異世界人って本当ですか?

れのひと

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冒険者ギルド

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 冒険者ギルドにやってきました。朝ここで依頼を受けて森へ向かったのです。そしてまだ今はお昼にもなっていない時間…そう、依頼はまだ完遂していません。自称異世界人ことダイスにお金を自分で稼がせるため、ここを教えるのが早いと私は思い連れてきたのです。

「うおおぉぉーっ ここはもしかしなくても冒険者ギルドだな!」

 は、恥ずかしいっ 誰が見てもわかることをそんな大きな声で言うなんて…道ゆく人が笑いながら通りすぎて行きます。私は恥ずかしさのあまりそーっと距離をあけ他人のフリ。そしてギルドの中まで聞こえていたようで、自称異世界人ダイスと中に入ると馬鹿にしたような笑いがそこらで見られました。

「ほら、登録はこっちですよ」

 顔が熱くなるのを感じながら私は早足でカウンターへと向かう。手早く済ませてこの居心地の悪い空気から早く脱出したいのだ。

「なるほどなるほど。冒険者登録して依頼を達成すればお金が手に入るってことだな」
「流石に知ってるのね」

 どんなに田舎だろうと世界中これだけ沢山あるギルドを知らない人はいないだろう。あれ…? じゃあなんで私にお金をくれだなんて言ったのかな。

「テンプレテンプレってね」

 …どうしよう。意味がわからないんですけど。もしかして会話通じていると思っていたのは私だけだった…?

「つまり自分で稼ぐしかないってことなんだよな~ 面倒だな~」
「当たり前でしょうが…」
「ま、仕方ないか。サクサクっとこなして隠居生活といきますかっ」

 切り替えが早いのはいいことかもですが、依頼はそんなに簡単なものではありません。中には危険なものもあるのです。私だってまだまだ生活が苦しいのに後から来た人に負けるわけにはいかないのですよ?

「ようこそ冒険者ギルドへ。今日はどういった用件でしょうか?」
「ラミア、丁度よかったこの人の冒険者登録をお願いです」
「ユーナは依頼は終わったの?」
「まだですが、この人を連れてくることになったので」
「ふぅーんそうなのね」

 彼女はラミア。私のお友達です。冒険者ギルドのギルド員として今は働いています。少しだけ私と一緒に冒険者活動をしていたのですが、自分には向いていないと別の道へ進んだのです。一緒に冒険出来ないのが少しだけ残念ですが、こうしてギルドに来れば会えるので問題はないのですよ。

「それではこちらへ記入をお願いします」
「ほいほーい」

 ダイスが登録用紙に記入をしています。横からチラリと覗き込んでみたところ普通に文字は書けているもよう…やっぱり異世界人ではないのでしょう。そういえば最初から言葉は通じていました。

「登録完了です。ではこちらを腕に付けてください」
「…なんだこれ?」
「腕章です。この色で冒険者のランクがすぐにわかるようになっています」

 そう冒険者は色でランク分けされているのです。個人情報についてはギルドに保存保管されているので、そこで貢献度によって判断されランクも変わっていきます。

「カードじゃないのか~ まあいいけど。あっ お前も同じ白色だな!」

 何をがっかりしているのかわかりませんが、とりあえず余計なお世話ですっ
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