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第19話 出発準備
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セカンタへの移動を決めた私達は店などを見て歩き買い物を済ませ、一晩だけ空いていた宿で泊まらせていただきました。もちろん彼女が寝ている間に魔王としてのお仕事も忘れてはいません。レベルが上がっていますので少しだけ生まれてくる魔物も強くなっていることでしょう。明日が楽しみですね。
朝になり目を覚ましますと今日は彼女のほうが遅かったようです。といいますか私は仮眠程度に抑えましたので起きれましたが、彼女はまだ熟睡中ですね。
少し待ってみましたが彼女は起きません。そろそろ向かわなければならない時間ですので彼女は背負っていくことにしましょうかね。
本日受けた依頼は王都へと戻る商隊の雑用係。それほど規模の大きなものではないそうなので馬車は3台ほどだそうです。そういわれてもそれが多いのか少ないのか私にはわからないのですが…まあとりあえずその商隊のいわゆるお手伝いをするのが今回のお仕事ですね。私はいいのですが彼女に出来るかはわかりません。その商隊が北の門に集合するそうなので、私達もむかわなくてはいけないですね。
門につきますとすでに馬車は3台そろっていました。少し遅くなってしまったのでしょうか? とりあえず近くに人に窺ってみましょう。
「すみません、本日こちらの雑用係として依頼を受けたものですが、どのようにすればよろしいでしょうか?」
「ん~? ああ、なんとかぎりぎり参加してくれることになった雑用か…思ったより幼いな。仕事はちゃんと出来るのか?」
場所の所で周りに指示をだしていた男性が私達を見て疑いの視線を向けてきます。まあ…外見が幼いのは認めますけれども、とりあえずその視線はやめていただきたいですね。まだ彼女が寝ているからいいものの、起きていたら厄介なことになりそうですから。私は軽くうなずき笑顔を向けておきます。少しでも印象を良くしておきましょう。
「まあいい。エメア! エメア!!」
「はっ はいいいっ」
「ほら雑用来たぞ。後頼むわ」
「わ、わかりました…」
男性がエメアという人を呼びつけます。声をあげ現れたのは自身のなさげな女性です。そのエメアという女性がどうやら今回の仕事を教えてくれるようですね。
「エメアと言います。えーと…一応この商隊の専属雑用になります」
「アルクです。この背中の子はマイルと言いますがあまりお役に立てないかもしれないですが大丈夫でしょうか? もちろんその分僕が頑張りますので」
これは重要なことなので先に言っておかなければいけないことです。
「ふふっ 大丈夫ですよ。それほど難しい仕事はないですから」
エメアという女性は優しく微笑みました。そうだといいのですけどね…
それから仕事の内容の教えていただきました。そうですね…確かに難しい内容ではないみたいです。荷物の管理や片付け掃除、移動中は主に商品の手入れや商隊の人達の服を繕ったり食事の下準備などのようです。
「では出発前の仕事をやりましょうか」
どうやら出発前に荷物の最終確認を行うらしいです。荷物のリストに書かれている内容に従い積み荷を順番に確認します。背中に背負っていた彼女を床に寝かせ、リストを半分受け取り私も参加することにしましょう。
「こっちの鍵付きの箱は触らないようにお願いしますね」
「何が入っているのですか?」
「鍵付きは商品なので、私達が開ける必要も確認する必要もないのです。むしろ下手に触って何かがなくなったとかになったら…私達のせいになってしまいますから」
なるほど、それは厄介ですね。ちゃんと彼女にも後で言っておきましょう。
それからエメアと私の2人で荷物の確認を終えると間もなく馬車の出発する時間になったのでした。
朝になり目を覚ましますと今日は彼女のほうが遅かったようです。といいますか私は仮眠程度に抑えましたので起きれましたが、彼女はまだ熟睡中ですね。
少し待ってみましたが彼女は起きません。そろそろ向かわなければならない時間ですので彼女は背負っていくことにしましょうかね。
本日受けた依頼は王都へと戻る商隊の雑用係。それほど規模の大きなものではないそうなので馬車は3台ほどだそうです。そういわれてもそれが多いのか少ないのか私にはわからないのですが…まあとりあえずその商隊のいわゆるお手伝いをするのが今回のお仕事ですね。私はいいのですが彼女に出来るかはわかりません。その商隊が北の門に集合するそうなので、私達もむかわなくてはいけないですね。
門につきますとすでに馬車は3台そろっていました。少し遅くなってしまったのでしょうか? とりあえず近くに人に窺ってみましょう。
「すみません、本日こちらの雑用係として依頼を受けたものですが、どのようにすればよろしいでしょうか?」
「ん~? ああ、なんとかぎりぎり参加してくれることになった雑用か…思ったより幼いな。仕事はちゃんと出来るのか?」
場所の所で周りに指示をだしていた男性が私達を見て疑いの視線を向けてきます。まあ…外見が幼いのは認めますけれども、とりあえずその視線はやめていただきたいですね。まだ彼女が寝ているからいいものの、起きていたら厄介なことになりそうですから。私は軽くうなずき笑顔を向けておきます。少しでも印象を良くしておきましょう。
「まあいい。エメア! エメア!!」
「はっ はいいいっ」
「ほら雑用来たぞ。後頼むわ」
「わ、わかりました…」
男性がエメアという人を呼びつけます。声をあげ現れたのは自身のなさげな女性です。そのエメアという女性がどうやら今回の仕事を教えてくれるようですね。
「エメアと言います。えーと…一応この商隊の専属雑用になります」
「アルクです。この背中の子はマイルと言いますがあまりお役に立てないかもしれないですが大丈夫でしょうか? もちろんその分僕が頑張りますので」
これは重要なことなので先に言っておかなければいけないことです。
「ふふっ 大丈夫ですよ。それほど難しい仕事はないですから」
エメアという女性は優しく微笑みました。そうだといいのですけどね…
それから仕事の内容の教えていただきました。そうですね…確かに難しい内容ではないみたいです。荷物の管理や片付け掃除、移動中は主に商品の手入れや商隊の人達の服を繕ったり食事の下準備などのようです。
「では出発前の仕事をやりましょうか」
どうやら出発前に荷物の最終確認を行うらしいです。荷物のリストに書かれている内容に従い積み荷を順番に確認します。背中に背負っていた彼女を床に寝かせ、リストを半分受け取り私も参加することにしましょう。
「こっちの鍵付きの箱は触らないようにお願いしますね」
「何が入っているのですか?」
「鍵付きは商品なので、私達が開ける必要も確認する必要もないのです。むしろ下手に触って何かがなくなったとかになったら…私達のせいになってしまいますから」
なるほど、それは厄介ですね。ちゃんと彼女にも後で言っておきましょう。
それからエメアと私の2人で荷物の確認を終えると間もなく馬車の出発する時間になったのでした。
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