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お披露目会
84. 商店街で買出し
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たけ達との話し合いが終わった。明日お披露目会がありそれが終わった次の日ダンジョンへ行くそうだ。つまりそれまで俺は自由ってことだ。となれば明後日からのダンジョンのためにまずは予定通り買出しをしよう。
王都は中央に城があり城の北側が貴族街。中央左側が職人街、右側が商店街。そして南側が平民街となっていた。ちなみに冒険者ギルドがあるのは商店街。商人ギルドは職人街にあるそうだ。ここには職人ギルドというのも職人街にあるらしいのだが、まあ俺がお世話になる予定は今のところない。
「まずは何を見ましょう?」
「そうだな…やっぱり野菜かな? あとあるなら魚も見たいところ」
「ではこっちの通りですね」
もちろん肉も追加したいが先にないものを埋めておきたい。商店街を歩き色々と物色。早速見つけたレタスっぽい野菜を2つ購入で、銅貨3枚。そして芋が何種類か並んでいるのを見つけた。フィレーネでも芋は売っていたが出来が悪いのか小さくて形の悪い物しか見かけなかったので買わなかったんだけど、ここではしっかりとしたサイズで売られている。まあその時はたんに売れちゃって残り物だけしかなかったのかもしれないんだけどね? で、芋はどれがどれだかはよくわからないがどれもが同じ値段で並んでいたので、男爵っぽいのを2k、サトイモっぽいのを1k、それとサツマイモみたいなものを1k購入して銀貨1枚とまけてくれた。とりあえず芋があれば何か作れるだろうというあれだ。
そして魚! やっぱり生魚は売っていなかった…残念。海が近い町にでも行ったら大量購入したいところ。でも王都では煮干しと干物が手に入った。煮干しは500g、干物は1k購入して銀貨2枚かかった。おっと…肉も買い足さないとしまうスペースが足りなくなってしまう。少し道を戻り肉を扱っている店に。
「あ」
その途中小麦粉などを扱っている店を見つけた。小麦粉も種類があって値段がまちまち。その質で作れるパンがちがうらしい。鑑定を使いながらどれがいいか見ていると米粉を見つけた。米粉があるってことは米があるってことだからね。
「すいませーん。この粉の元となった穀物ってどこで買えますか?」
「ああそれかい? それならうちであつかってるよ。だけど粉になる前が欲しいって変わってるね」
どうやら米はこの世界では粉にして使うものだったようだ。加工前の物だけど売ってもらえた。ちょっと重たいがインベントリにしまえば問題がないので10k入りを10袋、金貨1枚。意外に安い。だけど米粉2kは銀貨1枚…どうやら加工に手間がかかるみたいだな。あとは小麦粉というか強力粉っぽいやつを買っておいた。パン用だね。5kで銀貨1枚。薄力粉っぽいのも同じく5k銀貨1枚で購入。
そして今度こそ肉を買おう。鳥は使ってないからなしで豚みたいなやつのバラ肉を2k。牛肉っぽいのも2kだ。合わせて銀貨4枚でフィレーネで買うより高かった。
「あれ…?」
「どうかしましたか?」
「知り合いに似た人がいたからちょっとね」
食材を買い終え、商店街を歩いているとルーに似た子を見かけた。まあ似た人なんていくらでもいるだろうから気にすることじゃない。しかも俺たちが王都に行くのを言ってあるんだから来るのならルーだって言っていただろ。だから多分人違いだね。
王都は中央に城があり城の北側が貴族街。中央左側が職人街、右側が商店街。そして南側が平民街となっていた。ちなみに冒険者ギルドがあるのは商店街。商人ギルドは職人街にあるそうだ。ここには職人ギルドというのも職人街にあるらしいのだが、まあ俺がお世話になる予定は今のところない。
「まずは何を見ましょう?」
「そうだな…やっぱり野菜かな? あとあるなら魚も見たいところ」
「ではこっちの通りですね」
もちろん肉も追加したいが先にないものを埋めておきたい。商店街を歩き色々と物色。早速見つけたレタスっぽい野菜を2つ購入で、銅貨3枚。そして芋が何種類か並んでいるのを見つけた。フィレーネでも芋は売っていたが出来が悪いのか小さくて形の悪い物しか見かけなかったので買わなかったんだけど、ここではしっかりとしたサイズで売られている。まあその時はたんに売れちゃって残り物だけしかなかったのかもしれないんだけどね? で、芋はどれがどれだかはよくわからないがどれもが同じ値段で並んでいたので、男爵っぽいのを2k、サトイモっぽいのを1k、それとサツマイモみたいなものを1k購入して銀貨1枚とまけてくれた。とりあえず芋があれば何か作れるだろうというあれだ。
そして魚! やっぱり生魚は売っていなかった…残念。海が近い町にでも行ったら大量購入したいところ。でも王都では煮干しと干物が手に入った。煮干しは500g、干物は1k購入して銀貨2枚かかった。おっと…肉も買い足さないとしまうスペースが足りなくなってしまう。少し道を戻り肉を扱っている店に。
「あ」
その途中小麦粉などを扱っている店を見つけた。小麦粉も種類があって値段がまちまち。その質で作れるパンがちがうらしい。鑑定を使いながらどれがいいか見ていると米粉を見つけた。米粉があるってことは米があるってことだからね。
「すいませーん。この粉の元となった穀物ってどこで買えますか?」
「ああそれかい? それならうちであつかってるよ。だけど粉になる前が欲しいって変わってるね」
どうやら米はこの世界では粉にして使うものだったようだ。加工前の物だけど売ってもらえた。ちょっと重たいがインベントリにしまえば問題がないので10k入りを10袋、金貨1枚。意外に安い。だけど米粉2kは銀貨1枚…どうやら加工に手間がかかるみたいだな。あとは小麦粉というか強力粉っぽいやつを買っておいた。パン用だね。5kで銀貨1枚。薄力粉っぽいのも同じく5k銀貨1枚で購入。
そして今度こそ肉を買おう。鳥は使ってないからなしで豚みたいなやつのバラ肉を2k。牛肉っぽいのも2kだ。合わせて銀貨4枚でフィレーネで買うより高かった。
「あれ…?」
「どうかしましたか?」
「知り合いに似た人がいたからちょっとね」
食材を買い終え、商店街を歩いているとルーに似た子を見かけた。まあ似た人なんていくらでもいるだろうから気にすることじゃない。しかも俺たちが王都に行くのを言ってあるんだから来るのならルーだって言っていただろ。だから多分人違いだね。
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