異世界人って本当ですか?

れのひと

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お泊り会

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 あーもう、あーもうっ 今日は本当に疲れたー! 普通に仕事するだけならここまでは疲れないのにあの自称異世界人に振り回されて、精神的にもくたくた。こんな日はラミアと共通の話題を話して気分をすっきりさせようっ

───コンコン

「ルーナ~」

 あれ? ラミアだ。今日はいつもより帰りが早い。

「はーい、今日は早いんだ…ね?」
「おーす、さっきぶり!」
「……」

 …な、な、なんでいるのよ!! というかラミアと一緒とか意味がわからないわっ ちゃんと宿を自分で探すようにいったじゃない…

「あのねルーナ、宿が空いていないそうなのよ」
「宿が空いていない…?」
「そうなんだ聞いてくれよっ ラミアさんに宿の場所聞いて全部周ってきたんだわ。だけどなんでか埋まって空きがないって言われてさ、ほんと困ったわけ。そしたらラミアさんが相談に乗ってくれるっていうからさ~」
「え、それってもしかして…」
「ごめんねルーナ宿かあくまででいいから、泊めてあげれないかな? ほら、私の家は両親もいて部屋空いてないし…」

 言っていることはわかる…わかるんだけど、気持ちが納得できない。私がこの得体のしれない自称異世界人と短い期間とはいえ過ごせと言うの? …ないわ~ 普通に考えてありえないわ。

「今日は私も泊まるから…ね?」
「う……仕方ないなぁ~」

 えーとダイスだっけ、こいつと一緒なのがいやだけど、ラミアが泊まってくれるのは地味にうれしい。最近はお互いの仕事の時間も違うからラミアは泊まってくれなかったのだ。たまーにある休日の前日にくらい。

「でもダイスの分の食事用意してないのよ?」
「平気平気っ 自分の分は持ってるから気にしないでいいよ」
「ならいいんだけど…と、とりあえずどうぞ?」

 すっかり入り口で話し込んでて忘れてた。

 早速私とラミアは食事のために席につく。あ、そういえば椅子もないな…予備の椅子を出してこないと…

「ん-と…これでいいか」

 は…何がこれでいいか…なのっ またどこから椅子を取り出した。しかも私達が使っているのより頑丈そうな金属がふんだんに使われている椅子だ。一般的は椅子は木で出来ていて、椅子に使う金属はせいぜい釘くらい。どう見てもあり得ない代物…

「…高そうな椅子ね」
「そう? これただのパイプ椅子なんだけどな」

 また知らない言葉…ほんとどこの国の人なんだろう。さっぱりわからないわ。

「まあいいわ…じゃあ悪いけど先に食べてるわね」
「へーい…俺は何を食べようかな~」

 ふっふっふっ…今日は少し奮発してちょっといい部分の肉を買ってきた。本当ならラミアと二人でゆっくりと楽しむはずだったんだけどね…その肉を焼いてパンと茹で野菜を用意した。コップの中身はただの水だけどね。お酒があればよかったんだけど、今日は肉にお金を使った分節約だ。

「おいしーっ この肉やばいわねっ」
「でしょでしょっ」

 いい肉にしておいてよかった~!
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