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旅支度
48. フィレーネ
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ガチャポイント:16030→18604
フワフワ草×18
ワサワサ草×9
クルクル草×1
くそう…ポイントはうまかったがネコルーには一度も勝てなかった。そして町の壁側に戻ってきて職員さんと別れたんだが、あのまま職員さんはもう確認もせずに帰っていったんだよね…これちゃんと報酬もらえるのかな? まあとりあえずこのままここで昼食にしよう。
ガチャポイント:18604→18104
茶碗蒸し
キャベツ
ドライイースト100g
板チョコレート(ビター)
水の入ったコップ
ポップコーン
牛乳1L
梨5個
コンビニ弁当(ホイコーロー)
チューブショウガ
2Lのペットボトル(水)
うーん…俺が食べるものは出てるけどネコルーはどれなら食べれるだろう。雑食って言ってたよな…ある程度量もいるから困るな。まあ昼は少し軽めでもいいだろう。
「りんご食べるか~?」
「ル~」
おっ 食べるんだ…普通の猫は食べないよな。やっぱ猫じゃないのかも? おっと俺も何か食べないと。そうだな…今出た弁当でいいか。
「ルー?」
「もう3個食べちゃったのっ」
こりゃー食費がやばいねほんと。夕食はネコルーも分ももらえないか聞いてみよう…
午後からは王都に行くための準備も兼ねて中央広場で色々物色をする。そういえば王都までってその日のうちにつくんだろうか? 自分の感覚だと国内ならその日の間に移動できるものだと思ってたんだけど、よく考えたらこの世界の交通手段とか知らないわ。そうだそこで丁度ルーが店出してるしちょっと聞いてみるか。
「ルー売れてるかい?」
「あ、リョータさんこんにちは。買い物ですか?」
「まあそんなとこなんだけど、今度王都へ行くことになってさ…何を準備したらいいかなーと」
「え…王都にいくんですか…フィレーネにはもう戻らないとかです??」
「フィレーネ?」
初めて聞く言葉なんだが…なんだ?
「あれ? この町の名前ですけど言いませんでしたっけ…」
聞いたことないっ あれ? 気のせいか?? いや、聞いてないって。
「そうなんだ?」
「まあいいですが、王都からは戻ることはもうないんでしょうか」
「うーんそうだな…ちょっとわからないかも」
だってしかたないじゃない、この世界に決まった家もなければ目的もないんだから。ガチャを楽しみつつその日その日をただぼんやりと生きているだけ…何か見つけられるといいな!
「…えーと何を準備したらいいかでしたよね。でしたらまず王都までは5日ほどかかりますのでその間の食料と…」
「5日!?」
「は、はいそうですよ? 後は野宿もあるでしょうからそのための毛布や、予算があるんでしたらテントや寝袋もいいかもですね。あっ それと念のためにポーションもいるかもです。まれに魔物に会うこともあるので」
…うわー荷物多いな。それに魔物も出るのか…だから護衛とかがいるんだな。
「それにもしかしたらですけど盗賊とかもいるかもしれないです…」
盗賊って…物騒だなおい。
フワフワ草×18
ワサワサ草×9
クルクル草×1
くそう…ポイントはうまかったがネコルーには一度も勝てなかった。そして町の壁側に戻ってきて職員さんと別れたんだが、あのまま職員さんはもう確認もせずに帰っていったんだよね…これちゃんと報酬もらえるのかな? まあとりあえずこのままここで昼食にしよう。
ガチャポイント:18604→18104
茶碗蒸し
キャベツ
ドライイースト100g
板チョコレート(ビター)
水の入ったコップ
ポップコーン
牛乳1L
梨5個
コンビニ弁当(ホイコーロー)
チューブショウガ
2Lのペットボトル(水)
うーん…俺が食べるものは出てるけどネコルーはどれなら食べれるだろう。雑食って言ってたよな…ある程度量もいるから困るな。まあ昼は少し軽めでもいいだろう。
「りんご食べるか~?」
「ル~」
おっ 食べるんだ…普通の猫は食べないよな。やっぱ猫じゃないのかも? おっと俺も何か食べないと。そうだな…今出た弁当でいいか。
「ルー?」
「もう3個食べちゃったのっ」
こりゃー食費がやばいねほんと。夕食はネコルーも分ももらえないか聞いてみよう…
午後からは王都に行くための準備も兼ねて中央広場で色々物色をする。そういえば王都までってその日のうちにつくんだろうか? 自分の感覚だと国内ならその日の間に移動できるものだと思ってたんだけど、よく考えたらこの世界の交通手段とか知らないわ。そうだそこで丁度ルーが店出してるしちょっと聞いてみるか。
「ルー売れてるかい?」
「あ、リョータさんこんにちは。買い物ですか?」
「まあそんなとこなんだけど、今度王都へ行くことになってさ…何を準備したらいいかなーと」
「え…王都にいくんですか…フィレーネにはもう戻らないとかです??」
「フィレーネ?」
初めて聞く言葉なんだが…なんだ?
「あれ? この町の名前ですけど言いませんでしたっけ…」
聞いたことないっ あれ? 気のせいか?? いや、聞いてないって。
「そうなんだ?」
「まあいいですが、王都からは戻ることはもうないんでしょうか」
「うーんそうだな…ちょっとわからないかも」
だってしかたないじゃない、この世界に決まった家もなければ目的もないんだから。ガチャを楽しみつつその日その日をただぼんやりと生きているだけ…何か見つけられるといいな!
「…えーと何を準備したらいいかでしたよね。でしたらまず王都までは5日ほどかかりますのでその間の食料と…」
「5日!?」
「は、はいそうですよ? 後は野宿もあるでしょうからそのための毛布や、予算があるんでしたらテントや寝袋もいいかもですね。あっ それと念のためにポーションもいるかもです。まれに魔物に会うこともあるので」
…うわー荷物多いな。それに魔物も出るのか…だから護衛とかがいるんだな。
「それにもしかしたらですけど盗賊とかもいるかもしれないです…」
盗賊って…物騒だなおい。
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