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8.散策する
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昼食後も整地作業だ。場所によっては穴が大きかったり多いので中々難しい。追加で入れるような土も無いので、他の所からもらってくるしかない。はっきり言って箒もどきだけでは全部やり切るのは厳しいと思った。
「プチコやめだやめっ」
午前に埋めた穴は2つほど。その埋めた場所に足を入れると思ったよりも足が沈むんだ。つまり土が足りていないということ。このまま進めるのは道具が足りない。それに【ガチャ】に頼りすぎていると食料が追い付かなくなってくる。だから食料問題も何とかしないといけない。
「ではこれからどうしますか?」
「そうだな…よし、ちょっと周辺を探索してみようか。何か食べ物とかあるかもしれないし」
「わかりました」
俺たちは丸太で囲った壁の向こう側を散策することにした。
囲った丸太をしまい、俺たちが通った後もう1度置きなおしておく。今回は散りあえず壁が見える範囲だけをぐるっと回りなら進むことにしようか。見える範囲なら迷わずに戻れるからな。
歩き始めて気がついたが、生えている木は大木ばかりではないようだ。それほど高くない木もぼちぼち見かける。そしてそういった木には花が咲いていたり、何か実がついているものもあるようで…まああれだ。見るだけだと流石にそれが何なのかはわからない。
「プチコ。木登りは得意か?」
「…やったことがありませんので何とも」
そりゃそうか。俺の住んでいたあの家でずっとメイドの子として過ごしていたんだろうしな。庭に登れるような木もなければ、そもそも使用人が登ったりしたら怒られる。そもそも聞くのが間違っていた。プチコの服装はメイド服で、スカートなんだ。
「俺が登るしかないか」
まあそういう俺だってアルムになってから木登りをした覚えはない。一応剣術程度は習ってはいるが、それとこれは別だからな。記憶を頼りやってみるしかない。
「よっ」
【アイテムボックス】から【ガチャ】で出た大岩を取り出し足元に置くと、まずはその上に上る。するとどうにか軽く跳ねれば最初の枝に届きそうな距離になった。掴まれないと尻から落ちるかもしれないが、俺は安全が保障されている状態だから問題はない。落ちたところで痛くもないし、怪我だってしない。
「よしっ」
問題なく手で枝を掴めたのでそのまま足をかけ枝の上へと登る。大岩もある意味ゴミだが使い方によってはありだな。とりあえず枝に上れたのでその枝に咲いている花を1つつまみ取り【アイテムボックス】へと放り込む。
「これリコーの花か」
【アイテムボックス】は言わずもなが便利だが、さらに便利なのがこうやってしまうと名称だけはわかることだろうか。今みたいに花の名前がわかると、のちに実がなるとしたら何の実がなるのかわかる。ちなみにリコーというのはいわゆるリンゴのことだ。今花が咲いているということはそのうち実が出来るだろう。俺は葉っぱを1枚むしり【ガチャ】に消費すると、地面へと飛び降りた。
「アルムさま~…いくら怪我をしないからってやめてください」
「この木リコーだってさ」
「え、そうなのですか? まだ実はないようですがこんな近くに食料になる木があったんですね」
俺がポンポンと幹を叩いている木をプチコが見上げた。俺も見上げその木を眺める。まあ…この木持ち帰るんだがね。
「あっ」
【アイテムボックス】に木をしまうとプチコが声をあげた。まあわかってはいてもいきなり消えるとつい声が出るものだ。
「ほらプチコ次の木行くぞ」
「あ、はい」
少し離れた場所にある木には実が出来ていた。流石にこれは見るだけで何なのかわかるな。なので確認もせずにそのまま【アイテムボックス】へ。
「岩の実ですか。私結構好きです」
「あ、そうだプチコ。周辺の土とか落ち葉とか少し【アイテムボックス】に集めておいてくれ」
「わかりましたー」
プチコが好きだと言った岩の実は胡桃。まるで岩のように硬いからそんな名前なんだそうだ。
「アルムさま。草にまぎれてハーブがありましたよ。スープとかの味付けに使えそうです」
「そりゃいいな。育てられるか?」
「どうでしょうか…やってみないとわからないですね」
当たり前か。普段とは違う環境で育てるんだから出来るとは言い切れないのは。まあそれは仕方がない。最悪出来なかった場合は毎回採取しに来ればいいだけだし。
「まあおいおいでいいか。どんどんいくぞ~」
「はいっ」
俺たちはさらに周辺を探して歩いた。だけど、この近くには他に新しい木は見つからずに終わった。だがハーブは3種類ほど見つかったらしい。それと薬草が1種類。それはアロエベラ。前の世界では様々な使い方をされたどちらかと言えば扱いとしては食品だったもの。まあ効果も似たようなもので、すりつぶして使えば外傷に聞く傷薬に。刻んで煮てからこした液は鎮静剤になる物だ。一応食べることも出来るらしいが、食べすぎるとお腹を壊すらしい。
