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王都までの旅路
69. スキルと魔法の検証
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夕食が終わると外はだいぶ薄暗くなってきていた。ヨルさん達も馬車の中に魔道具で寝る場所を確保しているらしく、すでに外にはいない。食事のために村の外で自由にさせておいたネコルーを呼び戻し洗浄。夜中とかに血だらけで村に戻ってきたらみんな驚いてしまうからね。で、夜の間はネコルーは寝室に入っていてもらう。
「それはなんですか?」
「ああ余分に炊いておいたご飯をこうやって握っておけば朝食にできるだろう?」
「ただ丸めただけじゃないですか」
「これはこれでいいんだよ」
朝のためにおにぎりを握っているとノノさんが話しかけてきた。というかこの子いつまで俺のところにいるんだろうか…みんな巡回に周って警戒したり、すでにテントで休んでいるというのに。
「ノノさんは休まないの?」
「リョータ様が休まれれば休みますけど?」
なんでだよっ 俺のことは放っておいて早く自分のテントに行って欲しいんだけど…この後まだ使ったことがないスキルや魔法を検証しようと思っているのに! いやまてよ、むしろ協力してもらえばいいのか? 1人だと出来ないことも出来るかもしれないし…ありだな。
小ぶりのおにぎりが9個出来た。まあ少し少なめだが汁物とちょこっとおかずを付ければいいかな。
「ノノさん」
「なんでしょうか?」
「スキルと魔法を少し練習したいんだけど付き合ってもらえる?」
「それは構いませんが、室内で行うのでしょうか…」
「あー…じゃあ外にしようか」
「え、でもっ」
何かノノさんが言いかけたけど気にせず俺は外に出てみた。結構暗くなってはいるがまだ何とか見えるくらいだ。これなら練習も出来そうだね。
「リョータ様どこですかー?」
「?」
調理場から外に出たノノさんが俺を探している。いや…目の前にいるんだけど??
「外はもう真っ暗ですからテントに戻れなくなりますよー」
「え? 俺まだ見えるけど…」
「きゃっ 声からするとかなり近くにいますか…?」
ん~…? これはあれかっ たしかスキルに視力増加ってやつが増えてたはず。なるほどね、真っ暗でも少し見えるようになるんだ。でもノノさんが見えないとなるとどうしようか? 外じゃないと試せないものだけ外にすればいいか。
「中に戻るよ」
「あ、はいっ」
調理場の中に戻った俺たちはそのまま浴室へ移動した。寝室ではネコルーがすでに寝てたので起こしたらかわいそうだからね。あと流石に調理場ではやるべきじゃないと思ったから。
では順番にいこうかな。まずは魔法で浮遊。使うとふわりと浮き上がり歩くのは向いていなさそう。床を踏みしめる感覚がなくフワフワとしている。ノノさんにどのくらい浮いているか確認してもらったら15cmほどだった。お次は隠蔽。説明を見るとステータスを隠せそうだけど、多分他も可能。試しに俺のポケットに突っ込んである時刻みを手のひらに置いてこれを隠すように使用。俺の目には見えているがノノさんは突然見えなくなって驚いていた。
あとここで試せるのはスキルかな? 送風を使用。目の前のノノさんの髪の毛がぐちゃぐちゃになって怒られた。ネコだましをノノさんに使ったら一瞬ノノさんが驚いてキョロキョロと周りを見ていた。効果時間中使用者を見失うようだ。3秒じゃほんとに隙を作ることが出来るかどうか微妙なところだね。残りは裁縫とメイドだが…これはまあいいか。機会があったらということで!
