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王都までの旅路
77. ノノさんのスパルタ教室
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治療を終えた護衛の人はほんの5分ほど腰を休めると荷馬車の外へと飛び出していった。多分今外でおきていることに参加しに…
「はあ…知ってはいましたが本当にこういったことに慣れていないのですね」
荷馬車についてしまった血をふき取りながらノノさんが話しかけてきた。
「…俺の住んでいたところは平和だったからね。もちろん他の国とかで戦争をしているところとかはあったけど、直接体験する機会なんてなかったしな」
「うらやましいことですが、少しづつでも慣れていきませんと早死にしますよ?」
…そうここはそういったことが当たり前の世界なんだ。気を引き締めていかないとあっさりと死んでしまう。ガチャとかちょっと楽しくてそんなことすらわかっていなかった…というか実感がなかった。
「…どうすれば慣れる?」
「そうですね…数踏めば慣れると思いますけども、どうせなら少し体験してみますか」
「え?」
「結界使えましたよね? ご自身にかけてちょっと馬車の外に出て見ましょう」
「は?」
「結界の内容は自分に害をなすもので厚めにかけてください。その結界にひびが入るまで外で矢を受けましょうか?」
そういえばいまだカツンカツンと荷馬車に何かが当たる音が聞こえていた。つまり外に出たら矢に狙われるってことだよな?
「慣れたいんですよね? 結界が効いている間は平気ですよ? それとも自身がないんですか? このままずっと守られ続けるんですか?」
「わ、わかった! 今かけるからっ ……結界!!」
ノノさんに言われたように自分に結界をかけた。ノノさんにもかけるか聞いたらいらないと断られた…つまりノノさんは怖いと思っていないってことだ…くそう。先にノノさんが出てその後に続いてそっと外に出てみる。外を見ていない間に何人かの人が倒れていた。まあどれも多分襲ってきた側だけど。
「ぐ…っ」
あたりに血の匂いが広がっている。思わず口を押え目をそらしそうになった。
「ちゃんと見てください。これが現実なんですよ。それよりもせっかく外にでたのですから働きましょうか」
「…は?」
血の匂いや矢が飛んでくる恐怖と戦いながら働けと…鬼かっ
「まずはアルバトロス様の負担を軽減してさしあげてください」
「軽減って言われても…」
アルバトロスのほうを見る。馬車と荷馬車の間で馬に乗ったまま周辺を見渡したまにプロテクトを張りなおしている。
「ん-…ノノさんプロテクトの効果は?」
「規定ダメージの防御です。レベルがわかりませんからなんとも言えませんけど、蓄積ダメージがその数値を越えると解除されます」
「えーと…つまり俺の結界を厚くかければアルバトロスが魔法で戦えるようになる??」
「はいそうです。馬車2台と馬たちに結界をかける魔力はありますか?」
どうだろう…? ステータスカードを取り出し現在の魔力残量を確認する。自分に掛けた結界の使用量はどうやら100らしい。300/400となっている。馬は全部で8頭…馬に掛けるのは俺と同じ量で大丈夫だと思う。ただ馬車は大きいので多分2倍…それが2つだ。必要魔力量は1200ってことか。ポーションを6本飲めば足りるな。
「ポーションの使用上限ってある?」
「ありませんが、やはり水分ですので飲める限界はありますよ」
「じゃあなんとかなるっ」
右手にステータスカード、左手にポーションを持ちながら俺は次々と結界をかけていった。ちなみに飲みすぎて吐いてしまった場合、使用して減った分の魔力がどうなるんだろう…とかちょっと思ったが怖くて聞けなかった。
「はあ…知ってはいましたが本当にこういったことに慣れていないのですね」
荷馬車についてしまった血をふき取りながらノノさんが話しかけてきた。
「…俺の住んでいたところは平和だったからね。もちろん他の国とかで戦争をしているところとかはあったけど、直接体験する機会なんてなかったしな」
「うらやましいことですが、少しづつでも慣れていきませんと早死にしますよ?」
…そうここはそういったことが当たり前の世界なんだ。気を引き締めていかないとあっさりと死んでしまう。ガチャとかちょっと楽しくてそんなことすらわかっていなかった…というか実感がなかった。
「…どうすれば慣れる?」
「そうですね…数踏めば慣れると思いますけども、どうせなら少し体験してみますか」
「え?」
「結界使えましたよね? ご自身にかけてちょっと馬車の外に出て見ましょう」
「は?」
「結界の内容は自分に害をなすもので厚めにかけてください。その結界にひびが入るまで外で矢を受けましょうか?」
そういえばいまだカツンカツンと荷馬車に何かが当たる音が聞こえていた。つまり外に出たら矢に狙われるってことだよな?
「慣れたいんですよね? 結界が効いている間は平気ですよ? それとも自身がないんですか? このままずっと守られ続けるんですか?」
「わ、わかった! 今かけるからっ ……結界!!」
ノノさんに言われたように自分に結界をかけた。ノノさんにもかけるか聞いたらいらないと断られた…つまりノノさんは怖いと思っていないってことだ…くそう。先にノノさんが出てその後に続いてそっと外に出てみる。外を見ていない間に何人かの人が倒れていた。まあどれも多分襲ってきた側だけど。
「ぐ…っ」
あたりに血の匂いが広がっている。思わず口を押え目をそらしそうになった。
「ちゃんと見てください。これが現実なんですよ。それよりもせっかく外にでたのですから働きましょうか」
「…は?」
血の匂いや矢が飛んでくる恐怖と戦いながら働けと…鬼かっ
「まずはアルバトロス様の負担を軽減してさしあげてください」
「軽減って言われても…」
アルバトロスのほうを見る。馬車と荷馬車の間で馬に乗ったまま周辺を見渡したまにプロテクトを張りなおしている。
「ん-…ノノさんプロテクトの効果は?」
「規定ダメージの防御です。レベルがわかりませんからなんとも言えませんけど、蓄積ダメージがその数値を越えると解除されます」
「えーと…つまり俺の結界を厚くかければアルバトロスが魔法で戦えるようになる??」
「はいそうです。馬車2台と馬たちに結界をかける魔力はありますか?」
どうだろう…? ステータスカードを取り出し現在の魔力残量を確認する。自分に掛けた結界の使用量はどうやら100らしい。300/400となっている。馬は全部で8頭…馬に掛けるのは俺と同じ量で大丈夫だと思う。ただ馬車は大きいので多分2倍…それが2つだ。必要魔力量は1200ってことか。ポーションを6本飲めば足りるな。
「ポーションの使用上限ってある?」
「ありませんが、やはり水分ですので飲める限界はありますよ」
「じゃあなんとかなるっ」
右手にステータスカード、左手にポーションを持ちながら俺は次々と結界をかけていった。ちなみに飲みすぎて吐いてしまった場合、使用して減った分の魔力がどうなるんだろう…とかちょっと思ったが怖くて聞けなかった。
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