【本編完結】異世界に召喚されわがまま言ったらガチャのスキルをもらった

れのひと

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フランモネで仕事をする

191. 仕事を受ける

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 冒険者ギルドの壁に貼られている仕事を眺め、俺が出来るものがないかシズクに読んでもらっている。この町では雑用的なものは他に仕事としてやる人達がいるらしく、主にこのギルドで出来る仕事というと主に討伐系になるんだそうだ。さっきから魔物の名前ばかりシズクが口にするので聞いてみたんだ。

「草取りとかゴミ拾いとかでいいんだが? あ、掃除でもいいぞ」
「はあ? んなもんあるわけねぇだろうが…あーあれだ採取系ならないこともないぞ」

 採取系って言うと薬草とか毒草とか…木の実の採取もそうなのかな? でもそれはお金には出来るがポイントにはならない。どうせならお金になりつつもポイントにも出来る方が嬉しい。となるとやっぱり討伐系しかないてことかな。だが、さっきから魔物の名前をあげられているけれどはっきり言って強さも見た目も全くわからない。つまり討伐対象をどれにすればいいのか決められないってことだ。

「シズクだったらどの辺をやるんだ?」
「俺か? そうだな…」

 まあシズクがどんなのが討伐出来るのか聞いてみるのが早いよな。というかそれしか判断材料がない。ぶっちゃけどうせ一緒に行くのならシズクが狩れれば問題ないってことな。俺が狩れるかどうかはわからんが、ステータスだけならきっと俺のが上だろう。

「このあたりかな」

 何々…って紙だけ渡されても読めんわ。えーと、ここが討伐対象が書かれているところだったっけね。文字の一部を鑑定して討伐対象の名前を確認する。

「…オーク?」
「そ、ぼちぼち稼げて肉も手に入る」

 肉かよ! でも確かオークって豚みたいなもんだって聞いたこともあるし、つまりこいつは豚肉狩りをしようと言っているわけだな。

「強さ的にはどうなんだ?」
「俺は18レベルだけどよゆーだぜ」
「ちなみにステータスで一番高い数値は?」
「んーと、速さが82で力が次いで64かな」

 あー…うん、つまり俺でも余裕ってことだ。

「リョータはどうなんだよ」
「俺は知力が320で他が32」
「知力高いな! でも他が32か…ちょっと厳しいか? だけど魔法とかで倒せばいいんだし問題ないか」

 桁を1つ隠してあるこれでも知力は高いのか…だけどシズクよ、俺は攻撃魔法は一つも持っていない。つまり…

「いや、武器はナイフだが? あと一応杖も持っているよ」
「魔法のほうがよくないか?」
「そういわれても攻撃魔法は持ってないからな」
「なんだよ! 完全に回復支型なのかよっ」

 違う。ただの戦闘に慣れていないけど相手を拘束してごり押しで殴ってさらに回復も出来るってだけだ。どちらかと言えばスキルとかは生産系だと思う。あまり使ってないが。

「まあ俺が狩れるし試す分にはいいか。怪我しても回復出来るしな」
「頼りにしてるよ。俺魔物の討伐とかほとんどやったことがないからさ」
「今までどうやって稼いでたんだよ」
「だから草取りとかの雑用系」

 おい、なんでそんな残念そうな目を向けてくるんだよ! 別に戦えなくたって稼げてたし問題ないだろう? それだと商人や生産職のみなさんがかわいそうだろうがっ もしかしなくても獣人は強さがすべてだとかいうあれなのか??

「ま、いいや。じゃあこれ受けて来ようぜ」
「そういえばこの仕事はオーク何匹狩ればいいんだ?」
「5匹単位。まあ肉は食べるから割と買い取ってくれるし、ついでに自分たちの分も確保だ」

 そういうとシズクが受付に向かっていくのでその後を俺もついていく。

「これ、2人とも受けるから頼むわ」
「はいわかりました。ではカードをお願いします」

 ギルドでの仕事は久しぶりだな~ そうそうカードを出すのもどれだけぶりだ?

「はい、処理が終わりましたのでカードをお返ししますね」
「あ、そうだ獣魔の登録をついでにお願いします」
「獣魔…連れていないようですが?」
「ちょっと特殊な獣魔なので出来たら別室で呼び出したいのですが」
「はあ…それは構いませんが。呼び出した後そのまま連れ歩くことになりますけどよろしいので?」
「ギルドの職員さんって冒険者の秘密をばらしたりします?」
「特殊な事例を除いてそのようなことはいたしません」
「なら問題ないです」

 若干首を傾げながらも別の部屋へと職員さんは案内してくれた。
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