室内で試せるものが終わったので後は外でやるしかない。ノノさんと手を繋ぎ外へ出る。外で試すのは2つだけ。まずは一つ目索敵だ。魔力を消費し使ってみる。すぐ近くにあるヨルさん達がいる馬車のほうを調べてみた。視界に見えているが外に1人、馬車の中にも1人…おや、魔道具の中にいる人はわからないみたいだ。普通に人数が合わない。まあそういうものなんだろう。とりあえず生き物がいるという感覚だけを感じた。
「ノノさん最後のスキルを試すんだけどちょっと上を見てもらえるかな?」
「上ですか…上も少しだけ星の明かりが見えるだけで他には…え?」
最後のスキルは流星。何に使うのかわからないスキルだった。とりあえず流れ星を出すとあるから空に出るのは間違いないだろうと思ったわけだ。もちろんちゃんと空にはキラキラと輝く星たちが流れていた。
「それはなんですか?」
「ああ余分に炊いておいたご飯をこうやって握っておけば朝食にできるだろう?」
「ただ丸めただけじゃないですか」
「これはこれでいいんだよ」
朝のためにおにぎりを握っているとノノさんが話しかけてきた。というかこの子いつまで俺のところにいるんだろうか…みんな巡回に周って警戒したり、すでにテントで休んでいるというのに。
「ノノさんは休まないの?」
「リョータ様が休まれれば休みますけど?」
なんでだよっ 俺のことは放っておいて早く自分のテントに行って欲しいんだけど…この後まだ使ったことがないスキルや魔法を検証しようと思っているのに! いやまてよ、むしろ協力してもらえばいいのか? 1人だと出来ないことも出来るかもしれないし…ありだな。
小ぶりのおにぎりが9個出来た。まあ少し少なめだが汁物とちょこっとおかずを付ければいいかな。
「ノノさん」
「なんでしょうか?」
「スキルと魔法を少し練習したいんだけど付き合ってもらえる?」
「それは構いませんが、室内で行うのでしょうか…」
「あー…じゃあ外にしようか」
「え、でもっ」
何かノノさんが言いかけたけど気にせず俺は外に出てみた。結構暗くなってはいるがまだ何とか見えるくらいだ。これなら練習も出来そうだね。
「リョータ様どこですかー?」
「?」
調理場から外に出たノノさんが俺を探している。いや…目の前にいるんだけど??
「外はもう真っ暗ですからテントに戻れなくなりますよー」
「え? 俺まだ見えるけど…」
「きゃっ 声からするとかなり近くにいますか…?」
ん~…? これはあれかっ たしかスキルに視力増加ってやつが増えてたはず。なるほどね、真っ暗でも少し見えるようになるんだ。でもノノさんが見えないとなるとどうしようか? 外じゃないと試せないものだけ外にすればいいか。
「中に戻るよ」
「あ、はいっ」
調理場の中に戻った俺たちはそのまま浴室へ移動した。寝室ではネコルーがすでに寝てたので起こしたらかわいそうだからね。あと流石に調理場ではやるべきじゃないと思ったから。
では順番にいこうかな。まずは魔法で浮遊。使うとふわりと浮き上がり歩くのは向いていなさそう。床を踏みしめる感覚がなくフワフワとしている。ノノさんにどのくらい浮いているか確認してもらったら15cmほどだった。お次は隠蔽。説明を見るとステータスを隠せそうだけど、多分他も可能。試しに俺のポケットに突っ込んである時刻みを手のひらに置いてこれを隠すように使用。俺の目には見えているがノノさんは突然見えなくなって驚いていた。
あとここで試せるのはスキルかな? 送風を使用。目の前のノノさんの髪の毛がぐちゃぐちゃになって怒られた。ネコだましをノノさんに使ったら一瞬ノノさんが驚いてキョロキョロと周りを見ていた。効果時間中使用者を見失うようだ。3秒じゃほんとに隙を作ることが出来るかどうか微妙なところだね。残りは裁縫とメイドだが…これはまあいいか。機会があったらということで!
室内で試せるものが終わったので後は外でやるしかない。ノノさんと手を繋ぎ外へ出る。外で試すのは2つだけ。まずは一つ目索敵だ。魔力を消費し使ってみる。すぐ近くにあるヨルさん達がいる馬車のほうを調べてみた。視界に見えているが外に1人、馬車の中にも1人…おや、魔道具の中にいる人はわからないみたいだ。普通に人数が合わない。まあそういうものなんだろう。とりあえず生き物がいるという感覚だけを感じた。
「ノノさん最後のスキルを試すんだけどちょっと上を見てもらえるかな?」
「上ですか…上も少しだけ星の明かりが見えるだけで他には…え?」
最後のスキルは流星。何に使うのかわからないスキルだった。とりあえず流れ星を出すとあるから空に出るのは間違いないだろうと思ったわけだ。もちろんちゃんと空にはキラキラと輝く星たちが流れていた。
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