「もうちょっと範囲拡大しないとだめか」
「そうみたいですね」
一応収穫はあったが種類が増やせなかったのが残念だった。
「プチコやめだやめっ」
午前に埋めた穴は2つほど。その埋めた場所に足を入れると思ったよりも足が沈むんだ。つまり土が足りていないということ。このまま進めるのは道具が足りない。それに【ガチャ】に頼りすぎていると食料が追い付かなくなってくる。だから食料問題も何とかしないといけない。
「ではこれからどうしますか?」
「そうだな…よし、ちょっと周辺を探索してみようか。何か食べ物とかあるかもしれないし」
「わかりました」
俺たちは丸太で囲った壁の向こう側を散策することにした。
囲った丸太をしまい、俺たちが通った後もう1度置きなおしておく。今回は散りあえず壁が見える範囲だけをぐるっと回りなら進むことにしようか。見える範囲なら迷わずに戻れるからな。
歩き始めて気がついたが、生えている木は大木ばかりではないようだ。それほど高くない木もぼちぼち見かける。そしてそういった木には花が咲いていたり、何か実がついているものもあるようで…まああれだ。見るだけだと流石にそれが何なのかはわからない。
「プチコ。木登りは得意か?」
「…やったことがありませんので何とも」
そりゃそうか。俺の住んでいたあの家でずっとメイドの子として過ごしていたんだろうしな。庭に登れるような木もなければ、そもそも使用人が登ったりしたら怒られる。そもそも聞くのが間違っていた。プチコの服装はメイド服で、スカートなんだ。
「俺が登るしかないか」
まあそういう俺だってアルムになってから木登りをした覚えはない。一応剣術程度は習ってはいるが、それとこれは別だからな。記憶を頼りやってみるしかない。
「よっ」
【アイテムボックス】から【ガチャ】で出た大岩を取り出し足元に置くと、まずはその上に上る。するとどうにか軽く跳ねれば最初の枝に届きそうな距離になった。掴まれないと尻から落ちるかもしれないが、俺は安全が保障されている状態だから問題はない。落ちたところで痛くもないし、怪我だってしない。
「よしっ」
問題なく手で枝を掴めたのでそのまま足をかけ枝の上へと登る。大岩もある意味ゴミだが使い方によってはありだな。とりあえず枝に上れたのでその枝に咲いている花を1つつまみ取り【アイテムボックス】へと放り込む。
「これリコーの花か」
【アイテムボックス】は言わずもなが便利だが、さらに便利なのがこうやってしまうと名称だけはわかることだろうか。今みたいに花の名前がわかると、のちに実がなるとしたら何の実がなるのかわかる。ちなみにリコーというのはいわゆるリンゴのことだ。今花が咲いているということはそのうち実が出来るだろう。俺は葉っぱを1枚むしり【ガチャ】に消費すると、地面へと飛び降りた。
「アルムさま~…いくら怪我をしないからってやめてください」
「この木リコーだってさ」
「え、そうなのですか? まだ実はないようですがこんな近くに食料になる木があったんですね」
俺がポンポンと幹を叩いている木をプチコが見上げた。俺も見上げその木を眺める。まあ…この木持ち帰るんだがね。
「あっ」
【アイテムボックス】に木をしまうとプチコが声をあげた。まあわかってはいてもいきなり消えるとつい声が出るものだ。
「ほらプチコ次の木行くぞ」
「あ、はい」
少し離れた場所にある木には実が出来ていた。流石にこれは見るだけで何なのかわかるな。なので確認もせずにそのまま【アイテムボックス】へ。
「岩の実ですか。私結構好きです」
「あ、そうだプチコ。周辺の土とか落ち葉とか少し【アイテムボックス】に集めておいてくれ」
「わかりましたー」
プチコが好きだと言った岩の実は胡桃。まるで岩のように硬いからそんな名前なんだそうだ。
「アルムさま。草にまぎれてハーブがありましたよ。スープとかの味付けに使えそうです」
「そりゃいいな。育てられるか?」
「どうでしょうか…やってみないとわからないですね」
当たり前か。普段とは違う環境で育てるんだから出来るとは言い切れないのは。まあそれは仕方がない。最悪出来なかった場合は毎回採取しに来ればいいだけだし。
「まあおいおいでいいか。どんどんいくぞ~」
「はいっ」
俺たちはさらに周辺を探して歩いた。だけど、この近くには他に新しい木は見つからずに終わった。だがハーブは3種類ほど見つかったらしい。それと薬草が1種類。それはアロエベラ。前の世界では様々な使い方をされたどちらかと言えば扱いとしては食品だったもの。まあ効果も似たようなもので、すりつぶして使えば外傷に聞く傷薬に。刻んで煮てからこした液は鎮静剤になる物だ。一応食べることも出来るらしいが、食べすぎるとお腹を壊すらしい。
「もうちょっと範囲拡大しないとだめか」
「そうみたいですね」
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