級悪魔5体を倒した魔道士A、ともに〝子ども〟です」
「な、何だとおおおお!?」
本日、動きがあった。監視員からの情報によると、西門に、侵入者ありとの事。
恐らく、久方ぶりの〝探検者〟だろう。
この砦が、すでに拠点として機能していない事を知らずに迷い込んだのか、はたまた、救援のためにここに来たのか。
「どちらにせよ、可哀想な事をしたものだ」
あの門は、ここ数年、開かれたままになっていて、5体の上級悪魔が待ち伏せをしている。
生半可な戦力では、太刀打ちできないだろう。ましてや、今回の侵入者は……
「……それは、間違いないのか? もう一度頼む」
「はい! 復唱します! 男性3! 女性4! うち、子どもが2です!」
思わずため息をついた。その後の報告を聞くのが辛い。
だが、これもまた仕事だ。
「……で、どうなった?」
聞かなくても分かる。
皆殺しだ。
子ども連れでどうやってここまでたどり着いたのかは知らないが、余程の手練れでも、あの5体の悪魔たちから、逃げ切れはしないだろう。
「……全滅です。一瞬でした」
はぁ。何という事だ。
またこの地で、無駄に血が流された。一体、何のための砦なんだ!
「侵入者の一団は、5体の悪魔を殲滅後、南に向かいました」
「そうか。ご苦労だったな。引き続き警戒に……」
……なに?
「すまない。今なんと言った?」
「はい。侵入者の一団は、南の方向に向かいました。現在は南ブロックに居るものと思われます。只今、監視員4名が追跡中です」
「違う! 5体の悪魔はどうした?」
「はい、一瞬で全滅しました」
は? ……ぜ、全滅?!
あの上級悪魔5体を……倒したのか!
「し、信じられん…………詳細は分かるか?」
「はい。詳細な情報は次の通りです。侵入者のうち、1名の魔法による攻撃で、悪魔5体は、ほぼ同時に絶命。死体は観測不能な状態まで損壊。ちなみに、攻撃者側の魔法の詳細は不明です」
「た……たった一人で? 5体を倒した? 同時に? そ、そいつは本当に人間なのか?!」
あの5体の悪魔は、それぞれが恐ろしい程の強さだぞ。
幸か不幸か、奴らが西門からの侵入者や魔物を狙う事に興味を示しているから何とかなっているが、この北ブロックに攻めて来られたら、我々112名は3日と保たずに全滅だ。
……そんな悪魔たちを、一人で?
「もしそれが本当なら、黄金時代の英雄が再臨したような物だ。我々の、救い主かもしれないな」
はるか昔、この大砦を含む、東西南北4つの大砦を築き、悪魔の勢力圏を城塞都市から大幅に遠ざけた偉大なる12人の魔道士たち。彼らの後に〝第十六階級魔道士〟や〝第十五階級魔道士〟の称号を受けた者は、存在しない。
「しかし、南に向かったとなると、少し気掛かりだな」
「はい。南ブロック、守備隊の拠点を目指せば、その手前に陣取る凶獣〝ヒッポグリフ〟に襲われる可能性があります」
というより、南に向かえばまず間違いなく、ヒッポグリフに食われる。あの凶獣のせいで、この数年間、南ブロックとは全く連絡が取り合えていないのだ。
「悪魔どもめ。自分たちの手に負えないような凶獣を砦内に放ちおって……!」
制御に失敗したのだろう。凶獣は散々暴れた挙げ句、南に居座ってしまった。
ヒッポグリフは、人はもちろん、悪魔も襲って食べる。おかげで南ブロックは悪魔に攻撃される事が無い。
「凶獣は大抵、水を嫌う。拠点手前にある貯水湖と用水路により、運良くアイツは南に行けない」
「そうですね。南ブロックの守備隊員たちは、孤立状態ですが、皮肉にも、一番安全な場所に居るといえます。
「だが、食糧事情は厳しいものがあるだろう。かなりの備蓄はあったが、さすがにもう、残ってはいまい。なんとかしてやりたいが……」
南門を開けて外に出れば、何か食料を調達できるかもしれない。だが、門を開ける事はかなりの危険が伴う。
いや、まず間違いなく悪魔が待ち伏せている。
余程の愚か者でなければ、餓死してでも、門は開けないだろう。
「……今回の侵入者たち、なんとか凶獣から逃げてくれれば良いのですが」
凶獣というのは、災害と同じ。人や悪魔が敵う存在ではない。それこそ〝第十六階級魔道士〟でも連れてこなければ、倒すことなど出来まい。
南ブロックは、まさに〝詰み〟の状態だ。
「報告します! 監視員が確認した情報です!」
また一人、部下が司令室の扉を叩いた。
悪い知らせでなければいいが……
「本日、西門から侵入した7人は、凶獣ヒッポグリフを攻略。南ブロックの拠点にたどり着きました」
……なに?
まさかな。聞き違いだろう。
「すまない。攻略と聞こえたが、どういう事か?」
「はい、申し上げます。ヒッポグリフは、一方的に侵入者からの攻撃を受け、絶命しました。確認したところ、全身が炭化状態とのことです。その際の会話を、集音しております。お聞きになりますか?」
き……凶獣を一方的に?!
バカな! 一体この大砦に、何がやって来たんだ……?
「音声を……聞こう」
「はい、こちらです」
部下は集音器に手を当て、呪文を唱えた。
「ザザッ……ザッ……さん、やってみる? なんか弱っちそうだし、あの頭だけ鳥みたいなヤツ」
「ザザザ……ぐらいザザッリフを弱っちそうなんてザザッるのは。あれは凶獣っていうのよ? 普通は魔道士が100人で掛かっても、倒せないんだから」
「おいおい! さっきの悪魔も結構スゴそうな奴らだったぜ? ザザッらほんとにザザ何なんだ?」
雑音がひどいな。
それにしても、凶獣ヒッポグリフを前にして、何だ? この緊張感のない会話は……?
「あ。あの鳥頭、襲ってきたぞ? ザザザザザさん、やっちゃってよ」
「じゃあ、お言葉に甘えまして……! ザザッ! ザザザッ!」
「ザザザザッ……ザザザッ…ザーーーーーザザッ! ザザザッ!」
「ザザッいすごい! 今の、何連射?」
「フフ。200は撃ったと思うんだけど……ザザじゃ、行きましょザザザザザザー」
「以上です」
有り得ない……どう考えても、今のは。
「戦闘記録は、残っているか?」
「はっ。遠距離でしたので、若干正確性に欠けますが、残しております」
「良いだろう。読み上げてくれ」
「はい。参ります……ひと、戦闘開始、ふた、凶獣接近、みつ、魔道士Bによる火球206、よつ、凶獣沈黙。以上です」
シンプル過ぎて気持ちいいくらいだな。
「火球206は、本当に魔道士1人が放ったものなのだな?」
「はい」
間違いない。魔道士Bは、206もの火球を撃ち、たった一人でヒッポグリフを倒したのだ……!
「そしてこの戦闘記録には、注釈が付いております。今読みますか?」
「読んでくれ」
ここまで来れば、もう大抵の事では驚かんぞ?
「ヒッポグリフを倒した魔道士B及び、西門入ってすぐの戦闘により、上級悪魔5体を倒した魔道士A、ともに〝子ども〟です」
「な、何だとおおおお!?」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
